施設及び業務概要等
| 基本情報 | |||
|---|---|---|---|
| 都道府県 | 静岡県 | 経営主体 | 浜松市 |
| 病院名 | 浜松医療センター | 法適用区分 | 当然財務 |
| 業種名・事業名 | 病院事業 | 病院区分 一般病院、結核病院、精神科病院の別です。 | 一般病院 |
類似区分 一般病院のみ病床数により区分します。結核病院と精神科病院は、病院区分と同じ値が入力されます。 | 500床以上 | 管理者の情報 管理者を設置している場合に、当該管理者の職歴を記載する項目です。 | 管理者非設置 |
経営形態 直営又は指定管理者制度導入の別です。 | 診療科数 標榜している診療科目数です。 | 36科 | |
DPC対象病院 診断群分類別包括評価制度(Diagnosis Procedure Combination)の対象であるかを示します。総務省「経営比較分析表の基本情報」では「DPC対象の有無」と定義されています。 | 特殊診療機能 総務省様式で、実施している項目を示します。 | 人間ドック、人工透析、集中治療室・冠疾患集中治療室、新生児集中治療室・未熟児室、運動機能訓練室、がん(放射線)診療 | |
指定病院の状況 総務省様式で、指定されている項目を示します。 | 救急告示病院、臨床研修病院、がん診療連携拠点病院、感染症指定医療機関、災害拠点病院、地域医療支援病院、病院群輪番制病院 | 人口 当該地方公共団体の当該年度中1月1日現在の住民基本台帳人口です。 | |
| 施設概要 | |||
建物面積 病院施設の延面積です。 | 86,024m² | 不採算地区病院 不採算地区病院該当の有無です。 | 非該当 |
不採算地区中核病院 不採算地区中核病院該当の有無です。 | 非該当 | 看護配置 病棟単位で届け出られている入院基本料の施設基準に係る看護配置です。経過措置により新たな届出を要しないものを含みます。 | 7:1 |
許可病床(一般) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、一般病床です。 | 600床 | 許可病床(療養) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、療養病床です。 | 0床 |
許可病床(結核) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、結核病床です。 | 0床 | 許可病床(精神) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、精神病床です。 | 0床 |
許可病床(感染症) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、感染症病床です。 | 6床 | 許可病床(合計) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数の合計です。 | 606床 |
最大使用病床(一般) 病床機能報告制度で報告した最大使用病床数と同じ考え方で計算した、当該年度における一般病床の最大使用病床数です。 | 599床 | 最大使用病床(療養) 病床機能報告制度で報告した最大使用病床数と同じ考え方で計算した、当該年度における療養病床の最大使用病床数です。 | 0床 |
最大使用病床(施設全体) 病床機能報告制度で報告した最大使用病床数と同じ考え方で計算した、当該年度における施設全体の最大使用病床数です。 | 599床 | ||
| 業務概要 | |||
| 入院診療日数 | 365日 | 年延入院患者数 毎日24時現在の在院患者数と、当日の退院患者数を加えた人数の年度合計です。 | 176,509人 |
| 外来診療日数 | 243日 | 年延外来患者数 | 250,244人 |
| 職員数 | 5人 | ||
注:施設・病床・患者数・指定状況は、e-Stat「地方公営企業決算状況調査」の病院別データを基本とした。項目構成と用語の定義は、総務省「経営比較分析表の基本情報」及び「経営指標の概要(病院事業)」に準拠している。点線の下線がある用語を選択すると定義を表示する。
地域において担っている役割
浜松医療センターは、救急医療、小児・周産期医療、感染症医療、災害その他緊急時における医療等の政策的医療や高度・専門医療を提供する役割を担っています。「地域医療支援病院」「災害拠点病院」「地域がん診療連携拠点病院」などの指定を受け、24時間365日患者を受け入れる第二次、第三次救急病院として、地域医療に不可欠な存在となっています。当院が属する2次医療圏には、病床規模が500床を超える病院が当院を含め4院あり、病院機能の役割分担が求められる中、当院は政策的医療を積極的に担っています。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は令和4年度まで100%を超え、類似病院平均値を上回っていましたが、令和5年度以降は100%を下回り、類似病院平均値をやや下回っています。また、医業収支比率と修正医業収支比率についても、令和4年度までは類似病院平均値以上でしたが、令和5年度以降下回っています。これは、令和5年度の新病棟への移転に伴う一時的な診療制限と移転費用の増加、新病院整備事業の一部が完了したことに伴う減価償却費の増加の影響が考えられます。一方で、入院及び外来患者1人1日当たりの収益は増加傾向にあり、類似病院平均値との差は年々縮小しています。これは、高度医療の推進や平均在院日数短縮の取組みによるものと考えられます。職員給与費対医業収益比率は、令和5年度まで類似病院平均値を上回っていましたが、令和6年度に大幅に改善し平均値を下回りました。これは、効率的な人員配置等の取り組みの成果と考えられます。材料費対医業収益比率は、令和4年度以降上昇傾向にあります。これは、医業収益の増加を上回る材料費の高騰が要因と考えられます。
医業費用及び医業外費用に対する、医業収益及び医業外収益の割合で、通常の病院活動による収益状況を示します。算出式は「経常収益 ÷ 経常費用 × 100」です。
類似団体内順位62位/ 90団体
病院の本業である医業活動から生じる医業費用に対する医業収益の割合です。公営企業の算出式は「医業収益 ÷ 医業費用 × 100」です。
類似団体内順位61位/ 90団体
医業費用に対する修正医業収益の割合です。公営企業の算出式は「(入院収益+外来収益+他会計負担金を除くその他医業収益)÷ 医業費用 × 100」です。
類似団体内順位58位/ 90団体
病院施設が有効に活用されているかを判断する指標です。算出式は「年延入院患者数 ÷ 年延病床数 × 100」です。
類似団体内順位37位/ 90団体
入院患者への診療及び療養に係る収益について、入院患者1人1日当たりの平均単価を示します。算出式は「入院収益 ÷ 年延入院患者数 × 1,000」です。
類似団体内順位42位/ 90団体
外来患者への診療及び療養に係る収益について、外来患者1人1日当たりの平均単価を示します。算出式は「外来収益 ÷ 年延外来患者数 × 1,000」です。
類似団体内順位53位/ 90団体
医業収益の中で職員給与費が占める割合です。算出式は「職員給与費 ÷ 医業収益(営業収益)× 100」です。
類似団体内順位13位/ 90団体
医業収益の中で材料費が占める割合です。算出式は「材料費 ÷ 医業収益(営業収益)× 100」です。
類似団体内順位53位/ 90団体
医業収益に対する累積欠損金の状況を示します。公営企業の算出式は「累積欠損金(当年度未処理欠損金)÷ 事業の規模(医業収益)× 100」です。
類似団体内順位1位/ 90団体
老朽化の状況について
令和4年度までは、有形固定資産及び器械備品の減価償却率が類似病院平均値を上回るとともに、増加傾向にありましたが、令和5年度に、老朽化した病棟の建て替えや改修をする新病院整備事業の一部が完了したことにより、有形固定資産及び器械備品の減価償却率が大幅に改善しました。同時に1床当たり有形固定資産も急増し、類似病院平均値を大きく上回り、令和6年度においてもこの状態が継続しています。現在は既存病棟の大規模改修工事を行っており、令和8年3月の完成を予定していることから、これらの指標はさらに改善することが見込まれます。
償却対象となる有形固定資産の減価償却がどの程度進んでいるかを示し、資産の老朽化度合いを表します。算出式は「有形固定資産減価償却累計額 ÷ 償却対象資産の帳簿価格 × 100」です。
類似団体内順位10位/ 90団体
有形固定資産のうち医療器械備品の減価償却がどの程度進んでいるかを示し、資産の老朽化度合いを表します。算出式は「器械備品減価償却累計額 ÷ 器械備品の帳簿原価 × 100」です。
類似団体内順位11位/ 90団体
1床当たりの有形固定資産の保有状況を示します。算出式は「償却対象となる有形固定資産の帳簿原価 ÷ 年度末病床数(合計)× 1,000」です。
類似団体内順位89位/ 90団体
全体総括
浜松医療センターでは、不採算・特殊医療を担いつつ、高度・専門医療を提供することで、収支バランスの確保を目指しています。しかし、高度・専門医療の提供に伴う設備整備や材料費等の経費が増加傾向にあり、厳しい経営状況に直面しています。この状況を改善するためには、入院及び外来患者の1人1日当たりの診療単価をさらに向上させ、同時に材料費等の経費の効率化を推進する必要があります。今後も引き続き、新病院整備事業により整備した最新の設備を最大限に活用し、医療の質の向上と効率的な病院運営の両立を図ることで、収支の改善に取り組んでいく必要があります。
経営状況
収支構造
総務省「病院事業決算概況」の損益計算書に基づき、総収益を医業収益、医業外収益、特別利益に分け、入院・外来収益、他会計負担金、補助金、長期前受金戻入などの内訳を示しています。
総額33.4億円
収益区分ごとに、横幅を類似病院の平均構成比、高さを当該病院と類似病院平均との差(ポイント)として描くスカイライン図です。0より上は平均を上回り、下は平均を下回ります。
総務省「病院事業決算概況」の損益計算書と「費用構成表」に基づき、職員給与費、薬品費、その他医療材料費、減価償却費、光熱水費、修繕費、委託料、支払利息などの内訳を示しています。
総額43.3億円
費用区分ごとに、横幅を類似病院の平均構成比、高さを当該病院と類似病院平均との差(ポイント)として描くスカイライン図です。0より上は平均を上回り、下は平均を下回ります。
医業損益、医業外損益、経常損益、特別損益、純損益の関係です。各損益は収益から対応する費用を差し引き、利益を正、損失を負で示します。
注記:類似病院平均は同年度・同一類似区分の有効データによる独自集計。
利用状況
職員配置・給与の状況
100床当たり常勤職員数
平均給与月額
注記:用いた表:e-Stat「地方公営企業決算状況調査」表25・66(職種別給与)、表27・67(経営分析)。