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地方財政ダッシュボード

栃木県那須塩原市の財政状況(2018年度)

栃木県那須塩原市の財政状況について、2018年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2018年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2018年度)

財政力指数の分析欄

財政力指数は、標準的な行政活動を行うために必要な財源をどの程度自力調達できるかの割合を示すものである。本市においては、栃木県平均及び類似団体平均を上回っている状況である。これは、大規模工場があることから、市町村民税法人税割及び償却資産に係る固定資産税が類似団体と比較し多額であることから、市税収入などの自主財源が比較的充実していることが主な理由である。また、平成30年度は、平成29年度市町村民税法人税割の大幅な増(+4.8億円、前年度比+82.3%)などにより基準財政収入額が増加したため、前年度(0.80)に比べ0.01ポイント上昇した。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は、扶助費や物件費などの経常的な経費に、地方税や地方交付税などの一般財源がどの程度充てられたのか表す指標である。本市は、県平均及び類似団体平均を上回っており、財政構造の硬直化の度合いが高いと言える。これは、物件費の増(+6.4億円)などにより経常的な経費が増加(+6.7億円)したことに加え、地方交付税の減(-5.0億円)などより一般財源が減少(-6.1億円)したことによる。物件費は歳出総額に占める割合が県内市で最も高く、その中でも教育費が占める割合が高いため、費用対効果を検証し、効果の低い経費を削減するなど費用抑制に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

県平均と同程度であり、類似団体平均を約6千円/人下回っている状況である。平成24~26年度までは住宅除染業務などの放射能対策関連経費の増加により、類似団体平均を上回っていたが、平成27年度からは、放射能対策関連事業の縮小により県平均と概ね同程度となった。また、前年度に比べ決算額が多くなった要因は、ごみ処理施設の管理運営費の増(+4.3億円)などである。物件費は、前述の教育費以外でも観光施設の管理運営経費などの商工費が占める割合が高い傾向にあるため、公共施設等総合管理計画に基づき施設等の統廃合を行うことで物件費の逓減に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

全国市平均を0.7ポイント、類似団体平均を0.4ポイント上回っている。経験年数階層内における職員分布が変わったことによりラスパイレス指数が引き上がったが、高齢・高給者の退職や職種区分間の人事異動によりラスパイレス指数が引き下がり、結果として前年度と比較して増減なしとなった。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

県平均を0.60ポイント、類似団体平均を0.96ポイント下回っている。これは、し尿処理や消防業務などを一部事務組合で行っていることや保育園の民営化などにより類似団体より職員数が少ないことが主な理由となっている。今後においても、平成29年3月に策定した第3次定員適正化計画(平成29年度~令和3年度)に基づき、更なる効率的かつ効果的な行財政運営を図るため、適正な定員管理に取り組む。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率は、一般会計等が支払う元利償還金に特別会計や一部事務組合等が支払う元利償還金に対する繰出金等を加えた金額の標準財政規模に対する割合を示し、公債費(借入金の返済)による財政負担の程度を把握する指標である。平成30年度は、那須地区消防組合における地方債の増加(庁舎建設)による負担金の増加などにより、実質公債費比率が前年度に比べ0.4ポイント上昇したが、引き続き県平均及び類似団体平均を大きく下回っている状況である。今後も財政措置のある地方債を優先的かつ計画的に活用した財政運営を行い、財政の一層の健全化を図る。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は、出資法人等を含めた一般会計等の実質的負債の標準財政規模に対する比率を示し、地方公共団体の将来的な負担の程度を把握する指標である。本市は、市債等の将来負担額よりも、基金や国県支出金などの特定財源総額が上回っているため、0.0%となっており、県平均及び類似団体平均と比べて、ストック面の財政状況は良好である。これは、地方債残高が増加(+7.7億円)したが、公共施設等有効活用基金積立などの充当可能基金残高がより増加(+16.2億円)したことが主な理由である。今後も計画的な財政運営を行うことにより、財政の一層の健全化を図る。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)

人件費の分析欄

県平均を4.0ポイント、類似団体平均を1.4ポイント下回っている。これは、し尿処理や消防業務などを一部事務組合で行っていることや保育園の民営化などにより類似団体より職員数が少ないため、それに伴い人件費が低いことが主な理由である。また、経年比較においても、ほぼ横ばいで推移しており、適正な定員管理が行えている。今後は、RPA導入などにより人件費の逓減を図るとともに、職員1人1人の質の向上に努める。

物件費の分析欄

県平均を1.6ポイント、類似団体平均値を3.7ポイント上回っており、前年度と比較しても2.6ポイント上昇した。これは、ごみ処理施設の管理運営業務委託の更新により増加(+4.3億円)したことが主な要因である。今後についても、小中学校ICT事業において児童生徒1人1台端末の配備という国の方針が示されるなど増加が見込まれるため、公共施設等総合管理計画に基づき施設の統廃合を行うことなどにより、物件費の逓減に努める。

扶助費の分析欄

県平均や類似団体平均を上回っており、前年度と比較しても0.5ポイント上昇した。その要因は、保育所等施設とその利用者が類似団体と比較して多いためであり、障害福祉サービス利用者や障害児通所支援受給者数が年々増加しているためである。それにより、民間保育施設運営支援事業が増加(+1.6億円)し、障害者福祉サービス給付事業も増加(+1.7億円)している状況であり、今後もこの傾向が続くと見込まれる。

その他の分析欄

県平均や類似団体平均を上回っている。前年度と比較すると0.5ポイント上昇しており、道路維持管理費の増加(+0.4億円)が主な理由である。本市は有形固定資産減価償却率が低いため、施設老朽化の度合いが低いと言えるが、今後の老朽化に伴い、維持管理費が増加する見込みである。ついては、下水道事業特別会計の法適化を行うことで、経営の健全化を進め、継続して高い傾向にある下水道事業への繰出金の抑制を図る。

補助費等の分析欄

県平均や類似団体平均を上回っており、前年度と比較するとほぼ横ばいの状況である。今後の見通しも主要な経費である消防組合負担金において消防施設建設の予定があるため、現状維持である。本市は、消防業務・し尿処理・火葬場の運営等を一部事務組合で実施しており、構造的に組合負担金が多くなる。ついては、市単独補助金に対し、第3者による審査会を設置し平成30年度から令和2年度で見直しを図り、逓減に努める。

公債費の分析欄

県平均を1.7ポイント上回り、類似団体平均と同水準である。前年度より0.4ポイント減少したのは、旧合併特例事業債や臨時地方道整備事業債などの償還が平成29年度までに一部終了したためである。また年々減少しているのは、中・長期財政の見通しにおいて市債発行額の抑制を配慮すべき事項に掲げ、また平成29年度からは公共施設等の耐用年数に合わせた償還期間に設定を見直し、平準化によるの抑制を図っているためである。

公債費以外の分析欄

県平均及び類似団体平均を大きく上回っている。これは、物件費が多いことが主な要因であり、経年比較をすると、物件費は年々増加している。ついては、費用対効果を検証し、効果の低い経費を削減するなど経常経費の抑制を図るとともに、令和元年度で普通交付税における合併算定替が終了することを踏まえ、債権管理条例を制定するなど、収入未済額の圧縮を進め、市税等を中心とした自主財源の一層の充実に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)

分析欄

財政調整基金については、決算余剰金を積み立てるとともに、最低水準の取り崩しに努めている。黒磯駅周辺地区(仮称)駅前図書館等整備や共英学校給食共同調理場改築事業の進捗により歳出が増加したが、県支出金及び個人市民税等の増加により歳入総額が増加したため、実質単年度収支は前年度比で0.51(+141,775千円)ポイント増加した。普通交付税の合併算定替えによる逓減を見据え、安定した財政運営を行うため、引き続き財源の確保に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)

分析欄

平成30年度においてもすべての会計で赤字は発生していない。下水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計においては、令和2年度から法適化を行い、経営の健全化を進め繰出金の抑制を図る予定だが、平成30年度における一般会計からの繰入金の比率は下水道事業特別会計で42.5%、農業集落排水事業特別会計で60.2%と高く、一般会計からの繰入金に大きく依存している。

実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

実質単年度公債費比率は、前年度から0.1ポイント増の4.3%となった。合併特例債事業の一部(平成19年度借入分)償還終了による元利償還金の減少はあったが、下水道特別会計に係る償還金増額による準元利償還金の増加や那須地区消防組合における地方債の増加による一部事務組合への負担金の増加があった。また、標準財政規模は昨年度と同程度であったが、元利償還金・準元利償還金に係る基準財政需要額算入額が減少したことが要因である。市債償還期間の平準化及び市債発行の適正化のため市債発行額の総量管理に引き続き取り組み、計画的な財政運営に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

前年度と比較して将来負担額は減少しており、平成23年度決算以降将来負担比率は生じていない。将来負担額の減については、地方債残高の増加に比べて公共施設等有効活用基金原資積立及び国民健康保険財政調整基金積立の額が多かったことから、将来負担額に充当可能な基金残高が増加したことが要因となっている。

基金残高に係る経年分析(2018年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金を11億8,200万円、民間保育施設等整備支援事業に充てるために子ども未来基金を2,051万円を取り崩した一方で、地方財政法第7条の規定に基づき財政調整基金に9億8,900万円、新庁舎整備に充てるため新庁舎整備基金に1億2,000万円、公共施設等有効活用基金に3億円等の積み立てを行ったことにより基金全体の残高は増加した。(今後の方針)決算状況を踏まえ可能な範囲内での積み立てを行っていくものの、新庁舎整備事業や市町村合併に伴う財政優遇措置(普通交付税合併算定替による特例措置)の終了による財源の減少が見込まれることから、中長期的には減少傾向にある。

財政調整基金

(増減理由)地方財政法第7条の規定に基づき9億8,900万円の積み立てを行った一方で、不足する財源を補うため11億8,200万円を取り崩したことにより減少した。(今後の方針)地方財政法第7条の規定に基づき、決算剰余金の2分の1の積立を行う一方で、生産年齢人口の減少等による税収の落ち込み、高齢化の進展に伴う社会保障費の増加、市町村合併に伴う財政優遇措置(普通交付税合併算定替による特例措置)の終了により財源の減少が見込まれることから、今後においても減少していく見込みである。

減債基金

(増減理由)運用利子(458千円)の積立のみであり、前年度とほぼ同額となった。(今後の方針)今後の公債費の推移を勘案し、必要に応じて今後の方針について検討を行う。

その他特定目的基金

(基金の使途)・新庁舎整備基金:新庁舎の整備に備えるため・合併振興基金:市民の連帯の強化又は地域振興のための事業費用に充てるため・公共施設等有効活用基金:公共施設等の有効活用に要する財源を確保することにより、公共施設等の整理統合に伴う再編整備及び長寿命化並びに効率的な運用を行うため(増減理由)・公共施設等有効活用基金:有形固定資産減価償却率が比較的低いことから施設老朽化の度合いが低いと判断できる一方で、今後の老朽化に向けた対策事業に備えるため、3億円積み立てたことによる増加・新庁舎整備基金:2023年度までに予定する新庁舎整備に備えるため、1億2,000万円積み立てたことによる増加・子ども未来基金:民間保育施設等整備事業の財源として2,051万円を取り崩したことによる減少(今後の方針)・新庁舎整備基金:2023年度までに予定する新庁舎整備のため、予算の範囲内で積立を行うとともに、新庁舎整備事業のために取崩しを行う・合併振興基金:2023年度までに予定する新庁舎整備事業のため、取崩しを行う予定である

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、資産の老朽化度合を示す指標であり割合が高いほど老朽化が進んでいることになる。本市は52.5%であり、これは県平均(58.2%)より5.7ポイント、類似団体平均(59.8%)より7.3ポイント低く、他と比べて長寿命化対策に取り組んでいると言える。また、本市の年度間比較において平成30年度は、共英学校給食共同調理場整備事業や黒磯駅周辺都市再生整備事業により資産が増加(+54.9億円)したが、減価償却額(63.6億円)が上回ったため、有形固定資産減価償却率が+1.2%伸び、老朽化が進行した。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、債務償還に充当できる一般財源に対する実質債務の比率であり、比率が低いほど債務償還能力が高いということを表す。本市は451.5%であり、これは県平均(514.9%)より63.4%、類似団体平均(635.6%)より184.1%低く、他と比べて債務償還能力が高いと言える。債務償還比率が短い要因としては、本市の住民一人当たりの地方債現在高が290千円/人であり、県内市平均(366千円/人)より76千円/人、類似団体平均(468千円/人)より178千円/人少ないことが挙げられる。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担する可能性のある実質的な負債額の算出は、地方債残高などの将来負担額から基金残高などの充当可能財源を差し引いたものである。本市は充当可能財源が将来負担額を上回って(+12,515,473千円)おり、将来負担額が発生しないため、将来負担比率は算出されない。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は、一般会計が負担した地方債等の元利償還金の標準財政規模に対する割合を示し、借入金の返済による財政負担の程度を表す指標である。本市については、平成29年度までは地方債残高が毎年減少しており、それに伴い元利償還額も減少するため実質公債費率も年々下がっていた。平成30年度は元利償還金は減少したものの、準元利償還金等が増加した。しかしながら、標準財政規模は、前年同程度であったが元利償還金・準元利償還金に係る基準財政需要額算入額が減少したことにより、実質公債費比率が増加した。

施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2018年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2018年度)

財務書類に関する情報②(2018年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

栃木県那須塩原市の2018年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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