経営の健全性・効率性について
「経常収支比率」は、一般会計からの補助金などの収入で収支の均衡を保っているため、100%で推移しています。「流動比率」については、未払金(流動負債)が発生していないため、グラフには表れていません。「企業債残高対事業規模比率」についても、整備時に企業債を発行していないため、グラフには表れていません。一方、「汚水処理原価」は、使用料金を有収水量に応じた料金算定ではなく、定額制としているため、年間有収水量が計測できないため計上しておりません。「施設利用率」については、浄化槽という観点から、グラフには表れていません。
老朽化の状況について
本市の浄化槽は、平成18年度~平成19年度に設置したため、現状で老朽化に対する対応が必要な施設はありません。
全体総括
本市の浄化槽事業は、平成16年9月に「枚方市生活排水処理基本計画」が策定され、公共下水道区域と合併浄化槽区域の区分けにより、市域の生活排水を適切に処理することを目的として開始しています。平成18年度~平成19年度に計10基を設置しましたが、現在は8基のみ設置されており、経営の健全性・効率性については、公共下水道と合わせて考えています。