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地方財政ダッシュボード

福岡県粕屋町の財政状況(2020年度)

福岡県粕屋町の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

粕屋町水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

令和2年度単年度の財政力指数は0.90で、基準財政需要額が前年度比+5.7%であったのに対し、基準財政収入額は+6.5%であった。基準財政収入額の増加については、人口増加による個人住民税の増、開発による固定資産税の増、税率引上げ等による地方消費税交付金の増などが主な要因である。財政力指数(3か年平均)は前年度比+0.01となり、近年の上昇傾向を引き継ぐこととなった。今後も税収等歳入の確保に努める。

経常収支比率の分析欄

令和2年度は、歳入・歳出ともに増加しているが、歳出の増加の影響が大きく、前年度と比較して2.4ポイント上昇した。歳出の増加の主な要因として、会計年度任用職員制度の運用開始に伴う人件費の増が挙げられる。人件費や扶助費は減少する要因がなく、公債費は今後の老朽化対策で増加が見込まれているため、必要経費の精査を行い、その他の経常的経費の抑制に努める。また、企業誘致の推進などにより、税収の増加につなげるなど、分母の増加にも努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

令和2年度は、前年度比+17,364円(+17.8%)となった。人件費は、会計年度任用職員制度の運用開始に伴う増などにより前年度比+5,708円(+15.2%)、物件費は、清掃センターの解体工事(314百万円)、GIGAスクール備品購入(296百万円)、行政サービス包括業務委託(114百万円)などにより前年度比+11,780円(+20.5%)と増加していることが要因である。人件費は、定員管理計画に基づく職員数の増加が見込まれるが、時間外手当の削減などにより、支出の抑制に努める。物件費も、必要経費の精査を行うなど、支出の抑制に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

昨年度の指数より0.5ポイント下がっている。これは、職員構成の変動によるものであり、ラスパイレス指数へ大きく影響していた階層の平均給料が減少したことやラスパイレス指数への影響(上がる要因)の大きい職員が退職したことが主な要因である。今後も、人事評価制度を十分に活用し、国の動向や、他自治体との均衡を踏まえ、給与水準の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

集中改革プラン等による職員削減の取組により、類似団体平均と比較して2人以上下回って推移しているが、近年、人口の増加に伴う業務量の増加や複雑化、また、職員の退職を見据えた人員の確保のため、職員数は増加傾向にある。今後も引き続き人口増加が見込まれることや定年延長による職員数への影響も踏まえ、人口規模や業務量に見合った職員数となるよう適正な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

令和2年度の単年度実質公債費比率は8.7%であり、前年度と比較して1.6ポイント減少している。これは、起債償還終了による元利償還金の減少や流域関連公共下水道事業会計への繰出基準額の減少などによる公営企業債等繰入額が減少したことなどによる分子の減、標準財政規模が増加したことによる分母の増が主な要因である。また、平成29年度の単年度実質公債費比率(12.6%)が算定対象外となったため、令和2年度の実質公債費比率(3か年平均)は前年度比1.3ポイント減の9.7%となった。今後、施設の老朽化対策などで多くの施設整備費が必要になる見込みであるため、町債の適正かつ計画的な発行に努める。

将来負担比率の分析欄

令和2年度は、将来負担額が充当可能財源等を下回ったため、前年度に引き続き算定されなかった。流域関連公共下水道事業会計への繰出基準額の減少などによる公営企業債等繰入見込額が減少していることなどにより将来負担額が減少していることが主な要因である。今後、人口増加に伴うインフラ整備や個別施設計画に沿った老朽化施設の大規模改修などの事業が続く見込みであるため、負担の平準化を図った財政運営を行っていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

令和2年度は、前年度比+2.4ポイントとなった。これは、会計年度任用職員制度の運用開始による報酬等の増が主な要因である。また、類似団体平均と比較して3.3ポイント下回っているが、これは、人口が類似団体内でも多く、規模の効果が得られることで比較的職員数が少ないことが要因と思われる。ただし、業務量に対し慢性的に職員数が不足していることから、職員採用の増を行っており、職員数は増える見込みであるため、人口規模や業務量に見合った人件費となるよう、適正な定員管理に努める。

物件費の分析欄

令和2年度は、前年度比+0.8ポイントとなった。これは、行政サービス包括業務委託料の増(+80百万円)が主な要因である。なお、平成29年度に数値が上昇しているのは、学校給食共同調理場の運営委託開始が主な要因である。限られた人員・財源で効率的に事業を行うため、更に民間委託を検討していく必要があるが、委託内容の精査などにより経費の削減に努める。

扶助費の分析欄

令和2年度は、前年度比-0.3ポイントとなった。これは、幼児教育の無償化による保育所運営委託料へ充当する一般財源の減(-27百万円)が主な要因である。しかし、扶助費そのものは増加しており、前年度に引き続き類似団体平均を上回っている。今後も人口増加などにより扶助費は増加していく見込みであるため、適正な給付を行うとともに、効率的な財政運営を行っていく。

その他の分析欄

国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計への繰出金が主なものである。類似団体を大きく下回っているが、これは公営企業(法適用)に移行した流域公共下水道事業会計への繰出金が補助費等に計上されていることによるものである。令和2年度は、前年度比+0.3ポイントとなったが、これは後期高齢者医療療養給付費負担金の増(+18百万円)や低所得者保険料軽減繰出金(介護保険)の増(+12百万円)などが主な要因である。繰出対象の事業内容を精査するなど、一般会計の負担額を減らすよう努める。

補助費等の分析欄

令和2年度は、前年度比-0.3ポイントとなった。これは、須恵町外二ヶ町清掃施設組合負担金などが増加(+56百万円)した一方、流域関連公共下水道事業会計補助金が減少(-80百万円)したことなどが主な要因である。類似団体平均を大きく上回っているが、平成22年度より公営企業(法適用)へ移行した流域関連公共下水道事業会計への補助金が計上されていることによるものである。補助金等については事業目的・効果を検証し、適正な執行に努める。

公債費の分析欄

令和2年度は、前年度比-0.5ポイントで、3年連続で下がった。平成16年度生涯学習センター整備事業債の償還が一部終了したことなどが主な要因であり、類似団体平均も下回っている。今後、公共施設の老朽化対策などで町債発行の増加が見込まれるため、償還年数の適正な設定などにより負担の平準化に努める。

公債費以外の分析欄

公債費以外については、前年度比+2.9ポイントとなった。算出式における分子・分母ともに増加しており、伸び率の差により上昇したものである。分子は前年度比+4.8%であり、人件費や物件費の増加が主な要因で、これに対し分母は前年度比+1.3%であり、地方消費税交付金の増などが主な要因である。今後も、歳入確保に努めるとともに、事業の見直しや効率化を推し進め、財源の適正配分に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

財政調整基金残高は、コロナ対策事業の実施などによる財源不足を補うための取崩額が積立金を上回ったことで前年度比-1.94ポイントとなった。取崩しに対し適宜積立てを行うことで一定水準を維持するよう努め、不測の事態に備える。実質収支額は、平成28年度から決算見込みの精度向上を図り、剰余金の基金積立てを徹底することで改善していたが、令和2年度は歳入歳出差引額が増加(前年度比+176百万円)し、翌年度に繰り越すべき財源が減少(前年度比-18百万円)したため、前年度比+1.92ポイントとなった。歳入歳出差引額の増加は、コロナの先行きが見通せず、決算見込みが困難であったことなどが要因として考えられる。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

国民健康保険特別会計が赤字となった要因は、前年度からの累積赤字(1百万円)に加え、令和元年度の普通交付金の精算により57百万円の返還を行ったことや保険税率の変更ができなかったことが主な要因であり、89百万円の赤字となった。令和3年度は税率の見直しを行っており、今後数年間での累積赤字の解消に努める。その他の会計は、すべて黒字となっており、今後も黒字を維持することができるよう財政運営を行っていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

元利償還金等は、生涯学習センターの整備に係る平成16年度旧地域総合整備事業債の一部償還終了による元利償還金の減や、流域関連公共下水道事業会計への繰出基準額の減による公営企業債の元利償還金に対する繰入金の減などにより減少し、実質公債費比率の分子は前年度から82百万円の減少となった。今後、公共施設の老朽化対策等の事業増加による町債の発行増加に伴い、公債費の増加が見込まれるため、個別施設計画に基づき事業を実施することで負担の平準化を図るとともに適切な償還期間を設定するなど、過度な公債費負担とならないよう運営していく。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

将来負担比率の分子は、将来負担額を充当可能財源等が上回りマイナスとなった。流域関連公共下水道事業会計への繰出基準額の減少により公営企業債等繰入見込額が495百万円減少していることなどにより将来負担額が減少していることが主な要因である。今後、公共施設の老朽化対策等の事業で多くの財源が必要となる見込みであるため、将来世代との負担の公平性の観点から町債を適切に発行し、将来負担の適正な管理に努める。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)基金全体として35百万円の増となった。増減が大きかったのは、財政調整基金とふるさとづくり基金である。財政調整基金は、財源不足補てんのための取崩額が余剰財源の積立額を上回ったため、-93百万円となり、ふるさとづくり基金は、令和2年度は寄附者の増加により前年度比172百万円の増加となった。(今後の方針)財政調整基金は、標準財政規模に対し20%程度の残高を目安として積立てを行う。他の基金については、今後の老朽施設整備のため公共施設整備基金への積立てを優先し、取崩しについては、事業実施の必要に応じ計画的に実施する。

財政調整基金

(増減理由)令和2年度は住民や事業者への支援など様々なコロナ対策を講じ、地方創生臨時交付金に加え、財政調整基金をその財源として活用したことから、-93百万円となった。(今後の方針)災害など不測の事態にそなえるため、標準財政規模に対し20%程度の残高を目安として積立てを行う。取崩しに対しては、同程度の積立てを実施する。

減債基金

(増減理由)特に動きはなく、基金運用の利子分の積立てのみを行ったため、残高にほぼ増減はない。(今後の方針)今後、施設の老朽化対策などにより町債発行が増加する見込みであることから、公債費負担見合いで取崩しを検討する。積立てについては、将来の公債費の増加に備え、公共施設整備基金に次いだ優先順位として積立てを実施する。

その他特定目的基金

(基金の使途)公共施設整備基金:公共施設等の整備扇上堰用水施設維持管理基金:扇上堰の維持管理ふるさとづくり基金:ふるさと納税寄附金の管理運営(増減理由)ふるさとづくり基金:寄附を受納した年度に積立てを行い、翌年度に事業に充てるため大半を取り崩す運用をしているが、令和2年度は寄附者の増加により、取崩額36百万円に対し積立額208百万円となったことにより増加した。臨時石炭鉱復旧井堰管理基金:堰の維持管理費用の取崩しにより減少した。(今後の方針)公共施設整備基金:今後の公共施設等の整備に備え、最優先で積立てを実施する。ふるさとづくり基金:寄附を受納した年度に積立てを行い、寄附者の意向を早期に反映するため、基本的に翌年度に取崩しを行い、事業に充当する。森林環境譲与税基金:県産材の利用促進に関する事業等に今後充当していく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、類似団体平均を下回って推移しているが、上昇傾向にあり、年々施設の老朽化が進んでいることがわかる。比較的近い時期に建てられた図書館や総合体育館など、複数の施設が建設後約20年を経過しており、他の老朽化が進む施設とあわせて更新が必要となるため、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づき、計画的な施設の維持管理を進めていく。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、前年度比+27.6ポイントとなった。会計年度任用職員制度開始による人件費の増加等により、算出式中、分母において控除される経常経費充当財源等が増加(前年度比+420,946千円)したことが主な要因である。近年、地方債残高は減少傾向が続いてきたが、令和2年度はほぼ横ばいであり、今後は公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づく公共施設の改修が本格化するため、地方債発行額が増加し、債務償還比率は上昇することが見込まれる。償還年数を適正に設定するなど将来負担額の適正管理を行っていく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は、地方債現在高や公営企業債等繰入見込額の減少等の影響により、前年度に引き続き算定されなかった。有形固定資産減価償却率については、上昇傾向にあり、今後、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づき老朽化施設の改修が予定されているが、その財源の大半を地方債に依存することになるため、将来負担比率の上昇に注視しながら、改修を実施していく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は、地方債現在高や公営企業債等繰入見込額の減少等の影響により、前年度に引き続き算定されなかった。実質公債費比率については、類似団体平均を上回っているが、これは、今後見込まれる老朽化施設の改修に係る地方債発行増に備えて、償還年数を短く設定し早めの償還に努めていることによるものである。今後は、個別施設計画に基づいた老朽化施設の改修実施により、将来負担比率、実質公債費比率ともに上昇することが見込まれるため、基金の活用や償還額の平準化に努めるなど、地方債発行額を適正に管理していく。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

福岡県粕屋町の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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