静岡県富士市:中央病院の経営状況(2023年度)
静岡県富士市が所管する病院事業「中央病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
当院は富士保健医療圏で最大の総合病院であり、ICU・NICUを有するなど高度急性期医療を担うほか、救急・小児・周産期・精神医療等の不採算・特殊部門を担うなど、地域の基幹病院として、市民によりよい医療をやさしく安全に提供し、常に医療の向上を目指している。また、地域がん診療病院として、専門的ながん医療の提供、相談支援や情報提供などの役割も担っている。さらに、コロナ禍においては、令和2年8月より県から新型コロナウイルス感染症重点医療機関の指定を受け、主に中等症以上の患者受入れを行うなどの役割も担った。
経営の健全性・効率性について
令和5年度は、診療収益及び他会計負担金の受け入れが増加した結果、医業収支比率が94.5%と、前年度と比較して2.9ポイント増加したものの、依然として100%を下回っている。修正医業収支比率についても、89.9%と前年度と比較して1.7ポイントの増加にとどまっている。これは病床利用率が前年度より改善したものの、類似病院の平均値を下回っており、コロナ禍以前の水準まで入院患者数が回復していないことが原因であるため、集患対策により病床運用の効率化を図る必要がある。職員給与費対医業収益比率は、前年度より改善しているものの、類似病院の平均値を上回っているため、職員数の適正化を図っていく必要がある。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率が76.3%と平均値より相当高く、類似病院と比較して老朽化が進んでいることを示している。現施設の本館は昭和59年8月の開院以来39年が経過し、建築設備を中心に機能低下や破損が発生していることから、新病院が開設されるまで患者の療養環境を維持するため、令和5年度から3か年かけて老朽化対策工事を実施することとした。器械備品減価償却率についても類似病院より老朽化の傾向があるため、備品購入時において価格競争が促されるような機種選定をするなど効率的な予算執行を図っていくが、一方で耐用年数を超過して使用可能な医療機器もあるため、機器の稼働や状態を把握し計画的な更新を図っていく。
全体総括
新病院の開院まで、地域において担っている役割を確実に果たせるよう、現施設に老朽化対策工事を実施し、器械備品についても最新の医療が提供出来るよう更新を進めていく必要がある。これらを実現するためには多額の費用が必要となるので、引き続きコンサルティングファームを活用した経営改善を進めることで増収を図り、集患対策を進め病床運用の効率化を図らなければならない。また職員数の適正化についても、同規模病院の事例研究や職員配置の変更などの検討を進めなければならない。新型コロナウイルス感染症の収束後の社会において、地域医療支援病院として医療提供体制を確保し、地域完結型医療体制構築の更なる推進を図れるよう職員一丸となって課題解決に向け取り組んでいく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
中央病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の富士市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。