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地方財政ダッシュボード

熊本県嘉島町の財政状況(2021年度)

熊本県嘉島町の財政状況について、2021年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

嘉島町水道事業簡易水道事業下水道事業公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2021年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2021年度)

財政力指数の分析欄

積極的な企業誘致や土地区画整理事業による定住促進対策により、人口は増加傾向にあり、一定の財政基盤は確保している。財政力指数は0.67と近年横ばい傾向にあるものの、類似団体内平均値を0.29上回っている。引き続き、企業誘致及び定住促進対策を推進し、課税客体の増加を図りたい。また、令和3年度の町税の徴収率は現年度で99.7%、全体で99.1%と、県下でも高い収納率を維持しており、今後においても収納率の更なる向上を目指し、取組みをしていきたい。

経常収支比率の分析欄

本町が条例で定めている職員の定員は94人で、職員の定員管理により令和3年度は同数の94人の職員となっている。人件費、物件費の抑制はできているものの、近年の人口増に伴う児童生徒数の増加により、福祉関係や保育施設等への扶助費の額が増加傾向にあり、熊本地震に伴う地方債の元金償還時期も重なり経常的な経費は増加しているものの、新型コロナウイルス感染症の影響による公共施設の管理費の減少や地方交付税等経常的な収入の増加などにより、前年度を13.5%改善され、類似団体内平均値と同水準となった。今後においても、継続して人件費の維持に努め、扶助費の事業見直しも含めた抑制に努め、より弾力性のある財政構造になるよう努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口1人当たりの人件費・物件費等決算額は、158,684円であり、昨年度より574円増加しているものの、類似団体内平均と比較すると116,086円下回っている。これは、コロナ禍で町主催のイベントや事業遂行の変更により、それに充てるべき委員報酬や職員の出張自粛などが要因としてあげられる。しかし、一部事務組合の人件費や物件費等に充てる繰出金は上昇傾向にあり、人口1人当たりの金額は増加している。今後は、これらの経費について抑制していく必要があるが、現状は厳しい状況と思われる。郡内での話し合い等で少しでも抑制に努めたい。

ラスパイレス指数の分析欄

従来の職員採用においては「高卒程度」を実施しており、また、採用者の大半を占める「大卒者」の初任給が抑えられているため、類似団体内平均95.5を2.4下回り93.1となっている。今後は、国の水準を踏まえ給与の適正化を図っていきたい。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

これまで、課の統廃合や退職者補充のための新規採用職員を抑制してきたが、職員の条例定数を改正し新規採用を増やしたり再任用制度の活用により昨年度より職員数は増加しているものの、人口増加により昨年度比0.11%減となり、類似団体内平均の13.81人を5.42人下回り、8.39人となっている。近年は、急激な人口増により事務量が増加傾向である。更なる事務の効率化や組織の見直し、人員の配置等を行っていきたい。また、国・県からの権限移譲の事務により事務量は増えてきている。これらを鑑みると、職員数の更なる抑制は難しい状況であると思われる。現在の推移を維持しつつも住民のニーズに応えらえる体制を整えていきたい。

実質公債費比率の分析欄

過去からの起債抑制対策により類似団体平均を下回ってきたが、令和3年度には1.1%上回ることとなった。これは、人口増加に伴う児童数増に対応するため、学校施設の整備や土地区画整理事業に関連する道路整備によるものが大きいと思われる。今後も、学校関連施設の整備に係る比率が上昇する見込みのため、今後予定されている大規模な事業を再検討し、緊急性や住民のニーズ等を主に反映した事業の選択により、起債に大きく頼ることない財政運営に努める。

将来負担比率の分析欄

平成25年度から発生した将負担比率ですが、ここ数年間は年々増加傾向にあり、昨年度は62.0%まで低下したものの、平成28年熊本地震で発生した災害廃棄物処理事業に係る起債の償還が令和2年度から始まっており、令和3年度も公共施設の整備に多額の起債を発行していることから、令和3年度は76.9%と14.9%上昇する結果となった。今後も、防災行政無線整備事業や小中学校校舎の整備が予定されており、さらに厳しい財政状況が予想されるので、より一層の事業実施の適正化を図り、財政の健全化に努めていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費の分析欄

類似団体と同程度に推移していたが、令和3年度は若干差が縮まり18.4%となっている。本町は、ごみ処理施設や消防業務を一部事務組合で行っており、一部事務組合の人件費に充てる繰出金といった人件費に準ずる経費を合計した場合、人口1人当たりの割合は大きい。令和3年度については、職員の退職者数が減ったことにより、人件費の割合が減少した。今後も、諸経費について抑制していきたい。

物件費の分析欄

本町は、類似団体と同推移を維持していたが、令和2年度に類似団体上回り、令和3年度には類似団体との差が3.8%となっている。これは、コロナウイルス対応のための支出が増加したり、施設の維持管理に伴う修繕費等に費用かかったためである。また、今後もコロナウイルス関連や老朽化が進んでいる施設の維持管理費用等の増加が見込まれるため、各施設において適正な運営管理を行っていく必要がある

扶助費の分析欄

過去4年間の類似団体との割合を比較しても、扶助費の本町に占める割合は大きい。令和3年度については、減少傾向であるが、それでも割合が大きい。要因としては、近年の人口増加があげられるが、それに伴う児童数増加による保育施設等への施設型給付費扶助や児童手当扶助等の増が主な要因となる。人口増による扶助費の増は今後も続く見込みであり、削減できることろは削減しつつ、社会保障費の確保も継続しながら、現在の比率を維持又は改善していく。

その他の分析欄

その他については、令和元年度に類似団体と開きがでたが、例年、類似団体と同程度で推移しており、今年度は12.7.%で0.6%上回った。全般的には、他会計への繰出金は増加傾向にあり、特に公営企業会計(下水道・簡易水道)への繰出金の額が増加している。簡易水道事業については、これから共用開始が本格化していくため、次年度以降も繰出等が増加する見込みである。

補助費等の分析欄

類似団体と同程度で推移していたが、令和3年度は12.4%で前年度よりは4.2%の減となり1.8%下回った。今後も、各種団体等への補助金などの精査を各課ごとに行い、各種団体等の活動内容や実績に見合う補助金額等を算出するなど、事業の適正化をはかりたい

公債費の分析欄

過去からの起債抑制により、これまでは類似団体平均を下回っていたが、令和2年度に1.6%、令和3年度は若干縮まって0.5%上回っている。これは、H28熊本地震関連の起債の元金償還が開始された為であり、今後も増加する見込でである。また、公共下水道事業、簡易水道事業や土地区画整理事業、学校教育施設等整備事業など、今後起債発行が見込まれる事業も多い。今後は、住民のニーズを優先した事業の選択に重点を置き、起債の発行に努めたい。

公債費以外の分析欄

令和3年度は68.3%と昨年度より12.4%減少し、類似団体との開きが収まり、0.6%の増となった。これは、年々扶助費の額が増加していることに加え、運動公園整備事業や土地区画整理事業の拡充により事業費が増したことがあげられる。今後は、自主財源の確保に努めるほか、事務の効率化や経常的経費の削減に努めたい。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

繰越すべき財源の大幅な増により、実質収支の額が減り1.03となった。実質単年度収支においては、給食センター建設事業、学校教育施設等整備事業、土地区画整理事業の進捗等により事業費が増加したため実質収支額が大幅に減ったことに伴い0.72となった。今後も、学校施設の整備等や、運動公園整備事業の拡充に伴う費用が発生する見込みなので、財政調整基金の確保が重要となる。より一層、自主財源の増及び歳出の削減を行っていきたい。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

全事業会計で黒字を確保している。令和3年度については、学校教育施設の新規整備、運動公園整備事業などの事業費が大幅に増えたことにより、一般会計の黒字額が減り、全体的には令和元年度と同程度の黒字額となった。しかし、一般会計からの繰出金は年々増加傾向にあり、特に公営企業会計に対する繰出金の額は次年度以降も継続格的に増加の見込である。また、黒字額が大幅に減少している一般会計、国民健康保険特別会計や介護保険特別会計については、公共施設の使用料等の見直しや保険料の収納率向上を図るなど収入増に努めたい。

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

平成28年熊本地震に係る起債の一般会計の元金償還が令和2年度より開始され、償還金等の額が前年度と比較して1.2倍強増加している。これは、平成28年熊本地震に加え、運動公園整備事業や土地区画整理事業の進捗、学校施設等整備事業の増加により、償還額は年々増える見込みである。また、起債の借入れについても、学校施設の整備等や運動公園事業などの整備に係る費用が発生するため、増加の見込みである。公営企業会計においては、公共下水道事業や簡易水道事業の元利償還金に係る一般会計からの繰入額が年々増加しており、令和5年度に公共下水道事業も法的化の予定であり繰入額が増加する見込みである。これらのことから、今後は、緊急性や住民ニーズを的確に反映した事業の選択を行う必要があり、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債の現在高は年々増加傾向にある。これは、運動公園整備事業や土地区画整理事業の更なる進捗、学校教育施設等整備事業の増加により、一般会計の地方債残高が増加している。今後も、運動公園整備事業及び土地区画整理事業は継続して事業が進み、また、学校関連施設の整備等のための費用が発生するので、地方債の増が見込まれる。事業を展開しながらも、起債に大きく頼ることのない財政運営に努め、公債費等義務的経費の削減を中心とする財政改革を進め、財政の健全化を図る。

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金について、町の運用方針に従い、積み立てを行ったことにより増となった。減災基金について、令和3年度は、普通交付税の臨時財政対策債の償還に備えた追加交付分を積み立てたことにより増となった。また、ふるさと応援基金については、昨年度より微増となり積立額が増えた。(今後の方針)運動公園整備事業の拡張や土地区画整理事業の更なる進捗など、今後見込まれる各施設の長寿命化に向けた改修費等で基金を取り崩すことを想定し、ふるさと応援寄附基金や公共施設等整備基金への積立を計画的に行う必要がある。また、各基金条例等に基づき、計画的な運用に努める。

財政調整基金

(増減理由)財政調整基金について、町の運用方針に従い、前年度繰越金の積み立てを行ったことにより214百万円の増となった。(今後の方針)今後は、運動公園整備事業や土地区画整理事業の進捗に伴い事業費の増が予想されるため、ふるさと応援寄附基金や公共施設等整備基金、平成28年度熊本地震復興基金等の目的基金を有効に活用し、財政調整基金の取り崩しをなるべく少なくできるよう調整に努めたい。

減債基金

(増減理由)令和3年度は、普通交付税の臨時財政対策債の償還に備えた追加交付分を積み立てたことにより増となった。(今後の方針)今後も増額が見込まれる地方債の償還に備えるため、計画的な運用に努めるとともに、繰上償還にも対応できるよう基金の維持に確める。

その他特定目的基金

(基金の使途)ふるさと応援寄附基金については、寄附者の希望された使途に応じて、また平成28年熊本地震復興基金は復興に関する事業(主に地震により壊れた学童保育施設の改修や学校施設の修繕等)、公共施設等整備基金は、公共施設の建設や修繕に充てるための基金である。(増減理由)ふるさと応援寄附基金については、近年増加傾向であり、前年度と比べ26百円の増の433百万円である。そのほか、平成28年熊本地震復興基金は、51百万円を取崩し、36百万円となった。(今後の方針)今後は、施設の長寿命化計画に向けた改修が見込まれるので、公共施設等整備基金を活用する予定である。また、ふるさと応援寄附基金が毎年増加傾向であるため、そちらの基金運用も更に拡充していくように努める。平成28年熊本地震復興基金については、震災からの復旧事業が減少してきているが、使途を明確化した上で、基金の残金を運用していきたい。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、全国平均や県平均と比べると、低い数値となっている。これは、近年において災害公営住宅、ふれあいセンター、運動公園、学校施設等の整備を行ったためであり、そのほかの施設については、老朽化が進んでいる施設も多く、公共施設総合管理計画に基づき、点検、診断を行い、適切な維持管理、修繕、更新等を行っていく。学校施設について令和6年度以降に校舎の増築を予定しており、更に数値が低くなることが予想される。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、全国平均や県平均と比べると、高い数値となっている。今後も、平成28年熊本地震関連の元利金償還の本格的な開始や継続事業・新規事業に伴う地方債の新規発行などの影響もあり、公債費の比重が大きくなるため計画的な借入と返済に努めていく。令和6年度以降、小中学校増築事業を予定しており多額の新規借入を見込んでいるため、公債費の抑制に努めていく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率においては、類似団体内平均を上回っているが、これは近年において災害公営住宅、ふれあいセンター、総合運動公園、学校施設などの整備を行ったためであり、その影響もあって有形固定資産減価償却率は類似団体よりもやや低い水準である。今後は、公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化した施設の除却や公共施設等の集約・複合化を積極的に進めていき、公共施設等の維持管理に要する経費が減少するよう努める。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費率は、上昇傾向にあり、将来負担比率については、災害公営住宅整備や運動公園整備、学校施設の改修整備などにより数値が発生し類似団体平均より高い水準で推移している。実質公債費率の上昇の原因としては、災害公営住宅整備を含む震災関係の地方債元利金償還、下水道や簡易水道の整備が区画整理に併せて行われていること、学校施設の改修事業の影響などである。これまで以上に、公債費の適正化に取り組むと同時に、定住促進や企業誘致による税収の確保に努め、将来負担比率の抑制に取り組む。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2021年度)

財務書類に関する情報②(2021年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

熊本県嘉島町の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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