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地方財政ダッシュボード

神奈川県真鶴町の財政状況(2023年度)

神奈川県真鶴町の財政状況について、2023年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

真鶴町水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2023年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2023年度)

財政力指数の分析欄

令和元年度0.47から減少傾向が続き、令和5年度においては0.38となった。類似団体平均は上回っているものの、年々その差は狭まり、ついに0.01ポイント差まで迫った状況である。減少要因は、人口の減少や全国平均を上回る高齢化率(令和5年時点44.7%)に伴う地方税の減少が大きい。生産年齢人口を増加させ、又は減少させないための移住・定住の促進や徴税強化により財源を確保し、活力あるまちづくりを展開しつつ、行政の効率化に努めることにより、財政の健全化を図る。

経常収支比率の分析欄

令和3年度に88.4%と一旦改善したものの、概ね95%前後で増減を繰り返している。令和5年度は96.5%であり、前年度比で2.0ポイント悪化した。類似団体平均を常に上回っており、さらにその差は広がっている。要因としては、人件費、扶助費、公債費、いずれも増加しており、特に公債費では岩漁港東物揚場改修工事、湯河原町真鶴町衛生組合が実施する大規模改修事業に伴う起債が新たに生じている。人件費のさらなる増加が見込まれる中、事務事業の見直しを進めるとともに、公民連携の推進、施設の統廃合について検討する等、経常経費の削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

令和5年度は、類似団体平均に比べ105,426円下回っており、その差は徐々に広がってきている。類似団体平均より低くなっている理由は、主に人件費が要因と考えられ、ごみ処理業務を一部事務組合に、消防事務を湯河原町に委託していること、また、地域手当を支給していないことなどが理由と思われる。引き続きコスト低減を図っていくが、人件費については、給与改定等で総額は増加傾向にある。物件費において、新規事業の先送り、既存事業の事業内容の見直しによる歳出削減に努めていく方針である。

ラスパイレス指数の分析欄

類似団体平均と比較すると、令和元年度から令和5年度まで常に下回っている。令和5年度には3.9ポイント差、前年度よりもさらに0.9ポイント差が広がった。給与水準は、国の動向も踏まえながら引き続き縮減に努めるが、人材確保のためには適正水準を維持することも重要である。少なくとも類似団体平均からは大きく引き離されることのないよう努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

令和元年度から令和3年度まで微増で推移した後、令和4年度に微減し、令和5年度には再度増加した。類似団体平均は1.66人下回っているが、全国平均に比べると4.2人、神奈川県平均に比べると3.34人上回っている。主な要因は、町の総人口が毎年減少していることと考えられる。今後は、職員の定年年齢が順次引き上げられることもあり、新規職員の採用人数を調整するとともに、職員の能力、資質の向上に努め、適正な定員管理を図る。

実質公債費比率の分析欄

令和元年度から令和5年度まで、実質公債費比率は上昇傾向にある。令和5年度においては、類似団体平均に対しても4.6%高い状況にある。主な要因は、当町が平成29年に過疎地域に指定されたため、過疎対策事業債を積極的に活用しており、その起債償還に伴って公債費の割合が年々増加しているものと思われる。今後、教育施設の建替えが見込まれている。その他、公共施設の老朽化による改修等も多く見込まれるが、施設の統廃合を検討し、新規の地方債発行は抑制を意識しつつ、効果的な活用を図っていく。

将来負担比率の分析欄

類似団体平均を大幅に上回る水準にあるが、令和元年度と比較すれば半減しており、将来負担の状況は改善傾向にある。主な要因としては、教育施設の建替えを見据えた充当可能基金の増が挙げられる。下水道事業や湯河原町真鶴町衛生組合への負担等、継続して事業は行われているが、事業費全体は減少してきている。今後も後世への負担を少しでも軽減するよう、事業の必要性、補助金の活用などにより充当財源をより一層確保し、新規事業の実施等については総点検を図ることで、財政の健全化を図る。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)

人件費の分析欄

人件費に係る経常収支比率は、令和5年度において27.6%となった。令和元年度から常に類似団体平均に比べて高い水準にあるが、神奈川県平均は下回っている状態が継続している。これは、人口当たりの職員数が類似団体平均より少なく、また、ラスパイレス指数が低いことが主な要因と思われる。

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率は、類似団体平均と比較し、1.7ポイント低い状況となっている。この傾向は過去より続いている。主な要因としては、需用費、委託料などが類似団体に比べ少ないことによるものと考えられる。道路補修や草刈りなどを直営で行っていることも多いため、コストカットが図られている。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は、令和2年度、令和3年度は類似団体平均と同一であったが、令和4年度には0.2ポイント低くなり、令和5年度には逆転し0.4ポイント高くなった。傾向としてはほぼ横ばいと考えられるものの、神奈川県内でも高齢化率が高いため、今後は増加していくと思われる。生活保護に係る資格審査等の適正化や独自制度の見直しを進めていくことで、財政を圧迫することのないように努める。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は、令和5年度は、前年度に比べて3.5ポイント減少したが、引き続き類似団体平均、全国平均、神奈川県平均に比べると全て高い水準にある。令和4年度は、水道事業への貸付けを行ったことが上ぶれの原因と思われるが、依然高い水準にある要因としては、公共施設の老朽化に伴う維持補修費、及び、高齢化等に伴う特別会計繰出金の増大が考えられる。

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率は、類似団体平均と比較し、令和元年度から令和5年度まで常に高い水準にある。主な要因は、ごみ処理の一部組合である湯河原町真鶴町衛生組合への負担金、消防事務を委託している湯河原町への負担金などで、工事費、人件費の増大があるためと考えられる。今後は、抑制することが可能なものを効率的に抑制し、適正な水準になるように検討していく。

公債費の分析欄

公債費に係る経常収支比率は、令和5年度、類似団体平均との差が0.2ポイントとなった。前年度に比較し、さらに0.1ポイント縮まっている。令和3年度に14.9%まで減少した数値が、令和5年度、令和6年度と増加傾向にある。平成29年以降の過疎対策事業債等の活用により、順次、償還が開始となっていることが要因と思われる。今後は教育施設の建替えも計画されていることから、今後の起債対象事業については取捨選択を的確に実施し、財政の健全化に努めていく。

公債費以外の分析欄

公債費以外に係る経常収支比率は、類似団体平均を上回っているが、神奈川県平均からは1.9ポイント下回っている。類似団体平均と比較し、物件費は下回り、補助費等は上回る状態が続いている。補助費等は規模も大きく、さらに増加傾向にあるため、全体でみると平均を上回ってしまう要因となっているのだろうと考えられる。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)

分析欄

財政調整基金は、平成24年度に1,000万まで落ち込んだ後、計画的な積立てが行われ、令和4年度末には4億4,500万円まで回復したが、令和5年度は財源不足の補てんのため取崩しのみが行われ、年度末時点で3億7,500万円となった。実質単年度収支は赤字で、前年度比1.03ポイントの減となっている。今後は、財政健全化の取組を着実に実施し、事務事業の見直し・統廃合など、行財政改革を推進し、健全な運営に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)

分析欄

令和5年度から、下水道事業が特別会計から公営企業会計に移行した。実質赤字は、いずれの会計においても発生していないが、標準財政規模比を見てみると、介護保険事業特別会計(保険事業勘定)を除く会計では前年度比で悪化している。引き続き各会計において赤字が発生しないよう適切な行財政運営に努めるとともに、適正化を図っていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

元利償還金は、平成30年度から増加傾向となっている。平成29年度に過疎地域に指定されたことで過疎対策事業債の活用が始まっており、償還額が年々増加している。公営企業債に対する繰入金も増加傾向にあり、実質公債費比率の分子は前年度比3,000万円増加した。事業の実施に当たっては、国県補助金の活用を積極的に行い、公債費の縮減に努めていく。

将来負担比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

将来負担比率の分子は、令和5年度で17億円となり、前年度比9,100万円減少した。一般会計の地方債現在高は、令和2年度をピークに減少傾向にあるが、湯河原町真鶴町衛生組合によるごみ処理施設の改修工事も進んでおり、また、今後は教育施設の建替えなども予定されていることから、新たなピークが見込まれる。充当可能財源等については、基金が増加傾向にあるが、これは教育施設の建替えに向けた教育施設整備基金の積立てが進んでいるためである。今後は、将来を見据えた効率的、効果的な事業の実施に努め、施設の統廃合などを検討し、財政の健全化に努めていく。

基金残高に係る経年分析(2023年度)

基金全体

(増減理由)財源不足により財政調整基金を7,000万円取り崩した一方で、教育施設の建替えに向けた「教育整備基金」への積立てを1億円行ったこと等により、基金全体としては4,600万円の増となった。(今後の方針)教育施設整備基金は、今後見込まれる教育施設の建替えのため、引き続き積立てを続けていく。一方で、財政調整基金の残高が減少に転じたことから、年度予算の補填的な財源、災害等への備えとして、計画的に積立てを行っていく必要がある。特定目的基金は使途が明確なものではあるが、「ふるさと応援基金(いわゆる、ふるさと納税)」のように特定の使い道を想定した基金ではないものもあるため、そういったものを有効活用し、財政調整基金の取崩しを極力抑えるよう努める。

財政調整基金

(増減理由)税収、地方交付税、財産収入等の一般財源の増減に伴い変動している。令和5年度は、教育施設の建替えに備えた「教育施設整備基金」を積極的に積み立てることとしたため、財政調整基金は積立てを行わず、財源不足に充てるための取崩しのみとなった。(今後の方針)財政調整基金の残高は、標準財政規模の10%から20%の範囲内になるように努める。

減債基金

(増減理由)令和5年度において、臨時財政対策債償還基金費として普通交付税が交付されたため、積立てを行った。(今後の方針)臨時財政対策債償還基金費は計画的に取り崩す。公債費は増加が見込まれることから、今後は独自財源による積立ての必要性も検討していく。

その他特定目的基金

(基金の使途)・教育施設整備基金:真鶴町教育施設整備事業費に充てる。・真鶴町過疎地域持続的発展特別事業基金:過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法(令和3年法律第19号)第14条第2項に規定する過疎地域における持続的な発展を促すために必要な事業を実施することに要する経費の財源とする。・真鶴町ふるさと応援基金:真鶴町のまちづくりを応援する個人又は団体からの寄附金を財源として、元気で住みよいふるさとまちづくりを推進する。・真鶴町感染症対策基金:感染症に対する経費に充てる。・まちづくり推進事業基金:自ら考え、自ら行う地域づくり事業の趣旨に沿い、地域における多様な歴史、文化、産業等を活用し、独創的、個性的な地域づくり事業を、町が自主的、主体的に推進する際に、必要な経費として積み立てる。(増減理由)・教育施設整備基金:教育施設の建替えを想定し、計画的に積み立てているため増加・過疎地域持続的発展特別事業基金:増減なし・ふるさと応援基金:基金繰入金に比べ、寄附等による積立額が多かったことによる増加・感染症対策基金:百万円単位では増減なしだが、年度中に受けた寄附金による積立てにより微増・まちづくり推進事業基金:増減なし(今後の方針)・教育施設整備基金は、事業実施に向かって進んでいることから、今以上に計画的に積み立てていく。・ふるさと応援基金は、いわゆる「ふるさと納税」強化による寄附の積立てと、事業への繰入額のバランスを調整していく。・過疎地域自立促進特別事業基金は、充当すべき過疎対策事業の選定を計画的に行っていく。・感染症対策基金は、今後の感染症の流行等を見据えて積立てを行っていく。・まちづくり推進事業基金も目的に合わせて取崩しを計画していくが、設置目的が「ふるさと応援基金」と近い部分もあるため、今後整理を行う。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、類似団体の中で最も高い水準にある。それぞれの公共施設等については令和2年度に個別施設計画を策定済みであるが、具体的な集約化・複合化・廃止は進んでおらず、老朽化が進んでいる。今後、計画的な更新に努めていかなければならない。

債務償還比率の分析欄

令和5年度の債務償還比率は694.5%で、令和4年度に比べ若干減少したものの、類似団体と比べると引き続き高い水準で推移している。平成29年度に過疎地域指定を受けたことから、過疎対策事業債の活用が始まり、地方債残高が高いことが主な要因となっている。地方債の発行と償還のバランスに注意しながら、町財政の健全性を維持しなければならない。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は年々減少傾向にあり、令和5年度は令和4年度に比して5.4%減少しているが、類似団体平均と比較するといまだ高い水準にある。さらに、有形固定資産減価償却率も類似団体より高い水準にあり、こちらは上昇傾向にある。施設の老朽化が進んでおり、今後とも、公共施設等の維持管理に要する経費は増大することが予想されるため、公共施設等総合管理計画に基づき、今後は公共施設の更新又は集約化等を積極的に進め、将来負担の抑制を目指す。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は年々減少傾向にあり、令和5年度は令和4年度に比して5.4%減少しているが、類似団体平均と比較するといまだ高い水準にある。町の基金残高は増加傾向にあるが、潤沢とはいえない。実質公債費比率についても、平成29年度に過疎地域指定を受けて過疎対策事業債を活用するようになり、毎年度継続して発行していることから上昇傾向にある。また、下水道事業、湯河原町真鶴町衛生組合への事業費に対する負担等も継続している。今後も地方債の発行・償還により実質公債費比率の上昇は避けられないと思われるため、公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

神奈川県真鶴町の2023年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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