鹿児島県与論町の財政状況(最新・2024年度)
鹿児島県与論町の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2024年度)
財政比較分析表(2024年度)
財政力指数の分析欄
財政力指数は前年度から0.01ポイント増の0.16ポイントであった。類似団体との差も昨年度より0.01ポイント縮まったが依然として差が大きく0.11ポイント下回った。今後は多く控えている施設の更新等の大型事業を適正規模で行い投資的経費の抑制を図る他、未収金対策や基金の見直しによる自主財源の確保を図り、財政基盤の強化に努める。
経常収支比率の分析欄
前年度から2.3ポイント増加し、類似団体内平均値を3.3ポイント上回った。物価高騰の影響や人件費の増が主な要因と考えられるが、慣習化されている事業の見直しや補助金等の適正化などを行い経常収支比率改善に努めていく。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
衛生費のごみ処理施設および最終処分場運転総括管理業務委託が本年度より追加されたため、前年度から36,433円増となり類似団体平均値を11,220円上回っている。類似団体内平均値を上回っているため、人員配置の見直しや業務の適正化などを行い、人件費の削減を目指す。
ラスパイレス指数の分析欄
全国町村平均と比較して5.6ポイント低く、類似団体内平均値よりも5.1ポイント低くなっている。今後も国や県と比較しながら適正な給与制度運用を行い、給与の適正化に努める。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
前年度から0.26ポイント増加した。一島一町の離島であるため業務の民間委託が進まず類似団体内平均値と比較すると職員数が多い。事務等の見直しを行うとともに定員管理計画に基づき適正な管理に努める。
実質公債費比率の分析欄
前年度から0.6ポイント減少し、類似団体内平均値と同じ数値となった。一方で今後も大型事業の償還が続き、元利償還金の増加が見込まれるため事業自体の緊急性や必要性等を十分精査し公債費の抑制に努める。
将来負担比率の分析欄
前年度から29.1ポイント減少し将来負担比率は0となったが、施設の更新が多く控えており今後数値が増加していくことが予想されるため、基金への積立や地方債の適切な管理を行いながら財政の健全化に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)
人件費の分析欄
前年度から2.5ポイント増加し、類似団体平均値を7.5ポイント上回った。類似団体と比較すると高い数値となっており、会計年度任用職員数が多いことが主な原因と思料する。行財政改革の取り組みを通じて人件費の適切な管理に努める。
物件費の分析欄
前年度から1.3ポイント増加し類似団体内平均値を1.6ポイント上回った。増加理由としてはごみ処理施設および最終処分場運転総括管理業務委託が本年度より追加されたことがあげられる。経常経費については今後も抑制に努め、財政の健全化を図る。
扶助費の分析欄
前年度から0.2ポイント増加しており、類似団体内平均と比較して0.8ポイント下回った。今後も町単独扶助費の見直しを行い、行政サービスと財政負担のバランスを取りながら適正運営に努める。
その他の分析欄
前年度から2.0ポイント減少した。類似団体内平均値を1.1ポイント下回った。経常的な特別会計への繰出金が増加傾向にあるため、適切な運営に努める。
補助費等の分析欄
前年度から0.7ポイント減少し、類似団体内平均値を6.4ポイント下回った。今後は慣例化した補助金等の見直しを図り、削減をベースに経費の削減に努める。
公債費の分析欄
前年度から0.4ポイント減少し、類似団体内平均値より2.5ポイント高い数値となっている。公共施設の更新や災害対策事業が増加しており、多額の地方債を要しているため今後も公債費の増加が見込まれる。予定している施設更新の事業規模や財源確保の見直しで新規起債の抑制に努める。
公債費以外の分析欄
前年度から2.7ポイント増加した。ふるさと納税の増加に伴い委託費等の数値が増加したことが要因としてあげられる。今後は物件費や補助費等を抑制し、財政の健全化を図る。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
目的別歳出の分析欄
類似団体と比較して議会費・民生費・教育費等が高い水準となっている。議会費は、前年度から190円増加し、類似団体内平均値を2,421円上回っている。民生費は、特別会計への繰出が増加になったこともあり11,863円増となっており類似団体内平均値を37,850円上回っている。教育費は、給食センター建設基金への積立があり、前年度から30,481円の増となった。類似団体内平均値より10,296円高い数値となっている。類似団体内平均値より高い数値が増加傾向にあるため、事業規模の見直しを行い財政の健全化を図りたい。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
性質別歳出の分析欄
類似団体と比較して人件費・公債費・積立金が高い水準となっている。人件費は、会計年度任用職員が多いことが原因となっており、19,712円増加し類似団体内平均値を42,799円上回った。公債費は874円減少したが、類似団体内平均値を3,004円上回っており、依然として高い数値となっている。公共施設の更新が今後も控えているため適切な事業計画が必要である。積立金は前年度から18,006円減少したが、類似団体内平均値を10,185円上回っている。減債基金や公共施設関係の整備基金への積立を行い計画的に運用していく必要がある。
実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)
分析欄
財政調整基金残高は、前年度比で標準財政規模に対する財政調整基金の残高比率が9.99ポイント減少しており、実質収支額については2.57ポイント増加した。令和6年11月に発生した豪雨災害の影響で財政調整基金からの取崩が増加したことで、実質単年度収支が7.28ポイント悪化した。今後も公共施設の更新整備や、物価高騰の影響により財政調整基金の取崩しが想定されるため、既存事業の見直しを行い経費削減・財政の健全化に努める。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)
分析欄
国民健康保険特別会計(事業勘定)については、令和3年度以降は赤字を避けており今年度も0.27%となった。介護保険特別会計については前年度比0.22ポイント減となっている。今後もサロン活動の普及等の介護予防事業に努め、ケアプランの点検等を通じた介護給付の適正化に取り組み、介護給付費の抑制に努める。その他の会計についても事業費の削減に努め、一般会計に依存しない財政運営に努める。
実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
元利償還金は前年度比6百万円の減となった。次年度からはし尿処理施設の償還が開始するため元利償還金が増となる見込のため、今後事業の見直しや規模の縮小、施設の複合化を検討しながら実質公債費の抑制・引き下げを図る。
将来負担比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
充当可能基金が前年度から6百万円の減となり、一般会計等に係る地方債の現在高が212百万円の減のため、将来負担比率の分子が1030百万円の減となった。今後、老朽化した公共施設の更新が予定されており、地方債現在高の増加が見込まれる。新規の起債の抑制や減債基金等への計画的な積立を実施し、地方債残高を適切にコントロールすることで将来世代との財源配分の均衡を図る。
基金残高に係る経年分析(2024年度)
基金全体
(増減理由)令和6年度末の基金残高は2,223百万円となっており、前年度から28百万円の減となっている。財政調整基金が289百万円の減、減債基金は14百万円の増となった。また、その他特定目的基金も248百万円の増となっており、主なところで給食センター建設基金に194百万円、町営住宅等整備基金に30百万円を積み立てた。(今後の方針)類似団体と比較して割合が高かった財政調整基金についても調整がされてきており、特定目的基金や減債基金へ計画的な積立ができている。今後も大型事業に備えた基金積立を行い、将来世代との財源配分の均衡を図る。
財政調整基金
(増減理由)特定目的基金や町債管理基金への積立を行うことで使途の明確化に努めている。一方で令和6年11月豪雨災害の影響で基金の取崩しが増となり、前年度から289百万円減の757百万円となっている。(今後の方針)今後も特定目的基金への積立を行う等、使途の明確化に努める一方で予測不可能な災害への対策として一定の額は保持していく。
減債基金
(増減理由)令和6年度末の基金残高は329百万円となっており前年度から14百万円の増となっている。将来世代の財源配分の均衡を図る目的により減債基金への積立金を計上した。(今後の方針)大型事業の増加に伴う地方債残高増に備え、計画的な積立を実施していく。
その他特定目的基金
(基金の使途)給食センター建設基金:給食センターの建替に伴う財源。学校校舎等建築促進基金:町立学校校舎等建設を促進する。清掃センター解体撤去事業基金:旧清掃センター解体撤去事業の財源とする。ヨロン島サンゴ礁基金:寄附金を社会投資の資金として受け入れると同時に、寄附者の公共サービスに対するニーズを具体化することにより、寄附を通じた住民参画型の地方自治を実現すると共に個性あるまちづくりに資する。町営住宅等整備基金:町営住宅の建設に伴う財源(増減理由)給食センター建設基金:給食センター建替え予定に伴い324百万円の積立を行った。学校校舎等建築促進基金:小学校の建替え予定に伴い10百万円の積立を行った。清掃センター解体撤去事業基金:旧清掃センター解体撤去事業予定に伴い10百万円の積立を行った。ヨロン島サンゴ礁基金:ふるさと納税に伴う寄附金の増加に伴い積立額が多くなったため15百万円の積立を行った。町営住宅等整備基金:町営住宅新規整備事業の実施に伴い30百万円の繰入を行った。その他基金:定期貯金利息の収入による増加。(今後の方針)給食センター建設基金:給食センター建替えの財源として継続的に積立を行いながら活用する。学校校舎等建築促進基金:町立学校の建替えの財源として必要に応じて積立を行いながら活用する。清掃センター解体撤去事業基金:旧清掃センター解体撤去事業の実施に備え計画的な積立を実施する。ヨロン島サンゴ礁基金:寄附者の目的に沿った事業を今後も展開していくよう努める。町営住宅等整備基金:現在整備を予定している朝戸町営住宅分の積立を行い活用する。その他基金:積立が形骸化することのないよう基金の使途に即した事業のため適切な運用を心がける。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
前年度から1.4ポイント増加し、類似団体を6.0ポイント下回った。公共施設等総合管理計画の策定を行い、施設の延床面積20%削減の目標を掲げるとともに、公立学校をはじめとした施設の建替えが必要となってくるため、個別施設計画の策定に基づいた施設の複合化・集約化を原則として検討していく。
債務償還比率の分析欄
前年度から49.1ポイント低い数値、類似団体数値より66.5ポイント高い数値となっている。昨年度と比較すると類似団体との差が少なくなっている。今後は学校をはじめとした教育施設を筆頭に、多くの公共施設が更新を控えており数値が増加することが予測される。そのため公共施設等総合管理計画に基づいた施設管理と、施設規模の見直しを進め地方債発行額の抑制に努めていく。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率は昨年度から2.4ポイント減少し、有形固定減価償却率は1.4ポイント増加した。有形固定資産減価償却率については、施設の建設だけではなく廃止等を行うことで数値の改善を目指していく。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率は前年度から2.4ポイント減少し、実質公債比率は0.3ポイント増加し類似団体との差も0.6ポイントと増加の傾向にある。庁舎建設や、し尿処理施設等規模の大きな地方債の償還や、老朽化した施設の更新を控えているため公債費の適正化をすすめ、実質公債比率の上昇を抑える必要がある。
施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して有形固定資産減価償却率が高くなっている主な施設は、橋りょう・トンネル、港湾・漁港、公民館、認定こども園・幼稚園・保育所であり、低くなっている主な施設は公営住宅および児童館である。公営住宅については築年数の古いものが多かったが、建て替え工事や改修工事を進めていることから類似団体平均値より低い数値となっている。橋りょうについては建築年月日がはっきりしていないものがあり、減価償却率が高くなっていると思料される。今後の調査で建築年月日を明らかになった場合、数値次第では減少するものと思料する。公民館については築年数が40年ほど経過しているものがほとんどであるため、減価償却率が高くなっている。港湾・漁港については、築年数が古く減価償却率が高くなっているため今後順次改修を検討していく。認定こども園については建築後30年以上経過しており数値がたかくなっているため、複合化・集約化を検討していく必要がある。
施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して特に有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、図書館、保健センター・保健所、福祉施設であり、低くなっている施設は、一般廃棄物処理施設、庁舎である。図書館、保健センター・保健所、福祉施設については建築から30年以上経過しているため有形固定資産減価償却率の数値が高くなっている。近年新設した一般廃棄物処理施設および庁舎については、有形固定資産減価償却率の数値は低くなっている。また、消防施設については、対象施設の精査を行い数値が低下した。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
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データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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