経営の健全性・効率性について
⑤経費回収率の減少のは、突発的な修繕工事があったためである。また、設置から10年以上経過する中で、浄化槽付属設備(ブロア)の更新も増えている。⑧水洗化率が高い中、⑤経費回収率が低い要因の一つとして⑥汚水処理原価の高さが影響していると思われる。汚水処置に関わる費用として大きなウェイトを占めるのが、維持管理にかかる委託業務費用であり、縮減に向けた検討が必要である。
老朽化の状況について
浄化槽本体の老朽化対策に関して、現時点では必要ないが、付属設備(ブロア)の更新は必要となる。
全体総括
⑥汚水処理原価が300円台と類似団体より高い状況にある。縮減に向け、維持管理委託費用等維持的経費の縮減への努力を行っていく必要がある。