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財政力指数の分析欄人口の増加等により類似団体平均を上回る税収があり、平成19年度以降、類似団体平均を0.1%程度上回っている状態が続いているが、平成23年度については前年比0.01%減となっている。今後とも税の徴収強化等を行い税収増加等により歳入の確保に努める。 | 経常収支比率の分析欄平成23年度は90.4%で前年比3.1%悪化し、類似団体平均より3.5%上回っている。公債費については地域総合整備事業債の償還ピークに近づいており増となっているため、公的資金補償金免除繰上償還を活用し縮減に努める。 | 人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄人件費、物件費及び維持補修費の合計額の人口1人当たりの金額について、給与削減、歳出の徹底した節減に努めながら、人口の増加も要因となり、平成19年度以降、類似団体平均を大きく下回っている。主な要因としては、人口千人当たりの職員数の低さ、ごみ処理業務や消防業務を一部事務組合で行っていることが挙げられる。 | ラスパイレス指数の分析欄今後数年間で高年齢層の職員の大量退職が見込まれ、中間年齢層の若年での管理職等への登用が考えられ、ラスパイレス指数を引き上げる要因となる可能性がある。今後は一層の給与適正化に努める。 | 人口1,000人当たり職員数の分析欄類似団体平均より少ない職員で業務を行っている。また全国平均、福岡県平均と比較しても下回っている。すべての事務事業について民間とのコスト比較のもと外部化の推進を行い、担当業務の明確化、職員能力の向上を図り、人口規模に応じた事務事業を効率的に行えるよう適正に配置し、行政サービスの向上に努める。 | 実質公債費比率の分析欄普通会計及び流域関連公共下水道事業会計の公債費がピークを迎えていることから、実質公債費比率が前年比0.8%増の18.8%となった。下水道事業の普及率は97.3%となり、今後、新規事業は大幅に減少していくことが見込まれ、公的資金補償金免除等の繰上償還の実施、新規発行債の抑制などにより実質公債費比率の低減を図っていく。 | 将来負担比率の分析欄地方債現在高の減少、土地開発公社の債務圧縮により前年比23%の改善がなされたが、地方債現在高、土地開発公社の負債額、下水道事業会計への繰出金の影響などで類似団体平均及び全国平均と比較して高くなっている。 |
人件費の分析欄類似団体平均及び福岡県平均を大きく下回っている。ごみ処理業務や消防業務を一部事務組合で行っているが、それらの人件費を含めた場合でも、やはり下回る状態である。人口千人当たり職員数が類似団体平均により少ないことが要因の一つと考えられる。 | 物件費の分析欄従来から経費節減に努め平成18年度まで類似団体平均を下回っていたが、平成19年度以降、類似団体を上回っている。総合体育館や生涯学習センターなどの施設の運営を外部に委託していることが原因の一部と考えられ、人件費は類似団体と比較して低い傾向である。 | 扶助費の分析欄平成23年度は前年比0.8%増で類似団体平均は0.4%下回った。人口の増加、高い出生率で対象人員が増加していることが増加の原因と考えられる。 | その他の分析欄国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計への繰出金が主なものであるが、平成21年度まで類似団体平均を大きく上回っていたが、平成22年度以降は類似団体平均を大きく下回っている。これは公営企業(法適用)に移行した流域関連公共下水道事業会計への繰出金が補助費等に移ったためである。国民健康保険特別会計は平成20年4月に保険税率の改正を行っており、繰出金が減額されたが、依然赤字の状態が続いており、今後も赤字の抑制を図っていく。 | 補助費等の分析欄補助費等については平成17年度から類似団体平均を上回っている。平成15年3月に完成した須恵町外2ヶ町清掃施設組合ごみ処理施設の管理運営費及び建設事業債の元利償還が始まったことにより、構成団体の負担金が年々増加している。平成22年度以降大きく上昇しているが、公営企業(法適用)に移行した流域関連公共下水道事業会計への補助金が算入されたことが主な要因となっている。 | 公債費の分析欄平成23年度において0.2%増加し類似団体平均を上回っており、横ばいの状態である。平成19年度、20年度の繰上償還によりピークは過ぎ、今後、減少が見込まれる。ただし、公営企業債の償還の財源に充てたと認められる繰入金が増加しており、企業会計も含め、今後新規発行債の抑制が必要である。 | 公債費以外の分析欄公債費以外については、本表に掲載の平成19年度以降、類似団体平均を下回っているが前年比2.9%増加している。人件費、物件費については横ばい状態であるが、補助費及び扶助費が増加したことが増加の主な原因である。 |
出典:
財政状況資料集
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統一的な基準による財務書類に関する情報
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