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地方財政ダッシュボード

熊本県益城町の財政状況(2020年度)

熊本県益城町の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

各年の財政力指数はH30:0.559、R1:0.578、R2:0.534、3年平均0.557≒0.56となっている。基準財政需要額は災害復旧事業による事業費補正等により前年比15.0%増となっており、基準財政収入額は町税等の増により前年比6.3%増となっている。今後は交付税算入対象の起債償還が本格化し、基準財政需要額が増加傾向となるため、財政力指数は低下していくものと考えられる。歳入の確保については、TSMC関連企業の誘致や熊本空港周辺での県UXプロジェクトと連携し税収増及び定住促進を図っていく。

経常収支比率の分析欄

経常経費充当一般財源については、公債費への充当が大幅に増加し、人件費・物件費、扶助費、操出金等への充当は減少したものの、949百万円の増加となった。経常一般財源も914百万円の増となったが、経常収支比率は、94.9%と前年度比1.0ポイントの増となった。新型コロナウイルスの影響により町税の増額が見込みづらくなり、今後、公債費増への対応のため、歳出の徹底見直しをこれまで以上に取り組む。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

昨年度に比べ人件費が48百万円の増、物件費が954百万円の増となっている。人件費の主な増額要因は任期付き職員の増員による職員給36百万円、共済組合負担金18百万円増のためである。物件費の主な増額要因はふるさと納税による返礼品等の経費538百万円増のためである。平成28年熊本地震の復旧・復興事業を進めるため確保した任期付き職員がピークを迎えており、今後は人員削減へ向け取り組んでいく。

ラスパイレス指数の分析欄

熊本地震前(H28以前)は約95ポイントを維持し類似団体平均をやや下回る指標であった。熊本地震以降は、任期付職員の増員等によりH28比較で3.2ポイントの減、R2類似団体比較では4.7ポイント下回る状況となっている。今後は任期付職員の減員が予想されるため、指標は増加するものと考えられる。また、併せて級別職務分類表や各種手当の点検を行うなど、より一層、給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

技能労務職員の退職者不補充、養護老人ホーム民間売却、温泉施設、公営住宅施設、体育施設、文化施設への指定管理者制度の導入、庁舎窓口業務、学校給食センター調理業務の民間委託など震災前から職員数抑制への取組みを続けている。平成28年熊本地震以降、復旧・復興事業の人員確保のため、中長期派遣職員の要請を行ったが、必要数の確保が困難であったため任期付き職員を採用し対応にあたっている。今後、復旧事業の完了に併せ、任期付き職員は減員する見込みであり、新規採用職員(プロパー)については退職者補充を原則とし、採用するため全体として職員減を実現させていく。

実質公債費比率の分析欄

令和2年度から復旧事業による元金償還が本格的に開始し、公債費が662百万円の増となった。また、歳入では、普通交付税681百万円の増、標準税収入額197百万円の増となり、実質公債費比率は1.0%増加し、8.8%となった。復興計画に基づく計画期間(H28~R7)に復旧・復興事業を着実に推進するため今後も指標は増加傾向となるが、事業の選択と集中を図り、財源にも留意しつつ交付税措置の有利な地方債を活用する等、財政健全化へ努めていく。

将来負担比率の分析欄

令和2年度も前年度に引き続き災害復旧・復興事業の財源に充てる起債が大幅に増加(5,228百万円増)したため、将来負担比率が0.7%増加し、32.9%となった。また、県道4車線化事業や木山復興土地区画整理事業に関連し、公営企業(上下水道)の事業費が膨らんでおり、繰入見込額が1,094百万円の増となった。復旧事業から復興事業へと復興の局面が移行しており、今後は、交付税措置が有利な起債を活用していくことや公営企業会計への操出金を精査し、後年度への負担を軽減するよう努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

人件費が類似団体を超えている主な要因としては保育所5施設・幼稚園2施設を直営で運営していることなどによる。令和2年度は職員給等の減により2.8ポイント減となっている。今後、幼稚園・保育所については、「あり方検討」を行い、民間委託及び整理統合の検討を進めていく。

物件費の分析欄

令和2年度の物件費へ充当した経常一般財源は前年に比べ29百万増となったが、経常一般財源総額の増加により0.8ポイントの減となった。毎年度の予算編成方針において、物件費の一律シーリングを実施するなど、物件費の抑制に取り組んでいる。指定管理制度の導入等による増加要因もあるが、業務効率化に向けた検討を進めて現状維持に努める。

扶助費の分析欄

令和2年度は児童・生徒への教育扶助費23.1百万円の減により対前年度1.5%減となっている。類似団体平均を2.6%下回り、良好な状態を維持している。障がい者・児童福祉関係扶助費については、今後の増加が予想されるが、事業の峻別により財政運営への影響を抑制していく。

その他の分析欄

令和2年度より公共下水道特別会計への公会計導入により操出金から補助費等へと支出科目が移行した。経常的操出金398百万円の減となり、比率も対前年比6.8%ポイントの減となった。特別会計(国保、後期高齢、介護保険)への操出しについては、操出基準に基づく額とし、各会計の健全な運営を図る。

補助費等の分析欄

令和2年度より公共下水道特別会計への公会計導入により操出金から補助費等へと支出科目が移行した。経常的補助費が663百万円の増となり、比率も対前年比6.5%の増となった。今後、町の単独費補助については補助金交付基準を策定し、事業効果の検証や整理合理化に努める。

公債費の分析欄

熊本地震の災害復旧事業に係る元利償還が本格化していることから公債費が対前年比654.8百万円の増額となり、類似団体を5.2ポイント上回る状況となっている。今後も大規模な施設復旧事業により公債費は増加傾向が続くが、起債にあたっては、交付税措置率が有利な地方債を優先する等、計画的な公債費管理に努める。

公債費以外の分析欄

公債費以外では類似団体と同水準となっているが、その中でも補助費等は高い数値となっており、今後、町の単独費補助については一定のルール(補助金交付基準)を策定し、事業効果の検証や整理合理化に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

財政調整基金残高は、令和2年度末で約1,120百万円。平常時の予算規模(10,000百万円)の1割程度で適正な規模と考えている。今回の平成28年熊本地震により、中期的な財政見通しで財源不足が見込まれ、地方債償還が本格化すると、令和3年度以降取崩しが必要になると思われる。令和2年度は、歳入増が歳出増を上回ったため実質収支が53百万円増となり実質単年度収支は53百万円となった。復旧・復興事業が続く期間は税収等一般財源収入が増加しても、公債費等一般財源充当経費の増加が上回り収支の改善は見込めない状況である。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

一般会計及び特別会計において黒字となっている。一般会計では、歳入総額34,189百万円.歳出総額32,725百万円から形式収支1,464百万円、翌年度に繰越すべき財源252百万円であるため実質収支1,212百万円となり標準財政規模比14.7%となった。介護保険特別会計の標準財政規模比が5.39%となっているのは、平成28年熊本地震で増えた要支援・介護者認定者数の減、介護保険料減免終了、国・県・支払基金等からの負担金返還等により実質収支が増えたためである。今後も事務事業の見直しや未収金対策、使用料・手数料改定等の対策を図り、健全な財政運営を目指すとともに、平成28年熊本地震からの復旧・復興事業を着実に進めるための財源確保に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

元利償還金・・・熊本地震に係る起債償還が本格化し、災害復旧事業債(補助・単独)641百万円増等による。公営企業債の元利償還金に対する繰入金・・・水道事業会計、下水道事業会計の2会計に対するものであり、81百万円減少した。算入公債費等・・・災害復旧事業債、臨時財政対策債、道路等整備事業債、学校建設事業債及び下水道建設事業債等の基準財政需要額への算入額であり、564百万円増加した。実質公債費比率は単年度で0.4ポイント減となり、3か年平均で0.9ポイントの増となっている。今後も庁舎再建等に起債をすることになるが、復旧事業等の経費の財源として借り入れた地方債の元金償還据置期間が終了し償還が本格化するため、単年度比率が令和3年度比率から増加すると見込まれ、3か年平均も増加していくと見込まれる。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債の現在高・・・平成28年熊本地震の影響により災害対策債や災害復旧事業債等により前年度より5,228百万円残高が増加している。公営企業債等繰入見込額・・・公営企業会計の起債残高に対する繰入見込額で、水道事業603百万円、下水道事業5,631百万円となっている。組合等負担見込額・・・上益城広域連合による一般廃棄物処理施設整備事業分39百万円、益城、嘉島、西原環境衛生施設組合26百万、高遊原南消防組合(解散)18百万。将来負担比率の分子・・・充当可能財源等を控除後、190百万円増加した。平成28年熊本地震からの復旧・復興事業財源とする地方債の発行により残高が大きく増加することが予想されるが、交付税措置が有利な地方債活用に努め、比率の急激な上昇を抑える

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)減災基金に公営住宅家賃低廉化補助金等366百万円を積立てた。社会福祉振興基金に500百万円を積立てた。「平成28年熊本地震復興基金」149百万円を被災者支援のため繰入れた。公共下水道建設基金に条例規定分10百万円を積立てた。森林環境譲与税基金に3百万円を積立てた。基金残高合計が736百万円増加した。(今後の方針)平成28年熊本地震からの復旧・復興事業の推進に伴い、国の補助や補正予算等の支援、県の支援、地方債の借入やそれに伴う交付税措置等で賄いきれない費用負担を基金繰入による対応で予定している。令和元年度に完成した災害公営住宅にかかる家賃低廉化補助金については、交付年度の災害公営住宅整備事業債の償還財源・維持補修費等に充当してもなお剰余が生じる際は、同事業債の償還財源として減債基金へ積立て、将来予想される福祉費の負担増に備え社会福祉振興基金に積み立てる。

財政調整基金

(増減理由)利子分0.6百万円を積立てた。(今後の方針)平成28年熊本地震からの復旧・復興事業の推進に伴い、国の補助や補正予算等の支援、県の支援、地方債の借入やそれに伴う交付税措置等で賄いきれない費用負担を基金繰入による対応で予定している。令和3年9月作成の本町中期財政見通しでは、R8年度には枯渇寸前の状況が予想されており、不測の事態に対応できるよう財政調整用3基金(財政調整、減債、公共施設整備)合計額については、標準財政規模の50%(約4,100百万円)を目途に積立を行う。

減債基金

(増減理由)公営住宅家賃低廉化補助金等の事業費充当後剰余分366百万円を積立てた。(今後の方針)令和元年度に完成した災害公営住宅にかかる家賃低廉化補助金については、交付年度の災害公営住宅整備事業債の償還財源・維持補修費等に充当してもなお剰余が生じる際は、同事業債の償還財源として減債基金に積み立てる。

その他特定目的基金

(基金の使途)平成28年熊本地震復興基金:市町村創意工夫事業(被災者の支援)の財源とするため。公共施設整備基金:公共施設整備の財源不足に対応するため。公共下水道建設基金:公共下水道施設整備の財源不足に対応するため。地域福祉基金:高齢者の地域保健福祉の増進にかかる事業の財源とするため。公園整備基金:公園整備の財源不足に対応するため。(増減理由)公共施設整備基金:利子分1百万円を積立てた。平成28年熊本地震復興基金:149百万円を被災者支援のため繰入れた。公共下水道建設基金:条例規定分及び利子分の積立てにより10百万円を積立てた。地域福祉基金:将来の福祉費負担増に備え、積立金及び利子分として505百万円を積立てた。(今後の方針)基金設置の目的に沿い、平成28年熊本地震災害からの復旧・復興事業への繰入を行う。事務事業の見直しや効率的な予算執行などの収支改善に取り組むことにより、中期的な財政運営の見通しを立てつつ、今後の復旧・復興事業の進捗によって新たな課題が生じる可能性もあるため、適切に基金を活用していく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

平成28年度から平成30年度までは類似団体とほぼ変わらなかったが、令和元年度末に体育館や災害公営住宅が完成し、令和2年度末に中学校が完成したため全体として率が低下している状況。今後も役場新庁舎や複合施設等、数棟の建物の完成が予定されているため、一時的に率が低下することも考えられるが、長期的には率が上昇すると考えられる。

債務償還比率の分析欄

熊本地震からの復旧・復興事業の財源として借り入れた地方債残高が大幅に増加したため、財務償還比率が類似団体・県平均を上回っている。令和5年度末の地方債残高がピークになると見込まれているため、同比率の上昇も見込まれる。今後は、中長期財政見通しにより計画的な財政運営を行うとともに人件費の抑制等に努めていく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

熊本地震による復旧・復興事業の財源として借り入れる地方債残高が令和6年度にピークとなることが見込まれるため、地方債借入抑制や公営企業への操出しを極力基準内に抑えることにより、将来負担額の増加率を鈍化させる。有形固定資産減価償却率は、熊本地震で被害を受けた建物の除却・更新が進むことにより0.8%改善されている。公共施設等総合管理計画に基づき今後、計画的な維持管理を行っていく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は、平成27年度まで類似団体を下回っていたが、熊本地震による災害復旧事業や復興事業の財源として借り入れた地方債の元利償還金が増加したため、今後数年は上昇するものと思われる。また、元金償還が開始する令和2年度から公債費が急激に増え、令和9年度から令和13年度まで高い水準で推移することが見込まれている。このため、事業の峻別・財源の確保に努め、補助・交付税措置を有効に活用し、町負担を少なくしていく。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

熊本県益城町の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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