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地方財政ダッシュボード

長野県阿智村の財政状況(2016年度)

🏠阿智村

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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地方財政AI: RAGエンジン(試験中)※直近3年の文書で要約します。現在は質問文の変更はできません。

総括表

人口の推移

財政比較分析表(2016年度)

財政力指数の分析欄

・長引く景気低迷による個人・法人関係税の減収などから0.22と類似団体平均を下回っているため、必要な事業を選別し、投資的経費を抑制する等、歳出の見直しを実施するとともに、税収の徴収率向上対策を中心とする歳入確保に努める。

経常収支比率の分析欄

・経常収支比率76.3%は類似団体では上位に入る。今後も地方債の繰り上げ償還、繰出金の適正化を行い、抑制に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

・市町村合併により旧村に振興室(支所)を設置している点、保育園・小学校を各地域に配置している点が要因と考えられる。これらについては今後のあり方について検討していく予定である。

ラスパイレス指数の分析欄

・類似団体平均値に推移しており、今後も職務、職責、成果等により適正な運用に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

・類似団体平均値に推移しており、今後も職務、職責、成果等により適正な運用に努める。

実質公債費比率の分析欄

・長野県平均、全国平均を下回る状況である。中・長期的な償還計画により、償還額の平準化や実質公債費比率の急激な上昇を抑えるよう努める。

将来負担比率の分析欄

・将来負担比率については数値なしという状況である。今後も公債費等義務的経費の削減を中心とする行財政改革を進め、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2016年度)

人件費の分析欄

・類似団体と比較すると、人件費に係る経常収支比率は低くなっているが、公営企業会計等の人件費に充てる繰り出金といった人件費に準ずる費用を合計した場合数値が大きくなるため、今後もこれらを含めた人件費関係経費全体を見ていく必要がある。

物件費の分析欄

・類似団体平均値に推移しており、今後も経常経費の抑制に努める。

扶助費の分析欄

・扶助費に係る経常収支比率は類似団体を1.3ポイント下回っている。今後も資格審査等の適正化を行い財政を圧迫しないよう努める。

その他の分析欄

・類似団体平均値に推移しており、今後も事業会計において経費を削減する事により、普通会計の負担額を減らしていくよう努める。

補助費等の分析欄

・経常収支比率が類似団体平均を下回った。観光事業等への補助金等について、補助の効果等を見極めて検討していく必要がある。

公債費の分析欄

・類似団体平均値に推移しており、今後も任意の繰り上げ償還の実施により数値の適正に努める。

公債費以外の分析欄

・公債費以外の経常収支比率は類似団体と比較すると8.4ポイント低くなっている。今後も経常経費の削減に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

・商工費は、住民一人当たり58,123円となっている。これは阿智村が観光の充実を図るため、他の経費を見直し、観光事業に重点的に取り組んできたことによるものである。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

・普通建設事業費は住民一人当たり110,218円となっており、類似団体と比較して一人当たりのコストが低い状況となっている。今後は公共施設等総合管理計画に基づき、事業の取捨選択をしていくことが必要になってくる。

実質収支比率等に係る経年分析(2016年度)

分析欄

・財政調整基金残高は、適切な財源の確保により、取崩しを回避している。実質収支も引き続き黒字を確保している。今後も事務事業の見直し・統配合など歳出の合理化等行財政改革を推進し、健全な行財政運営に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2016年度)

分析欄

・一般会計、特別会計全てにおいて黒字であるため健全な財政運営が行われているといえる。今後も健全な行財政運営に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2016年度)

分析欄

・元利償還金、公営企業債の元利償還金に対する繰入金共に減少している。今後も計画的な起債償還を行い、公債費の抑制に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2016年度)

分析欄

・将来負担額に対して充当可能財源等の方が多く将来負担比率の分子はマイナスとなっている。今後も起債、公営企業債等繰入見込額等の削減に努め、将来負担比率の分子の抑制を図る。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2016年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

債務償還可能年数の分析欄

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

・実質公債費比率は積極的に繰上償還進めている結果、減少してきている。今後も計画的な起債償還を行い、公債費の抑制に努める。将来負担比率も計画的に事業を実施し、将来負担すべき実質的な負債を抑制することに取り組む。

施設類型別ストック情報分析表①(2016年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

施設類型別ストック情報分析表②(2016年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

財務書類に関する情報①(2016年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

一般会計等においては、資産総額が平成27年度末から120百万円の増加(+0.5%)となった。金額の変動が最も大きいものは財政調整基金であり、積立により263百万円増加した。また、負債総額が平成27年度末から307百万円の減少(△7.6%)となった。金額の変動が最も大きいものは地方債(固定負債)であり、地域総合整備事業債の繰上償還を含めた償還額が新たに借り入れを行った分を上回り、362百万円の減少となった。一方で特別会計においては、新規取得資産がほとんどなく、建物等の減価償却による減少が大半を占めており、全体の資産総額は平成27年度末から64百万円の減少(▲0.2%)となった。平成28年度の連結においては、西部衛生施設組合等の一部事務組合や(株)阿智昼神観光局等の第三セクターが加わっており、一般会計等と比較して資産総額は4,889百万円多い31,106百万円、負債総額は2,622百万円多い6,365百万円となっている。

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

平成28年度純行政コストについて、一般会計等においては4,573百万円(前年度比+557百万円)、全体においては6,020百万円(前年度比+666百万円)、連結においては6,629百万円となっている。一般会計等においては、経常費用は4,820百万円となり、前年比403百万円の増加(+9.1%)となった。そのうち、人件費等の業務費用は3,144百万円、補助金や社会保障給付等の移転費用は1,676百万円であり、業務費用の方が移転費用よりも多い。最も金額が大きいのは減価償却費や維持補修費を含む物件費等(2,124百万円、前年度比+223百万円)であり、経常費用の44.1%を占めている。現在村で保有している施設について、集約化・複合化事業の検討など、公共施設等の適正管理に努めることにより、経費の縮減に努める。

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

一般会計等においては、税収等の財源(4,683百万円)が純行政コスト(4,573百万円)を上回ったことから、平成28年度における本年度差額は111百万円となり、純資産残高は426百万円の増加となった。全体においては、純行政コストが一般会計等と比べて1,447百万円の増加に対し、国民健康保険税や介護保険料などが含まれる税収等は一般会計等と比べて1,406百万円の増加により、平成28年度における本年度差額は70百万円となり、純資産残高は387百万円の増加となった。連結においては、純行政コストが一般会計等と比べて2,057百万円の増加に対し、財源は一般会計等と比べて2,072百万円増加したことで、平成28年度における本年度差額は127百万円となり、純資産残高は一般会計等と比べて2,267百万円の増加となった。一方で平成27年度の本年度差額と比較すると、一般会計等においては677百万円、全体においては3,256百万円の減となっており、特に税収等の減少(一般会計等で△118百万円、全体で△132百万円)がみられる。村税等の徴収業務体制の見直しにより税収等の増加に努める。

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

平成28年度における業務活動収支について、税収等収入をはじめとした業務収入が業務支出を上回っていることから、一般会計等においては741百万円、全体においては907百万円、連結においては923百万円となっている。投資活動収支について、橋りょう架替事業や庁舎非常用電源設備整備事業を行ったことから一般会計等においては△282百万円、全体においては△301百万円、連結においては△401百万円となっている。財務活動収支について、繰上償還を含む地方債の償還額が地方債発行収入額を上回ったことから、一般会計においては△335百万円、全体においては△481百万円、連結においては△386百万円となっている。本年度末資金残高について、業務活動収支の黒字分が大半を占めていることから、一般会計等においては671百万円(+124百万円)、全体においては757百万円(+126百万円)、連結においては851百万円(+136百万円)となった。経常的な活動に係る経費は税収等収入をはじめとした収入で賄えている状況である。

財務書類に関する情報②(2016年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

住民一人当たり資産額については、合併前に旧市町村毎に整備した公共施設があるため、保有する施設数が非合併団体よりも多く、類似団体平均を上回っている。また有形固定資産減価償却率については、類似団体平均よりも若干少なくなっているものの、近い将来公共施設の修繕や更新に多額の負担が見込まれる。今後3年間の取組として、村保有の公共施設について個別施設計画を策定し、公共施設等の集約化・複合化を進めるなどにより、施設保有量の適正化に取り組む。

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

純資産比率については、類似団体平均を少し上回る数値で推移している。一方で、平成28年度における将来世代負担比率については、類似団体平均を少し上回っているものの、平成27年度と比較して1.3%減少している。財政に余裕のある時に繰上償還を進めることにより、地方債残高を圧縮し、将来世代の負担の減少に努める。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

住民一人当たり行政コストについては、類似団体平均を上回っており、平成27年度と比較しても増加している。村では保育園を6園運営しており、施設の整備に係る物件費及び、各保育園に配置する保育士の人件費が、類似団体と比べて住民一人当たり行政コストが高くなっている要因と考えられる。今後については、村の総合計画に基づき、6園体制のあり方の研究、検討を行う。

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

基礎的財政収支については、平成27年度と比較して△413百万円減少しているものの、類似団体平均を大きく上回っている。特に、業務活動収支について、税収等収入が業務収入の8割以上を占めており、768百万円の黒字である。一方、投資活動収支については、46百万円とわずかながら黒字となっている。(基金積立金支出及び基金取崩収入を除く)

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況

平成28年度における受益者負担比率については、類似団体平均を上回っているが、平成27年度と比較すると3.0%減少している。特に、経常費用の人件費が427百万円増加しており、新規職員の採用が例年より多かったことが要因と考えられる。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,