地方独立行政法人三重県立総合医療センター:総合医療センター

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2019年度)

地域において担っている役割

○県北勢保健医療圏の中核病院として、救命救急、高度、小児・周産期、感染、災害等の不採算・特殊部門に関わる医療を提供することにより、県の医療水準の向上に貢献するとともに、地域医療支援病院として、地域医療機関との連携を強化し、地域医療の充実に貢献している。また、臨床研修指定病院として研修医の積極的な受け入れにより、医療人材の育成に貢献している。

経営の健全性・効率性について

○経常収支比率は、診療単価は上昇したものの、新型コロナウイルス感染症の流行とそれに伴う入院患者数の減少による入院収益の減収により、97.5%と100%を下回った。また、類似病院の平均値も下回った。今後も一層の収益の確保に努める必要がある。○病床利用率は、入院患者数の減少により低下した。また、類似病院の平均値も下回っており、今後も病床管理の適正化を進める必要がある。○患者1人1日当たりの入院収益、外来収益は前年度決算額を上回り、類似病院平均値と比較して依然高い水準となっている。○職員給与費対医業収益比率は、入院収益の減収に伴い前年度を上回った。今後、時間外勤務の適正管理等給与費の抑制に努めていく。○材料費対医業収益比率は前年度から上昇しているが、類似病院の平均値を下回っており、引き続き値引き交渉や診療材料等の適正管理を徹底し、費用の削減に努めていく。

老朽化の状況について

○有形固定資産減価償却率は類似病院の平均値を下回っているが、器械備品減価償却率は、類似病院の平均値を上回っており、今後も財政状況を考慮に入れながら計画的・効率的な医療機器の更新を行っていく。○1床当たり有形固定資産は類似病院の平均値を下回っており、引き続き、過大な投資とならないよう留意していく。

全体総括

○上記動向をもとに、総合的に判断すると、県北勢医療圏域の中核病院としての役割を担いながら、今後も、最適な医療資源の投入により収益性を高めるとともに、財政状況を考慮した医療機器等の更新により地域の医療ニーズにマッチした安定した診療体制を確保しながら、給与費の抑制や、材料費及び経費のさらなる削減を進め、経営の健全化・効率化を図っていく。

類似団体【2】

市立旭川病院 総合病院 市立病院 青森市民病院 むつ総合病院 つがる総合病院 大船渡病院 中部病院 総合病院 秋田総合病院 新庄病院 公立置賜総合病院 伊勢崎市民病院 桐生厚生総合病院 越谷市立病院 医療センター 広尾病院 町田市民病院 公立昭和病院 市民病院 うわまち病院 平塚市民病院 市立病院 市立病院 市立病院 がんセンター こども医療センター がんセンター 新発田病院 魚沼基幹病院 高岡市民病院 黒部市民病院 公立能登総合病院 小浜病院 甲府病院 飯田市立病院 長野市民病院 静岡市立清水病院 焼津市立総合病院 榛原総合病院 東部医療センター 半田病院 津島市民病院 西知多総合病院 総合医療センター 桑名市総合医療センター 彦根市立病院 近江八幡市立総合医療センター 大津市民病院 地方独立行政法人公立甲賀病院 京都中部総合医療センタ- 岸和田市民病院 大阪はびきの医療センター 堺市立病院 市立吹田市民病院 西宮病院 淡路医療センター がんセンター 伊丹病院 市立病院 西神戸医療センター 北播磨総合医療センター 市立病院 岡山市立市民病院 下関市立市民病院 中央病院 三豊総合病院 市立宇和島病院 佐賀県医療センター好生館 延岡病院 南部医療センター・こども医療センター 那覇市立病院