熊本県益城町の財政状況(2015年度)
熊本県益城町の財政状況について、2015年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
益城町
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収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2015年度)
財政比較分析表(2015年度)
財政力指数の分析欄
長引く景気低迷による個人・法人町民税の伸び悩みなどから0.56と横ばい状態にあり、全国・熊本平均は上回っているものの類似団体平均を大きく下回っている。定住促進等により人口が微増で町民税も増加傾向にあったものの、熊本地震の影響により人口が減少し個人・法人町民税も大きく落ち込み、財政力指数の低下が予想される。今後は、復興計画に掲げた事業に取り組み、減少した人口を回復させ、財源確保に努める。
経常収支比率の分析欄
経常経費充当一般財源等は、各種予防接種実施件数の増加による物件費の増、私立保育所等への補助費の増、特別会計への繰出金の増などにより増加しているものの、経常一般財源等の町税や地方交付税等が増加したため、前年度より2.0ポイント改善している。今後も事務事業の点検・見直しを進め、経常経費の抑制に努める。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
全国平均より-27,270円、類似団体平均より-13,921円低く、類似団体97団体中19番目で良好な状態を維持している。これは、職員給与水準・職員数の抑制及びごみ処理業務やし尿処理業務を一部事務組合等で行っていることが挙げられる。今後も健全な財政運営を図るため、給与水準の適正化に努めるとともに、民間でも実施可能な部分については、指定管理者制度等の活用により、委託化を進める。
ラスパイレス指数の分析欄
平成23及び平成24で100を超えているのは、国家公務員の減額支給措置が行われ、7.8%減額した給与と比較したもので、給与減額がなかったと仮定した場合、94.8(平成23)94.4(平成24)となっており、95程度を維持してる。また、類似団体平均を0.7下回っており、適正な給与水準を維持しているものと思われる。今後も、級別職務分類表や各種手当の点検を行うなど、より一層の給与の適正化に努める。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
技能労務職員の退職者不補充、養護老人ホーム民間売却(H26)、体育施設等の指定管理者制度導入(H27)、ごみ処理業務等を一部事務組合で運営し職員数の抑制に努めている。しかし、前年度から0.25人増加している状況にある。今後も学校給食センターをはじめ民間でも実施可能な部分については、委託化を進め職員数の抑制に努める。
実質公債費比率の分析欄
平成24年度単年度比率6.3%と平成27年度単年度比率7.0%の影響で、0.3ポイント悪化している。単年度では、臨時財政対策債や道路事業債の元金償還の開始及び公営企業に要する経費の財源とする地方債の償還に充てたと認められる繰入金の増等により1.2ポイント悪化している。しかし、類似団体平均を0.4ポイント下回っており、良好な状態を維持している状況にある。今後は、熊本地震の影響により復旧復興事業に多額の町債発行を予定しており、比率の上昇が予想されるため、交付税措置が有利なものを発行するなど、急激な上昇の抑制に努める。
将来負担比率の分析欄
将来負担比率を算定する際の分母になる標準税収入額及び普通交付税が増加したことで、前年度から0.5ポイント改善している。今後は、熊本地震の影響で多額の町債を発行することになるが、交付税措置ができるだけ有利な町債を発行し、将来負担比率の急激な上昇を抑える。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2015年度)
人件費の分析欄
人件費が高くなっているのは、保育所・幼稚園の7園及び給食センターを直営で運営していることや、臨時・非常勤職員の採用を短期的な臨時職員(物件費)ではなく、非常勤職員で採用していることが挙げられる。平成26に養護老人ホームの民間売却、平成27に体育・文化施設及び町民憩いの家を指定管理者制度を活用し運営していることから前年度から1.4ポイント改善している。今後も民間でも実施可能な部分について委託化を進め、人件費の抑制に努める。
物件費の分析欄
予防接種や子育て支援業務委託等により増加傾向にある。しかし、類似団体平均を大きく下回っている。今後は、学校給食センター等民間で実施可能な部分は委託化を進め、その結果、人件費が減少し、物件費が上昇するものと思われる。
扶助費の分析欄
全国平均及び熊本県平均を大きく下回っている。また、類似団体平均を0.7ポイント下回り良好な状態を維持している。しかし、障害者福祉関係扶助費、児童福祉関係扶助費及び子ども医療費等、今後増加していくことが予想されるため、急激な上昇とならないよう事業の峻別を行い健全な財政運営に努める。
その他の分析欄
前年度から維持補修費が0.1ポイント、繰出金が0.5ポイント改善している。しかし、類似団体平均を4.2ポイント上回っている状況にある。今後は、一般会計から繰出金を支出している公営事業会計において、独立採算の原則に立ち返り料金等の適正化を推進し、繰出金の抑制に努める。
補助費等の分析欄
私立保育所等運営費及び一部事務組合負担金等の増加により0.2ポイント上昇している。今後も待機児童解消のための私立保育所や小規模保育施設への運営費の上昇が予想される。このため、単独事業による補助金の交付について、基準を設けるなど補助金支出の見直しを行っていく。
公債費の分析欄
全国平均及び熊本平均を大きく下回っている。また、類似団体平均を1.8ポイント下回り良好な状態にある。しかし、熊本地震からの復旧・復興の事業において、町債を発行せずに実施していくことは不可能であり、急激に公債費が上昇していくことが予想される。したがって、経常収支比率に関する公債費が上昇し、比率の悪化が予想される。
公債費以外の分析欄
公債費以外の経常収支比率は前年度から2.0ポイント改善しているものの、類似団体平均を2.3ポイント上回っている。類似団体平均を上回っている人件費、補助費等、維持補修費及び繰出金を抑制し、熊本地震からの復旧・復興の財源確保に努めなければならない。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)
目的別歳出の分析欄
類似団体平均を上回っているのが民生費と商工費となっている。民生費、は五つの保育所を直営で運営していることや、子育て支援事業に取り組んでいることによるものである。また、商工費は、プレミアム付き商品券の発行事業が影響している。今後は熊本地震の影響により、災害救助費関係の民生費及び公共施設災害復旧の災害復旧費が大きく増加することが予想される。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)
性質別歳出の分析欄
平成27年度の歳出決算総額は、住民一人当たり315,007円、平成26年度の歳出決算総額は、308,286円で、6,721円増加している。特に増加しているのは、補助費等で待機児童解消に向けた私立保育所等運営費、プレミアム付き商品券の発行が増加している主な要因となっている。今後は、熊本地震の影響により平成28年度予算が通常時の4倍程度に膨れ上がっており、住民一人当たりのコストも4倍程度になることが予想される。
実質収支比率等に係る経年分析(2015年度)
分析欄
財政調整基金残高は、標準財政規模の10%程度が適正規模とされているが、近年16%前後で推移している。また、平成27年度末残高は、約11億1千6百万円で、突発的な災害に備えていた。今回の熊本地震により基金の取り崩しが必要になると思われる。実質収支額は3億4572千円で対標準財政規模比4.3%で適正規模(3%から5%)程度となっている。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2015年度)
分析欄
前年度と同程度の比率を維持しており、一般会計及び公営事業会計を含む全ての特別会計において黒字となっている。今後も事務事業の見直しを行い健全な財政運営に努めるとともに、熊本地震からの復旧・復興事業を着実に進めなければならない。
実質公債費比率(分子)の構造(2015年度)
分析欄
元金償還金・・・平成24借りれの臨時財政対策債等の据置期間が終了し現金返済が始まったことなどにより32百万円増加している。公営企業債の元利償還金に対する繰入金・・・水道事業会計、公共下水道特別会計及び農業集落排水事業特別会計の3会計に対するもの。算入公債費等・・・臨時財政対策債、道路等整備事業債、学校建設事業債及び下水道建設事業債等の基準財政需要額への算入額。熊本地震の影響により多額の町債を発行するため、元利償還金、公営企業債への繰入金、算入公債費等すべて増加することが予想される。
将来負担比率(分子)の構造(2015年度)
分析欄
一般会計等に係る地方債の現在高・・・平成27年度は、臨時財政対策債などにより9億4820万円借り入れを行い、元金償還金が7億4703万円だったため前年度から約2億円増加している。9,839百万円のうち5,216百万円が臨時財政対策債で53%を占めている。公営企業債等繰入見込額・・・公営企業会計の起債残高に対する繰入見込額で、水道事業427百万円、公共下水道4,823百万円、農業集落排水538百万円となっている。退職手当負担見込額・・・退職手当負担率の変更に伴いH26から減少している。熊本地震の影響により多額の町債を発行することで、一般会計等の地方債現在高及び公営企業債繰入見込額が増加。また、充当可能財源の基準財政需要額算入見込額も大きく増加することが予想される。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2015年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
債務償還可能年数の分析欄
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
実質公債費比率は類似団体平均値を下回り、低い水準で推移しているが、前年度より0.3ポイント悪化した。その要因として、道路事業債や高遊原南消防組合解散に伴う債務承継等の元金償還の開始及び公営企業に要する経費の財源とする地方債の財源に充てたと認められる繰入金の増等によるものである。また将来負担比率は、H27年度のみ類似団体を上回っているが、比率は年々減少傾向にあり、H27年度は標準税収入額等及び普通交付税額の増により標準財政規模が大きくなったこと等でH26年度から0.5ポイント改善している。今後は、熊本地震の影響による小中学校、道路橋りょう、公園、上下水道等の災害復旧事業やこれからのまちづくりのための土地区画整理事業、都市計画道路整備事業、都市防災総合推進事業等の復興事業で多額の町債を発行することになり、将来負担比率、実質公債費比率どちらの比率も上昇していくことが予想されることから、事務事業の峻別を行い公債費の適正化を図るとともに財源確保に努める。
施設類型別ストック情報分析表①(2015年度)
施設情報の分析欄
施設類型別ストック情報分析表②(2015年度)
施設情報の分析欄
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
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データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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