平塚市:平塚市民病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2018年度)

地域において担っている役割

地域の中核病院として、高度医療・急性期医療及び政策的医療である小児・周産期医療を持続的に提供すると共に、救命救急センターとして「断らない救急」の実践のほか、地域の医療機関との連携及び役割分担の下、地域医療を支援します。また、臨床研修病院としての教育機関、がん診療連携病院、災害時の医療拠点病院としての役割を果たします。

経営の健全性・効率性について

高度・急性期医療や地域医療連携を推進したことにより、病床利用率、入院患者1人1日当たり収益、外来患者1人1日当たり収益を上げることができました。こうした状況から、医業収益比率、経常収支比率は、前年度より上昇し、経常損益は、前年度までの赤字から黒字に転じました。職員給与費対医業収益比率は医業収益の上昇に伴い、減少しました。累積欠損比率は平均値から高いものの、純利益が生じたことにより、前年度から減少しました。

老朽化の状況について

市民病院整備事業が平成31年3月に完了しました。この整備事業において、新館の建設及び既存棟の改修を行い、診療機能の高度化と診療体制の充実を図ったことにより、有形固定資産減価償却率は、平均を下回っています。一方、建設投資をしたことにより、1床当たり有形固定資産は、平均を上回っています。

全体総括

5年ぶりに黒字決算に転じたことは、当院が取り組んでいる収益確保や経費抑制策が成果として現れたものと考えます。今後も、新公立病院改革ガイドラインに基づき策定した市民病院将来構想の実現に向けて取組を進めるとともに、必要な人材確保などにより収益の更なる向上を目指す一方で、価格交渉や効率の良い働き方などにより経費削減を図り、健全経営を持続していく必要があると考えます。

類似団体【2】

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