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地方財政ダッシュボード

岩手県西和賀町の財政状況(2020年度)

岩手県西和賀町の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

西和賀町水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業病院事業町立西和賀さわうち病院下水道事業特定環境保全公共下水道下水道事業農業集落排水排水処理事業特定地域生活排水処理

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

類似団体の値と比較して大きく下回っている。人口減少、高齢化率上昇の傾向は続き、感染症拡大も相まって町内の経済状況に好転の兆しは見えず、町民税をはじめとする地方税の減少により依然として財政基盤は弱い状況にある。基準財政収入額が増えてはいるものの(+24,476千円)基準財政需要額の伸びも大きく(+192,749千円)、指数の改善は難しいものと考える。地方交付税以外でも、ふるさと納税の活用、使用料の見直し等による収入確保及び行政改革による事務的経費等の歳出削減による、財政状況改善が急務である。

経常収支比率の分析欄

経常経費充当一般財源は前年比+45,504千円の3,758,120千円だったのに対し、臨時財政対策債を含む経常一般財源総額等が前年比+138,416千円の4,365,784千円となり、比率は前年比-1.7ポイントの86.1%となった。経常経費充当一般財源では保険給付費の増に伴う繰出金増(+54,118千円)等により増となったものの、経常一般財源総額等は昨年度に続く普通交付税の増(+116,062千円)等により上回ったことから、比率改善の要因となった。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費については、職員数は減少しているものの、会計年度任用職員制度の実施等に伴い+42,049千円と増加に転じた。物件費については、新型コロナウイルス感染症対策として実施した宿泊割引事業委託料(+17,638千円)等により、全体で+29,224千円となった。類似団体平均を大きく上回っているが、広大な面積を持つ当町においては一定程度の経費は必要であるものと考える。

ラスパイレス指数の分析欄

職員の年齢構成の平準化が進まず平均年齢が上がっていることから、類似団体平均を上回っている。今後は、総職員数と年齢構成のバランスを鑑みた採用を進めることが必要と考える。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体と比較して多くなっている。合併団体である当町では、旧町村の行政拠点として分庁舎方式を採っていることが大きいが、そのほかにも公立保育所を3箇所運営、農林業や観光業などの産業部門の強化、文化施設を含めた生涯学習の取り組みが考えられる。平成29年度に策定した西和賀町定員管理適正化計画に基づき、適正な定員管理に努めていく必要がある。

実質公債費比率の分析欄

普通交付税の増加に伴う標準財政規模の増(+137,427千円)、一般会計地方債償還額の減(-11,021千円)のほか、公営企業会計で支出する地方債償還に充てた繰出金も減(-33,365千円)となり単年度では比率は改善したものの、前年度より0.4ポイントの増となった。平成26年度以降大規模事業を断続的に行い多額の地方債を発行したため、償還額は令和3年度から高い水準となる見込である。地方債発行を抑制し、負担が大きくならないよう努める必要がある。

将来負担比率の分析欄

地方債償還による将来負担額の減少(-67,233千円)に加え、基金の取り崩し等による充当可能財源の減少(-9,681千円)があったものの、前年度に続く普通交付税の増加に伴い標準財政規模も増加(+137,427千円)したことから、比率は6.1ポイントの改善となった。令和3年度以降数年は大規模事業が続き地方債残高が増えることから、比率が伸びる見通しであり、基金積立等充当可能財源の確保が必須である。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

会計年度任用職員制度の実施等に伴い増(+8,894千円)となったものの、経常一般財源等の伸びにより、経常経費の割合は0.6ポイント改善、類似団体平均値を若干下回った。人件費が義務的経費の半分を占めていることから、更なる効率化を目指し組織機構の検証等を行うとともに、職員構成の平準化に努める必要がある。

物件費の分析欄

物件費全体で前年度比+29,224千円と増加しており、経常経費充当一般財源等も+14,734千円となったが、経常経費の割合は前年度と同値となり、類似団体平均値を下回った。事務経費の節減に取り組む必要はあるが、職員数の減に代わる外部委託の増など、一定の支出は必要と考える。

扶助費の分析欄

幼児数の減少に伴う保育所措置委託料の減(-12,919千円)等により、扶助費全体では前年度から-16,228千円となったものの、経常経費充当特定財源のうち基金繰入金を減(-13,846千円)としたこと等により、経常経費の割合は0.3ポイントの増となった。障害者自立支援給付費も減少(-6,517千円)とはなったものの、扶助費に占める割合は大きいことから動向を注視する必要がある。

その他の分析欄

維持補修費は前年度比-2,576千円、繰出金は+54,118千円となり、経常経費の割合は0.9ポイントの増となった。下水道、農業集落排水事業の繰出が継続して多額であり、また介護保険特別会計の繰出も給付費の伸びに比例して増加していることから、今後も高い水準で推移することが見込まれる。料金見直しによる使用料の増等により収益確保を図ることで、繰出金を軽減させる必要がある。

補助費等の分析欄

病院事業会計繰出金の減等により前年度比-33,101千円となり、経常経費の割合も前年度から1.4ポイント減となった。それでもなお、公営企業会計(水道事業会計、病院事業会計)への繰出金が多額であり、類似団体を上回る要因となっていることから、料金の見直しなど経営改善を促し、引き続き支出額の圧縮につなげる必要がある。

公債費の分析欄

普通会計における公債費は前年比-11,031千円となり、経常経費の割合も0.9ポイント改善した。公共事業等債・一般(+3,117千円)や臨時財政対策債(+9,098千円)の償還額が増加した一方、過疎対策事業債(-9,713千円)、地方道路等整備事業債(-13,336千円)等が減となり、償還額全体で減少となった。

公債費以外の分析欄

経営収支比率が減となったことに伴い、公債費以外の経常経費の割合も減少しているが、類似団体平均よりは大きくなっている。今後は公債費が増加していく見通しであるため、各特別会計への繰出金を始めとして、経費節減を図る必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

財政調整基金は一定規模を維持しているが、近年は取り崩し額が大きくなってきており、今後の公債費の伸びを踏まえると基金残高は更に減少していくことが想定される。実質収支は、財政調整基金の取り崩し等により今年度も黒字を維持できた。しかし、実質単年度収支はその財政調整基金の取り崩し額が多額となっていることから-1.90%となり、4年連続の赤字となった。令和2年度に策定した中期財政計画に基づき収支改善を図り、黒字化を目指す。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

【一般会計】財政調整基金の取り崩し等により黒字を維持できているが、人口減少が続き町税も減少傾向にあることから、今後は地方交付税を含め一般財源の確保が厳しい状況となる見込みである。【特別会計】一般会計からの繰入金によりどの会計も黒字を維持しているが、一般会計自体の財源確保が厳しくなってくる見通しであることから、特にも事業会計では料金の見直しなど自主財源の確保が急務である。【企業会計】水道事業は平成30年度から企業会計に移行したが、一般会計補助金等により資金不足は発生していない。今後は簡易水道統合事業実施に伴う公債費償還が大きく増える一方で、人口減に伴い加入戸数の減少も見込まれることから、引き続き一般会計補助金を必要としながらも、料金見直しによる自主財源確保が必須である。病院事業も同様に一般会計補助金等により資金不足は発生していない。令和2年度も常勤医が3人体制となっており応援医師に係る経費が節減できたが、一般会計補助金は多額に上っている。また、病床機能の見直し(地域包括ケア病床)により収益改善に繋げられたが、人口減少に伴う患者数の減など経営は引き続き厳しい状況にある。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

【元利償還金】普通会計においては、償還額は減少をたどっているが、令和3年度から西和賀消防署建設事業に係る償還が始まり、今後も高い水準で推移する見通しである。【公営企業債の元利償還金に対する繰入金】下水道、農業集落排水事業の償還額は概ね横ばいで推移している。令和2年度は一旦減少に転じたものの、水道事業で令和3年度から統合事業に係る償還が始まり、今後も高い水準で推移する見通しである。【組合が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等】北上消防、北上中部広域行政組合への負担金であり、近年は横ばいで推移している。【算入公債費等】公営企業債の増に比例して増加している。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

【一般会計等に係る地方債の残高】残高の減少を続けてきたが、今年度も更に増加し今後数年は大規模事業の実施により伸びる見通しである。【公営企業債の元利償還金に対する繰入金】水道事業、下水道事業によるもので、特に水道統合事業が行われたことにより近年は増加している。【組合等負担等見込額】北上消防、北上中部広域行政組合の負担であり、今年度は増加している。【退職手当負担見込額】退職者不補充等により減少、横ばい傾向にある。【充当可能基金】概ね横ばいで推移しているが、財政調整基金は減少傾向にある。【充当可能特定財源】町営住宅の利用者の増に伴い使用料も増加している。【基準財政需要額算入見込額】算入公債費の償還終了により減少している。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)大規模事業の実施など予算規模の増に併せ必要額の取り崩しを行った。一方で減債基金への積立と今後建設を予定している給食センター、健康管理センター建設に備えて特定目的基金へ積み立てたことにより、全体で76百万円の増となった。(今後の方針)短期的に増加しているが、福祉対策基金や教育施設整備基金は建設事業に備る積立であり、中期的には基金全体では減少していく見通しである。

財政調整基金

(増減理由)取崩は例年並みで推移したが、減債基金や特目基金への積立を優先したため、財政調整基金への積立ができず残高が減少した。(今後の方針)これまでは災害等の備え、財源調整として活用する機会が多いことから積み立てを継続し現在の額となったが、今後は概ね1,000百万円程度を目途に維持することとし、減債基金やその他特定目的基金に必要額を振り向けることとする。また、実質単年度収支の黒字化を図るため、財政状況を見定めたうえで積立も行っていく。

減債基金

(増減理由)令和3年から5年にかけて地方債償還額のピークを迎えることから、備えとして150百万円を積み立てた。(今後の方針)地方債の償還見通しでは令和12年度までは現状より高い水準となることから、財源状況を踏まえて可能な限り積立を行っていくこととする。

その他特定目的基金

(基金の使途)福祉対策基金:高齢化社会に対応した、総合的な福祉活動と快適な生活環境の整備に要する経費の財源としてまちづくり振興基金:町民の連帯の強化と地域振興に要する事業への財源として教育施設整備基金:町立小、中学校及び社会教育、社会体育施設の整備を図る財源としてがんばる西和賀応援基金:西和賀町を応援するために寄せられた寄附金を適正に管理し、寄附者の意向を具体的に政策に反映させ、多様な人々の参加による魅力あるまちづくりを行う経費の財源として医師養成対策基金:町立西和賀さわうち病院の医師を養成するための西和賀町医師養成就学資金貸与事業の財源として(増減理由)福祉対策基金:健康管理センター建設事業を予定しているため積み立てを行ったもの。がんばる西和賀応援基金:ふるさと納税額に応じて積み立てを行ったもの。(今後の方針)福祉対策基金:健康管理センター建設に伴う積み立てであることから、中長期的には減少していく。教育施設整備基金:給食センター建設に伴う積み立てであることから、中長期的には減少していく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は類似団体よりもやや高い水準にある。老朽化した施設が多いものの、財政状況の悪化により、公共施設の更新、改修、除却等が行えていないためであるが、策定された個別施設計画に基づき、可能な限り整備、改修をを行っていくとともに、施設の統廃合、廃止にも取り組む必要がある。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は類似団体よりも高い水準にあり、岩手県平均よりは低い水準にある。道路、橋りょう等のインフラ施設の長寿命化事業を継続的に行っているほか、近年は消防署建設など大型建設事業が続き、地方債残高が増加傾向にある。令和3年度も庁舎大規模改修、給食センターと大型建設事業が続くため、比率は上昇が見込まれる。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

近年の大規模事業の実施に伴い、多額の地方債発行を行ってきたため、将来負担比率が増加している。また、改修のできない老朽化の進んだ施設も多く、減価償却率も上昇している。この状況が進むと維持管理費の増大が予想されるため、財政状況を考慮しながら公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づく改修に取り組むとともに、施設の統廃合や除却も進めていく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

近年は消防署建設事業等に多額の起債発行を行ったことから、将来負担比率は上昇傾向にある。また、実質公債費比率も普通交付税の合併算定替えの終了に伴い、標準財政規模が縮小することから、今後もさらに上昇することが予想され、これまで以上に公債費の適正化に取り組む必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

岩手県西和賀町の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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