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地方財政ダッシュボード

鹿児島県天城町の財政状況(2021年度)

鹿児島県天城町の財政状況について、2021年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

天城町水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2021年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2021年度)

財政力指数の分析欄

離島という立地条件や全国平均を上回る高齢化率(令和3年度末37.6%)に加え、人口減少や町内に中心となる産業がないこと等を背景に財政基盤が弱く、類似団体平均を大きく下回っている。年次的に町税等の収納率は向上してきているが、未だ県下下位にあるため、第3次天城町集中改革プランに基づき、さらなる収納業務の強化に取り組み、歳出面においても全事業総点検を行い、行財政改革で財政健全化を図る。

経常収支比率の分析欄

義務的経費の減少により、前年度と比較して6.7ポイント減の84.6%となったが、類似団体平均を上回る結果となった。収納強化による財源の確保や定員適正化計画に基づく人件費の抑制、長期的な起債計画による公債費の抑制など経常経費の削減に努め、類似団体平均を下回ることを目標とする。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口1人あたりの人件費・物件費は類似団体平均を上回ったが、前年度と比較すると5,655円減少となった。要因としては、町が保有する施設(社会教育施設・保育所等)が多く、職員配置も必要になることから人件費が類似団体と比較して高水準にあることが考えられる。物件費については、類似団体平均以下ではあるが、公共施設建設が予定されていることから、今後、施設の維持管理経費等の増加が見込まれるため、経費の節減に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

前年度と同ポイントではあるが、類似団体平均と比較して3.9ポイント下回ることとなった。今後も引き続き、給与の適正化に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

国や県からの受託施設として気象観測施設や空港管理事務所、町特有の施設として農業センターや有線テレビ施設があること、町内4保育所を直営で行っていることなどから類似団体平均と比較して職員数が多くなっている。第3次天城町集中改革プランに基づき、組織・機構の見直しや指定管理者制度の導入、早期退職募集制度の活用などにより定員適正化を図る。

実質公債費比率の分析欄

前年度と比較して0.1ポイント増加となったが、3年連続で類似団体平均を下回ることとなった。近年、起債発行抑制により改善されてきているが大規模事業を計画しているため、令和5年度以降に比率が上昇することが予想される。今後控えている事業計画の整理縮小を図るなど、起債依存型の事業実施を見直し、町債の新規発行抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

前年度と比較して、15.3ポイント減となり、依然として類似団体平均より高い水準にある。既発債の償還終了による地方債現在高の減少や徳之島用水事業負担金償還終了による債務負担行為に基づく支出予定額の減少があったことから大幅な減少となった。今後、大規模事業の執行を計画しており比率の上昇が見込まれるため、事業実施の適正化と特定目的基金の計画的な積立等を行い、財政健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費の分析欄

人件費については、前年度と比較して2.5ポイント減少したが、類似団体と比べても高い水準にある。これは、町特有の施設等に係る職員数が多いことと、会計年度任用職員制度の開始に伴うことが考えられる。今後、住民サービスを低下させることなく、第3次天城町集中改革プランに基づき指定管理者制度の導入や、早期退職募集制度の活用などを行い人件費の抑制を図る。

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率は前年度と比較し0.1ポイント減少し、類似団体平均と比較しても、2.4ポイント下回っている。施設の維持管理等に伴う業務委託が増加傾向にあるため、引き続き必要性・効率性を考慮し、改善を行っていく。

扶助費の分析欄

経常一般財源に占める扶助費については、類似団体平均より0.2ポイント下回っている。これは予防事業等を積極的に行っている効果だと考えられるが、少子高齢化が進行するなかで福祉の充実を図りながら大幅な上昇とならないよう努める。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は前年度より0.5ポイント減少し、類似団体平均を4.7ポイント下回った。これは繰出金の経常収支比率が0.8ポイント減少したことが大きな要因であるが、今後も使用料や保険料等の適正化を図ることなどにより、税収を主な財源とする普通会計の負担額を減らしていくよう努める。

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率は前年度より1.3ポイント減少し、類似団体平均を2.2ポイント上回った。これは、住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業や子育て世帯生活支援特別給付金事業等を行ったことによるものである。今後も第3次天城町集中改革プランに基づき、補助金交付基準等の見直しや適正化に努める。

公債費の分析欄

公債費の経常収支比率については、前年度と比較して2.2ポイントの減少となったが、公共施設建設事業を計画しており、再び公債費比率が上昇することが予想される。そのため、長期的な起債計画を行い、事業計画の整理・縮減を図るなど、起債依存型の事業実施を見直し、町債の新規発行の抑制に努めていく。

公債費以外の分析欄

公債費以外の経常収支比率は前年度より4.5ポイント減少し、類似団体平均を1.5ポイント上回った。全体的に経常収支比率は減少となったが、保育所等の施設運営に係る職員数が多いことに加え、会計年度任用職員制度の開始に伴い、経常人件費が多くを占めているのが現状である。今後も定員の適正化や行財政改革についてさらに強化していく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

財政調整基金については、当初予算での財源不足などにより取崩しを行ったが、剰余金等で積立を行い、前年度に比べ120,927千円の増額となっている。類似団体と比較すると、基金残高は低い状況にあるが、残高増となったことから標準財政規模比は28.79%と1.86ポイント増加となった。災害等の備えや財源不足に伴う調整用として、一定額を維持してきたい。実質収支額は近年安定しており、7%前後を推移している。今後も収支計画を立てこれを維持していく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

全会計において黒字となっているが、一般会計から他会計への繰出金が増加しており、令和3年度より徳之島ダム小水力発電特別会計も加わり、依然として一般会計の負担は大きい。今後も少子高齢化に伴う社会保障費用の増加が予想され、国民健康保険事業や、介護保険事業への費用負担の増が見込まれる。また、老朽化した水道施設の更新等も行っていく必要がある。各会計について、使用料や保険料等の改定を検討し、自立した運営が図れるよう努める必要がある。

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

元利償還金は28百万円の減額となったが、算入公債費等が40百万円の減額となったため、実質公債費比率の分子は増となっている。償還元金を上回らない町債発行に努めているが、継続的に施設整備事業を行っている影響から元利償還金額の増額や令和5年度より実施予定の上水道整備事業実施に伴う繰出金の増額等が見込まれる。今後も事業計画の整理を行い、起債の長期計画や新規事業の実施については費用対効果等を十分に検証し、実質公債費比率の適正化に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

徳之島ダム償還終了に伴い、債務負担行為に基づく支出予定額が359百万円減額となったことから、将来負担比率の分子が減となった。今後も継続的な施設整備の実施に伴う地方債や、公営企業債の発行による繰入見込額の増が見込まれるため、歳出の削減や充当可能基金の積立を行い将来負担の増加を抑制するとともに、公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化対策に積極的に取り組んでいく。

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金全体

(増減理由)当初予算の財源不足等により財政調整基金から420百万円、天城町徳之島用水基金から318百万円、天城町公共施設整備基金から51百万円といった取崩を行ったが、前年度繰越金や決算余剰金等により財政調整基金へ121百万円、天城町公共施設整備基金へ289百万円などを積み立てたことから、7百万円の増となった。(今後の方針)災害等への備えのため、財政調整基金には一定金額を積み立てておき、使途の明確化を図るため特定目的基金については新規設置・廃止を行い計画的に積立を行っていくことを予定している。

財政調整基金

(増減理由)当初予算の財源不足や単独補助事業等の増などにより、420百万円の取崩を行ったが、前年度繰越金や決算剰余金等により541百万円の積立を行い、121百万円の減となった。(今後の方針)災害等への備え、財源不足に伴う調整用として、過去の実績等を踏まえ一定金額を積み立てることとしている。

減債基金

(増減理由)普通交付税の再算定に伴い追加交付された額の一部を減債基金へ積立てたことから34百万円の増額となった。(今後の方針)地方債の償還計画を踏まえ、繰上償還等必要に応じて対応する。

その他特定目的基金

(基金の使途)・天城町公共施設整備基金:本町の公共施設の整備、修繕等を円滑に実施するため積み立てる。・天城町ゆたかなふるさと基金:ふるさと納税を積み立て、運営や充当事業を行う。・天城町町有地売払、貸付運用基金:町有地の活用促進と保全管理を図るため積み立て・天城町地域づくり推進基金:「自ら考え自ら実践する地域づくり」事業資金として積み立てる。・天城町新型コロナウイルス感染症対策基金:新型コロナウイルス感染症対策に伴う事業を実施する。(増減理由)・天城町公共施設整備基金:前年度剰余金等を積み立て、増額となった。・天城町ゆたかなふるさと基金:ふるさと納税の増により、基金残高が増加した。・天城町町有地売払、貸付運用基金:町有地の売払及び基金の運用益はあるが大幅な増減なし。・天城町地域づくり推進基金:集落提案型まちづくり活動支援交付金の財源として2百万円取り崩した。・天城町新型コロナウイルス感染症対策基金:新型コロナウイルス感染症対策を円滑に実施するため、基金を設置した。(今後の方針)・天城町公共施設整備基金:継続して積立を行い、今後予定している木造住宅や給食センター建設時の財源として活用する。・天城町ゆたかなふるさと基金:ふるさと納税事業の運営と充当事業を行うため、積立と取崩を行っていく。・天城町町有地売払、貸付運用基金:今後も地域づくり推進のため、運用を行っていく。・天城町地域づくり推進基金:数年基金の動きがほぼないことから、活用の方法について検討する必要がある。・天城町新型コロナウイルス感染症対策基金:新型コロナウイルス感染症対策のため、しばらくの間運用を行っていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、47.6%となっており、類似団体と比較しても低い水準となっている。公共施設等総合管理計画や令和2年度に策定した個別施設計画に基づき、施設の重要度や劣化状況に応じて、長期的な視点で優先度をつけて、計画的に改修・更新を行っていく。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は347.5%と類似団体と比較して24.1ポイント上回っているが、徳之島ダム負担金の償還や地方債の現在高の減少等による将来負担額の減少により、昨年度と比較して133.4ポイント減少となった。今後は公共施設等整備事業の執行に備えて新規特定目的基金の設置や事業の適正化を図り、財政の健全化に努める。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

施設の定期的な更新を行ってきたことなどから有形固定資産減価償却率は類似団体より低い水準となっているが、将来負担比率は上回っている状況にある。しかし、昨年度と比較すると既発債の償還終了に伴う地方債現在高の減や徳之島ダムの償還終了による将来負担の減により将来負担比率は15.3ポイントの減となっている。今後も公共施設等管理計画や個別施設計画に基づき、計画的に改修・更新を行っていく一方で、地方債の新規発行抑制や充当可能財源である基金の積立等を行い、将来負担の減少に努める。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は類似団体平均を上回っているが、前年度と比較して15.3ポイント減少となった。実質公債費比率については、前年度と比較して0.1ポイント増加したが、類似団体平均値と比較しても2.0ポイント下回っている。これは、3か年平均にて算出しており、単年度で比較すると減となっていることから来年度は減少するものと思われる。引き続き、中長期的な事業計画に基づいた事業の適正化や、交付税措置率の高い地方債を優先的に発行することで、財政の健全化に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2021年度)

財務書類に関する情報②(2021年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

鹿児島県天城町の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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