仙北市:個別排水処理施設

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経営比較分析表(2017年度)

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率:前年度より伸びているが、一般会計繰入金の見直しによるものであるため、経営が改善されたわけではない。総収益の70%を一般会計繰入金に依存している状況であるため、使用料収入の確保や経費の見直しによる経営改善に向けた取組が必要である。④企業債残高対事業規模比率:一般会計繰入金の見直しにより、企業債の償還をすべて繰入金で負担したため、指標となる数値が表れてこない。⑤経費回収率:59.36%と前年度を上回ったが、適切な使用料収入を確保する必要がある。⑥汚水処理原価:前年度より改善はしているが、限られた地域内の事業であり、人口も少なく、経営効率が悪い。引き続き維持管理費の削減に努めたい。⑦施設利用率:一般的に高い数値であることが望ましいとされている。全国平均・類似団体平均よりも上回っているので効率的な施設利用が図られていると考えられる。⑧水洗化率:100%と高い水準を維持している。汚水処理も適正に行われ、水質保全に寄与している。

老朽化の状況について

平成10年より供用を開始している。当初設置した浄化槽においては約21年が経過し、修繕も増加してきている。耐用年数の観点から考えると、更新の時期はまだ到来していないが、小規模会計のため将来の更新需要に対応するための財源確保は難しい。そのため、個々の資産に応じた効率的・効果的な維持管理を行い、長寿命化・経費削減を図る。

全体総括

収益は、一般会計からの繰入金に大きく依存し、経営状況は脆弱である。整備はすでに終了しており、加入者の増加は見込めず、且つ人口減少により縮小傾向にある事業であるため、事業の安定的な経営や将来の更新需要に対応できる財源の確保が大きな課題である。したがって、使用料収入の増加を見込める事業ではないため、収納率の維持による使用料収入の確保や市民の理解を得ながら段階的な料金改定による使用料収入の確保を図り、効率的・効果的な維持管理による経費削減を行い経営改善に努める。

類似団体【L2】

帯広市 網走市 美唄市 士別市 名寄市 千歳市 滝川市 砂川市 深川市 恵庭市 石狩市 奈井江町 妹背牛町 北竜町 沼田町 占冠村 下川町 美深町 幌加内町 遠別町 猿払村 枝幸町 幌延町 美幌町 津別町 訓子府町 湧別町 大空町 音更町 上士幌町 鹿追町 芽室町 更別村 大樹町 幕別町 本別町 浦幌町 一戸町 登米市 栗原市 色麻町 秋田市 由利本荘市 仙北市 上小阿仁村 鶴岡市 鮭川村 白鷹町 西会津町 三春町 渋川市 中之条町 嬬恋村 利島村 長岡市 十日町市 村上市 魚沼市 南魚沼市 阿賀町 刈羽村 砺波市 南砺市 七尾市 宝達志水町 中能登町 能登町 南越前町 道志村 長野市 南牧村 御代田町 長和町 木祖村 筑北村 信濃町 飯綱町 高山市 中津川市 恵那市 飛騨市 揖斐川町 七宗町 白川村 長浜市 豊能町 豊岡市 養父市 たつの市 福崎町 佐用町 香美町 高野町 岩美町 出雲市 安来市 江津市 雲南市 飯南町 美郷町 邑南町 新見市 備前市 美作市 和気町 安芸太田町 萩市 今治市 八女市 佐賀市 伊万里市 小城市 嬉野市 江北町 山鹿市 菊池市 天草市 小国町 氷川町