地域の概況
普通会計の構造(2023年度)
総額90.1億円
総額90.1億円
総額94.7億円
総額90.1億円
総額90.1億円
総額94.7億円
人口減少、少子高齢化の進行等、地域経済を支える基盤が軟弱であるため、本指数は類似団体を常に下回る結果となっている。また、年度間比較でも本町の財政構造に大きな変化がないことから、多少の上下はあるものの一定の水準を保った推移となっている。今後は、多様な住民サービスの提供に耐えうる財政体力を備えるため、中期的視点に立った行政経営を心掛けるとともに、年度間の財政調整を図るため、各種基金の充実にも努める。
前年度と比較して5.3ポイント増加している。コロナ渦で抑制されていた事業が動き出したことで、扶助費を除く各経費に伸びがみられている。類似団体との比較では差は少ないが、事務事業の見直しや公民連携による施設の包括管理、デジタル化による事務負担の軽減なども総合的に判断し、十分な検討を行ったうえで経常経費の適正化を図っていく。
類似団体と比較して低い水準で推移しているが、人件費は、給与改定等により、人口1人当たりの決算額で約5千円増となった。物件費は、都市計画基本図等の電子化業務等により人口1人当たりの決算額で約10千円増となった。人口減少が進行する中、施設の包括管理やデジタル化等により事務の効率化を図り、適正な行政運営を目指す。
例年、類似団体平均を大きく上回る数値で推移しているが、職員構成の変動により、対前年度比で1.3ポインド減少した。引き続き、国の給与制度に準拠した制度運用の徹底等により本指数の抑制に努める。
前年度と比較すると0.37人増加した。類似団体平均との比較では1.74人下回っており、類似団体の中でも少ない職員数で業務を行っている状態であることが分かる。人口減少に伴う職員数減少にどのように対応していくかが課題となっていることから、行政事務の効率化を図りつつ、職員配置の一層の効率化・適正化を推進しながら、安定した住民サービスの提供に努めたい。
前年度と比較して0.8ポイント上昇している。単年度の算定における増加要因としては、算定分子において元利償還金(主に災害復旧事業債及び過疎対策事業債)が増加したため、対前年度比で11.0%の増となっている。算定分母においても普通交付税額が増加したため、対前年度比で1.0%の増となった。算定分子の元利償還金が増加したが、そのほとんどが基準財政需要額に算入される公債費であることから、比率の上昇が抑えられている。
前年度から2.1ポイント上昇し、8.1%となった。算定分子においては、地方債の現在高が対前年度比で5.4%増加したが、債務負担行為に基づく支出予定額、公営企業債等繰入見込額、組合等負担等見込額、退職手当負担見込額において減額となったほか、基準財政需要額算入見込額が142,014千円増加したことにより、将来負担額の合計は、対前年度比で2.3%の伸びに抑えられた。算定分母においても、将来負担額を支える標準財政規模の増により算定分母全体で44,676千円増加したため、2.1ポイント程度の上昇に抑えられた。
給与改定等により、決算額で前年度と比較して約54百万円増となった。類似団体と比較して、高い数値で推移しており、今後事務事業の見直しや公民連携による施設の包括管理、デジタル化による事務負担の軽減なども総合的に判断し、十分な検討を行ったうえで経常経費の適正化を図っていく。
近年、物件費の経常収支比率は減少傾向であったが、各事務事業において、経常的な支出が増加しており、前年度と比較して1.4ポイント上昇した。地方交付税など経常的な収入は増加しているが、それを上回る経常的な支出があったことは明白であることから、緊縮財政を念頭に置き、更なる経常行政コストの削減を推進する。
扶助費の経常収支比率は、ほぼ横ばいで推移している。今後も社会保障関係経費等が増加傾向であることから、これまでと同様、所得審査や給付の厳格性を維持しつつ、単独施策に基づく給付も財政力を勘定し管理していく。
国民健康保険特別会計、介護保険特別会計への繰出金が増加したが、維持補修費の減少、分母である経常一般財源総額も増加したことにより、結果として前年度と比較して0.2ポイント減となった。今後も各会計における繰出金の増加が予想されるが、収入の確保及び経費削減を徹底するとともに、施設の老朽化に対応する維持補修費についても、公共施設等総合管理計画に基づき適正化を図っていく。
一部事務組合の石川地方生活環境施設組合における負担金の増を主な要因として、前年度と比較して1.9ポイント増加した。今後も、石川地方生活環境施設組合において、設備改修に係る地方債の償還とその他経常的な経費の増による負担金の増が予想されるが、減量化によるごみ処理量の抑制など、過剰な負担にならないよう、構成団体とともに望ましい姿を追求していく必要がある。
過疎対策事業債、災害復旧事業債の償還額が増加したことで、前年度と比較して0.9ポイント上昇した。今後も認定こども園や道の駅の整備等に伴う起債を予定しており、本比率が上昇することが見込まれることから、繰り上げ償還や計画的な地方債の発行に努めるとともに、減債基金の活用により負担の平準化を図るなど、公債費負担の適正化を図っていく。
人件費、物件費、補助費等において、経常収支比率が上昇した。類似団体と比較て若干低い数値ではあるが、事務事業の見直しやデジタル化による事務負担の軽減などを行い、経常経費の更なる抑制を図り、健全な財政運営に努めていく。
民生費については、保育施設整備事業に係る経費の支出により、住民一人当たりのコストが前年度と比較して、約30千円増加している。衛生費については、石川地方生活環境施設組合負担金が増加したことにより、一人当たりのコストは約2千円増加している。農林水産業費については、道の駅整備事業に係る経費の支出により、一人当たりのコストは約13千円増加している。今後、令和6~7年度にかけて、道の駅整備事業への支出が本格化することから、さらに費用が増す見込みである。土木費については、都市計画基本図等の電子化業務、町営住宅長寿命化事業に係る経費が増加しており、一人当たりのコストは約10千円増加した。教育費においては、歴史民俗資料館整備事業、小・中学校給食補助事業に係る経費の増加により、、一人当たりのコストは約20千円増加している。
類似団体内順位38位/ 55団体
類似団体内順位26位/ 55団体
類似団体内順位16位/ 55団体
類似団体内順位5位/ 55団体
類似団体内順位36位/ 55団体
類似団体内順位13位/ 55団体
類似団体内順位23位/ 55団体
類似団体内順位1位/ 55団体
類似団体内順位24位/ 55団体
類似団体内順位28位/ 55団体
類似団体内順位39位/ 55団体
類似団体内順位24位/ 55団体
類似団体内順位37位/ 55団体
類似団体内順位27位/ 55団体
人件費等、扶助費、普通建設事業費において大幅な増となった。人件費においては、給与改定等により、人口1人当たりの決算額で約5千円増となった。普通建設事業費では、歴史民俗資料館整備、保育施設整備事業、真明田橋修繕事業、町営住宅外壁改修事業、道の駅整備事業といった新規のハード整備事業が重なったことにより約52千円の増となり、類似団体平均と比較すると29千円ほど高い数値となっている。今後、令和6~7年度にかけて、道の駅整備事業への支出が本格化することから、さらに費用が増す見込みである。補助費等では、石川地方生活環境施設組合負担金の増により前年度比約22千円増となった。普通建設事業費を除いては、全体的に類似団体平均値とほぼ近い値で下回っており、過剰な支出は見当たらないとものと捉えている。
類似団体内順位38位/ 55団体
類似団体内順位38位/ 55団体
類似団体内順位39位/ 55団体
類似団体内順位33位/ 55団体
類似団体内順位32位/ 55団体
類似団体内順位19位/ 55団体
類似団体内順位1位/ 55団体
類似団体内順位13位/ 55団体
類似団体内順位25位/ 55団体
類似団体内順位8位/ 55団体
類似団体内順位27位/ 55団体
類似団体内順位41位/ 55団体
類似団体内順位32位/ 55団体
類似団体内順位41位/ 55団体
類似団体内順位1位/ 55団体
財政調整基金残高は、令和元年東日本台風19号災害に係る災害復旧等の臨時的財政需要があったため、令和元年度から3年度にかけて減少傾向であったが、令和4年度において積み立てを実施し、標準財政規模比は改善した。令和5年度においても、令和4年度ほどではないが積み立てを行い、令和元年度と同水準の標準財政規模比となった。今後も事務事業の見直しや財源確保に取り組み、健全な財政運営に努める。
本町の全体会計において赤字は発生せず黒字での決算となった。今後も業務の効率化とコスト削減に努め、健全な財政維持を目指す。
令和4年度における新たな過疎対策事業債、災害復旧事業債の借入に係る償還が始まったことにより、元利償還金が49百万円増加した。算入公債費等の額は19百万円の増加となり、実質公債費比率の分子は33百万円の増となった。今後も認定こども園や道の駅の整備等に伴う起債を予定しており、本比率が上昇することが見込まれることから、繰り上げ償還や計画的な地方債の発行に努めるとともに、減債基金の活用により負担の平準化を図るなど、公債費負担の適正化を図っていく。
満期一括償還による地方債の利用はしていない。
地方債の現在高が対前年度比で5.4%増加したが、債務負担行為に基づく支出予定額、公営企業債等繰入見込額、組合等負担等見込額、退職手当負担見込額において減額となったほか、基準財政需要額算入見込額が142百万円増加したことにより、将来負担比率の分子は、対前年度比で92百万円の増加に抑えられた。
(増減理由)令和4年度末の基金残高合計額は、前年度から28百万円減の20億8千2百万円となった。これは、財政調整基金で4千万円、減債基金で1億2千万円、公共施設保全基金において1億3千2百万円を積み立てた一方で、財政調整基金で2億円、減債基金で1億円の取り崩しを行ったことが要因となっている。(今後の方針)認定こども園や道の駅整備事業等の大規模施設整備や公共施設の老朽化対策等、今後の財政需要の増大に適切に対応していけるよう、石川町財政計画において定めた積立方針に基づき積み立てを行っていく。
(増減理由)令和5年度末の基金残高は10億4千3百万円となり、前年度から1億6千万円の減少となった。前年度の決算剰余金を財源に積み立てを行ったが、経済対策、デジタル化への取り組み、原油高・物価高等への対応として基金の取崩しを行ったことによるものである。(今後の方針)景気後退による町税の大幅な減収や大規模災害の発生等、不測の事態に備えるため、これまでと同様、予算編成や予算執行時における効率化の徹底等により適正な基金残高を確保していく。
(増減理由)令和5年度末の基金残高は5億5百万円となり、前年度から2千万円の増加となった。これは、前年度の決算剰余金を財源に積み立てを行ったことに加え、普通交付税に再算定により追加交付となった臨時財政対策債償還基金費分の約2千万円を積み立てたことによるものである。(今後の方針)今後の金利変動等の公債費の償還リスクに備えるため、適正な基金残高を確保していく。
(基金の使途)・公共施設保全基金:公共施設の整備、維持及び更新・石川町地域福祉振興基金:高齢化社会における地域福祉活動の促進、快適な生活環境の形成等・森林譲与税基金:森林整備等の推進・石川町ふるさとまちづくり応援基金:自然景観の維持・再生、町の資源(桜、鉱物、自由民権史跡)の整備・保存、住民自治の醸成及びコミュニティの推進、文化・スポーツ振興、子育て支援・石川町文化振興基金:文化財及び鉱物資源の保護(増減理由)・公共施設保全基金:今後の施設整備等に備えて1億3千3百万円を積み立てたことにより増加。・石川町森林譲与税基金:今後の森林整備等に備えて1千3百万円を積み立てたことにより増加。(今後の方針)・その他特定目的基金全体:多額の負担が見込まれる特定の財政支出に備えるため、それぞれの基金の目的に応じた必要額を確保していく。
有形固定資産減価償却率は、令和5年度中に資産形成に投じた歳出よりも既存資産の減価償却費が下回ったため、対前年度比で1.1ポイント減少している。近年実施した公共施設や学校教育施設等の整備により、類似団体との比較では老朽化の度合いが低い水準で推移している。引き続き、公共施設等総合管理計画に基づいた長寿命化の推進や施設の再配置・複合化・統廃合に取り組んでいく。
類似団体内順位4位/ 51団体
経常一般財源等の歳入は増加したものの、地方債残高が前年度に比べ増加したため、債務償還比率は、対前年度比で66.9ポイント増加した。令和5年度において、類似団体平均値を上回った。現在、道の駅や認定こども園の整備など、大規模事業を実施しているため、本比率の推移を注視しつつ、計画的な地方債の発行に努める。
類似団体内順位34位/ 55団体
将来負担比率は、類似団体と比べて高い水準にあるが、地方債残高が前年度に比べ増加したことで前年度を2.1ポイント上回った。公共施設等総合管理計画に基づいた公共施設等の整備・更新の実施により、有形固定資産減価償却率は低い値で推移している。今後も交付税措置の手厚い地方債を選択しながら、公共施設等総合管理計画に基づいた長寿命化の推進や施設の再配置・複合化・統廃合に取り組んでいく。
地方債現在高の増加により、将来負担比率が増加傾向にある。実質公債費比率は類似団体よりも低い水準にあるものの、地方債残高の増加により、前年度から0.8ポイント増となっている。今後は、現在進行中の道の駅整備事業や認定こども園新設事業などの実施に伴う地方債の発行により元利償還金の増加が想定されるものの、過疎対策事業債などの条件が有利な地方債を優先的に活用していく予定としていることから、基準財政需要額に算入される額の控除により、実質公債費比率の上昇は最小限に抑制できるものと考えている。
本町の有形固定資産減価償却率を類似団体と比較すると、依然として「道路」、「橋りょう・トンネル」、「学校施設」、「公民館」は平均を下回り老朽化度合が低いが、「認定こども園・幼稚園・保育所」は平均を上回り老朽度合が高い。「公営住宅」は令和5年度において、類似団体の平均値を下回った。有形固定資産減価償却率は、「橋りょう・トンネル」においては前年度と比較して変化はなく、「道路」、「認定こども園・幼稚園・保育所」、「公営住宅」においては減少している。「学校施設」、「公民館」においては上昇しており、資産の老朽化が進んでいる。「認定こども園・幼稚園・保育所」は、すべての保育所施設が昭和時代に建設されているため100%に近い水準で推移しているが、令和6年度までに認定こども園を新設し、その後、現在使用している保育所は除却する予定であり、今後は減少する見込みである。「児童館」においては、沢田児童館の閉館により、比率の算定は無くなっている。引き続き、公共施設等総合管理計画に基づいた長寿命化の推進や施設の再配置・複合化・統廃合に取り組んでいく。
類似団体内順位3位/ 51団体
類似団体内順位4位/ 49団体
類似団体内順位17位/ 47団体
類似団体内順位41位/ 45団体
類似団体内順位7位/ 51団体
類似団体内順位6位/ 22団体
類似団体内順位7位/ 44団体
本町の有形固定資産減価償却率を類似団体と比較すると、「図書館」、「体育館・プール」、「庁舎」は平均を下回り老朽化度合が低いが、「一般廃棄物処理施設」、「保健センター・保健所」、「消防施設」は平均を上回り老朽化度合が高い。有形固定資産減価償却率は、「図書館」は平成30年度竣工の文教福祉複合施設建設、「庁舎」は平成27年度竣工の庁舎建設により、類似団体を大幅に下回る水準で推移している。「一般廃棄物処理施設」においては、共同汚水処理施設等の老朽化が進んでおり、点検、診断等の結果を公共施設等総合管理計画の見直しに反映して充実化を図るとともに、維持管理、修繕、更新を含む老朽化対策に取り組む必要がある。「消防施設」においては、前年度と比較して変化はなく、特に維持管理経費の増加に留意しつつ、引き続き公共施設等総合管理計画に基づいた長寿命化の推進や施設の再配置・複合化・統廃合に取り組んでいく。
類似団体内順位9位/ 37団体
類似団体内順位9位/ 50団体
類似団体内順位18位/ 34団体
類似団体内順位38位/ 38団体
類似団体内順位14位/ 36団体
類似団体内順位45位/ 47団体
類似団体内順位8位/ 51団体
一般会計等においては、有形固定資産で、令和5年度中に資産形成に投じた支出が既存資産の減価償却費を上回ったことなどにより+427百万増加した一方で、投資その他の資産において、公共施設保全基金へ133百万円積み立てたほか、流動資産において現金預金(繰越金等)の減少及び財政調整基金の取崩により、前年度から△259百万円の減少となったことで、資産合計は前年度末から+302百万円の増加(+1.1%)となった。負債については、退職手当引当金において65百万円減少したほか、認定こども園や歴史民俗資料館の整備をはじめとする町債を1,213百万円発行した一方で、町債の償還を804百万円行ったことにより、前年度と比較して+371百万円増加したことで、負債合計は350百万円増加(+4.0%)となった。全体会計における資産合計額は、上水道の管路などの資産が加わることにより一般会計等と比較して+5,006百万円増加し、連結会計における資産合計額は、消防や一般廃棄物処理に係る一部事務組合などの資産が加わることにより一般会計等と比較して+7,407百万円増加している。
一般会計等においては、経常経費が7,319百万円となり、前年度比+380百万円の増加(+5.5%)となった。委託料、維持補修工事などの物件費が+127百万円、職員給与費が+121百万円、社会保障給付が+88百万円となったことで、純経常行政コスト+394百万円となったほか、災害復旧事業費の皆減△23百万円となったことで純行政コスト全体では+330百万円の増加(+4.8%)となった。全体・連結のコストについても、一般会計等の増額の影響を受けたものである。
一般会計等においては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金、子育て世帯に対する臨時特別支援事業費補助金の減少により、前年度と比較して財源が△60百万円の減少(△0.8%)となり、純行政コストが+330百万円の増加(+4.8%)となっため、結果的に行政コスト7,194百万円が財源7,100百万円を下回ったことから、本年度差額は95百万円の不足が発生している。全体連結の会計の変動は、一般会計等と同一傾向となっている。
一般会計等においては、業務活動収支は、委託料及び維持補修工事の増加により、対前年度比で△93百万円の減少(-11.3%)の729百万円となった。投資活動収支は、道の駅整備事業用土地の取得支出により公共用施設等整備支出が増加したこと等により△434百万円の減少となった。財務活動収支では、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから+483百万円の増加となっており、本年度末資金残高は前年度から△116百万円減少し、458百万円となった。全体会計は、一般会計等と同一傾向となっている。
住民一人当たり資産額が類似団体を下回っているが、取得価額が不明であるため備忘価額1円で評価しているものが大半を占めていることが要因である。歳入額対資産比率は、対前年度比で△0.22減少した。有形固定資産減価償却率は、役場庁舎や小学校の新築により類似団体と比較して低い水準で推移している。減価償却期間を経過しても使用する施設が今後も増加することが見込まれるため、公共施設等総合管理計画に基づいた計画的な長寿命化の推進や施設の再配置・統廃合・複合化に努めていく。
純資産比率は前年度と比較して△0.9%の減少となった。これは、純行政コストを上回る財源が得られたことにより、純資産が増加したことによるものである。純資産の減少は将来世代が利用可能であった資源を用いて便益を受ける一方で、将来世代にその負担を先送りされたこととなるため、今後も行政コストの削減や地方債残高の圧縮に努める必要がある。将来世代負担比率は、類似団体平均を上回っており、令和元年度と比べて6.7%増加している。新規の地方債を発行する場合は、普通交付税により措置がされる地方債を優先的に選択するなどの配慮が必要である。
住民一人当たり行政コストは、委託料、維持補修工事などの物件費が+127百万円、職員給与費が+121百万円、社会保障給付が+88百万円となったことで、純行政コストが前年度から32,974万円減少(+4.8%)したことが主な要因となり、前年度から3.2万円の増加(+6.6%)となった。類似団体との比較では、9万円下回る結果となった。
住民一人当たり負債額は、令和元年台風19号災害に係る災害廃棄物処理事業、旧中谷第二小学校改修事業、防災行政無線デジタル化事業、認定こども園整備事業、歴史民俗資料館整備事業に係る地方債の発行により、令和2年度以降60万円台で推移しているが、類似団体平均値との比較では1.1万円下回っている。次年度以降も地方債を財源とした大規模事業の実施を予定しており、財政計画に基づいた適切な運用が必要であると考えている。基礎的財政収支は、投資活動収支が△1,282百万円の赤字であったが、業務活動収支で741百万円の黒字となったため、△541百万円の赤字となっている。業務活動収支は委託料及び維持補修工事が増加したことで、前年度と比較して△92百万円の減少(△11.0%)となった。投資活動収支が赤字となっているのは、公共施設等整備費支出が多かったためである。
受益者負担比率は、類似団体を下回っており、行政サービスに対する直接的な負担は比較的低くなっている。経常収益は前年度から△8.8%の減少であったが、経常費用については、委託料、維持補修工事などの物件費が+127百万円、職員給与費が+121百万円、社会保障給付が+88百万円となったことで、本比率が0.3%減少した。
福島県石川町の2023年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。