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地方財政ダッシュボード

秋田県にかほ市の財政状況(2022年度)

秋田県にかほ市の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

にかほ市水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業農業集落排水下水道事業小規模集合排水処理

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2022年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2022年度)

財政力指数の分析欄

令和4年度は前年度と同数値となり、類似団体平均を0.06下回った。直近5年間は横ばいの状況が続いている。基準財政収入額は、世界的な半導体不足による市内大手企業の生産体制の強化・下請企業等の稼働増で業績が向上したことや、それに伴い給与所得者の所得割額が増加したことにより、個人住民税と法人住民税が増加したため、前年度よりも数値が増加した。しかし現状の動向では、生産年齢人口を中心とした人口減少など市税収入への影響は避けられない状況にあり、今後の財政運営は厳しくなることが予想される。企業誘致による雇用や移住・定住政策、子育て支援などによる人口減少対策を最優先課題とし、将来的な財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

前年比3.3ポイント悪化し、類似団体平均との差は1.3ポイントとなった。平成30年度臨時財政対策債や令和2年度屋内運動施設整備事業などの元金償還開始による公債費の増加、物件費のうちエネルギー価格高騰による庁舎・公共施設等の燃料費や人件費のかかり増しによる各種委託料の増額など、比率の分子である経常的経費が増加した。また、地方税は増加したが、地方特例交付金、普通交付税、臨時財政対策債などが減少し、分母となる経常一般財源が全体として減少したことが比率悪化の要因と考えられる。今後も人口減少が進むことが予想されるとともに、令和2年度の合併算定替の終了などによる普通交付税の減少などから財政規模の縮小は避けられない。一方で公共施設の維持管理費や社会保障費は増加傾向にあることから、人件費、物件費、公債費などの経常費用の抑制に努めるとともに今後の施設管理の検討を行い、比率の改善を図っていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均を58,831円(29.3%)上回り、前年度比2,592円増加した。人件費は、会計年度任用職員の報酬や期末手当、各種選挙事務や新型コロナウイルスワクチン接種業務に係る時間外勤務手当などが増加したが、特別職退職手当事業負担金の減少などにより全体として減少した。物件費は、エネルギー価格高騰による公共施設等の燃料費や人件費のかかり増しによる各種委託料の増額、ふるさと納税の増収に伴う返礼品等関連経費などが増加したが、高機能消防指令センター更新事業、新型コロナウイルス感染症対策事業などの減少により、全体として減少した。分母となる人口が前年度より443人減少していることが、数値増加の要因となっている。今後も「にかほ市行財政改革大綱」に基づき、事務事業の効率化を進め、行政経費の抑制を図るとともに、「にかほ市公共施設等総合管理計画」を基本とした公共施設の統廃合、計画的改修による管理運営費用等経費の削減に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

前年度比0.4ポイント増加したが、類似団体平均を3.1ポイント、全国市平均を4.6ポイント下回っている。自主削減努力により直近5年間は低水準で推移しており、今後も国や他団体の動向を考慮した上で、本市の実情に合った給与水準となるよう引き続き適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

前年度から0.18人増加し、類似団体平均を1.53人上回っている。類似団体平均より職員数が多い要因として、消防業務を市単独で行っており、職員数に消防職員が含まれていることなどによる。これまで「にかほ市行財政改革大綱」に基づき、新規採用者を退職者数以下として徹底した定員管理を実施してきているが、早期退職者数の増加による人員不足を解消するため、採用者数を調整している。今後は人口減少に歯止めがかからないため、数値も引き続き微増していくと考えられる。住民サービスの低下に繋がらないよう、年齢構成のバランスに配慮しながら適正な管理に努めていく。

実質公債費比率の分析欄

前年度比0.6ポイント悪化し、類似団体平均を0.4ポイント上回った。比率の分子は、平成30年度臨時財政対策債や令和2年度屋内運動施設整備事業などの償還開始による元利償還金の増加が、公債費の基準財政需要額算入額の増加を上回った。一方で分母は普通交付税算定額や臨時財政対策債発行可能額の減少により標準財政規模が減少した。これらの要因により、比率が増加している。今後も財政状況を勘案しながら地方債の発行を抑制し、公債費負担の健全化に努める。

将来負担比率の分析欄

前年度比5.4ポイント増加し、類似平均団体を52.2ポイント上回っている。比率の分子のうち退職手当負担見込額が増加したこと、分母のうち標準財政規模が減少したことが要因である。将来負担額のうち地方債残高は、アウトドア拠点施設整備事業や屋内運動施設整備事業などを実施しながらも令和2年度まで任意繰上償還を実施し、残高の増加を抑制してきた。また、公営企業債等繰入金も前年度に引き続き減少しているものの、下水道整備事業の実施に伴い繰入金額が増減するため、資本費平準化債を発行することで将来負担の平準化を図っている。充当可能基金は、前年度に引き続き新型コロナウイルス感染症の影響で事業縮小・中止し、財政調整基金取崩額が減少したことなどから基金残高が増加した。ほか、地方債現在高等に係る基準財政需要額算入額は減少している。今後も地方債の新規発行の精査や使用料金見直し等の経営改善のほか、充当可能基金の確保を図り、将来負担の軽減に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費の分析欄

前年度比0.1ポイント増加したが、類似団体平均は0.5ポイント下回った。経常的な経費としては会計年度任用職員の報酬や期末手当が増加しているほか、臨時財政対策債の大幅な減少により比率の分母が減少したことが、増加の要因となっている。今後も「にかほ市行財政改革大綱」に基づいた定員管理を行い、年齢構成のバランスに配慮しながら人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

前年度比2.2ポイント増加し、類似団体平均を4.1ポイント上回った。エネルギー価格高騰による公共施設等の燃料費や最低賃金保障による単価増など人件費のかかり増しによる各種委託料の増額、ふるさと納税の増収に伴う返礼品等関連経費などが増加したことが要因である。併せて、他団体では一部事務組合で実施していると思われる一般廃棄物処理や消防業務などを、市単独で行っていることが類似団体平均を上回る要因であると考えられる。今後も「にかほ市行財政改革大綱」に基づいた取り組みや、事務事業の見直しによる経費削減を継続する。

扶助費の分析欄

前年度比0.5ポイント減少し、類似団体平均を1.2ポイント下回った。児童数や福祉医療、老人保護措置の対象者数の減少、生活保護費のうち医療扶助費の減少などが要因である。今後も、少子高齢化の影響による児童福祉費の減少はあるものの、障害者福祉費や老人福祉費の増加が見込まれるため、地方税等の収納率向上など財源の確保を進め、安定した財政基盤の維持に努める。

その他の分析欄

前年度比0.1ポイント減少したが、類似団体平均は7.7ポイント上回った。水道事業への出資金や国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計、下水道事業特別会計(公共、農集排)への繰出金は増加しているが、降雪量の減少や資材高騰等による庁舎・公共施設の補修見送りのため維持補修費が減少したことが要因である。今後は社会情勢を見据えながら、「にかほ市公共施設等総合管理計画(個別施設計画)」により施設の統廃合による維持管理経費の縮減や、老朽化対策費の平準化に努める。

補助費等の分析欄

前年度比0.6ポイント増加したが、類似団体平均は8.1ポイント下回った。地域公共交通に係る各種負担金・補助金や奨学金返還助成制度助成金、一部事務組合への負担金等の増加が要因となっている。一方、類似団体平均を大きく下回る要因としては、一般廃棄物処理や消防業務を市単独で行っていることにより、一部事務組合への負担金が少ないことが挙げられる。

公債費の分析欄

前年度比1.0ポイント増加したが、類似団体平均は0.7ポイント下回った。比率の分子である平成30年度臨時財政対策債や令和2年度屋内運動施設整備事業などの元金償還開始による元利償還金の増加と、分母のうち臨時財政対策債の大幅な減少が増加の要因である。これまでも地方債発行の精査等により公債費負担の健全化を図ってきたが、今後も財源確保による地方債発行の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

前年度比2.3ポイント増加し、類似団体平均を2.0ポイント上回った。比率の分子のうち人件費、維持補修費、扶助費は減少したがその他の費目は一般財源等を財源とする経常的な歳出が増加している。併せて、経常一般財源は増加したが、それを上回る臨時財政対策債の大幅な減少により分母が減少したことが比率増加の要因となっている。今後も「にかほ市行財政改革大綱」に基づき、公共施設の統廃合など合併効果を発現させる取り組みや、人件費の縮減など経常的な経費の削減への取り組みを継続していく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

【財政調整基金残高】令和4年度は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用や、コロナ禍・資材高騰などによる事業縮小・中止などで取崩額が減少したため、残高が増加した。今後は市税や地方交付税の減少、コロナ禍後の事業再開による取崩額の増加が見込まれるが、標準財政規模の15%程度の残高を目標とし、災害対応ほか緊急に必要な施策の財源とする。【実質収支額】直近5年間は増加傾向にあり、令和4年度は繰越金の増などにより6%台まで増加している。【実質単年度収支】財政調整基金での歳出歳入調整による積戻し額の減少により積立金が減少したため、前年度より比率が減少した。【今後の見通し】本市は自主財源比率が3割程度であり、地方交付税に依存する財政運営となっている。今後も税収の大幅増は見込めないため、財政調整基金を取り崩しながらの厳しい財政運営が予想されるが、新たな財源確保について積極的に検討し、財源創出と経常経費の抑制などに努め、適正な財政運営を行う。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

【現状】一般会計及びすべての特別会計において黒字となっている。【水道事業】給水戸数は前年度より僅かに改善した。有収水量は家庭用が減少したが市内製造業の業績好調のため工場用が増加し、年間給水量が前年度と同量となっている。また、その他営業収益や長期前受金戻入などの増加により総収益が前年度より増加したことで比率が上昇した。今後は人口減少に伴い、給水量・給水収益ともに減少していくことが予想されるため、新たな水需要の開拓に努め健全な事業運営に努める。【公共下水道事業】料金収入が前年度より減少したほか、地方債償還金が増加しているため前年度より比率が下降している。今後も人口減少の進行及び節水意識の定着などにより大幅な伸びは期待できず、現在の料金水準では経費を賄えない状況が想定される。支出についても、事業実施や老朽化により地方債償還金や修繕費が増加する見通しであるため、料金改定の検討など健全な事業運営に努める。【国民健康保険事業事業勘定】県に納付する国民健康保険事業費納付金の増加や保険税の減収により、前年度に引き続き黒字幅が減少している。今後は健康増進を促し、保険給付費の抑制を図るとともに税率の見直しなどについて検討する必要がある。【今後の見通し】今後も人口減少が進み、料金・税収の大幅な増加は見込めないことから、税率の見直しや料金改定等の財源確保に努め、各会計で身の丈に合った財政運営・企業運営を行っていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

【元利償還金】令和4年度は任意繰上償還を実施しなかったが、償還終了よりも平成30年度臨時財政対策債や令和2年度屋内運動施設整備事業などの償還開始が多かったことから、前年度より増加した。【公営企業の元利償還金に対する繰入金】令和4年度は償還開始により国民健康保険事業施設勘定への繰入金が増加したが、水道事業と下水道事業の繰入金が減少したため、前年度から微減となった。【今後の見通し】早期健全化基準未満ではあるが、財政状況を勘案しながら任意繰上償還の実施を検討するとともに、地方債の新規発行の精査などにより、比率の改善を図る。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

【一般会計等に係る地方債の現在高】地方債発行内容の精査に加え、元利償還の終了や平成19~令和2年度まで実施した任意繰上償還により、着実に減少している。【公営企業債等繰入見込額】令和3~4年度は減少傾向であるが、公共下水道整備事業の進捗により増減することから、資本費平準化債の発行により繰入金の平準化を図っている。【充当可能財源等】充当可能基金は令和2年度以降、増加傾向である。令和4年度は新型コロナウイルス感染症や資材高騰の影響で事業縮小・中止となり財政調整基金取崩額が減少したことや、ふるさと納税の増収に伴うみらい創造基金積立金の増加により、充当可能基金が増加したことが主な要因である。基準財政需要額算入見込額は算入開始より償還終了が多いことなどから直近5年間で減少し続けており、充当可能財源等が全体で減少したため、将来負担比率の分子は前年度より増加した。【今後の見通し】早期健全化基準未満ではあるが、今後、充当可能財源等の減少が避けられないことから、財政状況を勘案しながら地方債の新規発行の精査などにより比率の改善を図る。また、公営企業においても一般会計からの繰入金に依存しないよう、料金改定を行うなど経営改善を実施し、将来負担の軽減に努めていく。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金全体

(増減理由)取崩額の内訳は、ふるさと納税に対する本市特産品の返礼やアウトドア拠点づくり事業、学校生活・学習サポート事業などへの充当財源として「みらい創造基金」を979百万円、集会施設整備費補助金や地域振興交付金などへの充当財源として「地域振興基金」を28百万円、森林経営管理制度事業などへの充当財源として「森林環境譲与税基金」を27百万円、観光施設の改修工事に伴い「観光振興基金」を19百万円などとなっている。一方、積立額の内訳は「財政調整基金」へ地財法第7条に基づく積立など258万円、「みらい創造基金」へふるさと納税など946百万円、「森林環境譲与税基金」へ森林環境譲与税など23百万円、「自然エネルギーによるまちづくり基金」へ風力発電周辺施設管理協力金など11百万円、「観光振興基金」へ施設使用料など8百万円となっている。基金全体としては、前年度比199百万円増の残高6,280百万円となった。(今後の方針)基金残高は令和2年度以降増加しており、令和3~4年度は新型コロナウイルス感染症の影響や資材高騰による事業縮小・中止の影響で取崩額が減少したことが主な要因となっている。ただし今後は地方交付税の減収、施設の老朽化による維持管理費の増加、コロナ禍後の事業再開などにより、取崩額が年々増加していくことが見込まれる。これからも財政調整基金は標準財政規模の15%程度の残高を目標とし、災害対応ほか緊急に必要な施策の財源とするため基金全体の残高が大きく減少しないよう、健全な財政運営に努めていく。

財政調整基金

(増減理由)・新型コロナウイルス感染症の影響や資材高騰による事業縮小・中止に伴う取崩額の減少。(今後の方針)・財政調整基金の残高は、標準財政規模の15%程度となるよう努めている。・市税や地方交付税の減収、災害や新型コロナウイルス感染症など特別の事業による財源不足を補てんするため、毎年1~2億程度を目途に積み立てることを見込んでいる。・基金残高は現在高い水準であるが、今後、市税や地方交付税の減収対策により減少していく見込である。

減債基金

(増減理由)・平成30年度に地方債の任意繰上償還の財源として全額取崩を行った(今後の方針)・今後、積立は行わない見込である

その他特定目的基金

(基金の使途)・地域振興基金:市民の連帯強化及び地域振興に係る施策・みらい創造基金:豊かな自然環境の保護や美しい景観の保全事業、伝統芸能や地域文化の伝承並びに史跡等の保全・継承事業、環境保全や環境浄化並びに循環型社会の形成事業、その他活力あるふるさとづくりとして、寄附者の想いに沿うと認められる事業・社会教育施設整備基金:社会教育施設の整備・山﨑科学教育振興基金:フェライト子ども科学館及び学校教育を通じて科学的な知識及び創造力を養い、次代に貢献し得る有為な人材の育成を図る施策・白瀬南極探検隊記念館施設整備基金:白瀬南極探検隊記念館の施設整備及び周辺環境の整備(増減理由)・地域振興基金:集会施設整備費補助金事業、地域振興交付金事業、地域医療体制確保事業、運動・スポーツ習慣化事業などの財源として28百万円を充当した一方で、基金運用収入を6百万円積み立てたことによる減少・みらい創造基金:ふるさと納税特産品返礼事業、アウトドア拠点づくり事業、学校生活・学習サポート事業、バス路線代替運行委託事業、子ども家庭総合支援拠点事業、象潟運動広場改修事業、スクールバス運行事業などの財源として979百万円を充当した一方で、ふるさと納税など946百万円を積み立てたことによる減少(今後の方針)・地域振興基金:旧合併特例債を原資としており、市民の連帯強化や地域振興を図ると認められる事業の財源として、令和5年度は30百万円、令和6年度は24百万円の取り崩しを予定しており、基金利子分を積み立てる予定・みらい創造基金:寄附金(主にふるさと納税)を原資としており、環境保全や史跡等の保全・承継事業のほか、寄附者の想いに沿うと認められる事業の財源として、令和5年度は688百万円、令和6年度は436百万円の取り崩しを予定しており、寄附金及び基金利子分を積み立てる予定

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、前年よりも1.7%増加している。これは固定資産の新規取得よりも減価償却が進んだことが主な要因である。また、類似団体平均を2.2%下回っているものの、施設類型別では市民会館や公民館、体育館・プール、庁舎等で類似団体平均を上回り、高い水準となっている。今後は、にかほ市公共施設等総合管理計画に基づき、適切な維持管理と各施設の長寿命化を図るとともに、統廃合についても検討を行っていく。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、類似団体平均を159.6%上回っており、前年度から51.5%悪化した。分子のうち、地方債現在高が約2億円、公営企業債の償還財源に対する一般会計からの負担等見込額が約3億円減少し将来負担額が約5億円減少したが、控除される充当可能財源のうち、基準財政需要額算入見込額が約9億円減少したことで、分子は昨年度より増加している。分母の経常一般財源等は約2億円減少し、経常経費充当財源等は約1億円増加している。分母に対する分子の比率が昨年度よりも大きくなったことが、悪化の要因である。今後も分母となる市税や普通交付税の減少は避けられないと見込まれるため、地方債の新規発行の精査や職員数の適正管理による退職手当引当金等の将来負担額の抑制とともに基金残高の確保を図り、分子の抑制に努める。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

有形固定資産減価償却率は類似団体平均を2.2%下回っているが、市民会館や公民館、体育館・プール等が70%~100%と老朽化が進んでいる。今後は、にかほ市公共施設等総合管理計画に基づき、適切な維持管理と各施設の長寿命化を図るとともに、統廃合についても検討を行う。将来負担比率は類似団体平均を52.2%上回り、高い水準となっている。地方債発行の精査による地方債残高の抑制や交付税措置が有利な地方債の積極的な活用により年々改善傾向が続いていたが、充当可能財源等や標準財政規模の減少により分子の比率が増加し、令和4年度は5.4%増加した。将来世代に過度な負担を残すことのないよう財政状況を勘案しながら任意繰上償還の実施を検討する等、地方債残高の抑制に努める。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は類似団体と比較して高い水準にあり、昨年度から5.4%増加した。分子の将来負担額のうち、地方債現在高と公営企業債の償還財源に対する一般会計からの負担等見込額が減少したが、充当可能財源のうち基準財政需要額算入見込額も減少したため、分子全体は増加した。また、分母となる標準財政規模が減少しており、これらが増加の要因となっている。実質公債費比率は前年度比で0.6%悪化した。分子である元利償還金額が増加したほか、分母である臨時財政対策債発行可能額が大幅に減少したことが主な要因である。引き続き、財政状況を勘案しながら任意繰上償還の実施を検討するとともに、地方債の新規発行の精査等により公債費の抑制に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2022年度)

財務書類に関する情報②(2022年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

秋田県にかほ市の2022年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。