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アベノミクス効果は地方では報道されている程の好影響も出ていなく、税収減も続いてる状況で、類似団体平均を下回る0.56となっている。また歳出では、扶助費等の義務的経費が増加傾向にあるので、投資的経費をさらに抑制する等、歳出の徹底的な見直しを今後も図るとともに、引き続き税収の徴収率向上対策を中心とする歳入確保に努めたい。
年々増加する義務的経費に加え、物件費や繰出金等も増加傾向が続いているため、昨年より1.1%上回り、類似団体平均を1.3%上回った状況となっている。今後も扶助費や公債費が増加が見込まれているため、全体的な事業の見直しや自主財源の確保をさらに検討していきたい。
昨年より6,000円ほど増加したものの、類似団体平均も増加しているため、比較しても今年も下回っている。人件費については、職員削減の効果が現れているが、来年は一部事務組合の解散により職員数が増えている状況である。今後も計画的な採用を行っていきたい。また物件費等については、マイナンバー関係への対応分の電算委託料が増加している。今後は全体的に物件費・維持補修費の見直しを行い抑制していきたい。
明和町定員適正化計画のもと定員管理を行っているが、8.20人と類似団体平均より0.71人上回っている状況である。今後、可能な範囲での適正な定員管理に努めたい。
平成24年度の単年度が低かったため、3カ年平均でも0.2%の増となった。要因としては、公営企業会計の公債費に充当するための繰出金及び一部事務組合の地方債に充てる負担金が増加したことによる。
地方債残高の増加と充当可能基金及び充当可能特定歳入の減少が要因となり、昨年度より大きく比率が高くなっている。今後も大きな事業が控えているが、事業の見直しを図りながら財政の健全化に努めていきたい。
今後数年間で大量に退職予定があり、採用の平均化を図るため、計画的に退職者より多くの採用を実施している。今後、住民サービスの低下を招かないように計画的な職員採用を行っていきたい。
前年度と同じ数値となり、類似団体平均でも同程度となっているが、介護給付費を中心に増加傾向であり、子ども子育て支援制度の施設型給付費も増額となってきているため、自主財源の確保に努めたい。
今年度も昨年度に引き続き類似団体を上回っているが、主な要因としては、各種特別会計への繰出金によるものである。特に下水道事業及び介護保険特別会計への基準内繰出しが、昨年に引き続き増加している状況である。経費削減はもとより、料金改定を行うなど、独立採算の原則に基づき健全化を行うことにより、税収を主な財源とする普通会計の負担額を減らしていくように努めたい。
平均的な数値で推移しているが、今後も精査を行い、増加させることなく推移させたい。また、補助費を抑えられている要因としては、一部事務組合の負担金の一時的な減少のためである。
起債借入の抑制を図ってはいるが、経常的な公共事業等債や臨時財政対策債などの償還が毎年度増加しているので、類似団体平均を少し上回る状況となっている。今後中学校の建設等の大規模事業が控えているため、しばらく増加が見込まれているが、その他の投資的事業の見直しを早期に行い、起債抑制を図りたい。
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