香美町:個別排水処理施設

地方公共団体

兵庫県 >>> 香美町

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2017年度)

経営の健全性・効率性について

経常収支比率は89.78%となり、100%未満(単年度収支が赤字)となっているが、今後、比率の分子となる経常収益、分母となる経常費用ともに大きな増減はない見込みであることから、比率についても横ばいとなる見込みである。累積欠損金比率は203.07%となり、前年度からは45.06ポイント増加しているが、類似団体平均、全国平均を下回っている。今後、経常収支比率が100%未満で横ばいとなる見込みであることから、累積欠損金は年々増加することが見込まれ、累積欠損金比率も増加することが見込まれる。流動比率は77.29%となり、100%を下回っている(平成29年度末から1年以内の支払いに対応する資金が同年度末で不足)が、比率の分母となる流動負債のうち企業債償還金(翌年度償還分)に係る財源は、下水道使用料の外に1年以内に収入する一般会計繰入金等を予定していることから、大きな影響はないと考えている。企業債残高対事業規模比率は、は、一般会計等が負担することが見込まれる企業債残高の割合が減少した影響から217.39%となり、前年度からは5.55ポイント減少している。当面は、大規模な更新事業等の予定はないことから企業債残高は減少する見込みであるため、当該比率は減少する見込みである。経費回収率は39.43%となり、100%未満(費用が使用料収入以外(繰入金等)で賄われている)となっていて、類似団体平均、全国平均を下回っている。また、汚水処理原価は589.72円となり、類似団体平均、全国平均を大きく上回っている(有収水量1.当たりの処理費が高い)が、水洗化率は平成29年度末で95.31%と高い比率であり、類似団体平均と近似しており、使用料収入の増加が見込まれないことから、事業運営に必要となる収入(一般会計繰入金等)の確保について、検討を進める必要があると考えている。

老朽化の状況について

個別排水処理事業(4地区、合併浄化槽27基)は、供用開始(最初:平成8年度、最終:平成21年度)から22年が経過したところであり、有形固定資産減価償却率は32.34%で100%を大きく下回っている(保有資産の法定耐用年数に到達していない)ことから、現段階では、機械設備等の定期的な点検整備を行うことで、大規模な更新事業等を行う必要はないと考えている。

全体総括

供用開始(最初:平成8年度、最終:平成21年度)から22年が経過したところで、水洗化率は95.31%となっている。本町では、平成20年度から計3回(平成20年10月、平成23年7月、平成26年7月)の使用料改定を行ってきたところであるが、地区内人口の自然減少等の影響から、有収水量の増加、使用料収入の確保は、難しいと考えるため、本事業の運営に必要となる財源の確保が課題となっている。当面は、財政課との協議による一般会計繰入金の確保等、中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」に基づく運営を進めることで、本事業の現金による収支が均衡するよう、運営に必要な財源を確保していきたいと考えている。

類似団体【L2】

帯広市 網走市 美唄市 士別市 名寄市 千歳市 滝川市 砂川市 深川市 恵庭市 石狩市 奈井江町 妹背牛町 北竜町 沼田町 占冠村 下川町 美深町 幌加内町 遠別町 猿払村 枝幸町 幌延町 美幌町 津別町 訓子府町 湧別町 大空町 音更町 上士幌町 鹿追町 芽室町 更別村 大樹町 幕別町 本別町 浦幌町 一戸町 登米市 栗原市 色麻町 秋田市 由利本荘市 仙北市 上小阿仁村 鶴岡市 鮭川村 白鷹町 西会津町 三春町 渋川市 中之条町 嬬恋村 利島村 長岡市 十日町市 村上市 魚沼市 南魚沼市 阿賀町 刈羽村 砺波市 南砺市 七尾市 宝達志水町 中能登町 能登町 南越前町 道志村 長野市 南牧村 御代田町 長和町 木祖村 筑北村 信濃町 飯綱町 高山市 中津川市 恵那市 飛騨市 揖斐川町 七宗町 白川村 長浜市 豊能町 豊岡市 養父市 たつの市 福崎町 佐用町 香美町 高野町 岩美町 出雲市 安来市 江津市 雲南市 飯南町 美郷町 邑南町 新見市 備前市 美作市 和気町 安芸太田町 萩市 今治市 八女市 佐賀市 伊万里市 小城市 嬉野市 江北町 山鹿市 菊池市 天草市 小国町 氷川町