🗾08:茨城県 >>> 🌆小美玉市:特定地域生活排水処理
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経常収支比率収益的収支比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①収益的収支比率が増加した要因として、市設置型浄化槽を使用者に引き渡すための修繕費用に対する一般会計からの繰出金が増加したことが挙げられる。④企業債残高対事業規模比率は0%であるが、これは地方債償還元金を一般会計繰入金で賄っていることが要因として挙げられる。⑤経費回収率は,平均値を下回っているとともに、100%を下回っている。その大きな要因としては、使用料収入が減少する一方、支出における維持管理費等(主に市設置型浄化槽を使用者に引き渡すための修繕費)の増加が挙げられる。⑥汚水処理原価は、平均値を上回っている。その大きな要因としては、令和5年度から市設置型浄化槽を使用者に引き渡すため、修繕費用の増加が挙げられる。⑦施設利用率は、平均値とほぼ同じである。季節による処理水量の大きな変動は見受けられず、年間を通じて効率的に利用されているものと思われる。⑧水洗化率は、平均値を上回っているとともに、当市としては100%である。これは住民からの設置希望を受けた上で、市において設置していることによるものである。 |
老朽化の状況について③管渠改善率は、0%である。当事業は、平成20年度から開始されている事業であり、開始後14年を経過しているところである。このような中、市では令和7年度までに市設置型浄化槽を使用者に引き渡しするため、計画的かつ効率的に修繕し、引き渡す必要がある。 |
全体総括当事業は、浄化槽を市の負担にて個人の敷地に設置し、さらにその後の保守点検・清掃・法定検査等についても市の負担で行うなど、日頃から適正な維持管理に努めているところである。しかし、今後、維持管理費用の増加が懸念されていることから、令和7年度までに市で設置した浄化槽を全て使用者に無償で譲渡し、浄化槽事業を廃止する。譲渡後の浄化槽の維持管理は使用者が行うことになるため、使用者への理解や議会等の説明をしっかり行っていくことが重要である。また、浄化槽事業廃止に併せて企業債の未償還分についても、借入先と協議を行い繰上償還を行っていく。 |
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