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地方財政ダッシュボード

長野県安曇野市の財政状況(2013年度)

🏠安曇野市

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2013年度)

財政力指数の分析欄

財政力指数は平成24年度に比べ+0.002ポイントで、0.576となりました。財政力指数は3ヵ年(平成23・平成24・平成25年度)平均ですが、単年度では0.567となり-0.022ポイントとなりました。この単年度の財政力指数は、基準財政需要額と基準財政収入額が本来の額(一本算定)に置き換えられて算定されています。なお、財政力指数が上昇していますが、これは3ヵ年平均の結果であり、地方税低迷の影響を受けた平成22年度の数値が抜けたことが影響しています。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率については、平成24年度が86.3%、平成25年度が84.7%で1.6%減少しました。経常収支比率の分母となる経常一般財源は昨年比+5億9665万7千円で253億7051万7千円となりました。一方、分子となる経常経費充当一般財源等は+1億1934万2千円で214億9943万円となりました。比較して分かる通り、分母の伸びが分子の伸びを上回るため比率減につながりました。分母側の伸びの要因としては、地方税が1億3568万9千円増加したほか、普通交付税が5億3594万円増加したことによります。分子:21,499,430分母:25,370,517

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

金額は107,194円で、前年度より1,414円増となりました。対前年度決算額比較では、物件費が減少しているものの人件費が増加しています。これは、特別職を含む職員給与、議員報酬等の増額、統計調査員等報酬の増額等によります。なお、職員分人件費は計画的に減少してきています。今後も効率的な施設運営、行政評価による事務事業見直し、スリム化を進め一層の経費節減を目指します。

ラスパイレス指数の分析欄

指数は96.6。国家公務員給与の改定(増額)に伴う減少です。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数は6.76人。前年より0.01人の増となりました。職員の人数に変化はありませんが、人口が減ったことにより千人当たりの人数は増加としています。定員適正化計画により職員の削減を実施しています。今後もさらなる効率的な行政運営ができるよう取り組んでいきます。

実質公債費比率の分析欄

比率は11.7%で、前年度から0.3%の減です。分子については、特別会計への地方債充当繰出金が+1億2056万3千円、公債費等に準ずる債務負担行為に係るもののが+4億4811万6千円(新規でスポーツ公園用地取得費が+4億7709万7千円)ですが、ここから差し引かれる交付税算入額が昨年比+1億7221万5千円で、まとめると分子全体では昨年比+2億6920万円となりました。分母では、普通交付税は+5億3594万円でしたが、標準税収入額が-4億331万4千円で、交付税算入分を引いた後の金額は昨年比+1億5952万3千円となりました。分子:2,521,055分母:20,993,655

将来負担比率の分析欄

比率は25.1%で、前年度より7.9%の減となりました。これは分母が主に基金の増により1億5952万3千円増加したことに加え、分子の金額が16億536万5千円減少したことによります。分子減少の主な要因は、公債費に準ずる債務負担行為-7億1293万4千円(新規事業がなくなってきているため)、公営企業債繰入見込額-6億4563万円(企業債の元金残高の減少による)、組合負担等見込額-1億3987万7千円(組合の元金斬だがの減少による)が挙げられます。分子:5,284,298分母:20,993,655

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2013年度)

人件費の分析欄

比率は19.3%で、前年度より0.9ポイントの減少です。経常収支比率の分母となる経常一般財源等は253億7051万7千円で、昨年比+5億9662万7千円となっています。これは、普通交付税交付額が昨年比+5億3594万円であったことが影響しています。一方、分子となる人件費分の経常的経費充当一般財源等は48億9274万3千円で、昨年比-1億428万円となり、これが比率の減少につながっています。

物件費の分析欄

比率は12.3%で、前年より0.1ポイントの上昇です。臨時職員の賃金・役務費等は経費削減・要不要の精査を徹底的に進めていることから減少しているところですが、原油の高騰による燃料費の増加や松くい虫被害木処理等による委託料の増加が影響しています。今後も、住民サービス低下防止を視野に入れながら事務事業のスリム化を目指していきます。

扶助費の分析欄

比率は8.1%で、前年より0.1ポイントの減少です。人件費の分析欄にも記載した通り、分母となる経常一般財源等は昨年比+5億9662万7千円となっています。一方、分子となる扶助費分の経常的経費充当一般財源等は昨年比+2266万5千円で、分母の伸びに比べ分子の伸びが低かったことが比率の減少につながっています。

その他の分析欄

比率は17.3%で、前年より1.3ポイント上昇しました。公営企業への繰出金が主なものになります。各公営企業で資金確保を賄う部分はしっかりとした徴収業務を行うとともに、歳出抑制に取り組み、一般会計で補完することが少なくなるよう努めていきます。

補助費等の分析欄

比率は10.7%で、前年より0.3ポイント減少しました。当市では随時補助金事業の見直し(要不要の判定)を行っています。補助金を支出するにふさわしい事業を厳選し、より効果的な補助金事業を進めていきます。

公債費の分析欄

比率は17.0%で、前年より1.0ポイントの減少です。減少の要因は、分母となる経常一般財源等が増加したほか、平成19年度から平成25年度まで実施した繰上償還により、償還元金、利子ともに既発債分が減額しているためです。大型の起債(臨時財政対策債、合併特例事業債)の償還が重なってきてはいるものの、本庁舎建設事業が完了しその他の起債発行抑制・平準化を図る取り組みを引き続き進めていきます。

公債費以外の分析欄

比率は67.7%で、前年より0.6ポイント減少しました。公債費の比率・経常収支比率全体比率により変動していきますが、公債費比率に対しては高く、全体比率に対しては低くなるのが理想です。公債費比率抑制とともに今後も注意を払っていきます。

実質収支比率等に係る経年分析(2013年度)

分析欄

平成25年度の財政調整基金現在高は49億5196万7千円で、合併直後の平成18年度と比較し11億4996万8千円増加しています。標準財政規模については、H22・23年度は249億円台でほぼ横ばいでしたが、以降は3億円強ずつ増え、H25年度は255億9420万1千円となっています。実質収支比率は各年度バラツキはありますが、基金積立も実質的な黒字要素でありこれが支出されなければ当然実質収支額が増加することになります。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2013年度)

分析欄

全会計が黒字決算でした。

実質公債費比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

比率は11.7%で、前年度から0.3ポイントの減です。分子については、公営企業債の元利償還金に対する繰入金が+1億2056万3千円、債務負担行為基づく支出額が+4億4811万6千円(新規でスポーツ公園用地取得費が+4億7709万7千円)ですが、ここから差し引かれる交付税算入額が昨年比+1億7221万5千円で、まとめると分子全体では昨年比+2億6920万円となりました。

将来負担比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

比率は25.1%で、前年度より7.9%の減となりました。分子の金額は、16億536万5千円減少しました。分子減少の主な要因は、債務負担行為に基づく支出予定額の-7億1293万4千円(新規事業がなくなってきているため)、公営企業債等繰入見込額の-6億4563万円(企業債の元金残高の減少による)、組合負担等見込額の-1億3987万7千円(組合の元金斬だがの減少による)が挙げられます。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,