地域の概況
普通会計の構造(2024年度)
総額53.7億円
総額53.7億円
総額57.7億円
総額53.7億円
総額53.7億円
総額57.7億円
財政力指数は昨年度と同じであるが高知県平均及び全国平均と比較しても低い数値となっている。類似団体と比較すると高い数値ではあるが、大変厳しい財政状況である。今後も大幅な税収の伸びは見込めないため、歳出の削減を進める一方、地方税の徴収率向上や補助金の活用等を中心に歳入の確保に努める。
経常収支比率は4.6ポイント減少している。主な要因としては、償還計画による償還元金の減や修繕箇所の減による維持補修費の減が挙げられる。類似団体と比較しても高い数値であるため、今後も経常経費の削減に取り組む必要がある。
人件費・物件費等の決算額は昨年に比べ減少している。これは、主に維持補修費が減少したためである。類似団体と比較すると低い水準ではあるが、高知県平均・全国平均と比較すると高い水準となっている。支出の必要性について検討をすすめる。
本村のラスパイレス指数は令和5年度より0.6ポイント減少しており、類似団体内平均値を1.1ポイント下回っている。要因としては、職員構成の変動によるものである。今後も国の制度に準じて、適正な給与水準の維持に努める。
令和6年度の人口1,000人当たりの職員数は前年度に比べ0.58人増加となり、近年は上昇傾向が続いているが、類似団体と比較すると低い水準で推移している。これは定員適正化計画に基づいた定員管理を実施してきたことによる。今後も退職職員数、新規採用者数の平準化を進め、定員適正化計画に基づいた適切な定員管理に努める。
実質公債費比率は前年度に比べ0.6ポイント減少した。要因としては、平成25年度に実施した緊急防災・減災事業債の償還が完了したことによる元利償還金の減などが挙げられる。今後は教育施設の集約化事業による地方債の発行が増加することが予想される。起債の繰り上げ償還を実施するなどし、比率の上昇抑制に努める。
人件費は前年度と比べ1.7ポイント増加し、類似団体・全国平均・高知県平均と比較しても高い水準である。人件費増加の要因は、職員及びフルタイムの会計年度任用職員の給料が増加したためである。人件費の抑制は必要であるが、必要な部署には配置できるように予算の確保は必要である。
物件費は前年度比1.3ポイント増加し、類似団体、高知県平均よりも高い水準である。主な要因としては、あったかふれあいセンター事業の委託費や児童手当制度改正に伴うシステム改修委託費の増等が挙げられる。今後も事業の見直しを進めるとともに、全体的な経費を適宜見直しながら経費削減を図っていく必要がある。
扶助費は前年度と比べ0.4ポイント減少したが、類似団体と比較すると1.8ポイント上回っている。令和6年度は更正医療費が減少したこと等により扶助費は減少した。扶助費自体は高い水準で推移しており、社会保障費は今後も増加が予想されるため、当比率も注視する必要がある。
その他の経費については、対前年度比9.1ポイントの減少となったが、類似団体の平均値よりも高い水準のままである。主な要因は、公営企業会計への繰出金が補助費等へと歳出区分が変更したことによる。今後も各特別会計や公営企業会計の運営の適正化を図ることにより、普通会計の負担額が減るよう努める。
補助費は前年度と比べ3.4ポイント増加となったが、類似団体と比べると低い水準である。主な要因としては、簡易水道事業や下水道事業が公営企業会計(法適用)となったことにより歳出区分が変更となったためである。
公債費は前年度に比べ1.5ポイント減少しており、類似団体や全国平均、高知県平均と比較しても低い水準である。これは、臨時財政対策債の発行や交付税措置のない起債の発行を抑制しているためである。教育施設の集約化事業により、今後、起債の発行が開始され、地方債の額が多くなることが予想されるため、繰り上げ償還を行うなどし公債費の抑制に努める。
公債費以外の経常収支比率は、前年度比3.1ポイントの減少となっている。類似団体・全国平均・高知県平均と比較しても高い水準であるため、抑制に努める。
目的別歳出において前年度と比較し大幅な増加となっている項目は、教育費である。教育費の増加理由は、教育施設の集約化事業による増加である。総務費の減少の主な要因は、ふるさと納税事業費の減少、民生費の減少の主な要因は、物価高騰対策等の給付金の減少や更正医療費の減少である。
類似団体内順位130位/ 151団体
類似団体内順位84位/ 151団体
類似団体内順位143位/ 151団体
類似団体内順位18位/ 151団体
類似団体内順位27位/ 151団体
類似団体内順位140位/ 151団体
類似団体内順位50位/ 151団体
類似団体内順位1位/ 151団体
類似団体内順位137位/ 151団体
類似団体内順位151位/ 151団体
類似団体内順位85位/ 151団体
類似団体内順位126位/ 151団体
類似団体内順位69位/ 151団体
類似団体内順位148位/ 151団体
歳出決算総額は住民一人当たり約1,504千円で、前年度より約148千円減少している。減少しているのは、積立金、繰出金であり、増加しているのは、投資及び出資金である。積立金は、ふるさと納税事業の寄附金及び事業費全体の減少に伴い、ふるさと応援基金への積立金が減少ししたためである。繰出金、投資及び出資金は、簡易水道事業、下水道事業の公営企業会計(法適用)により、歳出区分が変更になり、それぞれ増減となった。今後も全体的な経費を適宜見直しながら経費削減を図っていく。
類似団体内順位123位/ 151団体
類似団体内順位92位/ 151団体
類似団体内順位85位/ 151団体
類似団体内順位8位/ 151団体
類似団体内順位79位/ 151団体
類似団体内順位119位/ 151団体
類似団体内順位2位/ 151団体
類似団体内順位106位/ 151団体
類似団体内順位127位/ 151団体
類似団体内順位94位/ 151団体
類似団体内順位148位/ 151団体
類似団体内順位97位/ 151団体
類似団体内順位100位/ 151団体
類似団体内順位17位/ 151団体
類似団体内順位1位/ 151団体
財政調整基金残高(対標財比)が対前年比0.67ポイント減少しているが、これは標準財政規模が微増したためである。実質収支額(対標財比)については、対前年比2.62ポイント増加しているが、これは基金繰入額の増加等により実質収支額の黒字額が増加したためである。上記の理由により、実質単年度収支(対標財比)についても、対前年比8.36ポイント増加している。
連結実質赤字比率については、全会計において黒字であり赤字比率はない。一般会計は、実質収支の黒字額が増加したため比率は増加している。簡易水道事業会計、下水道事業会計は、令和6年度から公営企業会計(法適用)となったが、令和5年度以前のその他会計と比較しても黒字額・比率は増加となっている。国民健康保険特別会計は、歳入・歳出額ともに減少しているが、収支黒字額・比率ともに増加となっている。今後も各会計ごとの財政指標を注視し運営の適正化を図ることにより、普通会計の負担額を減少するよう努める。
実質公債費比率は過去3カ年平均8.0%で前年より減少となった。要因としては、平成25年度に実施した緊急防災・減災事業債の償還が完了したことによる元利償還金の減などが挙げられる。今後は教育施設の集約化事業による地方債の発行が増加することが予想される。起債の繰り上げ償還を実施するなどし、比率の上昇抑制に努める。
ここに入力
一般会計等の地方債の現在高は、臨時財政対策債や交付税措置のない起債の抑制等を行い発行額を抑えてきた。公営企業債等繰入見込額は、簡易水道事業分、下水道事業分が前年比増となっている。また、ふるさと応援基金等を積み立てたことにより充当可能基金も増加傾向が続いている。将来負担比率は0を維持しており金額もマイナスで推移しているが、今後は教育施設の集約化事業による起債の発行が始まり、起債額も大幅に増えることが予想される。後世への負担を少しでも軽減するよう、財政運営に努めていく。
(増減理由)ふるさと納税寄付金によりふるさと応援基金に約7億219万円、子育て応援基金に3億円、また、森林環境譲与税基金に約66万円を積み立てた。一方、基幹産業である農業分野、教育・子育て等の事業に5億5千万円を取り崩した。(今後の方針)近年は、ふるさと応援基金や施設整備基金への積立てにより増額となっており、子育て施策の財源として子育て応援基金への積立てを引き続き行っていく。今後は教育施設の集約化事業への充当のため、取崩しが予定されているため、基金残高は減少する見込みである。
(増減理由)令和6年度は利息分のみ積立した。(今後の方針)財政調整基金の残高は、標準財政規模の20%から25%の範囲内となるようにしている。
(増減理由)ここ数年は減債基金への積立て、償還のためによる取り崩しはなく横ばいとなっている。令和7年度以降は積立て及び取崩しの予算を計上する予定である。(今後の方針)令和7年度からは繰り上げ償還も随時行い、減債基金を財源とする見込みである。取り崩しにより減少した分を積立てできるよう財政運営に努める。
(基金の使途)ふるさと応援基金:基幹産業である農業分野の発展に関する施策、子育て世帯の負担軽減に関する施策のため施設等整備基金:村の施設等の整備のため子育て応援基金:子どもたちが健やかに生まれ育つ環境づくりの推進のため(増減理由)ふるさと応援基金および子育て応援基金、森林環境譲与税基金以外は、利息分のみの積立により増加している。(今後の方針)施設等整備基金:今後控えている教育施設の集約化事業のために積立てをし、必要に応じ事業財源として活用する。子育て応援基金:令和6年度に子育て支援に特化した基金として、新設。今後、子育て事業の財源として活用する。
有形固定資産減価償却率は1.4ポイント増加しているが、類似団体と比較し低い水準となっている。保育所・幼稚園・学校関連施設が老朽化していることには変わりはなく、教育施設の集約化に向けて事業を実施していく予定である。
類似団体内順位56位/ 148団体
債務償還比率は昨年度に引き続き0.0%であり、類似団体や全国平均、県平均を大きく下回っている。これは、充当可能基金残高が増加しているためであるが、今後は、学校関連施設の建替え等も控えているため、比率の上昇を注視しながら事業を進めていく。
類似団体内順位1位/ 151団体
将来負担額の減および基金残高の増による充当可能財源の増加により、将来負担比率は低水準を維持している。有形固定資産減価償却率は増加したが、類似団体に比べ低い水準で推移している。今後も比率の上昇を注視しながら公共施設等の整備を進めていく。
実質公債費比率は前年度から1.2ポイント増加し、類似団体と比較し高い水準となった。元金償還開始となった起債や特定財源の減少、災害復旧費等に係る基準財政需要額の減少のためである。将来負担比率は低い水準を維持している。今後は教育施設の集約化等により、将来負担比率の上昇と据置期間経過後から実質公債費比率の更なる上昇が見込まれるため、起債以外の資金の調達や繰上げ償還について検討する。
令和5年度は公共施設の建替えや大規模な改修等は行わなかったため、施設全体で減価償却率は上昇している。特に、保育所・幼稚園、学校施設は類似団体と比較し、高い水準となっている。今後は、保育所・幼稚園・小学校・中学校を一か所に集約する教育施設の集約化事業を進める予定であり、減価償却率は改善される見込みである。
類似団体内順位14位/ 146団体
類似団体内順位107位/ 140団体
類似団体内順位60位/ 144団体
類似団体内順位17位/ 27団体
類似団体内順位109位/ 132団体
類似団体内順位93位/ 144団体
全ての施設で、有形固定資産減価償却率は類似団体の平均を上回っている。これは、ほとんどの施設が昭和50年代に建設され、耐用年数を経過しつつあるためである。いずれの施設においても、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づき、適切に老朽化対策に取り組み、建替え時期についても慎重に検討を行っていく。
類似団体内順位24位/ 46団体
類似団体内順位62位/ 123団体
類似団体内順位54位/ 96団体
類似団体内順位30位/ 41団体
類似団体内順位62位/ 76団体
類似団体内順位78位/ 113団体
類似団体内順位64位/ 145団体
一般会計等の資産合計は、17,039百万円となっており、令和4年度と比較して336百万円増加しました。資産のうち、56.1%は土地や建物、工作物などの有形固定資産及びソフトウェアなどの無形固定資産で形成されています。また、基金は固定資産、流動資産合わせて6,926百万円所有しており、資産の40.6%を占めています。増加の主たる要因として、施設整備基金の増加350百万円、ふるさと応援基金の増加532百万円が大きな割合を占めています。全体会計の資産合計については令和4年度と比較して205百万円増加しました。一般会計等よりも増加幅が小さいことの主たる要因は、下水道事業会計の資産合計が減価償却の進捗により114百万円減少しているためです。連結会計の資産合計は308百万円の増加となっており、連結団体の資産増加の要因としては、物品や減価償却の増加が挙げられます。負債は2,450百万円となっており、資産に対して14.4%となっています。負債の多くを占めるのは、地方債が2,127百万円です。負債については一般会計等、全体、連結ともに微減傾向で推移しています。
毎年継続的に発生する費用である経常費用は4,541百万円となっています。業務費用と移転費用に分かれており、人件費や物件費などの業務費用が3,247百万円で71.7%、補助金や他会計への繰出金など外部へ支出される移転費用が1,283百万円で28.3%となっています。また、貸借対照表で計上している有形固定資産や無形固定資産の1年間の価値の目減り分である減価償却費は438百万円計上されています。一方で、サービスの対価として徴収する使用料や手数料、受取利息などが該当する経常収益は111百万円となっており、経常費用に対して2.4%となっています。臨時損失、臨時利益を含まない純経常行政コストは期間を通して微増しています。
一般会計等では、純行政コスト4,541百万円に対して、村税や各種交付金、分担金や負担金、他会計からの繰入金である税収等は4,341百万円、国県からの補助金が684百万円となっており、純行政コストと財源の差額は483百万円となっています。また、無償で取得した資産等の増減を加味した本年度純資産変動額は397百万円となっており、これは現世代の負担によって将来世代も利用可能な資源を蓄積したことを意味するものです。全体会計は、純行政コスト5,813百万円に対し、財源のうち税収等は4,782百万円、国県等補助金が1,430百万円であり、本年度差額は399百万円、本年度純資産変動額は314百万円となりました。連結会計は、純行政コスト6,412百万円に対し、財源のうち税収等は5,108百万円、国県等補助金が1,790百万円であり、本年度差額は485百万円、本年度純資産変動額は390百万円となりました。この結果、純資産残高は一般会計等全体連結ともに令和4年度と比較して増加しています。主たる要因は寄附金の増加で、ふるさと納税寄附金の増加が村の純資産残高を増加させています。
経常的な業務活動収支においては、852百万円の黒字となっており、令和4年度の業務活動収支1,029百万円より177百万円減少しています。それに対し、投資活動収支は1,008百万円の赤字となっており、令和4年度の投資活動収支△627百万円から381百万円増加しています。主な投資活動支出として、公共施設等整備支出で200百万円、基金の積立支出1,265百万円があります。主な投資活動収入として、公共施設整備に係る補助金が65百万円、基金の取崩収入が380百万円あります。財務活動収支は村債の償還と発行が関わっており、54百万円の赤字となっています。これは、村債を償還した額が発行額よりも多かったためであり、貸借対照表の負債である地方債の総額の減少につながっています。全体、連結は令和4年度と比較して大きな変動は無く、前年度からの変動要因は主に一般会計等によるものとなっています。
住民一人当たり資産額は主に基金の増加を背景に、期間を通して増加しています。これに対し、歳入額対資産比率は令和2年度まで継続的に減少しております。これはふるさと納税寄附金が継続的に増加していることや、令和2年度からコロナ関連の補助金収入があったことの影響であり、資産状況の悪化を示すものではありません。令和3年度以降は基金の増加等により微増しています。有形固定資産減価償却率は微増で推移し、類似団体平均と同水準となっています。
純資産比率は80%を上回る水準で増加傾向にあり、期間を通して類似団体平均を上回っています。将来世代負担比率は、期間を通して類似団体平均を下回る水準で微増しています。
住民一人当たり行政コストは令和2年度以降新型コロナウイルス感染対策事業に係る臨時のコストの影響で高い水準で維持されています。住民一人当たり資産額が小さいことにより減価償却額も小さくなり、結果として住民一人当たり行政コストは類似団体平均より低い水準となっています。
住民一人当たり負債額は類似団体平均よりも低い水準で概ね横ばいに推移しています。令和5年度も地方債の償還等の影響により、前年度比で減少となっています。基礎的財政収支は継続的にプラスの値を継続しています。令和5年度は公共施設等整備費支出の増加等により投資活動収支が再びマイナスに転じたことで、当該値は減少しました。
受益者負担比率は類似団体平均よりもやや低い水準で推移しています。令和5年度は経常収益の増加により、当該値は前年度から微増しています。
高知県芸西村の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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