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地域において担っている役割②救急・小児・周産期・災害・精神などの不採算・特殊部門に関わる医療の提供③県立がんセンター等地域の民間医療機関では限界のある高度・先進医療の提供④研修の実施等を含む広域的な医師派遣の拠点としての機能
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経常収支比率
医業収支比率
累積欠損金比率
病床利用率
入院患者1人1日当たり収益
外来患者1人1日当たり収益
職員給与費対医業収益比率
材料費対医業収益比率
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経営の健全性・効率性について・経常収支比率、医業収支比率29年度においては、28年度に整備した先端医療棟に係る建物・機械類の減価償却が始まったことによる減価償却費の増や、抗がん剤を始めとする高額薬品・高額材料の使用増に伴う材料費の増等により、医業費用が増加し、医業収支比率は100%を下回ったが、政策医療に係る一般会計からの繰出金を加えた経常収支比率では100%を上回っている。・病床利用率入院患者実人数が増加したことに加え、平均在院日数も伸びたことから上昇した。・入院患者1人1日当たり収益平均在院日数が伸びたことにより減少した。・外来患者1人1日当たり収益診療単価の高い外来化学療法患者の増により増加した。
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有形固定資産減価償却率
器械備品減価償却率
1床当たり有形固定資産
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老朽化の状況について・有形固定資産減価償却率、器械備品減価償却率29年度においては、28年度に整備した先端医療棟に係る建物・機械類の減価償却が始まったことにより増加した。・1床当たり有形固定資産29年度においては、減価償却費の増加額が有形固定資産の新規購入額を上回ったため、減少した。
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全体総括経営の状況はおおむね良好である。病院施設・設備の整備に伴う減価償却費や、高額薬品・材料の使用による材料費等、費用の負担が今後も続くことから、先端医療棟をはじめとする施設を有効活用し、高度・専門的な医療を推進していくとともに、さらなる経営の健全化に努めていく必要がある。このような状況を踏まえて、H28年度に策定した新公立病院改革プラン(第4次中期経営計画)に基づき、経営基盤強化と財務マネジメントの向上を図っていく。
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