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地方財政ダッシュボード

静岡県富士市:中央病院の経営状況(最新・2024年度)

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収録データの年度

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経営比較分析表(2024年度)

地域において担っている役割

当院は富士保健医療圏で最大の総合病院であり、ICU・NICUを有するなど高度急性期医療を担うほか、救急・小児・周産期・精神医療等の不採算・特殊部門を担うなど、地域の基幹病院として、市民によりよい医療をやさしく安全に提供し、常に医療の向上を目指している。また、地域がん診療病院として、専門的ながん医療の提供、相談支援や情報提供などの役割も担っている。さらに、コロナ禍においては、令和2年8月より県から新型コロナウイルス感染症重点医療機関の指定を受け、主に中等症以上の患者受入れを行うなどの役割も担った。

経常収支比率

医業収支比率

修正医業収支比率

累積欠損金比率

病床利用率

職員給与費対医業収益比率

材料費対医業収益比率

経営の健全性・効率性について

令和6年度は、診療収益が増加した一方、人事院勧告に基づく給与費の増加や物価高騰による材料費の増加等、医業費用も増加した結果、医業収支比率が94.0%と、前年度と比較して0.5ポイント減少し、依然として100%を下回っている。修正医業収支比率についても、同じ理由から89.7%と前年度と比較して0.2ポイント減少している。また、診療収益の増加にも関わらず、入院の患者数が前年度に比べ減少したことから、病床利用率は70.7%と前年度と比較して1.6ポイント減少しているため、集患対策や手術件数の向上等により病床運用の効率化を図る必要がある。職員給与費対医業収益比率は、前年度より改善しているものの、類似病院の平均値を上回っているため、今後も職員数の適正化を図っていく必要がある。

有形固定資産減価償却率

器械備品減価償却率

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率が72.0%と平均値より相当高く、類似病院と比較して老朽化が進んでいることを示しているが、前年度と比較して4.3ポイント減少し、改善の傾向を示している。これは、現施設の本館が昭和59年8月の開院以来40年経過し、建築設備を中心に機能低下や破損が発生していることから、新病院が開設されるまで患者の療養環境を維持するため、令和5年度から3か年かけて老朽化対策工事を実施していることによる。器械備品減価償却率についても令和6年度に院内医療情報システム等の更新を実施したことで、類似病院の平均値を下回る結果となった。今後も、備品購入時において価格競争が促されるような機種の選定を図るとともに、耐用年数を超過しても使用可能な医療機器については機器の稼働や状態を把握することで、効率的かつ計画的な更新を図っていく。

全体総括

新病院の開院まで、地域において担っている役割を確実に果たせるよう、現施設に老朽化対策工事を実施し、器械備品についても更新、増設を進めた。今後もこれらを継続するためには多額の費用が必要となるため、引き続きコンサルティングファームを活用した経営改善を進めることで増収を図り、集患対策を進め病床運用の効率化を図らなければならない。また職員数の適正化についても、同規模病院の事例研究や職員配置の変更などの検討を進めなければならない。新型コロナウイルス感染症の収束後の社会において、地域医療支援病院として医療提供体制を確保し、地域完結型医療体制構築の更なる推進を図れるよう職員一丸となって課題解決に向け取り組んでいく。

出典: 経営比較分析表,