静岡県浜松市:浜松医療センターの経営状況(最新・2024年度)
静岡県浜松市が所管する病院事業「浜松医療センター」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
浜松医療センターは、救急医療、小児・周産期医療、感染症医療、災害その他緊急時における医療等の政策的医療や高度・専門医療を提供する役割を担っています。「地域医療支援病院」「災害拠点病院」「地域がん診療連携拠点病院」などの指定を受け、24時間365日患者を受け入れる第二次、第三次救急病院として、地域医療に不可欠な存在となっています。当院が属する2次医療圏には、病床規模が500床を超える病院が当院を含め4院あり、病院機能の役割分担が求められる中、当院は政策的医療を積極的に担っています。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は令和4年度まで100%を超え、類似病院平均値を上回っていましたが、令和5年度以降は100%を下回り、類似病院平均値をやや下回っています。また、医業収支比率と修正医業収支比率についても、令和4年度までは類似病院平均値以上でしたが、令和5年度以降下回っています。これは、令和5年度の新病棟への移転に伴う一時的な診療制限と移転費用の増加、新病院整備事業の一部が完了したことに伴う減価償却費の増加の影響が考えられます。一方で、入院及び外来患者1人1日当たりの収益は増加傾向にあり、類似病院平均値との差は年々縮小しています。これは、高度医療の推進や平均在院日数短縮の取組みによるものと考えられます。職員給与費対医業収益比率は、令和5年度まで類似病院平均値を上回っていましたが、令和6年度に大幅に改善し平均値を下回りました。これは、効率的な人員配置等の取り組みの成果と考えられます。材料費対医業収益比率は、令和4年度以降上昇傾向にあります。これは、医業収益の増加を上回る材料費の高騰が要因と考えられます。
老朽化の状況について
令和4年度までは、有形固定資産及び器械備品の減価償却率が類似病院平均値を上回るとともに、増加傾向にありましたが、令和5年度に、老朽化した病棟の建て替えや改修をする新病院整備事業の一部が完了したことにより、有形固定資産及び器械備品の減価償却率が大幅に改善しました。同時に1床当たり有形固定資産も急増し、類似病院平均値を大きく上回り、令和6年度においてもこの状態が継続しています。現在は既存病棟の大規模改修工事を行っており、令和8年3月の完成を予定していることから、これらの指標はさらに改善することが見込まれます。
全体総括
浜松医療センターでは、不採算・特殊医療を担いつつ、高度・専門医療を提供することで、収支バランスの確保を目指しています。しかし、高度・専門医療の提供に伴う設備整備や材料費等の経費が増加傾向にあり、厳しい経営状況に直面しています。この状況を改善するためには、入院及び外来患者の1人1日当たりの診療単価をさらに向上させ、同時に材料費等の経費の効率化を推進する必要があります。今後も引き続き、新病院整備事業により整備した最新の設備を最大限に活用し、医療の質の向上と効率的な病院運営の両立を図ることで、収支の改善に取り組んでいく必要があります。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
浜松医療センターの2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の浜松市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。