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地方財政ダッシュボード

栃木県那須塩原市の財政状況(2019年度)

栃木県那須塩原市の財政状況について、2019年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

那須塩原市水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業特定環境保全公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2019年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2019年度)

財政力指数の分析欄

財政力指数は、標準的な行政活動を行うために必要な財源をどの程度自力調達できるかの割合を示すものである。本市においては、栃木県平均及び類似団体平均を上回っている状況である。これは、大規模工場があることから、市町村民税法人税割及び償却資産に係る固定資産税が類似団体と比較し多額であることから、市税収入などの自主財源が比較的充実していることが主な理由である。令和元年度は、社会福祉費やその他の教育費の増により基準財政需要額が増加したが、基準財政収入額は前年度と同規模となった。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は、扶助費や物件費などの経常的な経費に、地方税や地方交付税などの一般財源がどの程度充てられたのか表す指標である。本市は、県平均及び類似団体平均を上回っており、財政構造の硬直化の度合いが高いと言える。これは、地方交付税の増(+1.5億円)などより一般財源が増加(+6.5億円)したものの、扶助費の増(+3.3億円)や物件費の増(+0.8億円)などにより経常的な経費が増加(+7.8億円)したことによる。物件費は歳出総額に占める割合が高く、その中でも教育費が占める割合が高い。費用対効果を検証し、効果の低い経費を削減するなど費用抑制に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

平成26年度以前は、放射能対策関連経費の増加により、類似団体平均を上回っていたが、平成27年度からは県平均と同程度である。令和元年度は、類似団体平均を約6千円/人下回っている状況である。また、前年度に比べ決算額が多くなった要因は、基本給等の増(+2.3億円)や家庭系ごみ収集費の増(+1.7億円)などである。物件費は、前述の教育費以外でも観光施設の管理運営経費などの商工費が占める割合が高い傾向にあるため、公共施設等総合管理計画に基づき施設等の統廃合を行うことで物件費の逓減に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

全国市平均を0.8ポイント、類似団体平均を1.5ポイント上回っている。経験年数階層内における職員分布が変わったことによりラスパイレス指数が引き下がったが、令和2年度新規採用職員の給料及び職種区分間の人事異動によりラスパイレス指数が引き上がり、結果として前年度と比較して0.1ポイントの増となった。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

県平均を0.59ポイント、類似団体平均を0.95ポイント下回っている。これは、し尿処理や消防業務などを一部事務組合で行っていることや保育園の民営化などにより類似団体より職員数が少ないことが主な理由となっている。今後においても、平成29年3月に策定した第3次定員適正化計画(平成29年度~令和3年度)に基づき、更なる効率的かつ効果的な行財政運営を図るため、適正な定員管理に取り組む。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率は、一般会計等が支払う元利償還金に特別会計や一部事務組合等が支払う元利償還金に対する繰出金等を加えた金額の標準財政規模に対する割合を示し、公債費(借入金の返済)による財政負担の程度を把握する指標である。令和元年度は、合併特例債や下水道事業特別会計に係る償還が一部終了したことにより、前年度に比べ0.2ポイント減少した。引き続き県平均及び類似団体平均を大きく下回っている状況である。今後も財政措置のある地方債を優先的かつ計画的に活用した財政運営を行い、財政の一層の健全化を図る。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は、出資法人等を含めた一般会計等の実質的負債の標準財政規模に対する比率を示し、地方公共団体の将来的な負担の程度を把握する指標である。本市は、市債等の将来負担額よりも、基金や国県支出金などの特定財源総額が上回っているため、将来負担は生じておらず、県平均及び類似団体平均と比べて、ストック面の財政状況は良好である。これは、地方債残高が増加(+4.4億円)したものの、ふるさと基金積立などの充当可能基金残高が増加(+3.2億円)したことが主な理由である。今後も計画的な財政運営を行うことにより、財政の一層の健全化を図る。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費の分析欄

県平均を3.9ポイント、類似団体平均を1.0ポイント下回っている。これは、し尿処理や消防業務などを一部事務組合で行っていることや保育園の民営化などにより類似団体より職員数が少ないため、それに伴い人件費が低いことが主な理由である。また、経年比較においても、ほぼ横ばいで推移しており、適正な定員管理が行えている。今後は、RPA導入などにより人件費の逓減を図るとともに、職員1人1人の質の向上に努める。

物件費の分析欄

県平均を1.3ポイント、類似団体平均を3.4ポイント上回っており、前年度と同水準である。これは、家庭系ごみ収集費の増加(+1.7億円)やふるさと寄附事業費の増(+0.9億円)が主な要因である。今後についても、小中学校ICT事業において児童生徒1人1台端末の配備という国の方針が示されるなど増加が見込まれるため、既存事業の見直しや公共施設等総合管理計画に基づき施設の統廃合を行うことなどにより、物件費の逓減に努める。

扶助費の分析欄

県平均や類似団体平均を上回っており、前年度と比較しても1.0ポイント上昇した。これは、公設保育園の民営化及び幼児教育・保育の無償化などに伴い保育施設給付費が増加(+6.8億円)したことや障害福祉サービスの利用者数の増加に伴い障害福祉サービス給付費が増加(+2.7億円)したことなどによるものである。今後もこの傾向が続くと見込まれる。

その他の分析欄

県平均や類似団体平均を上回っている。前年度と比較すると横ばいである。本市は有形固定資産減価償却率が低いため、施設老朽化の度合いが低いと言えるが、今後の老朽化に伴い、維持管理費が増加する見込みである。ついては、下水道事業特別会計の法適化を行うことで、経営の健全化を進め、継続して高い傾向にある下水道事業への繰出金の抑制を図る。

補助費等の分析欄

県平均や類似団体平均を上回っており、前年度と比較すると1.2ポイント上昇した。これは、消防組合負担金が増加(+3.1億円)したことが主な要因である。本市は、消防業務・し尿処理・火葬場の運営等を一部事務組合で実施しており、構造的に組合負担金が多くなる。ついては、市単独補助金に対し、第三者による審査会を設置し平成30年度から令和3年度で見直しを図り、逓減に努める。

公債費の分析欄

県平均を04ポイント上回り、類似団体平均から1.5ポイント下回っている。前年度より1.2ポイント減少したのは、旧合併特例事業債などの償還が一部終了したためである。また年々減少しているのは、中・長期財政の見通しにおいて市債発行額の抑制を配慮すべき事項に掲げ、また平成29年度からは公共施設等の耐用年数に合わせた償還期間に設定を見直し、平準化によるの抑制を図っているためである。

公債費以外の分析欄

県平均及び類似団体平均を大きく上回っている。これは、物件費や扶助費が多いことが主な要因であり、経年比較をすると、物件費、扶助費ともに年々増加している。ついては、既存事業の見直しを実施し、費用対効果を検証し、効果の低い経費を削減するなど経常経費の抑制を図るとともに、債権管理条例を制定するなど、収入未済額の圧縮を進め、市税等を中心とした自主財源の一層の充実に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

黒磯駅周辺地区(仮称)駅前図書館等整備や第2期最終処分場整備事業の進捗により歳出が増加したが、個人市民税や震災復興特別交付税の増加により歳入総額が増加したため、実質収支比率については前年度比で0.72ポイント増加した。今後においては新型コロナウイルス感染症の影響により市税の減収が懸念されるなか、安定した財政運営を行うため、財政調整基金については、前年度決算余剰金を積み立てるとともに、最低水準の取り崩しに努めている。また、新たな財源の確保に努めることとし、ネーミングライツやクラウドファンディングを積極的に活用していく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

令和元年度においてもすべての会計で赤字は発生していない。下水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計においては、令和2年度から法適化を行い、経営の健全化を進め繰出金の抑制を図る予定だが、令和元年度における一般会計からの繰入金の比率は下水道事業特別会計で40.4%、農業集落排水事業特別会計で79.8%と高く、一般会計からの繰入金に大きく依存している。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

実質単年度公債費比率は、前年度から0.6ポイント減の3.7%となった。これは、元利償還金が-286百万円となったためであり、主な要因としては、合併特例債事業の一部(平成20年度借入分)償還終了による元利償還金の減少したためである。また、分母となる標準財政規模は昨年度と同程度であったが、元利償還金・準元利償還金に係る基準財政需要額算入額が減少したことも要因である。今後においても、市債償還期間の平準化及び市債発行の適正化のため市債発行額の総量管理に引き続き取り組み、計画的な財政運営に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

平成23年度決算以降将来負担比率は生じていない。前年度比としては、将来負担額は、ほぼ横ばいであるが、充当可能基金については、返戻品の拡充などによるふるさと基金原資積立の増加や国民健康保険財政調整基金積立の増加のため、322百万円の増となっている。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金全体

(増減理由)地方財政法第7条の規定等に基づき財政調整基金に13億3,166万円、新庁舎整備に充てるため新庁舎整備基金に5,051万円、森林環境譲与税を原資として森林環境整備促進基金に1,202万円積み立てた一方で、財政調整基金を15億9,700万円取り崩したことにより、基金全体の残高としては約8,300万円の減少となった。(今後の方針)決算状況を踏まえ、可能な範囲内での積立を行っていくものの、新庁舎整備事業の経費等の増加が見込まれるため、中長期的には減少傾向にある。

財政調整基金

(増減理由)地方財政法第7条の規定等に基づき13億3,166万円の積立を行った一方で、不足する財源を補うため15億9,700万円を取り崩したことにより減少した。(今後の方針)地方財政法第7条の規定に基づき決算剰余金の2分の1の積立を行う一方で、生産年齢人口の減少等による税収の落ち込み、高齢化の進展に伴う社会保障費の増加、新型コロナウイルス感染症対策経費の増加などが見込まれることから、今後も減少する見込みである。

減債基金

(増減理由)運用利子(41万円)の積立のみであり、前年度とほぼ同額となった。(今後の方針)今後の公債費の推移を勘案し、必要に応じて基金活用についての検討を行う。

その他特定目的基金

(基金の使途)・新庁舎整備基金:新庁舎の整備に備えるため・合併振興基金:市民の連帯の強化又は地域振興のための事業費用に充てるため・公共施設等有効活用基金:公共施設等の有効活用に要する財源を確保することにより、公共施設等の整理統合に伴う再編整備及び長寿命化並びに効率的な運用を行うため・ふるさと基金:那須塩原市のまちづくりに貢献したいという方からの寄附金を積み立て、寄附者のふるさとへの思いを具現化する事業に充てるため・塩原地区温泉街活性化推進基金:塩原地区の温泉街の活性化を推進する事業に充てるため(増減理由)・ふるさと基金:ふるさと基金を活用した事業充当のために3億2,557万円を取り崩した一方で、ふるさと寄附金を原資として4億4,725万円を積み立てたことにより、1億2,168万円の増加・新庁舎整備基金:新庁舎整備に備えるため、5,051万円を積み立てたことによる増加・森林環境整備促進基金:森林環境譲与税を原資として1,202万円を積み立てたことによる増加(今後の方針)・新庁舎整備基金、合併振興基金:新庁舎整備のために、計画的に取崩しを行う予定である。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、資産の老朽化度合を示す指標であり、割合が高いほど老朽化が進んでいることになる。本市は53.6%であり、これは県平均(58.4%)より4.8ポイント、類似団体平均(60.9%)より7.3ポイント低く、比較的老朽化が進んでいないと言える。また、本市の年度間比較において、令和元年度は、那須塩原市図書館の完成を含む黒磯駅周辺都市再生整備事業等により資産が増加(+83.0億円)したが、減価償却累計額も大きく増加(+78.0億円)したため、有形固定資産減価償却率が1.1%伸び、老朽化が進行した。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、債務償還に充当できる一般財源に対する実質債務の比率であり、率が低いほど債務償還能力が高いことを表す。本市は502.5%であり、県平均(551.3%)より48.8%、類似団体平均(741.6%)より239.1%低く、比較的債務償還能力が高いと言える。比率が低い要因としては、本市の住民一人当たりの地方債現在高が295千円/人であり、県内市平均(371千円/人)より76千円/人、類似団体平均(478千円/人)より183千円/人少ないことや、対象別に償還年数を設定し、償還期間の適正化を行っていることが挙げられる。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担する可能性のある実質的な負債額の算出は、地方債残高などの将来負担額から基金残高などの充当可能財源を差し引いたものである。本市は充当可能財源が将来負担額を上回っており、将来負担額が発生しないため、将来負担比率は算出されない。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は、一般会計が負担した地方債等の元利償還金の標準財政規模に対する割合を示し、借入金の返済による財政負担の程度を表す指標である。本市については、平成29年度までは地方債残高が毎年減少しており、それに伴い元利償還額も減少するため実質公債費率も年々下がっていた。平成30年度は純元利償還金の増加により一時的に増加したものの、令和元年度は地方債残高、元利償還金がともに減少したことにより、実質公債費比率が減少した。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2019年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2019年度)

財務書類に関する情報②(2019年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

栃木県那須塩原市の2019年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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