桐生地域医療組合:桐生厚生総合病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2019年度)

地域において担っている役割

公立病院である当院は、地域の中核医療機関として、他の医療機関では提供することが困難な不採算部門の医療を提供しており、地域の医療機関と連携し地域完結型医療の充実を図る。具体的な役割は、①急性期医療の充実②救急医療の充実③周産期医療・小児医療(含むNICU・GCU)の充実④災害拠点病院として後方支援体制の充実⑤第2種感染症指定医療機関としての感染医療の提供⑥集中治療体制(ICU/CCU)の充実⑦地域がん診療連携拠点病院としてがん医療(予防・診断・治療・社会的支援)の充実⑧地域医療支援病院として、地域の行政、医療・介護・福祉機関等との連携及び地域における教育研修機能や地域支援活動の充実⑨亜急性期/回復期医療の充実⑩地域包括ケアシステム実現に向けた医療の提供⑪医療の質の向上⑫患者サービスの向上⑬運営の効率性があげられる。

経営の健全性・効率性について

・常勤医師の減少(前年比▲3名)等に伴い、入院患者数の減少等により医業収益が悪化。特に、医業収支比率、入院患者1人1日当たり収益が類似病院平均値より低い。医師確保は厳しい状況ではあるが、今後も他の病院との連携強化を継続し、患者数増加に努めていきたい。・医業収益減少により、職員給与費対医業収益比率も類似病院と比較して高い水準にある。管理職手当の10%削減等(医師・歯科医師除く)を引き続き継続していく方針。・持続性のある病院経営をするため、入院収益を増加させ、類似病院平均値になるよう努力していきたい。

老朽化の状況について

・高度化する医療への対応にも配慮し、中・長期的な計画による施設設備の充実、更新を継続的に実施しており、質の高い安全な医療の提供を心掛けている。・有形固定資産減価償却率及び器械備品減価償却率は類似病院平均値よりも高い水準にあるものの、特に施設面での老朽化が進んでいる。1床当たり有形固定資産は前年度並みで、類似病院平均値より低い。

全体総括

今後も地域住民に必要とされる病院となるため、高度、専門及び救急医療を提供するとともに、国が求める地域医療構想の実現に向けて回復期・地域包括ケアを活用することにより、在宅復帰支援なども含めた地域完結型医療の中心的な役割を担えるような病院を目指していく。また、地域医療支援病院として、救急医療等の充実を図っていけるよう健全な経営政策・運営体制の確立を進めていき、地域の医療機関との連携を強化し安心・安全な医療を提供していく。

類似団体【2】

市立旭川病院 総合病院 市立病院 青森市民病院 むつ総合病院 つがる総合病院 大船渡病院 中部病院 総合病院 秋田総合病院 新庄病院 公立置賜総合病院 伊勢崎市民病院 桐生厚生総合病院 越谷市立病院 医療センター 広尾病院 町田市民病院 公立昭和病院 市民病院 うわまち病院 平塚市民病院 市立病院 市立病院 市立病院 がんセンター こども医療センター がんセンター 新発田病院 魚沼基幹病院 高岡市民病院 黒部市民病院 公立能登総合病院 小浜病院 甲府病院 飯田市立病院 長野市民病院 静岡市立清水病院 焼津市立総合病院 榛原総合病院 東部医療センター 半田病院 津島市民病院 西知多総合病院 総合医療センター 桑名市総合医療センター 彦根市立病院 近江八幡市立総合医療センター 大津市民病院 地方独立行政法人公立甲賀病院 京都中部総合医療センタ- 岸和田市民病院 大阪はびきの医療センター 堺市立病院 市立吹田市民病院 西宮病院 淡路医療センター がんセンター 伊丹病院 市立病院 西神戸医療センター 北播磨総合医療センター 市立病院 岡山市立市民病院 下関市立市民病院 中央病院 三豊総合病院 市立宇和島病院 佐賀県医療センター好生館 延岡病院 南部医療センター・こども医療センター 那覇市立病院