山形市:市立病院済生館

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2018年度)

地域において担っている役割

地域の基幹病院として、全体的に急性期を担い、一部疾患によっては高度急性期を担っている。加えて、公立病院の責務として救急搬送受入要請を「断らない」ことを大原則として、地域の救急医療に貢献していく。地域医療支援病院などの各種指定に基づき、『安全で安心できる質の高い医療の提供』『健全経営』を目指します。

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率は3年ぶりに黒字となり、②医業収支比率も類似病院の平均値を上回っている。④病床利用率は前年よりも低下したものの、⑤入院患者1人1日当たり収益、⑥外来患者1人1日当たり収益が増加しており、収益の改善に寄与している。⑦職員給与費対医業収益比率は、人事院勧告に準拠した市職員給与引き上げの影響は一段落しているものの、「類似病院平均」に比べて高く、経営課題の一つとなっている。引き続き『質の高い医療の提供』という役割を果たすべく経営改善・努力を行っていく。

老朽化の状況について

病院建物については、築年数が25年を超えており、①有形固定資産減価償却率、②器械備品減価償却率のいずれも「類似病院平均」を上回っている状況。早急な新築移転・増改築が必要な状況にはないが、将来を見据えた施設整備計画の検討、医療機器等の適切な更新を行っていく。

全体総括

平成29年1月に山形県の地域医療構想に沿って病床数を削減するなどの経営の効率化をすすめてきた成果として、平成30年度は経常収支の黒字を確保できた。一方で病床利用率は、地方の人口減少の影響などで伸び悩んでおり、今後、入院患者数の大幅な増加は見込みにくいことから、当院の掲げる『質の高い医療の提供』が重要となってくる。その点では入院、外来ともに患者1人1日当たり収益が改善していることは、職員一丸となって取り組んできた成果といえるが、あわせて薬品や診療材料などの材料費について適正な管理をさらにすすめていく必要がある。今後も地域の診療所との連携を深め、経営効率化をすすめて、『安全で安心できる質の高い医療の提供』『健全経営』を図っていく。

類似団体【1】

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