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地方財政ダッシュボード

高知県安芸市の財政状況(2017年度)

高知県安芸市の財政状況について、2017年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

安芸市水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2017年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2017年度)

財政力指数の分析欄

財政基盤が脆弱で地方交付税等の依存財源割合が高い本市においては、人口減少や少子高齢化、また長引く景気低迷等の影響を受け、財政力指数は0.30と全国平均、類似団体平均を大きく下回っている。基幹産業である施設園芸農業の振興やコールセンター等の企業誘致による税収増への取り組みを積極的に行うとともに、市税等徴収体制の強化対策を継続して実施し、自主財源の確保に努める。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は前年度より4.2ポイント悪化して88.0%となっている。分子側では、公債費通常償還の減により充当一般財源が減となったものの、定年退職者の増や事業費支弁人件費の減などによる人件費の増や、社会保障関連の繰出金の増などにより、経常経費充当一般財源は対前年205百万円の大幅増となった。一方、分母側では、地方消費税交付金の増や市税の増などがあるものの、普通交付税の減により、歳入経常一般財源全体で対前年86百万円減となったことが、同比率を悪化させる要因となっている。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

行政面積が広く人口規模が小さい上に人口減少も進行していることから、一人当たりの決算額は全国平均、類似団体平均をともに上回っている。平成28年1月から開始した小中学校完全給食等、行政サービス拡充に伴って物件費が対前年108百万円増となっていることが、一人当たり決算額を押し上げる大きな要因となっている。今後も中長期的な財政推計に基づいた行財政改革に継続して取り組み、歳出抑制に努めていく。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は類似団体平均、全国市平均をともに下回っている。今後も定員管理計画に基づき、より一層の給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

定員管理適正化計画による職員数削減により、平成22年度以降は250名体制で推移しているが、依然として全国平均、類似団体平均を上回っている。今後も同計画に基づき、適正な定員管理に努めていく。

実質公債費比率の分析欄

平成2~平成10年頃にかけ、国の景気対策と連動する形で立ち遅れていた多くの生活基盤整備を積極的に実施し多額の市債を発行したことで公債費が増大、平成20年度決算において早期健全化団体となったが、平成15年度から取り組んできた行財政改革の効果により、翌平成21年度決算において同団体を脱却した。以降も実質公債費比率は着実に改善しているが、近年、南海地震対策や大型事業により市債発行額が増大したことで、平成31年度決算で同比率が上昇に転じることが見込まれている。また、今後も喫緊の課題である市庁舎建替えや小中学校移転統合事業などが予定されており、同比率は17%台まで上昇することが危惧されている。

将来負担比率の分析欄

平成15年度に策定した安芸市緊急財政健全化計画(アクションプラン)に基づく市債発行額の抑制や繰上償還の実施により、市債残高はピーク時の平成14年度末239.5億円から着実に減少し、平成29年度末では127.7億円となっている。また、今後見込まれている大型事業への対応として、施設整備基金への積み立ても継続して行っており、将来負担比率は改善傾向にある。今後も公債費負担適正化計画に基づく適正な市債管理を行い、将来負担の抑制と財政の健全化に取り組んでいく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2017年度)

人件費の分析欄

定年退職者の増(3名→6名)による退職手当の増や、事業費支弁分の減等による職員給の増により、人件費充当一般財源が対前年度127百万円の増となったことで、人件費の経常収支比率は2.3ポイント上昇した。これにより同比率は類似団体平均を大きく上回ることとなったことから、今後も引き続き定員管理適正化計画等による職員数の適正化と人件費の抑制に努めていく。

物件費の分析欄

物件費については、電算機器維持管理費やし尿処理施設管理運営費の増に伴い、経常経費充当一般財源が46百万円増となり、経常収支比率を0.8ポイント押し上げているが、全国平均・類似団体平均との比較では、低水準を維持している。近年、行政全般におけるサービス拡充が進み、子育て支援対策や教育環境の充実等、経常経費が年々増加していることから、今後も歳出抑制に向けた取り組みを継続して実施していく。

扶助費の分析欄

生活保護費充当一般財源の増などあるものの、老人ホーム入所措置費の減などにより、扶助費に対する経常一般財源は対前年度で1百万円の微減となった。しかしながら、経常収支比率は歳入一般財源の減少に伴い、0.1ポイント上昇している。長引く景気低迷や雇用情勢の不安定感から、今後も扶助費の増加が見込まれており、引き続き医療費の適正化や就労支援による生活保護費の抑制等を図る。

その他の分析欄

その他の経常収支比率は、後期高齢者医療事業広域連合負担金や介護保険事業等への繰出金に対する経常一般財源が対前年度42百万円増となり、経常収支比率を悪化(対前年度0.8ポイント増)させる要因となっており、全国平均・類似団体平均を大きく上回っている。

補助費等の分析欄

広域ごみ処理負担金の増により充当一般財源が増加しているが、全国平均・類似団体平均と比較して低い水準を維持している。アクションプランに基づく行財政改革の一環として補助金の適正化に努めてきた他、定期的に補助金検討委員会を行い(直近では平成29年開催)、補助団体の決算状況をチェックするなど、継続した取り組みを行っている。

公債費の分析欄

平成2~平成10年頃にかけ、国の景気対策と連動する形で立ち遅れていた多くの生活基盤整備を積極的に実施し多額の市債を発行したことで公債費が増大したが、平成15年度から取り組んできたアクションプランの効果により、公債費は着実に減少し、類似団体平均とほぼ同水準となった。今後も新規発行債の抑制と繰上償還の継続により、公債費の適正な管理に努める。

公債費以外の分析欄

人件費、物件費、繰出金に対する経常一般財源が増大し、経常収支比率を上昇させている。全国平均・類似団体平均を下回っているものの、同比率は年々上昇しており、今後も緊縮財政を堅持して経常経費の抑制に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2017年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2017年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2017年度)

分析欄

平成15年度から継続して取り組んでいる行財政改革の効果により、実質収支額は継続的に黒字を確保している。実質単年度収支についても、退職手当基金や施設整備基金への計画的な積み立てや任意繰上償還に積極的に取り組んでいることなどから、引き続き黒字を確保している。今後も中長期的な財政推計に基づいた行財政改革を継続し、経常経費の削減による一般財源の確保に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2017年度)

分析欄

国民健康保険事業については、低所得者層の加入割合が高い反面、高齢者が多く医療費が増大するという構造的問題を抱えている。本市の国保会計においては、人口減少により被保険者が年々減少する一方、医療の高度化等による医療費の増加で慢性的な赤字会計となっており、平成29年度末時点で149百万円の赤字を抱えている。平成30年度から国保財政運営の広域化(都道府県移行)が開始され、国保運営も新たな形となった。今後、より一層の医療費適正化につながる取り組みが重要となってくることから、特定健診の実施やジェネリック医薬品の推奨等により医療給付費の適正化を推進するとともに、保険税等歳入確保に引き続き取り組んでいく。また、国保財政安定化を図るため、保険税率の適正化にあわせて一般会計からの法定外繰り出しを29年度から拡充しており、早期の赤字解消に努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2017年度)

分析欄

平成15年度から取り組んでいる市債発行の抑制と繰上償還の実施により、公債費は平成19年度をピークに減少しており、実質公債費比率も改善している。しかしながら、近年の大型事業等による市債発行額の増加に加え、今後は喫緊の課題である市庁舎建替えや小中学校移転統合事業などが見込まれており、同比率も上昇することが危惧されている。また、公共施設等の老朽化対策も大きな課題となっており、今後の財政負担の軽減・平準化を図りながら対応していく必要がある。今後も健全な財政を堅持するため、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画に基づく普通建設事業の最適化により更新費用の抑制・平準化を推進する。さらに、繰上償還を継続して実施するとともに財政調整基金や減債基金、施設整備基金の活用を検討する。普通交付税非算入額が留保財源を上回る市債発行を行う場合については、繰上償還と基金積立・取崩を多角的に検討し中長期的な財政シミュレーションを踏まえ、比率の適正かつ安定的な管理に取組む。

将来負担比率(分子)の構造(2017年度)

分析欄

将来負担額で大きなウエイトを占めている地方債現在高は、平成19年度から継続して取り組んでいる任意繰上償還の効果等により、対前年度303百万円の減となっている。また、公営企業債等繰入見込額や組合等負担等見込額も減少しており、将来負担額全体では対前年度679百万円の減となった。加えて、財政調整基金や減債基金、施設整備基金への継続的な積立により充当可能基金が増加しており、これらのことが将来負担比率を改善させる要因となっている。しかしながら、近年の南海地震対策や学校給食センター、火葬場建設、保育所移転統合などの普通建設事業の実施に伴って地方債発行額は増加しており、また、今後も市庁舎建替えや小中学校移転統合事業、市民会館・図書館建替え等の大型事業が見込まれており、地方債残高の累増に伴う将来負担比率の悪化が懸念されることから、引き続き、地方債発行の適正管理に努めるとともに、繰上償還や基金積立を継続して実施することで、将来負担の軽減に取り組んでいく。

基金残高に係る経年分析(2017年度)

基金全体

(増減理由)平成29年度決算においては、主なものとして、今後の公債費の財源とする減債基金への積み立てや、将来の大型事業への対応として施設整備基金への積み立てを行った。また、一般寄付、指定寄付を原資とする特定目的基金への積み立てや、条例に基づく基金運用利子を積み立てた。取り崩しについては、基金設置条例に規定する目的を達成するため、施設整備基金やふるさと応援基金等を各事業の財源として取り崩しを行っている。(今後の方針)近年、国による景気対策や南海地震対応、給食センターや新火葬場、統合保育所の建設の他、平成30年7月豪雨災害への対応などにより、市債発行額が増加傾向となっている。また、今後も、本市の喫緊の課題である市庁舎建替えや小中学校移転統合事業などの大型事業が見込まれており、増大する公債費や施設整備等への財源対策が危惧されていることから、30年度以降も減債基金や施設整備基金への計画的な積み立てを継続し、柔軟で弾力性のある財政基盤の確立に取り組む。

財政調整基金

(増減理由)平成29年度決算においては、安芸市行政振興基金条例に基づき、基金運用利子2百万円を積み立てた。(今後の方針)財政調整基金については、災害等に対応した歳出増や地方税収入の激減など多額の一般財源を要する事態に陥った場合においても、「決算上の赤字」を回避しながら行政サービスを安定的に運営するため、少なくとも標準財政規模の3割程度を目安に基金の造成を行い、不測の事態に備える。

減債基金

(増減理由)将来負担の軽減を図るため、後年度の公債費に要する財源として、平成29年度決算において50百万円を積み立てた。(今後の方針)近年、国による景気対策や南海地震対応、給食センターや新火葬場の建設、また、平成30年7月豪雨等による大規模な災害復旧などにより、市債発行額が増加している。また、今後においても、市庁舎建替えや小中学校移転統合事業などの大型事業が見込まれており、将来的な公債費の増大が危惧されることから、将来負担の軽減を図るため、少なくとも標準財政規模の3割程度を目安に基金の造成を行い、不測の事態に備える。

その他特定目的基金

(基金の使途)施設整備基金……公共施設等の整備を促進するための基金で、喫緊の課題である市庁舎建て替えや公共施設等の老朽化対策を見込む。鉄道経営助成基金……地域公共交通の確保を図るため高知県及び沿線市町村により造成された基金で、経営助成を目的とする。ふるさと応援基金……ふるさと納税寄付金を原資とした基金で、条例で定める各事業への財源とする。退職手当基金……年度間負担の平準化を図る目的に、平均退職金と実際の退職金との差額を基金積立又は取崩により調整。福祉振興基金……高齢化社会に備え、社会福祉の充実を図るための財源とする。(増減理由)施設整備基金……公共施設等の老朽化対策へ取り崩すとともに、今後の大型事業の財源として計画的な積み立てを実施。鉄道経営助成基金……土佐くろしお鉄道の赤字補てんのため、基金を取り崩して助成。ふるさと応援基金……各種単独事業の財源として基金を取り崩すとともに、ふるさと納税寄付金を積み立て。退職手当基金……退職金実績額が平均退職金を上回る部分について、退職手当基金を取り崩して財源調整。福祉振興基金……平成29年度に受けた寄附金を遺言者の意向により高齢者福祉事業に活用するため、福祉振興基金へ積み立て。(今後の方針)特定目的基金については、各基金設置条例に規定された目的を達成するため、計画的な運用に努めていく。特に、施設整備基金については、本市の喫緊の課題である市庁舎建て替えや小中学校移転統合などの大型事業への対応に加え、公共施設等の老朽化対策など、今後、多額の財政需要が見込まれており、将来負担の軽減のため、30年度以降も計画的な積み立てを行っていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2017年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は類似類似団体と同水準である。本市が保有する建物総延床面積の割合では、学校教育系施設と公営住宅が大きく、これらを合わせると全体の約半分を占めている。公営住宅については、平成26年度に長寿命化修繕計画(個別施設計画)を策定し、計画的な長寿命化対策を実施している。また、学校教育系施設についても、小学校8校を2校に、中学校2校を1校に、それぞれ統合する方針で平成29年度から取り組みを進めている。その他の施設等についても、早期に個別施設計画を策定し、計画的な施設等の除却・更新等を進めて、同比率の適正管理に努める。

債務償還可能年数の分析欄

債務償還可能年数は、全国平均、類似団体と比較してやや低い水準となっている。これは、近年、計画に造成している基金残高の増に伴う実質債務の減が要因であると考えられる。今後は、業務の効率化等による償還財源(資金収支計算書における業務活動収支の黒字分等)の増にも取り組み、債務償還可能年数の抑制に取り組んでいく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は年々減少しているが、有形固定資産減価償却率は微増が続いている。将来負担比率については、安芸市緊急財政健全化計画(アクションプラン)に基づく市債発行額の抑制や繰上償還の実施による市債残高の減が主な要因であるが、本市が保有する公共施設(建物)のうち、半数以上が築30年を経過しており、これは必要な投資が十分ではなく老朽化対策が先送りされていることを示している。今後は公共施設等総合管理計画(個別施設計画)に基づいた適正な配置を推進することで老朽化対策に積極的に取り組み、両比率の抑制に努める。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

アクションプランに基づく市債発行額の抑制や繰上償還の継続実施により、将来負担比率及び実質公債費比率はともに改善しつつある。しかしながら、今後は市庁舎建替えや小中学校移転統合など、多額の市債を要する大型事業が見込まれており、両比率とも上昇することが危惧されることから、これまで以上に公債費の適正化に取り組み、両比率の抑制に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2017年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2017年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2017年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2017年度)

財務書類に関する情報②(2017年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

高知県安芸市の2017年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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