事業・施設概要
| 都道府県 | 福島県 | 経営主体 | 天栄村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A9 | 行政区域内人口 | 5,134人 |
| 現在給水人口 | 4,816人 | 給水区域面積 | 9,242ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は黒字だが類似団体平均を下回るため、維持管理費等の一層の縮減と効率化を進める必要があります。③流動比率は類似団体平均を下回るが、100%超のため、現状の経営を維持します。④企業債残高対給水収益比率は平均を上回るため、企業債の借入額は十分精査する必要があります。⑤料金回収率は100%を下回っており、水道料金の適否を料金改定も含め検討が必要となる可能性があります。⑥給水原価は広域供給のため費用が嵩む傾向があります。しかし、必要最低限の塩素消毒のみで供給しているため、経費削減は厳しい状況です。⑦施設利用率は類似団体と同程度で推移しています。⑧有収率は継続的な管路更新や漏水調査で改善し、平均を上回っています。引続き計画的更新を進め、有収率の向上に努めます。
老朽化の状況について
毎年計画的に老朽管を更新しています。昭和50年代布設の石綿セメント管が残っており、毎年度耐震管へ更新しています。水道管の耐用年数40年超の管が全体の約14%を占め、計画的な更新が必要です。
全体総括
村の水道事業は、水源の大部分が水質の安定した湧水であるため、浄水施設に係る費用は比較的低く抑えられています。一方で、給水区域が広範囲かつ分散しているという地域特性から、安全で安定した給水を継続するための維持管理費や管路更新費には、多大な時間と費用を要すると見込まれます。今後、施設更新期の到来を見据え、経営計画の策定が急務です。また、給水人口の減少に伴う料金収入の減少が予想されることから、水道料金の適正性を定期的に検証し、料金改定を含む対応を検討する必要があります。料金改定が必要となる場合には、十分な議論を尽くすとともに、使用者への丁寧な説明を行うことが重要です。
経営状況
収支構造
総額1.7億円
総額1.6億円