島根県西ノ島町:簡易水道事業の経営状況(最新・2024年度)
島根県西ノ島町が所管する水道事業「簡易水道事業」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
西ノ島町
簡易水道事業
簡易水道事業
特定環境保全公共下水道
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個別排水処理
収録データの年度
経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
当町は小規模な離島自治体であり、地形は火山島特有の起伏に富んだ山地・丘陵が大部分を占め、集落は内海に面した平地に集中している。国勢調査では、昭和35年に6,753人であった人口は令和6年には2,455人まで減少しており、人口減少の進行に伴い水道料金収入は減少傾向にある。令和元年10月に消費税率引上げに伴う水道料金の改定を実施してから水道料金の見直しをしておらず現行の料金体系を継続した場合、今後さらに厳しい経営環境に直面することが見込まれる。管路更新事業および美田ダムの臭気対策として活性炭ろ過設備の整備を進めているが、これらに伴う企業債借入の増加により企業債残高が上昇し企業債残高対給水収益比率の悪化が見込まれる。また、人口減少や節水意識の高まり等の影響により料金収入は引き続き漸減するものと考えられる一方で経常費用の減少は見込めないことから経常収支比率、料金回収率は悪化する見込みである。以上のことから、水道料金の改定について検討を行う段階に至っている。なお、将来にわたり管路更新事業を計画的かつ継続的に実施するため企業債残高の増加は避けられない状況にある。
老朽化の状況について
町内の水道管路のうち約47.6%が布設から40年以上経過しており、老朽化が深刻な状況にある。このため老朽管については年次計画に基づき段階的に更新を進めていく方針としている。また、老朽化が進行している浄水場機器については平成25年度から更新を実施しており令和11年度の完了を見込んでいる。さらに、平成27年度から配水管等の更新事業を実施しており、今後も長期的な計画に基づき事業を継続する予定である。これらの事業の実施に伴い企業債残高は増加し、企業債残高対給水収益比率は高水準で推移することが見込まれる。管路更新率については、管路更新工事に着手していることから、毎年度の工事実績が数値に反映されているものの補助金の対象事業費の範囲内で事業を実施しているため今後は概ね横ばいで推移するものと考えられる。
全体総括
当町の簡易水道事業は人口減少に伴う料金収入の減少や施設の老朽化といった課題を抱えている。今後、管路更新事業や浄水施設整備の継続により企業債残高の増加と給水原価の上昇が見込まれる一方、人口減少や節水意識の高まりにより料金収入の回復は期待しにくく経営環境は一層厳しさを増すことが予想される。このため、将来にわたり安定的かつ持続可能な水道事業を維持するためには、計画的な施設更新を進めるとともに、経営状況を踏まえた水道料金改定の検討が必要な段階に至っている。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
簡易水道事業の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の西ノ島町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。