地域の概況
普通会計の構造(2024年度)
総額83.7億円
総額83.7億円
総額86.6億円
2026/10/21 保守対応
PHPの脆弱性に関する対応は、10月21日深夜に完了しました。
📣 2026/10/31 学会出席
2026年10月31日から11月1日まで福山市立大学 港町キャンパスで開催される第37回全国大会に、討論者として出席します。
総額83.7億円
総額83.7億円
総額86.6億円
令和2年度以降で比較を行うと、令和6年度の基準財政需要額は過去最高となった。財政力指数は、前年度以前に比べ悪化したものの、依然として全国平均及び広島県平均、また、類似団体内でも平均を上回っている。今後、固定資産税の減収や公債費の増加等が見込まれることから、財政力指数がさらに低下する見込みである。町税の収納率の向上等、自主財源の確保及び適正な起債管理に努める必要がある。
経常収支比率は、各年度において類似団体内平均より低い数値であるが、昨年度と比較し1.1ポイント悪化している。主に人件費及び公債費における経常経費の増加が要因である。今後は、高齢化の進展により後期高齢者医療保険事業等への繰出金の増加が見込まれるため、物件費等経常経費の削減に努める。
令和2年度から昨年度までほぼ横ばいで推移していたが、令和6年度は、保健・福祉の総合相談窓口開設に伴う物件費や会計年度任用職員への勤勉手当開始に伴う人件費が増加している。しかし、広島県や類似団体内では、平均を下回っている。今後は、公共施設の老朽化に伴う維持補修費の増加が見込まれるため、引き続き、無駄を削減し不要な予算執行を抑制する。
近年、同程度の水準で推移しており、全国町村平均及び類似団体平均より低い数値である。指数の変動については、職員数が少ないことから、職種区分間の異動や階層の変動の影響を受けやすい状況である。令和6年度は、採用・退職による変動、職種区分間の異動及び経験年数階層の変動の影響が数値引下げの要因となった。今後も国に準じた給与改定等を適切に行い、適正な給与体系を維持する。
類似団体平均より3.42人少ない7.68人となっており、全国や広島県平均より低い数値である。今後は、定年延長職員及び暫定再任用職員の効率的な配置及び必要に応じた組織の見直しを行うとともに、できる限りバランスのとれた職員構成となるよう努める。また、複雑多様化する行政需要に対応できる効率的な組織体制の整備、課(職員)間の横断的な連携の強化、自治体DXの推進による事務の効率化を積極的に図り、必要かつ最小限の人員体制を構築していく。
平成30年7月豪雨の影響により、多額の災害復旧事業債を借り入れた元金償還が令和4年度から本格的に始まっていることにより、前年度より0.3ポイント増加し、5.8%となった。今後は、金利が上昇傾向である中、交付税算入率の高い事業を選択した上で借入を行うなど、将来負担に配慮した財政運営を図っていく。
平成30年7月豪雨の影響により、災害復旧事業債残高が大幅に増加したが、交付税措置が低い起債は行っておらず、起債に依存しない財政運営を行っているため、充当可能財源が将来負担額を上回っており、将来負担比率はマイナスとなっている。今後も収入に見合った予算編成・事業執行を行い、将来世代へ過大な負担を残さないよう、持続可能な財政運営への取組みを推進する。
人件費に係る経常収支比率は、全国平均、類似団体内平均より低い数値となっている。令和6年度は令和5年度と比較して経常的経費が増加したことから0.8ポイント悪化している。近年、職員数は100人前後で推移している。今後は、自治体DXの推進による事務の効率化を図り、適正な人員配置を行う。
令和6年度は、類似団体内平均を下回る状況であるが、令和5年度と比較して0.3ポイント悪化している。前年度と比較して、保健・福祉の総合相談窓口開設に伴う経常的経費が増加したことによる。住民サービスを低下させないことを念頭に置いた上で、今後も委託料等の経常経費の抑制に取り組み、数値の改善を図る。
令和5年度より0.3ポイント改善したものの、引き続き、類似団体内平均を大きく上回っている。前年度と比較して、児童手当や保育園運営にかかる経常的経費が増加しているが、経常一般財源が大幅に増加したことにより改善されている。義務的経費であり、政策的な削減は困難であるが、国等の制度を踏まえ、適正な支出に努める。
令和5年度と比較して3.9ポイント改善しているのは、令和6年度から下水道事業特別会計が公営企業会計となり、繰出金が皆減したことによるものである。当該指標に影響を与えるものは、主に特別会計に対する繰出金である。今後は、高齢化が進展するにつれ、医療費などの社会保障経費が増加する見込みであるので、長期的視野に立った財政運営を行っていく必要がある。
補助費等に係る経常収支比率は、近年横ばいで推移していたが、令和6年度は、公営企業会計となった下水道事業会計への出資金が皆増したことにより、4ポイント悪化している。なお、類似団体内平均よりは低い数値となっている。引き続き、事務事業の見直しを推進し、補助金等の適正化に努める。
令和2年度から令和3年度までは全国平均、類似団体内平均より低い数値であり、ほぼ横ばいで推移していたが、令和4年度以降は大幅に悪化した。令和3年度から平成30年7月豪雨に伴う災害復旧事業債の償還が始まり、現在ピークを迎えており、当面は横ばいで推移する見込みである。引き続き、適正な起債管理に努める。
公債費を除く経常収支比率は、令和5年度より0.9ポイント悪化したが、全国平均及び広島県平均、また、類似団体内平均より低い数値である。社会保障関係経費等の増加に伴い、今後もさらなる悪化が見込まれるが、住民サービスの低下とならないよう各種施策を点検し、最小の経費で最大の効果が生じる施策展開を図っていく。
目的別歳出の住民一人当たりのコストについて、令和2年度の総務費の増加は、特別定額給付金事業を実施したことによる。令和6年度の教育費の増加は、中学校体育館及びエレベーター、また小中学校特別教室空調機を整備したことによる。令和4年度の商工費の増加は、ベイサイドビーチ坂に飲食・物販施設等を整備したことによる。土木費が例年、類似団体内平均を上回っている主な要因は、平成30年豪雨災害からの復興事業として、国道31号4車線化や町道植田水尻側道線、坂東環状線道等の道路整備といった大規模事業を進めていることによる。災害復旧費は、平成30年度7月豪雨に係る災害復旧事業により、平成30年度から令和3年度まで類似団体平均を大きく上回っていたが、令和5年度で概ね完了し、類似団体内平均と同等額に減少している。令和4年度以降の公債費の増加は、災害復旧事業債の元金償還が本格的に始まったことによる。
類似団体内順位43位/ 68団体
類似団体内順位10位/ 68団体
類似団体内順位45位/ 68団体
類似団体内順位9位/ 68団体
類似団体内順位41位/ 68団体
類似団体内順位68位/ 68団体
類似団体内順位19位/ 68団体
類似団体内順位1位/ 68団体
類似団体内順位35位/ 68団体
類似団体内順位62位/ 68団体
類似団体内順位16位/ 68団体
類似団体内順位61位/ 68団体
類似団体内順位11位/ 68団体
類似団体内順位29位/ 68団体
性質別歳出の住民一人当たりのコストでは、義務的経費について、人件費及び公債費は類似団体内平均を下回っている。人件費は、近年、概ね横ばいであったが、令和6年度は会計年度任用職員への勤勉手当の支給開始に伴い、増加している。公債費については、令和3年度から平成30年7月豪雨に伴う災害復旧事業債の償還が始まり、令和4年度から本格化し、令和11年度まで同程度の金額が見込まれる。令和3年度及び令和5年度、令和6年度の扶助費の増加は、子育て世帯や非課税世帯への給付金給付事業を行ったことによるものである。令和2年度の補助費等の増加は、特別定額給付金事業の実施によるものである。令和4年度の普通建設事業費(うち新規整備)の増加は、ベイサイドビーチ坂に飲食・物販施設等を整備により増加し、また、令和6年度は、土木費における道路整備、教育費では中学校体育館やエレ―ベーターの整備、小中学校特別教室空調機の整備により増加している。災害復旧費は、平成30年度から令和3年度まで全国平均、類似団体平均を大きく上回っており、平成30年度7月豪雨の被害の甚大さが見て取れる。なお、災害復旧事業については、令和5年度で概ね完了した。
類似団体内順位55位/ 68団体
類似団体内順位67位/ 68団体
類似団体内順位16位/ 68団体
類似団体内順位17位/ 68団体
類似団体内順位56位/ 68団体
類似団体内順位26位/ 68団体
類似団体内順位1位/ 68団体
類似団体内順位17位/ 68団体
類似団体内順位22位/ 68団体
類似団体内順位15位/ 68団体
類似団体内順位29位/ 68団体
類似団体内順位7位/ 68団体
類似団体内順位38位/ 68団体
類似団体内順位34位/ 68団体
類似団体内順位1位/ 68団体
実質収支は令和5年度まで継続的に黒字となっている。令和6年度の実質単年度収支が赤字になっている主な要因は、令和7年度以降償還する災害復旧事業債の町負担分(元利償還額から交付税措置額を除いたもの)を減債基金へ積み立てたことによる。平成30年豪雨災害からの復興として予定されている大規模事業が後年度に控えているため、引き続き、収支バランスを考慮し、健全な財政運営に努める。
各特別会計及び公営企業会計においては、赤字額を出さないように予算編成を行っている。また、一般会計からの繰出金が増加しないよう、受益者負担の適正化の推進や事務事業の見直しから無駄を削減の上、不要な予算執行を抑制していくなど、引き続き、健全な財政運営に努める。
元利償還金及び公営企業債の元利償還金に対する繰入金については、償還終了や新規発行抑制及び低金利での資金調達等のため近年減少傾向にあった。しかし、令和3年度から平成30年7月豪雨災害に係る災害復旧事業債の元金償還が始まり、令和4年度から本格化した。令和11年度まで同程度の金額が見込まれる。今後も、国の景気動向及び制度改正を注視し、有利な地方債を活用しながら計画的な町債発行を行っていく。
主に災害復旧事業債及び臨時財政対策債の地方債残高が減少したことで、将来負担額は減少している。充当可能基金は、令和6年度に財政調整基金及び減債基金へ積み立てたことにより、増加している。今後も建設事業債を過度に発行することなく、身の丈に合った財政運営を心掛け、世代間の公平性も考慮しながら、適正な起債管理に努める。
(増減理由)財政調整基金へ前年度決算剰余金の積み立て、大規模事業基金へ積立計画に則った積み立て、また減債基金へ令和7年度以降償還する災害復旧事業債の町負担分(元利償還額から交付税措置額を除いたもの)等を積み立てた一方、町勢発展の基盤となる大規模事業(小屋浦地区活性化事業)の財源とするため大規模事業基金から、令和元年度に借り入れた災害対策債の元金償還金に充当するため減債基金からそれぞれ取崩しを行った。結果、基金全体として、約5,700万円の増となった。(今後の方針)災害等の不測の事態や物価高騰による財源不足に備え、ある程度の余裕財源の確保を図る。特定目的基金については、その基金の使途に応じ、計画的に積立・取崩しを行っていく。
(増減理由)前年度決算に伴う決算剰余金の積立を行ったため、前年度と比較して約1億4,800万円増加している。(今後の方針)災害等の不測の事態や物価高騰による財源不足に備え、ある程度の余裕財源の確保を図る。
(増減理由)令和7年度以降の災害復旧事業債償還金における町実施負担分として約1億7,800万円、また令和7年度及び8年度における臨時財政対策債の償還金の財源とするために約2,800万円積立を行った一方、令和6年度臨時財政対策債償還費として約1,000万円、また令和元年度に借り入れた災害対策債の元金償還金に充当するため、約600万円取崩しを行った。結果、約1億9,000万円の増となった。(今後の方針)災害対策債の償還最終年度である令和11年度、また災害復旧事業債の償還最終年度である令和15年度まで引き続き取崩しを行う。また、臨時財政対策の償還金として令和6年度に積立を行ったものについては、令和7年度及び8年度にて取崩しを行う。
(基金の使途)・大規模事業基金:町勢発展の基盤となる大規模事業を円滑に推進するための基金・地域福祉基金:高齢者保健福祉の増進を図るための果実運用型基金・公立学校情報機器整備基金:公立小中学校における教育用情報機器の整備に要する経費に充てる基金・平成30年7月豪雨災害復興基金:平成30年7月豪雨による災害からの復興に資する事業に充てる基金・海外研修基金:中学生を対象にした海外研修事業の資金に充てる基金(増減理由)・大規模事業基金:積立計画に基づき約3,700万円を積み立て、町勢発展の基盤となる大規模事業(小屋浦地区活性化事業)の財源として3億3,000万円を取崩し・地域福祉基金:預金利子を高齢者保健福祉事業の財源として活用・公立学校情報機器整備基金:積立計画に基づき1,800万円を積み立て・平成30年7月豪雨災害復興基金:災害関連経費の財源として約900万円を取崩し・海外研修基金:増減なし(今後の方針)・大規模事業基金:道路整備や公共施設の大規模修繕に備え、継続して積み立てを行う。・地域福祉基金:果実運用型基金として継続して活用する。・公立学校情報機器整備基金:令和7年度が情報機器更新年度であるため、取崩しを行う。・平成30年7月豪雨災害復興基金:平成30年7月豪雨による災害からの復興に資する事業のために取崩しを行う。・海外研修基金:海外研修事業時に取崩しを行う
類似団体と比較すると、有形固定資産減価償却率は高い水準にあり、施設の老朽化に伴い、年々上昇する傾向にある。このうち庁舎や学校などの事業用資産の減価償却率は58.8%となっているが、建物全体の延べ床面積の約3割を占める学校教育施設がいずれも築30年以上経過しており、数値に影響していると考えられる。また、道路・橋りようなどのインフラ資産の減価償却率は72.1%となっており、さらに老朽化が進行することで、修繕箇所が増加することも考えられる。坂町公共施設等総合管理計画及び各個別施設計画に基づき、計画的に更新・長寿命化を実施していく。
類似団体内順位39位/ 68団体
平成30年7月豪雨に係る災害復旧事業債の発行により、平成30年度以降債務償還比率は悪化しており、類似団体平均に近い水準となっていた。現在、災害復旧事業債の元金償還が本格化しており、災害復旧に係る地方債現在高が減少しているため、数値は被災前の水準に戻りつつある。世代間の公平性も考慮しながら、建設事業債に過度な依存をせず、身の丈に合った財政運営を心掛け、適正な起債管理に努める。
類似団体内順位11位/ 68団体
将来負担比率は、交付税措置率が低い地方債は発行しない方針で財政運営を行っており、発生していない状況を継続している。一方で、有形固定資産減価償却率は上昇傾向にあり、今後も道路や学校施設等の老朽化に伴う改修等が必要となるほか、公営住宅や保健センターの建替等の建設事業を予定しており、多額の経費が見込まれる。財源の確保に注力しつつ、坂町公共施設等総合管理計画及び各個別施設計画等に基づき、効率的・効果的に更新・長寿命化を図っていく。
将来負担比率は、交付税措置率が低い地方債は発行しない方針で財政運営を行っており、発生していない状況を継続している。実質公債費比率は、平成30年7月豪雨に係る災害復旧事業債の元金償還が本格的に始まったことから、令和4年度と比較して1.0ポイント上昇している。今後、災害復旧事業債の償還の影響により、令和11年度まで現在の水準で実質公債費比率は推移する見込みであるが、金利上昇の傾向も踏まえ、過度な建設事業債の発行を行わない身の丈に合った財政運営を心掛け、適正な起債管理に努める。
施設の一人当たり面積は多くの類型で類似団体を下回っているが、これは、本町の町域面積のうち約50%が山林で占められおり、可住地や生活圏がコンパクトに形成されていることが要因になっていると考えられる。類似団体と比較して、特に有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、87.5%の学校施設、77.8%の道路、76.0%の公民館、70.4%の橋りょう・トンネルである。一方で、有形固定資産減価償却率が低くなっている施設は、45.8%の公営住宅、54.0%の認定子ども園・幼稚園・保育所である。学校校舎については、平成23年度までに耐震改修工事を実施しており、公立学校施設の耐震化率は100%で安全性は確保されているが、町内4か所の小中学校の全てが建築後30年以上が経過しているため、有形固定資産減価償却率が高くなっており、坂町学校施設長寿命化計画に基づく、効率的・効果的な施設の維持管理を行っていく。保育園等ついては、民間導入が進み、町の建物は平成17年度に公営住宅とともに整備した平成ヶ浜保育所のみである。公営住宅等については、昭和60年度に建設された坂町有住宅の老朽化が進んでいる状況で、今後、小屋浦地区の活性化事業に伴い建替を行う予定である。
類似団体内順位53位/ 68団体
類似団体内順位50位/ 66団体
類似団体内順位6位/ 62団体
類似団体内順位16位/ 24団体
類似団体内順位18位/ 62団体
類似団体内順位64位/ 68団体
類似団体内順位37位/ 62団体
類似団体と比較して、特に有形固定資産減価償却率が高い施設は、88.7%の体育館・プール、88.6%の消防施設、81.4%の保健センター・保健所、72.9%の庁舎となっており、有形固定資産減価償却率が低い施設は、45.1%の市民会館となっている。消防施設は、消防団詰所及び防火水槽が老朽化していることが有形固定資産減価償却率が高くなっている要因と考えられるが、このうち消防団坂第1分団第1部と坂第2分団第3部については、築40年を超えている詰所の更新と、未導入であった消防ポンプ積載車の取得を予定している。保健センターについては、築年数が40年を超え老朽化が進行しているため、保健センターの機能を備えたコミュニティの場となる施設への建替えの検討を行っている。施設の一人当たり面積は、多くの類型で類似団体を下回っているが、市民会館については、平均を大きく上回っている。市民会館については、災害発生時の避難所となる場合も多いことから、施設の適切な維持運営が必要である。今後も、財政状況や人口推計、住民の利用需要などを見極めながら、施設総量に目標値を定めるなど、坂町公共施設等総合管理計画に基づいて施設の維持管理を適切に進めていく予定である。
類似団体内順位22位/ 42団体
類似団体内順位53位/ 66団体
類似団体内順位4位/ 42団体
類似団体内順位32位/ 35団体
類似団体内順位41位/ 47団体
類似団体内順位61位/ 65団体
類似団体内順位44位/ 68団体
一般会計等においては、資産総額が前年度末から128百万円の減少(△0.4%)となった。事業用資産、インフラ資産における金額の変動が大きくなっており、事業用資産は、減価償却による資産の減少(495百万円)が、小中学校施設維持管理事業や災害時避難場所整備事業などの資産の取得額(415百万円)を上回ったため、811百万円減少(△0.5%)した。また、インフラ資産についても、減価償却による資産の減少(770百万円)が、町道植田水尻側道線道路改良事業や通学路緊急対策促進事業などによる資産の増加(744百万円)を上回ったため26百万円減少(△0.2%)した。。資産総額のうち、有形固定資産の割合は81.0%を占めており、これらの資産は将来、維持管理や更新等の支出を伴うもであることから、坂町公共施設等総合管理計画に基づき、効率的・効果的な修繕・更新の実施等に努める。一般会計等においては、負債総額が前年度末から484百万円の減少(△6.3%)となっており、主な要因は、地方債の残高が減少したことによる。
一般会計等では、経常費用は6,811百万円となり、前年度比24百万円の増(0.3%)となった。このうち、人件費や物件費等の業務費用は3,823百万円、補助金や社会保障給付等の移転費用は2,988百万円である。経常費用のうち人件費が占める割合は昨年度の15.8%から17.0%となっており、引き続き、適正な人員管理に努めていくまた、経常収益は、441百万円で、前年度比161百万円の減少(△46.0%)となっており、主な要因は、広域ごみ焼却施設地元対策費の皆減(△314百万円)である。今後も適正な受益者負担となるよう施設利用料の定期的な見直しを行っていく。全体では、一般会計等と比較すると、使用料及び手数料に下水道使用料を計上しているため、経常収益が227百万円多くなっている一方、補助金等に国民健康保険事業の医療費や介護保険事業の介護サービス給付費等を計上しているため、移転費用が2,169百万円多くなっており、純行政コストは2,374百万円多くなっている。連結では、一般会計等と比較すると、経常収益は、連結対象団体等の事業収益等を計上しており、197百万円多くなっており、経常費用は、広島県市町総合事務組合における退職手当引当金繰入額などの計上により4,284百万円多くなっているため、純行政コストは、4,090百万円多くなっている。
一般会計等においては、純行政コストを税収等の財源が上回ったことから、本年度差額は356百万円となり、純資産残高も356百万円増加(1.3%)した。将来にわたって住民サービスの維持・向上に必要な財源を確保するため、今後も国・県の補助金を最大限に活用し、税の徴収率向上に努める。全体及び連結についても同様に、純行政コストを税収等の財源が上回っているため、本年度差額は増加しているが、純資産変動額及び純資産残高についえては、主に下水道事業会計が令和6年度から公営企業会計へ移行したことにより、資産の評価方法が企業会計方式へ変更となり、その差額が生じたため、純資産残高が前年度から全体では3,795百万円減少(△11.0%)、連結では、3,804百万円減少(△10.9%)した。
一般会計等においては、業務活動収支は1,125百万円となり、前年度と比較して217百万円の減少(△16.2%)となった。減少の主な要因は、広域ごみ焼却施設地元対策費の皆減(314百万円)によるものである。投資活動収支については、施設整備に充当した国県補助金や基金取崩収入が公共設備等の整備費や基金積立金を下回ったことから、△1,231百万円となっている。前年度と比較して557百万円の減少となった。活動支出増加の主な要因は、小中学校施設管理整備に要する経費の増(311百万円)及び通学路緊急対策推進事業の増(226百万円)である。財務活動収支については、地方債償還額(801百万円)が、緊急防災・減災事業債(293百万円)や緊急自然災害防止対策事業債(25百万円)などの地方債発行額(423百万円)を下回ったことから△377百万円となった。本年度末資金残高は前年度から483百万円減少し、293百万円となった。
①住民一人当たり資産額については、減価償却により資産合計額が昨年度を下回っているが、人口減少により前年度から上昇している状況であり、類似団体平均と比較すると若干上回っている。②歳入額対資産比率については、類似団体平均を上回って推移しており、これまでの社会資本整備と将来の需要に対する備えが進められていると考えられる。③有形固定資産減価償却率については、町有建物の多くを占める公立小中学校の老朽化が進んでいることに伴い、類似団体より若干高い水準が続いている。坂町公共施設等総合管理計画や各個別施設計画等に基づき、計画的な予防保全による長寿命化を進めるほか、民間活力の導入を検討するなど、適正管理に努める。
④純資産比率については、国・県の補助金を最大限に活用し、税の徴収率向上により、純行政コストを上回る財源確保に努めた結果、類似団体平均を上回って推移している。⑤来世代負担比率については、類似団体を下回っており、将来世代に負担が先送りされていない状況となっている。今後も地方債に大きく依存することのない財政運営に努めるとともに、地方債発行の際には交付税措置率の高い地方債のみを活用し、将来世代の負担の減少に努める。
⑥住民一人当たり行政コストについては、平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興にかかる経費の増加により、純行政コストは同水準で推移しているが、類似団体と比べると下回っている。今後、社会保障給付や特別会計に対する繰出金、減価償却費等が増加していくことが見込まれる一方、最少人員での行政運営により、人件費の更なる削減は困難な状況であり、効率的な人員配置や物件費の抑制を図るとともに、適正な受益者負担を図ることなどによる財源の確保に努める。
⑦住民一人当たり負債額については、平成30年7月豪雨災害以降、災害復旧事業債の借入により負債額が増加傾向にあったが、類似団体平均を若干下回って推移している。令和5年度から災害復旧事業債の元金償還が本格化していることに伴い、地方債残高及び一人当たり負債額が減少した。なお、地方債残高(1年以内償還予定含む)のうち、臨時財政対策債が39.1%、災害復旧事業債が28.9%を占めている状況となっている。⑧基礎的財政収支については、基金取崩収入及び基金積立支出を除いた投資活動収支のマイナスを、業務活動収支のプラスが上回ったため、当該数値もプラスとなっている。今後も財源確保と経費の圧縮に努めながら、収支均衡を図っていく。
⑨受益者負担比率は、類似団体平均を若干上回っている。令和2年度は平成30年7月豪雨に係る国庫支出金過年度収入金(689百万円)により、また、令和5年度は安芸地区衛生施設管理組合からの広域ごみ焼却施設地元対策費(314百万円)などにより、経常収入が増加したため、類似団体平均を大きく上回った。なお、行政サービスの提供に対する純粋な受益者負担(使用料及び手数料)の比率は、新型コロナの収束に伴い、災害発生前の平成29年度とほぼ同水準(5%前後)で推移しており、今後も、公共施設等の使用料の適正化など、受益者負担と財源確保に努める。
広島県坂町の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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