大子町:特定地域排水処理施設

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2017年度)

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率は,入札による維持管理委託料の減少により前年度比約14ポイント増加しています。総収益に対する総費用の割合は100%を超えており,料金設定等は適切と判断されます。④企業債残高対事業規模比率は,元金及び利子の償還金は,一般会計からの繰入金で賄う為,例年0%の数値となります。⑤経費回収率は,前年度と比べ約6ポイント増加しています。理由としては職員給与費と委託料の減少によるものですが,修繕料が年々増加しているため,滞納者等からの適切な料金徴収が必要となります。⑥汚水処理原価は,全国及び類似団体平均と比較しても低いことから,汚水処理に係る費用が抑えられていると判断できます。⑦水量から判断する施設利用率は,全国及び類似団体平均と比較すると低い数値ですが,浄化槽の使用率としては,ほぼ100%に近い数値となるため,適切な施設規模であると判断できます。⑧水洗化率は,全国及び類似団体平均と比較しても高いことから良好と思われ,浄化槽を設置して水洗化が適切に行われていると判断できます。

老朽化の状況について

当町の特定地域生活排水処理施設事業(市町村設置型合併処理浄化槽整備事業)は,平成18年度から事業を開始し,平成29年度末で12年を経過します。浄化槽の耐用年数は,環境省が平成14年3月に策定した「生活排水処理施設整備計画策定マニュアル」によると,躯体が30年,機械設備類が7~15年とされています。施設の老朽化は切迫した課題となってはいませんが,故障等の修繕は使用料を財源とするため,使用料の徴収を適切に行い,財源を確保しておくことが必要となります。

全体総括

当町の特定地域生活排水処理施設事業(市町村設置型合併処理浄化槽整備事業)は,平成18年度から整備を開始し,汲み取り槽や単独浄化槽からの転換,また,新築家屋への合併処理浄化槽の新設など,浄化槽の整備を毎年60基程度実施しています。今後は人口減少及び空き家の増加に伴う使用休止浄化槽の増加が懸念されますが,健全な経営を維持していくために,一般会計からの繰入金や使用料収入などの財源確保を適切に行い,経営していくことが課題となります。

類似団体【K3】

北斗市 福島町 上ノ国町 島牧村 寿都町 黒松内町 妹背牛町 中川町 利尻町 壮瞥町 厚真町 釧路町 標津町 平川市 平内町 大鰐町 盛岡市 宮古市 八幡平市 岩手町 紫波町 西和賀町 一戸町 大崎市 大和町 大郷町 大衡村 色麻町 加美町 女川町 秋田市 由利本荘市 潟上市 藤里町 八峰町 寒河江市 上山市 長井市 最上町 大蔵村 白鷹町 飯豊町 白河市 西会津町 磐梯町 金山町 昭和村 会津美里町 三春町 小野町 日立市 桜川市 行方市 小美玉市 大子町 鹿沼市 伊勢崎市 太田市 渋川市 富岡市 下仁田町 長野原町 嬬恋村 滑川町 嵐山町 吉見町 鳩山町 ときがわ町 横瀬町 東秩父村 寄居町 皆野・長瀞下水道組合 長柄町 八王子市 青梅市 奥多摩町 八丈町 青ヶ島村 小笠原村 相模原市 新潟市 十日町市 上越市 南砺市 七尾市 輪島市 珠洲市 羽咋市 宝達志水町 越前市 甲府市 北杜市 甲斐市 市川三郷町 身延町 飯山市 安曇野市 木祖村 木曽町 揖斐川町 掛川市 御殿場市 津市 伊賀市 多気町 紀宝町 舞鶴市 綾部市 京丹後市 京丹波町 高槻市 枚方市 茨木市 富田林市 河内長野市 大東市 和泉市 柏原市 田辺市 高野町 有田川町 北栄町 浜田市 出雲市 大田市 安来市 奥出雲町 西ノ島町 隠岐の島町 高梁市 美作市 新庄村 奈義町 庄原市 宇部市 萩市 三好市 高松市 今治市 西予市 久万高原町 伊方町 鬼北町 愛南町 うきは市 みやま市 香春町 佐賀市 唐津市 武雄市 小城市 嬉野市 神埼市 みやき町 有田町 江北町 諫早市 西海市 雲仙市 時津町 小値賀町 玉名市 菊池市 美里町 南関町 長洲町 小国町 南阿蘇村 臼杵市 竹田市 国東市 宮崎市 延岡市 日南市 綾町 薩摩川内市 三島村 長島町 知名町