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地方財政ダッシュボード

島根県西ノ島町の財政状況(2021年度)

島根県西ノ島町の財政状況について、2021年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2021年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2021年度)

財政力指数の分析欄

本土から約65㎞離れた離島にある本町は、漁業、畜産、観光等が基幹産業だが、地理的要件等から大きな企業がなく、また、人口の減少や、少子高齢化の進展により、自主財源が乏しく財政基盤が弱い。そのため、財政力指数は、類似団体平均値を下回り0.11となっています。漁業や畜産をはじめとした産業振興に対する支援制度の拡充や、航路運賃の助成・イベント等による交流の促進、子育て環境の充実等により、人口増加・地域活性化を図り、自主財源の確保に取り組んでいます。また、自主財源が乏しい財政構造が大きく変わることは見込めないことから、歳出の削減に努め、財政の健全化を図っています。

経常収支比率の分析欄

歳入では、前年度と比較し地方税(町民税、固定資産税、軽自動車税)が減少しましたが、普通交付税が大きく増加しました。歳出では、人件費(経常一般財源分)が減少しましたが、公債費が大きく増加したほか、補助費等(隠岐広域連合負担金)に占める経常一般財源分が増加したため歳出全体では増加となりました。歳入と歳出の増加がともに多くなりましたが、特に普通交付税が大きく増加したため、比率は前年度から3.2ポイント改善しました。類似団体平均値を4.1ポイント上回っており、大型事業の元金償還が終わる令和11年度まで数値が高いままであることが見込まれているため、繰上償還などにより引き続き改善に向け取り組みます。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

離島という地理的条件から、社会福祉施設・環境衛生施設等の広域的な取り組みが難しく管理運営にかかるコストが高くなります。令和3年度は人件費が減少しましたが、物件費、維持補修費が増加したことや人口が77人減少したことにより、人口1人当たり人件費・物件費決算額は増加しました。類似団体平均値を29,184円上回っており、引き続き改善を行っていく必要があると言えます。

ラスパイレス指数の分析欄

平成24年度に国家公務員が給与削減措置を行っていた際は、指数が100を超えていましたが、その措置が終了したことにより数値は100を下回る状況が続いています。引き続き職員給与の適正化に努めてまいります。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

前年度と比較し0.74人増加となり、類似団体の平均値と比較し2.54人多い数値となりました。離島である本町の特性から、診療所や保育所をはじめ幅広い公共サービスを行政が行う必要があります。今後も指定管理者制度等の活用により定員管理の適正化を図ります。

実質公債費比率の分析欄

類似団体と比較し依然として高い水準にありますが、令和元年度に過疎債の繰上償還を行ったことや、普通交付税の増加によって比率は前年度比0.3ポイント改善しました。学校建設事業やごみ処理施設等の元金償還により悪化することが見込まれているため、繰上償還による対応や交付税算入の有利な地方債の活用、適切な事業執行に引き続き努めてまいります。

将来負担比率の分析欄

近年の大型事業の実施に伴い地方債残高が急激に上昇しておりH29年度まで悪化し続けていたため、令和元年度に過疎債の繰上償還を行い一時的に改善しました。令和2年度には庁舎建設事業の地方債借入を行ったため20.0ポイント悪化しましたが、令和3年度は特筆すべき大型事業がなかったため減少しています。類似団体内順位でも非常に高い水準となっているため、繰上償還などにより引き続き改善に向け取り組みます。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費の分析欄

退職により職員数が減少したため、令和2年度と比較し、比率は2.9ポイント減少しました。行財政改革により施設等の外部委託(ごみ処理施設・し尿処理施設等)を進めたことによる職員数の減、また、職員構成の若返りにより、依然として人件費は抑制されており、類似団体平均値を大きく下回っております。

物件費の分析欄

物件費は概ね類似団体平均値と近い値で推移しており前年度比で1.9ポイント減となりました。物件費の額自体は増加しましたが、普通交付税の伸びなどを要因とし経常収支比率は改善しました。今後も引き続き歳出削減に努めてまいります。

扶助費の分析欄

生活保護費や児童手当等はほぼ横ばいとなり、前年度と比較し0.1ポイント改善しました。扶助費は、義務的経費であるため歳出の抑制は難しいですが、対象世帯への健康指導等により扶助の軽減を図り、適切な支給に取組みます。

その他の分析欄

類似団体平均値を下回っているものの、簡易水道及び下水道の管路更新等に伴う繰出金が、今後増加することが予想されるため、維持管理費の低減や下水道への加入を促進し、繰出金の抑制に努めてまいります。

補助費等の分析欄

離島航路・消防・病院業務等を行う一部事務組合への負担金の割合が多く、当該業務は、離島である本町において、行政が行わざるを得ない公共サービスであり、類似団体平均値を上回る要因となってます。平成28年度から、単独事業として開始した離島航路運賃低廉化事業等により大きく伸び、平成29年度からは特定有人国境離島地域社会維持推進交付金関連事業により上記に加え、輸送コスト支援、雇用拡充、滞在型観光促進などが追加されています。補助費等の額自体は増加しましたが、普通交付税の伸びなどを要因とし経常収支比率は改善しました。

公債費の分析欄

繰上償還等により公債費の改善に取組んでいますが、依然として類似団体平均値を上回っています。令和元年度に過疎債の繰上償還を行ったことにより2.0ポイント減少しましたが、学校建設事業やごみ処理施設整備事業といった大型事業の元金償還による公債費の増加が見込まれているため、繰上償還や計画的な事業実施、交付税算入に有利な地方債の活用に努めてまいります。

公債費以外の分析欄

公債費以外は類似団体平均値を大きく下回る数値となっていますが、大型建設事業の完了に伴う公債費の高止まりが見込まれます。公債費以外についても、物件費等をはじめ、更なる歳出削減に努めてまいります。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

歳出面では行財政改革で徹底した歳出抑制を行ったこと、歳入面では地方交付税が比較的堅調に推移していることや徴収強化による地方税の確保や財政措置の有利な交付金等の活用により収支の改善が図られています。実質単年度収支が減少しているのは、令和元年度に財源として減債基金5億円を取り崩して5億85百万円の繰上償還を行ったため、マイナス要因である減債基金の取崩が反映されず非常に良い数値となっているためです。今後も、引き続き計画的な財政運営に取り組んでまいりますが、大型事業の元金償還による公債費の増加に伴い、令和5年度以降は財政調整基金の取崩しを予定しているため、実質単年度収支はマイナスとなることが予想されます。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

平成22年度からは一般会計、特別会計ともに赤字はなく、収支は均衡した状態にあります。全会計とも黒字を確保し、健全な財政運営を行っています。今後は大型施設の元金償還が始まることにより公債費の増加が見込まれるため、繰上償還や交付税算入上有利な地方債の活用、計画的な事業実施を行うとともに更なる歳出削減に努めてまいります。

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

実質公債費比率は、前年度に比べ分母は2億10百万円増加し、分子も29百万円増加しています。前年度と比較し令和3年度単年ベースの比率は約0.3ポイント悪化し、3年間を平均した比率は13.0%から12.7%に改善しています。分子が増加した要因は、ごみ処理施設整備事業や家畜市場整備事業等の元金償還開始によるものですが、令和元年度に過疎債の繰上償還5億85百万円を行い、令和2年度以降の元利償還金を抑えた一方で算入公債費等に計上されたままとしているため、増加額は抑えられています。大型事業の元金償還開始に伴い公債費が増加しているため、繰上償還や有利な地方債の活用、事業費の圧縮等に努めてまいります。

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

将来負担比率は、学校建設事業やごみ処理施設整備事業、庁舎建設事業といった大型事業を行ったことにより年々悪化していましたが、令和3年度は74.3%となり、令和2年度の103.7%と比較し大きく改善しました。令和3年度は、過疎債等の定期償還や臨時財政対策債の繰上償還により地方債の現在高が大きく減少したため、令和2年度と比較して分子は4億23百万円減少しました。今後、庁舎建設事業と同程度の規模となる大型事業を行う予定は無いため、将来負担額は減少していくものと考えられますが、繰上償還や有利な地方債の活用、事業費の圧縮に努めてまいります。

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金は19百万円の増、減債基金は4億52百万円の増となっています。特定目的基金は庁舎建設事業の完了に伴う庁舎建設基金-1億89百万円の皆減、ふるさと西ノ島基金わがとこ15百万円の増などにより、全体では-1億81百万円の減となっています。(今後の方針)近年の大型事業に係る元金償還開始に伴って公債費が増加しているため、令和5年度に減債基金のうち7億4百万円を取崩して繰上償還を行う予定です。

財政調整基金

(増減理由)令和3年度は取崩しはなく、令和2年度繰越額の1/10以上及び利子分と一般財源の合計19百万円を積立てています。(今後の方針)近年の大型事業に係る元金償還開始に伴って公債費が増加しているため、備えとして可能な限り積立てを行いますが、取崩しによって基金残高は減少していくと見込んでいます。

減債基金

(増減理由)令和3年度は取崩しはなく、令和2年度繰越額の1/2以上から財政調整基金積立分を除いたもの及び利子分と一般財源の合計4億51百万円を積立てています。普通交付税の増加により積立額が大きく増加しました。(今後の方針)近年の大型事業に係る元金償還開始に伴って公債費が増加しているため、令和5年度に7億4百万円を取崩して繰上償還を行う予定としており、基金残高は大きく減少すると見込んでいます。

その他特定目的基金

(基金の使途)ふるさと西ノ島基金わがとこは、ふるさと納税を原資に積立て、寄付者の指定した使途にあわせ取崩しを行っています。家畜市場整備基金は、JAからの負担金を原資として積立て、該当事業の元利償還にあわせ取崩しを行っています。ジオパーク拠点施設整備基金、隠岐島前病院整備基金は県補助を原資に積立てを行い、該当事業の元利償還にあわせ取崩しを行っています。森林環境譲与税基金は、森林環境譲与税を原資として積立て、法令で定められた使途にあわせ取崩しを行っています。(増減理由)全体では、-1億81百万円の減となっています。内訳は次のとおりです。庁舎建設基金は、該当事業の完了に伴い基金残高全額-1億89百万円を取崩し。ふるさと西ノ島基金わがとこは、-59百万円を取崩し、74百万円を積立て、差引15百万円の増。家畜市場整備基金は、元利償還にあわせ-7百万円取崩し。ジオパーク拠点施設整備基金は、元利償還にあわせ-1百万円取崩し。隠岐島前病院整備基金は、元利償還にあわせ-1百万円取崩し。森林環境譲与税基金は、2百万円を積立て。(今後の方針)ふるさと西ノ島基金わがとこは、寄付額に応じ積立て、取崩しを行う予定としています。家畜市場整備基金、ジオパーク拠点施設整備基金、隠岐島前病院整備基金は元利償還にあわせ全額を取崩す予定としています。森林環境譲与税基金は、森林環境譲与税額に応じ積立て、取崩しを行う予定としています。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

令和3年度決算では、類似団体内平均値より2.0%低い状況となっています。道路や建物などの施設別の数値については、施設類型別ストック情報分析表で見ていきますが、平成28年度までは他団体と比較し固定資産の老朽化がやや進んだ状態にあったものが、近年積極的に施設整備・更新を行ったことにより有形固定資産減価償却率は改善しました。

債務償還比率の分析欄

令和3年度決算では、類似団体平均と比べ債務償還比率が437.2%多く、非常に高い数値となっています。財政基盤の弱い西ノ島町では、施設整備を行う際にその財源を地方債に頼る必要があるため、施設整備を多く行った年度の後は高くなると言えます。令和3年度は施設整備に伴う地方債借入よりも、これまで行った施設整備の地方債償還が多く地方債残高が減少したこと、減債基金の積み立てを多く行ったことにより前年度と比較し-228%と大きく改善しました。今後も改善していくものと考えられます。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

他団体と比他団体と比較し有形固定資産減価償却率は低く、将来負担比率は皆増となっています。平成29年度まで積極的に施設整備・更新を行ったことにより、有形固定資産減価償却率は改善しましたが、それに伴う地方債の借入を行ったため将来負担比率は増加していました。令和2年度決算と令和3年度決算を比較すると、大規模な施設整備を行っていないため有形固定資産減価償却率は悪化しましたが、地方債残高が減少したことなどにより将来負担比率は改善しました。今後、庁舎、学校、ごみ処理施設と同規模となる大型建設事業は予定されていないため、将来負担比率は改善していくものと考えられます。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率、実質公債費比率ともに類似団体と比較して高い水準にあります。将来負担比率は、令和2年度の新庁舎竣工に伴う地方債借入が多くなったため大きく悪化していましたが、地方債残高の減少、減債基金積立金の増により改善しました。実質公債費比率は令和2年度と比較して0.3%改善しましたが、依然として高い水準となっているため、引き続き悪化を抑制するために積極的な繰上償還を行います。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2021年度)

財務書類に関する情報②(2021年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

島根県西ノ島町の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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