気仙沼市:公共下水道

地方公共団体

宮城県 >>> 気仙沼市

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2019年度)

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率については,整備計画の進捗による供用区域が増えたことにより,使用料収入は増加傾向にある一方で人口減少も進んできている。今年度においては,公営企業法の一部適用による期首財源の一般会計からの繰入金により91.23%と比率増加しているものの,今後の推移も注視していくところである。④企業債残高対事業規模比率については,前年度より下降しており,企業債残高は,令和7年度までの整備計画も終盤に入り,借入額に対し償還する額が多くなることから今後も減少が見込まれており,今後も投資規模の適正化を図っていく。⑤経費回収率は,公営企業法の一部適用による3月期での打切り決算により,使用料収入が減少し,56.28%と下降している,使用料については,今後のストックマネジメント計画策定後の更新費用を踏まえて,適正な料金設定を検討していく。⑥汚水処理原価は287.02円と値は類似団体と比較し高くなっている。今後もより同水準となるよう汚水処理費の経費削減を模索し,経営の効率性を高めていく。⑦施設利用率については,他団体と比べ高くなっているものの,今後の施設更新時にダウンサイジングの必要性について検討していく。⑧水洗化率は81.72%と平成27年度から比較し増加傾向にはなっているが引き続きイベントや,広報紙等を活用し啓発活動を行い水洗化率を高めていく。

老朽化の状況について

③管渠改善率は1.96%となっているが,災害復旧事業において管渠51.2㎞を復旧する予定で工事を進めている。今後は,令和3年度完了予定でストックマネジメント計画を策定していることから,計画に則り更新を進めていく。

全体総括

今後の改善に向けた取り組みについて,策定中のストックマネジメント計画策定及び公営企業法一部適用による資産計上を取り込み,経営の安定化を図るため経営戦略を更新し,適正な下水道使用料の見直しを検討していく。また水洗化率向上を図るため,イベントや広報等を利用し啓発活動を行い,下水道の理解と接続を促し,水洗化率向上に努めていく。

類似団体【Cd1】

美唄市 赤平市 紋別市 士別市 名寄市 砂川市 深川市 南幌町 奈井江町 長沼町 美瑛町 斜里町 興部町 白老町 洞爺湖町 新得町 清水町 芽室町 広尾町 池田町 浦幌町 標茶町 田舎館村 雫石町 気仙沼市 角田市 村田町 川崎町 男鹿市 仙北市 村山市 長井市 高畠町 川西町 白鷹町 猪苗代町 那珂市 益子町 那須町 草津町 みなかみ町 箱根町 湯沢町 勝山市 あわら市 越前町 五領川公共下水道事務組合 山梨市 甲州市 忍野村 山中湖村 富士河口湖町 山ノ内町 野沢温泉村 瑞浪市 下呂市 篠山市 丹波市 高野町 備前市 美作市 和気町 早島町 勝央町 吉備中央町 長門市 美祢市 東かがわ市 阿蘇市 西都市 出水市 指宿市 本部町 嘉手納町 北谷町