雨竜町：農業集落排水施設【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2020年度）

経営の健全性・効率性について

本町の収益的収支比率はH25年度移行100％を超えていたが、令和2年度については93.44％と100％を下回った。本町の処理施設は、すべて供用開始以来ほとんどの業務を民間委託で行っているため、費用の嵩む施設や機器類の更新・修繕計画を計画的に実行し、投資を抑制することが必要になります。

老朽化の状況について

どの処理施設も供用開始から数十年が経過し、劣化が進行しています。処理施設の点検業務を委託し、継続的に機械の点検を行っていますが、機械設備、電気設備などが法定対応年数を超えていることから、令和1年度より機能診断調査を実施しており、令和2年度は最適整備構想を策定、令和3年度については調査診断を行い、施設の改修に向け計画を立てております。

全体総括

今後、施設の老朽化に伴って維持管理が増加することが予想されます。また、人口減少等によって使用料の減少が見込まれることから、より一層の経営の健全化が必要になります。施設の長寿命化を図るため、整備構想の策定に取り組み、健全で安全的な経営が図れるよう努めてまいります。

雨竜町：農業集落排水施設

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