経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率2年連続で上昇しているが、単年度収支では赤字経営が続いている。⑤経費回収率類似団体平均値を下回っており、また、30%と低いことから、早急な使用料改定が必要である。⑥汚水処理原価類似団体平均値は下回っているが、2年連続で上昇しており、経費削減が必要である。⑦施設利用率類似団体平均値でおおむね推移しており、適正な範囲と考えている。⑧水洗化率類似団体平均値を4年連続で上回っているが、100%未満であることから、引き続き啓発が必要である。
老朽化の状況について
③管渠改善率平成10年度設置が最古施設であり、老朽化対策の必要性は生じていない。
全体総括
浄化槽整備事業は、平成18年度で事業完了しており、維持管理のみとなっている。施設設置経過年数とともに、維持管理費の増大が見込まれるため、啓発を進めるとともに使用料改定を早期に実施する必要がある。