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地方財政ダッシュボード

沖縄県本部町の財政状況(2013年度)

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2013年度)

財政力指数の分析欄

法人住民税やたばこ税の増等により基準財政収入額の割合が基準財政需要額の割合よりは大きくなったが、単年度の財政力指数は対前年度と同数になり、当該指数が対前年度と同ポイントの0.25となっている。

経常収支比率の分析欄

決算における義務的経費は34.6と前年度を下回った。人件費は6百万円(0.7%)の減、扶助費は72百万円(6.7%)の増、公債費が78百万円(11.1%)の減となった。また、経常経費充当一般財源が119百万円の減額、経常一般財源に28百万円の増があり前年度より3.6ポイント改善した。次年度以降も定員管理の適正化等を継続して当該比率の抑制に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費は、毎年度退職者を下回る新規採用等を実施して人件費抑制を図っておおり、今年度は6百万円の削減となった。物件費については、賃金職員の人員配置の見直しや事務費の抑制を図ったが、沖縄振興特別推進交付金事業の影響もあり委託業務等が増え171百万円の増となった。維持補修費は、各種施設の老朽化に伴い毎年度増えつつあったが各種施設の更新も行っているため前年度より26百万円の減となった。今後も定員管理の適正化による人件費の抑制、各種施設の民営化等による物件費の抑制等で、継続して当該費目の支出の抑制に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

各手当の上限額設定等により継続して職員給の抑制を図っている。前年度からの大幅な減は国が給与減額措置の終了に伴うものである。過去5年間と同様、類似団体の中で低い水準で推移しており、今後も適正な給与体系を維持して当該指数の上昇抑制に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

本土復帰及び海洋博覧会の開催等による急激な行政需要に対応するため採用した大量の職員の段階的な退職により類似団体平均を下回った。今後も引き続き、順次、職員の退職に伴う不補充を実施し、職員の定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

類似団体平均を下回っている主な要因としては、平成12~13年度に実施した町民体育館建設事業に係る起債の償還が終了等により元利償還金額が80百万円の減となったためである。前年度から当町の当該比率は類似団体を下回っているが、平成24年度から建物の老朽化により文教施設や庁舎などの更新を行っているため、当該比率は増に転じていくと見込まれるが、引き続き施設更新の優先順位や規模の適正化を行い当該比率の上昇抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

前年度からの大幅な減少の主な要因としては、財政調整基金等への積立により将来負担額が減少したためである。しかし、今後は各種施設の老朽化により複数施設が更新時期を迎えているため、施設更新の優先順位、施設の規模適正化及び施設供用による効率化等の検討を行い地方債残高の上昇抑制に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2013年度)

人件費の分析欄

数年間の段階的な退職者不補充により、類似団体の中で低い値である。今後も引き続き人件費の抑制に努めていく。

物件費の分析欄

賃金職員の人員配置の見直しや事務費の抑制を図ったため前年度より大幅な減となり類似団体を下回った。

扶助費の分析欄

障害福祉費や児童手当等の増があり58百万円の増額があったが、類似団体の平均値を下回った。

その他の分析欄

主に繰出し金の増がこの数年における高止まりの要因となっている。国民健康保険事業に係る繰出金が前年度より44百万円の減額があり2.2%の減となったが、類似団体の平均値を上回っている。

補助費等の分析欄

各種一部事務組合の負担金が当該費の76.4%を占めており高止まりの要因の1つとなっている。今年度については清掃組合のゴミ処理施設の更新に伴う臨時的な増等があり対前年比で19.7%の増となり、類似団体を大きく上回った。

公債費の分析欄

平成12~13年度に実施した町民体育館建設事業に係る起債の償還が終了等により元利償還金額が80百万円の減となったためである。

公債費以外の分析欄

補助費等で類似団体平均を上回ったものの、人件費や扶助費、物件費で類似団体平均を下回っており、費目全体で相殺されたことにより類似団体平均値を下回っている。

実質収支比率等に係る経年分析(2013年度)

分析欄

●財政調整基金残高比率:財政調整基金残高は707百万円である。今年度307百万円の積み立てを実施した結果、標準財政規模に対して18.59%となり、前年度より7.85ポイント上昇した。●実質収支比率:実質収支額は、335百万円である。実質収支額が前年度より79百万円の増となり、標準財政規模に対して8.82%、1.95ポイント上昇した。●実質単年度収支:実質単年度収支は、413百万円である。単年度収支が黒字に転じたこともあり、標準財政規模に対して10.86%となり、前年度より9.78ポイント増となった。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2013年度)

分析欄

過去2年間と同様に全会計が黒字となった。各会計の黒字は、一般会計335百万円、国民健康保険特別会計は125百万円、水道事業会計295百万円、公共下水道特別会計10百万円及び後期高齢者医療特別会計は1百万円であり、連結赤字比率は算定されなかった。今後も各会計が黒字になるよう財政健全化に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

元利償還金については、平成12~13年度に実施した町民体育館建設事業に係る償還の終了等により元利償還金額が86百万円の減となっている。過去5年間元利償還金は減少しているが、今後は老朽化した施設等の更新のため増加していくと見込んでいるが、優先順位や規模の適正化を検討し当該費の抑制に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

退職手当負担見込額の減があるものの、地方債の現在高が前年度から453百万円増となり将来負担額の増の主因となっている。充当可能基金の増もあり、将来負担比率の分子は減少しているが、今後は老朽化した施設等の更新のため地方債現在高は増加していくと見込まれる。優先順位や規模の適正化を検討し当該費の抑制に努める。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,