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2012年度
指定団体等の指定状況
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
人口の推移
産業構造
財政比較分析表(2022年度)
財政力
財政力指数の分析欄
基幹産業であった炭鉱の閉山による人口減少や全国平均を大きく上回る高齢化比率(令和5年3月末54.07%)のため、財政基盤の崩壊により、地方交付税に大きく依存する財政構造となっており、財政力指数は類似団体を大きく下回っている。引き続き行政の効率化を図り財政の健全化に努める。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
経常収支比率は、前年度と比較して原油価格・物価高騰等による除雪経費等の増加に伴い3.6ポイント増加した。引き続き事務事業の見直しや事業の優先度を勘案し、計画的な事業執行により、地方債の発行を極力抑制するなど義務的経費の抑制に努め、現在の水準を低下させることを目指す。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人件費は、ラスパイレス指数(令和4年度95.4)が低い一方、平成7年度から25年度まで一般職の退職不補充を実施したが、福祉施設の指定管理者制導入により介護職員を一般職員へ身分移行、消防本部を単独で設置していることにより、類似団体と比較すると人口1人当たりの職員数が多く、費用も多額になっている。また、物件費についても、除排雪に係る委託料の増加、指定管理及び最終処分場管理業務(2か所)の委託料等により類似団体と比較すると人口1人当たりの費用が多額となっている。今後も勧奨退職や退職者等の補充抑制などによる適正な職員数の維持、業務の効率化等により経費の縮減に努める。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
職員給与は、歌志内市財政健全化計画に基づき平成18年度以降、職務に応じ最大16~20%の給与削減を行ってきたが平成26年度に復元をしている。給与水準は、類似団体と比較し低い水準にあるが、引き続き、財政状況を勘案しながら適正な給与水準の維持を図る。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
平成11年度から行財政改革推進計画に基づき、原則退職者不補充(一般職は平成7から25年度まで不補充)としてきたことにより、令和4年度(107人)の職員数は平成11年度(190人)に比べ-83人(-43.6%)となっているが、消防本部の単独設置などにより類似団体と比較すると人口1人当たりの職員数が多い。今後は組織機能の維持や職員の年齢構成の平準化等を考慮しながらも、退職者等の補充抑制を図り、引き続き、更なる事務の効率化の促進などにより職員数の抑制に努める。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
住民ニーズを把握し事業の選択と集中により、必要最小限の地方債の発行にとどめていることから、単年度の比率は減少している。しかし、児童センター等一元化施設の建設や老朽化した施設の建て替えの検討などをしていることから、一時的に実質公債費比率が上昇することが予測される。今後も引き続き、地方債の発行を必要最小限とし、実質公債費比率の抑制に努める。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
将来負担額は、新規地方債の発行抑制による地方債現在高の減少及び充当可能財源である基金の増加により比率が年々減少している。また、平成27年度からは充当可能財源等が将来負担額を上回り将来負担比率は算定されていない。今後も計画的な事業執行により、現在の水準を維持する。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)
人件費
人件費の分析欄
平成11年度から行財政改革推進計画に基づき、原則退職者不補充(一般職は平成7から25年度まで不補充)としてきたことにより、令和4年度(107人)の職員数は平成11年度(190人)に比べ-83人(-43.6%)となっており、ラスパイレス指数については低いものの、類似団体及び全国市町村平均と比較すると職員数が多いことから、経常収支比率の人件費の割合が高くなっている。今後は、組織機能の維持を考慮しながら、更なる事務の効率化を進め職員数の抑制に努める。
物件費
物件費の分析欄
前年度と比べ2.2ポイント増となっており、原油価格・物価高騰等による除排雪経費の増加や5年に一度の橋りょう点検委託業務に伴い、令和3年度と比較し比率及び類似団体の平均を若干上回った。今後も引き続き、収支状況を勘案しながら抑制に努める。
扶助費
扶助費の分析欄
前年度と比べ0.1ポイント減となり、類似団体との比較では依然として低い水準にある。住民ニーズを把握し事業の選択と集中により、今後も適正な支出に努め扶助費の抑制を図る。
その他
その他の分析欄
依然として、類似団体と比べると低い水準にあることから、引き続き歳出の抑制に努める。
補助費等
補助費等の分析欄
前年度と比べ0.5ポイント増となり、要因としては、病院事業会計への負担金の増や物価等高騰対策のため地域商品券発行などによるもの。今後も引き続き、収支状況を勘案しながら補助費等の抑制に努める。
公債費
公債費の分析欄
事業の選択と集中により、起債の新規発行の抑制に努めており近年は減少傾向にあったものの、充当可能な財源の減少により比率が増加したもの。今後も、緊急度や住民ニーズを的確に把握し事業の選択により、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。
公債費以外
公債費以外の分析欄
全体的に支出は抑制されているものの、依然として類似団体の平均を上回ることから、引き続き収支状況を勘案しながら歳出のを抑制に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)
目的別歳出の分析欄
昨年度と比較し、商工費、土木費及び消防費が増額となっており、商工費は住民一人あたり159千円(301%)、土木費は28千円(13%)、消防費は12千円(30%)、の増額となっている。商工費については複合商業施設新築に伴う増、土木費については5年に一度の橋りょう定期点検に伴う委託料や除雪委託料の増、消防費については高規格救急自動車購入の増によるものです。人口減少に伴い、全体的に住民一人当たりのコストが高い状況が続いているが、今後も住民ニーズを把握し事業の選択と集中により、適正な支出に努め歳出の抑制を図る。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)
性質別歳出の分析欄
前年度と比較し、住民一人あたりのコストは1,807千円と、昨年度より290千円(19%)の増額となっている。特に普通建設事業費は、複合商業施設新築などに伴い、住民一人あたり288千円となり前年度と比較し196千円(313%)の増額となっている人件費は、消防本部の単独設置や行政機能の維持のため人口と比較し職員数が多いことから、類似団体と比べ高い水準となっている。財源に乏しい本市においては、引き続き真に必要とする事業を効果的に実施し、歳出の抑制に努める。
実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)
分析欄近年は実質収支及び実質単年度収支は黒字となっているが、今後も引き続き行政の効率化等を図り財政の健全化に努める必要がある。令和4年度の実質単年度収支が標準財政規模比を下回ったのは、複合商業施設新築に伴い公共施設等整備基金を取り崩したことによるもの。
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連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)
分析欄連結実質赤字比率は、病院事業会計、一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計については黒字であり、市営公共下水道特別会計についても、一般会計からの繰出金等により収支の均衡を保っているため赤字比率はないが、今後も引き続き行政の効率化等を図り財政の健全化につとめる必要がある。
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実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)
分析欄実質公債費比率は、財政健全化計画に基づき、地方債を抑制したことや平成19~20年度の2カ年にわたり、利率の高い起債を繰上償還したことにより、年々減少傾向にある。今後も引き続き、費用対効果などに基づき投資的事業を吟味し、地方債の発行を極力抑制することにより低水準の維持に努める。
分析欄:減債基金当市では満期一括償還を活用していない。
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将来負担比率(分子)の構造(2022年度)
分析欄将来負担比率は財政健全化計画に基づき、地方債の発行を抑制したことや平成19~平成20年度の2カ年にわたり利率の高い起債を繰上償還したことにより、年々減少傾向にある。今後も引き続き地方債発行の抑制や基金の運用の適正化に努め低水準の維持に努める必要がある。
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基金残高に係る経年分析(2022年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)児童センター等一元化施設の建設や老朽化した公共施設が多いことなどに伴う改修や統廃合などによる建設、解体などが想定されるため、その他特定目的基金(公共施設等整備基金)への積み増しを行ったことにより、基金残高が増えたもの。(今後の方針)必要に応じ、基金の取り崩しを行い住民へ適切なサービスを提供できるよう努めるが、限りある基金に依存することが無いよう、行政の効率化を図り今後も財政の健全化を目指す。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)前年度より増減なし。(今後の方針)財源に乏しい本市では、基金を繰り入れ予算編成を行っているため、財政調整基金に依存することが無いよう、今後も引き続き行政の効率化を図り財政の健全化に努める。
減債基金
減債基金
(増減理由)前年度より増減なし。(今後の方針)実質公債費比率等の推移を見ながら、引き続き必要に応じて繰上償還等を行い財政の健全化に努める。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)各種、移住定住対策に係る補助金や医療費等の助成、公共施設、その他の施設の整備に要する経費の財源に充てるもの。(増減理由)公共施設等整備基金については、児童センター等一元化施設の建設や老朽化した公共施設が多いことから、改修や統廃合などによる建設、解体などが想定されるため、基金の積み増しを行ったもの。また、過疎地域自立促進特別事業基金においては、学校給食費助成に伴う基金積立により、基金残高が増加したもの。(今後の方針)目的に応じた事業に要する費用の財源として、毎年度取り崩す予定。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
公共施設の多くが1980年~90年代のもので償却が進んでおり、償却率(73.4%)は類似団体平均値を上回る状況が続いている。今後も耐用年数の経過とともに更に償却率が高くなることが予想され、新たな資産の形成が課題となっている。
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
債務償還比率(107.4%)は類似団体と比較して低い状況が続いており、地方債残高も順調に減少している。引き続き、公営住宅をはじめとした施設の長寿命化計画等を着実に推進し、地方債発行の抑制等の取り組みを継続する必要がある。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
平成18年度以降、財政健全化計画に基づく地方債発行の抑制や事務事業の見直しを継続した結果、将来負担比率は発生していないが、有形固定資産の償却が進んでおり、引き続き公共施設の統廃合や長寿命化等の取組みを推進しつつ、人口や財政規模に応じた新たな資産の形成を検討する必要がある。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
平成18年度以降、財政健全化計画に基づく地方債発行の抑制や事務事業の見直しを継続した結果、実質公債費比率(9.5%)は類似団体と比較してやや高い状況にあるが、将来負担比率は発生しておらず、地方債残高も順調に減少している。引き続き、公営住宅をはじめとした施設の長寿命化計画等を着実に推進し、地方債発行の抑制等の取り組みを継続する必要がある。
施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)
施設情報の分析欄
「認定こども園・幼稚園・保育所」については、過去の統廃合により各1施設となっていた幼稚園、保育所を統合、平成30年度に認定こども園を新築したことにより有形固定資産減価償却率は類似団体を大きく下回っている。「学校施設」については、有形固定資産減価償却率が類似団体を大きく上回っているが、過去の統廃合により各1校となっていた小中学校を統合して義務教育学校を開設(令和3年4月開校)、中学校の校舎を大規模改修して活用している。「児童館」については、老朽化も著しく長年の課題となっているが、前述の統廃合を含め、現在進めている教育施設の集約や関連施設一元化の検討対象とするなど、施設・設備の老朽程度や人口減少の傾向等を踏まえた取組みを進めている。「公営住宅」については、平成6~22年度の建替事業により、有形固定資産減価償却率は類似団体平均をやや下回っているものの古い住宅も相当数残っており、人口減少に伴い維持管理の負担が増加していることから、長寿命化計画を策定して統廃合を含めた効率的な維持補修等に努めている。「道路」、「橋りょう・トンネル」については、いずれも有形固定資産減価償却率が類似団体を上回っており、今後、老朽化に伴う維持管理等経費の負担増大が見込まれる。
施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)
施設情報の分析欄
「体育館・プール」は既に償却が終了しているが、人口減少や少子化に伴い需要が減少したプールを廃止、老朽化した体育館については、現在進めている教育施設の集約や関連施設一元化の検討において代替機能を模索している。「福祉施設」は利用者の便益を考慮して年次的な改修等を行っており、引き続き必要経費と利用者数等のバランスを踏まえながら効率的な施設の維持管理に取り組むこととしている。「消防施設」については、平成22年度に既存の建物を有効活用する形で改修して庁舎として取得、平成27年度に分団詰所を建替取得したもので、比較的新しい施設であるため有形固定資産減価償却率は類似団体の平均を大きく下回っている。「市民会館」、「庁舎」については取得から30年以上経過し、有形固定資産減価償却率が類似団体より高い状況にある。
財務書類に関する情報①(2021年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産が前年度末から152百万円の減少(-1.1%)となった。減少の主な要因は、固定資産の減価償却が進んだことによるもので、負債については、前年度末から312百万円の減少(-6.4%)となっており、その主な要因は、地方債残高が減少したことによるものである。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、経常費用は3,828百万円、経常収益を引いた純経常行政コストが3,453百万円、臨時損益を加えた純行政コストは3,432百万円となっており、経常費用は4,364万円の減少(-10.2%)、経常収益は4百万円の増加(+1.2%)となった。経常費用の構成割合は、業務費用が60.5%、移転費用が39.5%となっており、このうち業務費用は人件費が25.4%、物件費等が33.9%、その他の業務費用が1.2%となっている。現在、資産老朽化率が低い状況にあって減価償却が行政コストに占める割合が高く、新たな資産の形成が課題となっている。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、純資産残高が9,458百万円で、前年度と比較すると160百万円の増加(+1.7%)となった。全体会計では、10,318百万円、連結会計では10,822百万円となっており、引き続き税収等の確保に努めつつ、市営公共下水道特別会計など企業会計の利益剰余金の増減等の推移を注視していく。
4.資金収支の状況
一般会計等においては、業務活動収支は905百万円であったが、投資活動収支については、△513百万円となっている。財務活動収支については、地方債等償還支出により282百万円となっている。本年度末資金残高は、320百万円で前年度に比べ109百万円の増加(+52.0%)となっており、引き続き真に必要とされる事業を厳選しつつ、投資的経費の抑制及び補助金の活用など財源確保を前提とした取り組みを進める
財務書類に関する情報②(2021年度)
1.資産の状況
住民一人当たりの資産額は、類似団体平均値を上回っており、前年度と比べても11万円ほど増加しているが、人口が少ないことによるところが大きいほか、有形固定資産減価償却率が類似団体平均値より高く、新たな資産の形成が課題となっている。
2.資産と負債の比率
純資産比率は、類似団体平均を若干下回っているものの、一般会計等の負債は、前年度より312百万円の減少(6.37%)となっており、公共施設の統廃合や投資の抑制等により概ね堅調な財政運営を維持しているところであるが、資産の老朽化に伴い純資産比率の低下が進むことから、将来負担の増加抑制と収支バランスを踏まえつつ、資産の更新や新たな資産の形成を検討する必要がある。
3.行政コストの状況
令和3年度は、前年度に比べ451百万円減少(11.7%)しているものの。住民一人当たりの行政コストは、人口の減少とも相俟って類似団体平均値を大きく上回っており、引き続き収入の規模に見合った財政運営に努める。
4.負債の状況
行政コストと同じく、人口の減少とも相俟って類似団体平均値を大きく上回っているが、交付税算入がある過疎対策事業債や臨時財政対策債が地方債残高の大層を占め、その残高も順調に減少しているところであり、引き続き縮小に努める。
5.受益者負担の状況
人口規模に比して公営住宅が多く、使用料の大層を公営住宅使用料が占めていることから、受益者負担比率は類似団体平均値を大きく上回っている。前年度に比べ経常費用が436百万円減少しているが、公営住宅については長寿命化計画を策定し、人口減少の推移なども踏まえながら移転集約や更新を進めているところであり、他の使用料についても受益者負担の適正化に努める。
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