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地方財政ダッシュボード

静岡県南伊豆町の財政状況(2020年度)

静岡県南伊豆町の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

南伊豆町水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業漁業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

地方消費税交付金及び森林環境譲与税の増額により、基準財政収入額については前年度から47.7百万円増額したが、地域社会再生事業費の新設により基準財政需要額も前年度から263.6百万円増額したため、令和2年度の財政力指数(単年度)は0.30となり、3ケ年平均数値についても例年並みの0.31となった。しかし、人口減少、高齢化に伴う生産年齢人口の減少、主要産業である観光業の低迷等による町税の減少は、今後も引き続き見込まれることから、徴収率強化に加え、交流人口の増加に繋がる政策(誘客促進、ワーケーション等)を実施し、町民所得の向上に繋げたい。

経常収支比率の分析欄

分子である経常経費充当一般財源は、会計年度任用職員制度の開始による人件費の増(+42百万円)、H28・H29同意債の償還開始による公債費の増(+31百万円)等により、前年度に比べ196百万円増加した。分母である経常一般財源は、地域社会再生事業費の新設に伴う普通交付税の増(+217百万円)、地方消費税交付金の増(+35百万円)等により、前年度に比べ247百万円増加した。結果、分子の増加を分母の増加が上回ったため、経常収支比率は87.4%となり、前年度に比べ0.5%改善し、類似団体のそれに比べても低い数値となったが、依然として高値で推移していることから、引き続き一層の経常経費の削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費については、職員数の削減が進んでいないこと及び会計年度任用職員制度の開始により数値が増加している。今後は、定年延長制度の導入を踏まえた定員管理計画を策定し、職員数の適正化を図るとともに、こども園の1園化などによる施設の統合を進め、会計年度任用職員についても削減を図っていく。物件費については、突発的な修繕の減少に伴う清掃センター包括運転管理業務委託料の減(-35百万円)はあったものの、前年度とほぼ同額である。給食調理業務、図書館運営業務等を外部に委託しており、これらが数値を高くしていることから、委託項目、事業量はもとより、直営についても再検討するなど、随時見直しを行い、経費の節減を図りたい。

ラスパイレス指数の分析欄

数値が類似団体の平均を上回る要因としては、人材確保の観点から国の基準より高卒・短大卒の初任給を引き上げていることが挙げられる。また、55歳以上の高齢層職員について、昇給停止を実施していないことも要因となっている。今後の定年延長に合わせて、制度の見直しを検討していく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

人口は減少しているが、過重労働是正の観点から労働環境の改善に努めているため、職員数の削減が難しく、類似団体平均と比較して高い数値となっている。今後は、定年延長が実施されることから、一層の職員数の増加が見込まれるが、長期的な採用計画を策定し、職員数の増加抑制に努める。

実質公債費比率の分析欄

分子を構成する公債費については、H28同意の過疎対策事業債(579.7百万円)及びH29同意の臨時財政対策債(145百万円)の償還が開始されたため32.2百万円増加したが、地域社会再生事業費の新設及び過疎対策事業債元利償還金の増に伴う公債費の増等により分母を構成する普通交付税が216.7百万円増加したため、3ケ年平均の比率は、前年度に比べ0.2%改善した。しかし、R末2現在において、公債費については、R4に5億円を突破し、R5にはピークとなる5.5億円に到達、その後もR7まで5億円台で推移、今後の事業展開如何では更なる増加も懸念されることから、一層の行政改革に努め、償還金がこれからの財政運営の足枷とならないよう、財政健全化に努めたい。

将来負担比率の分析欄

組合債の償還が終了したことによる組合負担等見込額の減、ふるさと応援基金への新規積立による充当可能基金の増及び地域社会再生事業費の新設及び過疎対策事業債元利償還金の増に伴う公債費の増等による地方交付税の増により、数値は1.8%改善したが、類似団体の平均値と比べると格段に高い状況に変わりはない。大型事業の実施による地方債残高の増、公共下水道事業の接続率低迷に伴う繰出金の増等が主因であるため、今後は、更なる経常経費の削減を図り、基金の取崩しに頼らない財政運営を行うこと、国・県支出金等の財源確保に努め、新規借入額の抑制を図ること、ふるさと納税制度の更なる推進により基金残高の増加に努めることなどが重要である。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

会計年度任用職員制度の施行により臨時職員に対する給与(賃金として物件費で支出)が人件費として取り扱われることとなったため、前年度に比べ42百万円増加したが、地方交付税及び地方消費税交付金等の増により経常一般財源が239百万円増加したため、数値は0.4%の減となったが、依然として高値で推移している。今後は、策定される定員管理計画に基づき職員数の適正化を図っていくとともに、こども園の1園化などによる施設の統合を進め、会計年度任用職員についても削減を行い、数値の改善を図っていく。

物件費の分析欄

数値は、前年度に比べ0.6%改善した。物件費の総額が4.4百万円減少したこともあるが、地方交付税及び地方消費税交付金等の増により経常一般財源が239百万円増加したことが大きな要因である。とは言え、清掃センター業務、給食調理業務、図書館運営業務を外部委託しているため、類似団体平均に比べると依然高い状況にある。現在、これらの経費は毎年ほぼ一定で、急激な数値の改善は見込めないが、委託項目、事業量など内容を見直し、少しでも数値の改善に繋げたい。

扶助費の分析欄

扶助費総額については、ここ近年は、年度によるばらつきは殆ど見られず、数値もほぼ4%前後で推移している。また、類似団体の平均値を下回る状態が続いている。しかし、当町の高齢化率は43.9%(R2現在)で、県内で4番目に高く、今後も暫くは上昇すると見込まれることから、楽観視できない状況ではある。現行の扶助費の内容、対象要件を分析し、効果、必要性についての検討を続けたい。

その他の分析欄

経常的な経費である繰出金は昨年度に比べ6.9百万円増加したが、前述したとおり、経常一般財源が増加したため、数値は0.5%改善し、類似団体平均も下回ったが、H30を除いて数値が高止まりしている状況にある。公共下水道事業特別会計への繰出金(公債費等繰出)が多額になっていることが一つの要因だと思われることから、公営企業法の適用に向けた業務の中で、料金改定や今後の施設の在り方(ダウンサイジング等)についても検討を重ね、財政の見える化及び健全化を推進するとともに、一般会計の負担軽減を図りたい。

補助費等の分析欄

敬老金事業を中止し、70歳以上の全高齢者に給付金を支給(16百万円)、小・中学校の休校及びこども園の休園により家計に大きな負担が生じている子育て世帯の学資を支援(23百万円)、コロナ禍により売上が減少している町内事業者への経済対策としてプレミアム付商品券事業を実施(147百万円)など、町単独の補助事業を実施したため、数値が0.8%上昇した。これらは、コロナ禍における一過性のものだと思われるが、そもそも補助費等が類似団体平均より高い要因は、一部事務組合への負担金が多額なためである。ごみ処理事業の広域化も検討しているため、今後も高値で推移していくと思われる。

公債費の分析欄

H28同意の過疎対策事業債(579.7百万円)及びH29同意の臨時財政対策債(145百万円)の元金償還が開始されたため、前年度に比べ0.1%数値が上昇した。今後は、R5に公債費が5.5億円程度とピークを迎えること、R9供用開始を目標に、広域によるごみ処理施設の整備及び中学校統合事業が行われる予定であることから数値の悪化が見込まれる。大型事業が行われない年度においては、発行額<償還額を基本とし、財政の健全化を図りたい。

公債費以外の分析欄

地方交付税、地方消費税交付金及び臨時財政対策債等の増により経常一般財源が増加したため、数値は0.6%改善した。中でも、基準財政需要額に地域社会再生事業費が新設されたことによる普通交付税の増額(+216.7百万円)が数値改善の大きな要因だが、人口減少やコロナ禍が長期化することに伴う国税の減収等により、地方交付税の減額も予想されるため、経常一般財源の確保は中々難しい状況になると思われる。今後は、徴収率の増加による町税の確保、応能応益の原則に基づく使用料及び利用料の設定、ふるさと寄附金の増収など、一層の自主財源の確保に努めるとともに、更なる経常経費の抑制を図っていきたい。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

財政調整基金残高は、平成30年度にふるさと納税制度の改正(返礼率の変更、返礼品の見直し)によりふるさと寄附金が大幅に減収となったことを受け、225百万円取り崩した。その後も、新規積立はほとんど行えず、基金運用益のみを積み立てているため、残高がH29末の水準に戻らない状況である。実質収支額は、ふるさと寄附額が大幅に減少したH30、予算割れしたR1の影響により、ここ2年間は前年度を割り込む状況であったが、R2は、地方交付税及び地方消費税交付金等の増及び新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用により、213百万円を繰り越すことができたため、実質収支額は昨年度に比べ110百万円増加した。実質単年度収支については、前述した基金の取り崩し、実質収支額の減少により、H29からR1の3年間はマイナスとなっていたが、R2年度は実質収支額が前年度に比べ大幅に増加したため、3年ぶりのプラスとなった。今後は、実質単年度収支がマイナスとならないよう、更なる財源の確保や経費の節減に努め、基金の取り崩しに頼らない収支均衡の財政運営を行っていきたい。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

前年同様、全ての会計において黒字となり、赤字額は発生しなかった。一般会計においては、地方交付税等の経常一般財源の増により、昨年度に比べ黒字幅が拡大(+110.1百万円)した。しかし、公共下水道事業特別会計及び子浦漁業集落排水事業特別会計においては、一般会計からの繰入金によって収支の均衡(赤字額なし)が保たれているのが現状である。中でも、公共下水道事業は、H28に工事が概成したものの、接続率は、令和2年度末で54.7%と低い状態となっている。既存の合併浄化槽が故障しないため、接続を迫られる状況にないこと、定年退職後に子どもがUターンするケースが少ないため、高齢者のみの世帯が増え、新たな設備投資に踏み切れないこと等が主な要因で、近年では、既接続者の死亡や転出に伴う収入(下水道使用料)の減額も相まって、公共下水道事業特別会計の経営状況はかなり厳しい。令和5年度からの公営企業法適用に向け、現在、固定資産台帳の整備を実施しているが、この機会に、料金改定や今後の施設の在り方(ダウンサイジング等)、接続を促進する補助制度の構築等についても検討を重ね、財政の見える化及び健全化を推進するとともに、一般会計の負担軽減を図りたい。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

公営企業債の元利償還金に対する繰入金、組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等については、昨年度に比べて大きな変化はないが、一般会計債の元利償還金は、昨年度に比べて33百万円増加した。これは、H28同意の過疎対策事業債(579.7百万円)及びH29同意の臨時財政対策債(145百万円)の元金償還が開始されたためである。また、近年は、過疎対策事業債や緊急防災・減災事業債、緊急自然災害防止対策事業債など、交付税参入率の高い起債に絞って借り入れを行っているため、算入公債費等についても合わせて増加している。財政力が乏しく、事業実施の際は起債に頼らざるをえない当町においては、今後も一般会計債に係る元利償還金等は、暫くの間増加する見込みであるが、それと並行して算入公債費等も高い水準を保てるよう、起債制度の動向に注視していく。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

令和2年度は、デジタル同報系防災行政無線整備工事の本格化、南伊豆認定こども園子育て支援センター棟の新築などの大型事業の実施により、新規町債発行額>元金償還額となったため、一般会計債の残高は、前年度に比べ190百万円増加し、結果、将来負担額は232百万円の増となった。一方、充当可能財源等は、ふるさと応援基金への新規積立による充当可能基金の増、交付税措置率の高い起債に絞って借入れを行っているため、基準財政需要額算入見込額の増により185百万円の増となった。上記により、分子の額は46百万円の増額となったが、標準財政規模の増により将来負担比率は改善された。今後暫くの間は、発行額>元金償還額の状況が続くため、一般会計債残高の増加は避けられないことから、徴収率の増加による町税の確保、応能応益の原則に基づく使用料及び利用料の設定、ふるさと寄附金の増収など、一層の自主財源の確保や歳出の抑制に努め、基金残高の増加に努めたい。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)令和2年度末の基金残高は、普通会計で1,918.5百万円で、昨年度から46.5百万円の増加となった。財政調整基金で14.9百万円、ふるさと応援基金で75.7百万円の積立を行った一方で、学校法人所有のテニスコート購入の財源としてスポーツ振興基金を15.6百万円、観光施設維持補修工事(落石防護柵補修)の財源として公共施設整備基金を33.1百万円取り崩したことが主な要因である。(今後の方針)ふるさと応援基金は、その年度のふるさと寄附金総額から返礼品代や広告料等の必要経費を差し引いた金額を自動的に積み立てるため、他の基金とは性質が異なる。よって、余剰金を基金に積み立てる際の方針であるが、財政調整基金(積立目標額に到達するまで)、庁舎建設基金(積立目標額:6億円)、公共施設整備基金への積立を優先とし、コロナ禍による町税の減収などの不測の事態への対応に加え、経年劣化により損傷の激しい公共施設の老朽化対策など財政需要に対応するため、適正な基金の管理と使途の説明に努め、単なる肥大化とならないよう注視していく。

財政調整基金

(増減理由)令和2年度は、基金運用益のみの積立となったため、14.9百万円の増加となった。(今後の方針)平成30年度にふるさと納税制度の改正により、返礼品の見直しや返礼率が3割以下に改正されたことを受け、ふるさと寄附金額が予算額を大幅に下回ったため、財政調整基金を22.5百万円取り崩した。残高も1,261百万円から1,042百万円に大幅に減少したため、令和元年度以降、当時の水準に戻すべく積立を行ってきたが、ここ2年は基金運用益のみの積立に留まっており、令和2年度末の基金残高は1,069百万円で、平成29年度末残高にはほど遠い状況にある。当町の財政力は0.31で、類似団体内平均値に比べるとかなり低い。また、当町の人口は年に150人程度のペースで減少し、高齢化の進展による生産年齢人口の減少に伴い、町税の減収にも歯止めがかからない。更に、依存財源の割合が7割程度と高く、中でも地方交付税が歳入決算額の40%程度を占めているが、コロナ禍による国税の減収等を踏まえると、例年どおりの交付額を確保できるかは不透明な状況である。よって、今後も安定的な財政運営を行い、自立可能なまちづくりを推進するため、令和5年度末残高13億円を目標に積増しを行っていきたい。

減債基金

(増減理由)なし。(今後の方針)ここ数十年、基金残高は3千円であり、増減していない。今後も積立の予定はない。

その他特定目的基金

(基金の使途)ふるさと応援基金は、魅力あるまちづくり事業の財源として積み立てており、令和2年度は、光ファイバ網整備事業や環境基本計画策定事業等の財源として活用した。公共施設整備基金は、公共施設の機能保全を図り、施設の長寿命化に資するための整備及び改修の財源として積み立てており、令和2年度は、観光施設維持補修工事(落石防護柵補修、観光トイレ改修)や町営住宅の長寿命化対策の財源として活用した。その他、庁舎建設基金は、庁舎建設時の財源不足を補うため、ふるさと創生基金は、国際交流・親善の推進とふるさとの伝承・文化・芸能の開発・継承を図るため、交通安全対策推進基金は、交通安全対策の推進に関する事業に充当することを目的としている。(増減理由)左に掲載した基金のうち大幅に増減したのは、ふるさと応援基金と公共施設整備基金である。その理由は、前者は、光ファイバ網整備事業や環境基本計画策定事業等の財源として32百万円を取り崩したものの、ふるさと寄附金総額から返礼品代や広告料等の必要経費を差し引いた107.3百万円を積み立てたため、差し引きで75.7百万円増加し、後者は、観光施設維持補修工事(落石防護柵補修、観光トイレ改修)や町営住宅の長寿命化対策の財源として33.1百万円を取り崩したためである。(今後の方針)生徒数の減少や施設の老朽化に伴い、令和9年度頃の開校を目途に中学校の統廃合(2校から1校へ)を検討している。建設に当たっては、国庫補助金や町債(学校教育施設等整備事業債、過疎対策事業債)を財源として見込んでいるが、過疎対策事業債は要望額どおり確保することが難しく、財源のやり繰りに苦慮することが想定される。そのような状況に対応し、施設の計画的な更新を進めるためには、安定した財源の確保が必要であることから、公共施設整備基金への積立を最優先とし、その他の目的基金については、需要を注視しながら適切な管理・運営に努めていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、類似団体平均値に比べ高く、上昇傾向にあるが、道路の数値が当数値を押し上げる要因となっている。建物について、人口減少や少子化もあり、人口に見合った施設を保有することが望ましいと考えている中、令和4年度に認定こども園を統合(2園から1園)すること、令和8年度ごろから中学校の統合(2校から1校)することを検討している。また、一般廃棄物処理施設の近隣1市3町による広域化を令和9年度ごろに検討している。以上の施設の更新により、一時的に投資活動収支は増加するが、減価償却率の数値は低下するとみられる。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率について、類似団体内平均値と比べ高い数値となっている。これは、地方債残高が多額であることによる。令和2年度は、地方債を活用し、認定こども園子育てセンター棟の整備、防災デジタル無線整備を行ったため、地方債に起因する将来負担額は増加したものの、普通交付税の増額等による充当可能財源の増額、経常一般財源の増加があったため、比率としては前年度に比べ低くなった。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

類似団体内平均値と比べると、有形固定資産減価償却率及び将来負担比率も高い数値となっているが、これは保有施設の老朽化の度合いが高いこと、地方債等の負債が多額であることを示してる。将来負担比率について、前年度から低下した要因は、組合債(南豆衛生プラント)の償還終了に伴う組合等負担等見込額が減少したこと、普通交付税が増額となったことである。令和8年ごろから予定している一般廃棄物処理施設の広域化、学校統合等による施設更新により、有形固定資産減価償却率は低下することが予想されるが、施設更新に伴い発行する地方債により、将来負担比率の増加が見込まれる。今後の将来負担比率の増加を見据え、他の保有資産の更新の方針について早期に決定する必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率の3カ年平均は7.5%で、前年度と比較し、0.2%改善となった。これは、交付税の増額(地域社会再生事業費の新設・公債費の増)により、単年度の実質公債費比率が7.1%となったためである。実質公債費について、類似団体内平均値と比較し低い数値となっているが、今後は一般廃棄物処理施設の広域化、学校統合等による施設更新により地方債を発行することで上昇が見込まれる。それに伴い将来負担比率も上昇することも想定される。当町においては、実質公債費率に比べ将来負担比率の数値が高いことから、将来負担比率の悪化の要因は地方債以外のものによるものが大きいと考えられる。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

静岡県南伊豆町の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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