島牧村：特定地域排水処理施設

経営の健全性・効率性について

水洗化率が、類似団体と比べ大幅に低い状況にあり合併処理浄化槽普及率のさらなる向上のため条例改正を行い、平成２６年７月から受益者負担の軽減を図ったところである。不足分については、一般会計からの繰入を行なっているが、効率的な工事の発注や維持管理にかかる経費の削減に努め経営健全化を図っている。なお、平成２３年度から平成２９年度までの７年間実施した成果としては、合併処理浄化槽１７４基を設置したところである。また、平成２８年度に計画した島牧村地域循環型社会形成推進計画では、平成２９年度から平成３３年度までの５年間に８１基の設置を計画しており、さらなる普及率向上を推進しているところである。施設利用率については、類似団体と比べ高い状況にあるので、今後も維持していくように努める。

老朽化の状況について

平成23年度から事業実施のため老朽化による更新の必要性がないことから管渠改善率は、0％となっている。今後は、計画的な管理を行なう必要がある。

全体総括

平成２３年度から事業を実施したことにより水洗化率が徐々に上昇している。ただ、類似団体と比較すると低い状況にあるため今後も合併処理浄化槽の普及促進に努め、河川等水域の水環境の改善を目指していく。