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地方財政ダッシュボード

福島県天栄村の財政状況(2016年度)

🏠天栄村

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2016年度)

財政力指数の分析欄

山間地であることや立地企業が少ないことに加えて、固定資産税、法人村民税などの税収は復興需要により一時的に増加しているが、類似団体と比して低く、財政力指数が0.30と類似団体平均を下回っている。経常経費の更なる圧縮等による歳出削減と、徴収の体制を強化し滞納額の縮減による税収の増加を図り、財政基準の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

平成17年度から実施している「行財政改革大綱」及び「財政中期計画(平成16年度策定)」に基づく経常経費のシーリング設定を行っているが、81.8%から83.9%と2.1ポイント増加した。項目別では、人件費が期末勤勉手当の利率改定等に伴い0.4ポイントの増、公債費が元金償還開始に伴い0.3ポイントの増、補助費等が一部事務組合への負担金の増等により0.8ポイントの増となった。今後も、各計画に即した経常経費の抑制や、村債充当事業の選別実施による村債発行額の抑制に努め、財政構造の弾力性に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均を上回っている要因は、東日本大震災の影響による地区除染委託費、除染土壌等仮置場設置工事設計委託費等に伴う物件費が昨年度と比較して減少しているものの、依然として高い状況にあるためである。今後は、原子力災害に伴う復興を進め、物件費の抑制を図る。

ラスパイレス指数の分析欄

国の給与削減後の数値との比較により指数が急増しており、また類似団体平均を上回っているが、特殊勤務手当の全廃等により人件費の抑制を実施している。今後は、55歳以上の職員の昇給停止や、組織の見直し等を適宜実施し、給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

定員適正化計画における、職員の削減目標(10名)は達成しており、本村の地理的要因によって類似団体平均より若干上回っている。今後も、適正な定員管理に努めていく。

実質公債費比率の分析欄

村債の発行額を抑制してきたことと、辺地債や学校教育施設整備事業債等の基準財政需要額に算入される村債発行が多く、年々低下しているため類似団体平均に近づいている。今後も、村債充当事業については、年次計画に基づき実施し、発行額の抑制に努める。また、債務負担行為に基づく支出のうち公債費に準ずるものは、国営土地改良事業負担金及び特別養護老人ホームの建設に係る償還補助であり、平成12年度をピークとして年々減少している。

将来負担比率の分析欄

村債の現在高は前年度より減少、債務負担行為に基づく支出予定額は、償還の終了等による減少、公立岩瀬病院企業団への負担額は前年度とほぼ同額、充当可能財源である財政調整基金は前年度より若干減少し、類似団体平均を上回っているため、今後においても村債の発行や債務負担行為による財政負担の増加を極力抑制していく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2016年度)

人件費の分析欄

特殊勤務手当の全廃により総額の抑制に努めているが、類似団体平均より上回っている状況である。今後は、55歳以上の職員の昇給停止等を適宜実施し、職員人件費の抑制に努めていく。

物件費の分析欄

平成28年度においては、各種システム使用料等の微増、各種システム・設備等の保守が増加したため、0.2ポイント増加しており類似団体平均を上回っている。経常経費については、今後ともシーリング設定を行うなど引き続き抑制を図る。

扶助費の分析欄

少子高齢化の進展に伴い、増加は避けられない見込みではあるが、支給要件の見直し等により、上昇率の平準化に努める。

その他の分析欄

特別会計繰出金(国民健康保険、後期高齢者医療)が減少しているものの、昨年度と比較して0.1ポイント増加しており、類似団体平均を上回っている。今後は、特別会計の健全化を図っていかなければならない。

補助費等の分析欄

補助費等については、一部事務組合等への負担金等が増加し、0.8ポイント増加した。今後において、一部事務組合等への経常的な負担金・補助金について更なる削減も検討する必要がある。

公債費の分析欄

村債の発行を抑制してきたことに加え、辺地債や学校教育施設整備事業債等の基準財政需要額に算入される村債を多く活用してきたことで、防災関連の整備等により増加はしたものの、類似団体平均を下回っている。今後においても、村債充当事業の重点選別化を図り、発行額の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

公債費以外の状況については、昨年度と比較して1.8ポイント増加している。概ね類似団体平均に近い状況となっているが、各計画に則し経常経費の更なる抑制を図り、財政構造の弾力性を維持しながら健全な財政運営に努めていく必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

議会費は、議員共済組合負担金が減少したことに伴い、昨年度より減少しているが、類似団体平均を上回っている。総務費は、防災関連の施設整備等が減少しているものの、類似団体平均を上回っている。民生費は、東日本大震災の影響による地区除染委託費、除染土壌等仮置場設置工事等は減少しているものの、類似団体平均を上回っている。農林水産業費は、東日本大震災の影響によるため池の放射性物質等底質除去事業、ふくしま森林再生事業等が増加しており、類似団体平均を上回っている。その他の目的別経費については、類似団体平均に近い数値である。今後とも、経費の抑制を図り、健全な財政運営に努めていく。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

人件費は、期末勤勉手当の利率改定等に伴い増加しており、類似団体平均を上回っている。物件費は、東日本大震災の影響による地区除染委託費等が昨年度と比較して減少はしているものの依然として高い状況にあり、類似団体平均を上回っている。維持補修費は、降雪量が多かったため除雪委託費等が増加し、類似団体平均を上回っている。普通建設事業費は、除染土壌等仮置場設置工事等の減少、ふくしま森林再生事業等が増加しており、類似団体平均を上回っている。投資及び出資金は、一般財団法人から株式会社へ移行するための設立出資金が増加したため、類似団体平均を上回っている。その他の性質別経費については、類似団体平均に近い数値である。今後とも、経費の抑制を図り、健全な財政運営に努めていく。

実質収支比率等に係る経年分析(2016年度)

分析欄

財政調整基金については、平成28年度においては、積立額より取崩額が増加したことにより基金残高が減少した。実質収支額は、平成28年度については平成27年度より0.84ポイント減少し5.63%となっているが、若干の変動はあるものの概ね6.0%前後で推移している。平成28年度において、実質単年度収支の赤字となっているのは、公共施設等の長寿命化や整備等を図るための基金の整備等に伴い、一般財源不足分を財政調整基金の取り崩しで対応したことが要因となっている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2016年度)

分析欄

各会計において、平成24年度以降赤字となっているものはない。工業用地取得造成事業特別会計においては、未売却資産に係る販売収入見込額も含まれており、販売状況により今後変動する可能性がある。

実質公債費比率(分子)の構造(2016年度)

分析欄

地方債においては、基準財政需要額に算入される村債充当事業を選別化するとともに、発行額の抑制に努めている。臨時財政対策債等の元金償還が開始しているが、過疎対策事業債等の償還終了に伴い、昨年度より微減している。債務負担行為に基づく支出においては、減少傾向にあり、今後も減少する見込みである。

将来負担比率(分子)の構造(2016年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債の現在高については、緊急防災・減災事業(防災センター整備事業等)等の借入はあるものの、過疎対策事業債等の償還終了に伴い減少している。債務負担行為に基づく支出予定額は、今後減少していく見込みである。充当可能基金については、財政調整基金の取り崩し、東日本大震災復興基金の取り崩しはあるものの、公共施設整備基金等への積立により増加している。基準財政需要額の算入見込額については、村債充当事業の選別化を行っており、概ね地方債の現在高に比例している。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2016年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

債務償還可能年数の分析欄

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

H28の実質公債費比率は、元利償還金の額が元金償還開始に伴う増はあるものの償還終了に伴い減少、農業集落排水事業等の元利償還金に対する繰出基準額の減少、公債費に準じる債務負担行為が減少、村税の増加に伴い標準税収入額の増加、普通交付税額等の減少に伴いH27より0.4ポイント減少したが、類似団体平均と比較すると、1.2ポイント上回っている。H28の将来負担比率は、地方債の現在高は借入はあったものの償還終了に伴い減少し、債務負担行為による償還負担金の減少、公営企業等繰入見込額の増加、充当可能財源である基金の増加、普通交付税等の減少により標準財政規模が減少しH27より2.1ポイント減少したが、類似団体平均と比較すると20.5ポイント上回っている。

施設類型別ストック情報分析表①(2016年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

施設類型別ストック情報分析表②(2016年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,