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地方財政ダッシュボード

熊本県錦町の財政状況(2020年度)

熊本県錦町の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

錦町水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業下水道事業特定環境保全公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

財政力指数の分子となる基準財政収入額は地方消費税交付金の増加等により、43,722千円増加し、分母となる基準財政需要額は、新たな算定項目である地域社会再生事業費の増加等により、140,695千円増加した。地方税の状況としては、固定資産税は新規の太陽光発電施設設置に適した用地が減少していることや売電価格の低下に伴い鈍化している。軽自動車税に関しては、旧税率から新税率適用に更新されていることから、引き続き増加傾向にある。

経常収支比率の分析欄

歳出は少子化により扶助費(私立保育園負担金・児童手当・子ども医療費助成)は減少したが、物件費(錦ネット通信事業加入増によるもの)は増加している。歳入は地方消費税交付金と普通交付税が大きく増加したことにより、経常収支比率は減少した。今後も事務事業の見直しや単独補助事業の精査を行い、優先度の低い事業については、廃止・縮小に取り組むとともに、経常経費の削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費については、新規採用の抑制を行い職員数の削減を行ってきたこと、給与水準(ラスパイレス指数)が低いことにより、全国平均・県平均・類似団体を下回っているが、令和2年度から会計年度任用職員が導入されたことにより、期末手当分等が増加となった。物件費等については、錦ネット加入者増による宅内機器購入や保守委託が増加しているほか、新型コロナウイルス感染症対策のための物品購入、令和2年7月豪雨災害対応のため委託料が増加となった。

ラスパイレス指数の分析欄

類似団体平均より2.8ポイント下回っており、給与水準は抑制されている状況である。今後も人事院勧告等を注視し、住民の理解を得られる給与制度の維持に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体平均より2.0人下回っている。引き続き定員管理計画に基づき、現状並みの職員数を維持するとともに、職員のスキルアップや事務事業の見直しに努める。

実質公債費比率の分析欄

令和2年度においては、分子の構成要素である一般会計の元利償還金のうち、臨時財政対策債は8,138千円増加したものの、一般単独事業債(庁舎整備分)17,513千円が前年度をもって償還終了したことから、全体として11,843千円減少した。分母の構成要素である普通交付税は、地域社会再生事業分が加わったこと等により98,480千円増加したほか、地方消費税交付金の増等により、全体として146,750千円増加したことにより、実質公債費比率は0.3%減少した。今後においても、地方債の発行にあたっては、緊急度・住民ニーズを的確に把握し事業の抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

これまでの減少要因としては、地方債の償還が進むにつれて、地方債残高が順調に減少していること、財政調整基金を始めとした基金の残高が年々増加していること、職員の若年化により退職手当引当金相当額が減少したことが挙げられる。また、令和2年度においては、普通交付税の算定項目に地域社会再生事業分が加わったことや、地方消費税交付金、ふるさと納税を原資とした基金が増加したことにより13.3%減少している。公共施設(庁舎・学校施設・道路橋梁)の老朽化に伴う大規模改修や更新時期を迎えているほか、上下水道施設も老朽化による故障等が多くなっており、過度な将来負担が生じないよう計画的な起債事業実施に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

類似団体と比べ職員数、ライパイレス指数ともに低い水準で推移しており、人件費は類似団体や県内自治体の中でも、抑制されている状況にある。令和2年度においては、経常的人件費が7月豪雨災害により災害復旧事業支弁による人件費(臨時的経費)にシフトしたことにより、減少している。

物件費の分析欄

物件費の主な増加要因として、錦ネット(インターネットサービス)に係る経費が4,234千円、インフルエンザ等の予防接種事業費4,692千円、公共施設整備計画委託料4,257千円であった。このうち錦ネット分については、インターネット使用料が財源となっている。近年、行政システムの電子化やセキュリティー対策に要する経費に加えICT教育に係る経常的経費が増加傾向にある。

扶助費の分析欄

幼児教育・保育無償化に伴う負担金や障がい者福祉サービスの増加により、依然として高い水準で推移しており、年々増加している。本町は他団体と比べ、子どもの数が多い(合計特殊出生率全国9位)ことや、高齢化の進展により扶助費は類似団体内でも高い状況である。

その他の分析欄

下水道事業の施設整備に伴う公債費分の繰出しの占める割合が高いことから、令和3年10月から下水道料金の改定(値上げ)を行った。国保特別会計や介護保険特別会計に対する繰出金が、高齢化の進展により増加傾向にあることから、住民の健康増進・予防介護等に取り組むとともに、介護認定者が増加しており保険料の見直しを検討し、普通会計からの繰出削減に取り組む必要がある。

補助費等の分析欄

広域行政組合に対する負担金のうち、ごみ処理費用負担分が7月豪雨災害により増加した。令和2年度から子宝祝い金の支給額を拡充したことも増加の一因となった。一方で、新型コロナウイルス感染症及び7月豪雨災害により、例年開催されていた体育行事・イベント事業が中止となったため団体組織等に対する補助費が減少した。単独補助金については、引き続き必要性・効果等の検証を行っていく必要がある。

公債費の分析欄

平成27年度決算から類似団体平均を下回り、近年の新規発行抑制により順調に減少している。今後は、平成26年度から事業を開始した錦大橋大規模修繕事業の償還が始まり、償還ピークである令和5年度まで増加すると見込まれる。さらに、豪雨災害により、災害復旧事業債等の借入が増加することになるため、起債を伴う事業については、事業年度の分割など、過度な負担を避けるよう計画的に実施する必要がある。

公債費以外の分析欄

経常経費のうち、人件費については、定員管理計画に基づく職員数の削減効果が表れているが、これ以上の人員削減は難しい状況となっている。扶助費については、人口減少対策の一環として、子育て世代への支援強化(子宝祝い金・18歳以下の医療費無償化)に取り組んでいる。引き続き、事務の効率化による経常経費の削減と、将来の公債費負担を見据えた財政運営に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

財政調整基金残高については、令和2年度において、豪雨災害等への対応のため4千万円取り崩し、令和2年度末の残高は13.9億円である。実質収支比率については、住民サービスの低下を招かないよう3%から5%の範囲で推移していくよう留意しており、概ね適正な範囲で推移している。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

平成28年度までは全ての会計において赤字額は発生していないが、平成29年度においては、4月から簡易水道事業が水道(統合水道)事業に移行し、法適用企業になりその際に水道料金を引き上げたものの資金不足が生じた。平成30年度以降は、すべての会計が赤字を計上しておらず、連結実質赤字は生じていない。公営企業会計(上下水道)においては、基準外繰出しが続いている状況であることから、令和3年10月に料金改定(値上げ)を実施した。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

令和2年度においては、一般会計元利償還金のうち臨時財政対策債分が増加(8,138千円)したが、令和元年度で一般単独事業債(庁舎整備事業-17,513千円)の償還が完了したことにより、全体としては11,843千円減少した。公営企業(上下水道)の元利償還金に対する繰入を抑制するため、令和3年10月に料金改定(値上げ)を行い使用料収入の確保に努めているものの、人口減少による料金収入が今後危惧されることから、維持管理コストの更なる削減が求められている。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

一般会計の地方債現在高は、令和2年度において、人吉海軍航空基地資料館の拡張及び令和2年7月豪雨災害による災害復旧事業等に総額712,503千円の地方債を発行したため、約3.3億円ほど増加し、総額約52.5億円とった。また、債務負担行為に基づく支出予定額は、人吉球磨スマートインターチェンジ整備に係る本町負担分を68,839千円(R16年度まで)を追加したため約5,830万円増加した。充当可能基金は、ふるさと納税を原資とする錦ゆかり基金の増加、今後の庁舎・学校施設等の大規模改修に備えるため公共施設整備基金を確保したことにより増となった。以上のことから将来負担比率の分子は、1,900百万円に減少したものの、令和3年度以降も道路橋梁整備、災害関連事業等の大型事業に着手していることから、地方債現在高そのものは増加する見込みである。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)ふるさと錦ゆかり基金から、ふるさと納税事業や指定事業の財源として175,000千円を取り崩した。決算余剰金を、「財政調整基金」に440,417千円、「公共施設整備基金」に243,263千円、ふるさと納税での寄附金を「ふるさと錦ゆかり基金」に330,961千円積立てたことにより、基金全体として363,287千円増加した。(今後の方針)少子高齢化による将来的な税収減や、高齢化の進展に伴う社会保障等の増嵩が危惧されることから、財政調整基金については現状程度の確保に努める。町道や橋りょうのほか、庁舎・学校施設等の大規模改修を見据え、公共施設整備基金の確保に努める。

財政調整基金

(増減理由)令和2年7月豪雨災害及び新型コロナウイルス感染症対策に係る事業費支払いのため480,417千円を取崩し、年度末において余剰金440,417千円を積立てたことから、40,000千円減少し年度末残高は13.9億円である。(今後の方針)新型コロナウイルス感染症による景気低迷による税収減が危惧されていることや高齢化の加速化に伴う社会保障費等が増嵩していることから、引き続き同額程度の確保に努めたい。

減債基金

(増減理由)基金の運用益(定期利息分)のみの積立て。(今後の方針)特に積立の予定なし。

その他特定目的基金

(基金の使途)・公共施設整備基金:公用若しくは公共用に供する施設の整備に要する経費及び既設の公共施設の整備に要する経費の財源とする。・社会福祉振興基金:社会福祉及び保健に関する事業、次代の社会を担う子ども及び青少年の育成に関する事業等、広く社会福祉の向上に資する経費の財源とする。・農業安心基金:家畜等の伝染病や自然災害等が発生した場合に、迅速な防疫活動や被害防止の支援に要する経費の財源とする。・森林環境税譲与税基金:森林整備や林業に関する人材育成の財源とする。(増減理由)・公共施設整備基金:243,263千円積立てを行い、基金残高539,300千円。・ふるさと錦ゆかり基金:ふるさと納税者の目的に応じた事業に17,500千円取り崩し、寄付されたふるさと納税330,961千円を積立てたため全体として155,961千円増加。・森林環境税譲与税基金:4,048千円積立てを行い、基金残高4,488千円。(今後の方針)・公共施設整備基金:町道や橋りょうのほか、庁舎・学校施設等の大規模改修を見据え、公共施設整備基金を中心に積立てを行う予定。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

資産老朽化の度合いを示す有形固定資産減価償却率については、人吉海軍航空基地資料館及び関連施設が新たに451,231千円資産計上された事により、前年度から0.2%減少し、60.7%となった。類似団体平均を下回っているものの、令和3年度からの当該施設の単年度減価償却額は25,014千円であり、計画的な公共施設の更新整備・長寿命化を実施していかなければ、今後の比率上昇は避けられない。今後、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づき、老朽化の進んだ体育施設や社会教育施設等については施設統合も視野に入れた更新整備、町道等のインフラ資産については舗装部復旧を行い長寿命化・施設最適化を図っていく。

債務償還比率の分析欄

償還能力を示す債務償還比率については、前年度比で89%減少し、627.9%となったが、類似団体平均を98.9%上回っている状況である。令和2年7月豪雨により多額の地方債を借入れた事で地方債残高が増加し、将来負担額は増加したものの、特別交付税が大きく増加した事により、控除要素である充当可能基金に積み増すことが出来、算出式分子全体においては約141,969千円減少した。また、経常一般財源についても、普通交付税の増加が影響し、77,643千円増加した事で、分母全体が103,345千円増加した結果、比率が減少している。歳入において、ここ数年、経常一般財源は、普通交付税及び臨時財政対策債の増加もあり、増加傾向にあるが、経常経費充当一般財源も人件費の増により年々増加している。令和2年7月豪雨災害の影響で、地方債残高も今後増加すると見込んでいる。特別交付税が大きく増加しているのは、令和2年7月豪雨による喫緊・特殊な財政需要が増加したためであり、令和3年度以降多くは見込めない。充当可能基金を現状程度確保できなければ、当該比率は上昇に転じる見込みである。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

令和元年度比で将来負担比率は13.3%減少し、有形固定資産減価償却率も0.2%減少した。将来負担比率の減少要因としては、地方債の償還額等に充当可能な基金へ379,968千円積み増す事が出来た事、令和2年度中に借り入れた地方債の多くは災害復旧事業等の交付税算入率が高い地方債であった事が影響している。令和3年度においても令和2年7月豪雨災害による多額の地方債借入があるが、公営企業への繰出見込額及び退職手当支給予定額のうち一般会計の負担見込額が大きく減少するため、比率は減少する見込みである。有形固定資産減価償却率については、人吉海軍航空基地資料館及び関連施設が新たに資産計上された事により、一旦は減少したものの、令和3年度以降、当該施設の減価償却が始まるため、計画的な施設の更新整備・長寿命化を実施していかなければ、令和3年度以降比率の上昇は避けられない。今後、人吉海軍航空基地資料館及び関連施設だけで毎年度約25,014千円ずつ減価償却が進むため、他の公共施設についても計画的な長寿命化対策が必要である。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

ストック指標である将来負担比率、フロー指標である実質公債費比率共に減少してきている。類似団体並みに減少した実質公債費比率については、一般会計において、元利償還金の償還ピークを令和5年度に迎える見込みであるため、今後、比率は上昇するものと見込んでいるが、普通交付税の算定結果によっては減少する可能性も有る。一方、類似団体に比して高い比率を示している将来負担比率については、公営企業への繰出見込額及び退職手当支給予定額のうち一般会計の負担見込額が大きく減少するため、比率は減少していくものと見込んでいる。公債費管理については、元利償還金の内、交付税に算入されない理論上の一般財源所要額が普通交付税算定における基準財政収入額に含まれない額(留保財源相当額)未満になっているかを目安と捉えており、その範囲内で、資金手当てのみの地方債についても発行し、必要な世代間負担調整を行う事としている。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

熊本県錦町の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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