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愛媛県久万高原町の財政状況(2022年度)

愛媛県久万高原町の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2022年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2022年度)

財政力指数の分析欄

人口減少や49%を超える高齢化率に加え、基幹産業である農林業の低迷が依然として続き、財政基盤も弱く全国市町村平均や類似団体を大きく下回っている。これまで、歳出面では職階の短縮や一般職5%給与カット、特別職の一部報酬減等による人件費削減、歳入面では分担金・負担金の見直しや税・使用料の収納率の向上に取り組んできたが、今後においても財政規模に応じた職員数の適正化や農林業の基盤整備による生産量の拡大に努め、「いつまでも住み続けたい、住んでみたいまちづくり」を展開しつつ、行財政改革に取り組み健全化を図る必要がある。

経常収支比率の分析欄

令和4年度は前年度から4.5ポイント上昇し、86.2%となった。増加要因としては、昨年度の大幅な数値の改善要因となった臨時財政対策債が前年度より140,900千円減となったことや普通交付税が105,910千円減となったことが大きな要因となっている。物件費や扶助費、補助費等については、少子高齢化の進行を踏まえ、今後必要となるコストは当面の間一定の規模を維持し続けるものと予想される。また、施設の老朽化が深刻であり、維持補修費のコスト増加は避けられないものと思われるが、公用施設等総合管理計画に基づき施設の適正化を図り、コストを圧縮していく必要がある。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費、物件費とも前年度より増加し、全国平均や県平均と比較しても3倍以上の決算額となっている。また、昨年度に引き続き、類似団体の中でも高い水準に位置している。主な増加要因として、人件費においては会計年度任用職員制度の導入等が、物件費においては異例の大雪による町道除雪作業業務委託料の増などが挙げられる。さらに、過疎・少子高齢化等に伴う人口減少により、人口一人当たりの決算額数値を引き上げている。

ラスパイレス指数の分析欄

平成23年度より国の給与水準引き下げにより高水準となっていたが、国給与制限解除以降は低水準となった。前年度から数値は0.3微増したものの、引き続き類似団体平均値より低い値となっている。今後も人事評価制度の運用により給与水準の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

平成16年8月に町村合併、翌1月の一部事務組合解散による職員受入があったことから、職員数については相当数の増となり、一般行政職員の採用凍結の実施、定年退職等による減少を重ねてきたが、依然として全国平均・県平均との比較では突出して職員が多く、人口1,000人当たり職員数は類似団体の中でも高い数値であり、令和4年度は31.40人となっている。県内最大面積の本町では、集落点在による行政効率が悪く、行政サービスの低下を招かないためにも多くの職員数が必要であるが、経常的固定経費の維持が財政硬直化の最大要因となることから事業規模に応じた定員適正化を今後においても進める必要がある。

実質公債費比率の分析欄

前年度比0.2ポイント改善した。平成29年度から過去の大規模事業(消防・救急デジタル無線整備事業、道の駅整備事業等)の償還が開始となったことを要因として、令和元年度まで連続して悪化を続けていたが、令和2年度に改善に転じた。引き続き、地方債の借入限度を設けるなど抑制を継続し、比率改善を目指していく。

将来負担比率の分析欄

充当可能財源が将来負担額を上回り、将来負担比率は令和4年度も表れない結果となった。今後も人口減少により普通交付税の削減が見込まれ、財政の硬直化が進むため、現状の財政規模を維持する場合は、地方債の発行額の増加や基金の取り崩しを行いながら維持しなければならないことが懸念されるが、中長期的に段階を踏まえた財政改善を進めることとしている。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費の分析欄

町村合併に伴い一部事務組合の身分をそのまま引き継いだことにより、町の規模に対して職員数が増大し、経常収支比率を押し上げる要因となっているが、職員の定員管理や給与の適正化等に努めており、町村合併を行った平成16年度と比較して、職員数や職員給与費は着実に減少してきた。しかし、会計年度任用職員制度の影響等により、今後も比較的高いままの推移が見込まれる。引き続き職員の適正な人員配置や定員の適正化を図り、人件費の削減に努める。

物件費の分析欄

物品(車両や消耗品等)や契約等の一元化に取り組み、コスト削減を図ってきたところであるが、地理的要因により行政効率が悪いうえに、令和4年度は大雪による町道除雪作業業務の委託等で、前年度より1.0ポイント上昇した。さらに新型コロナウイルス感染症の影響が少なくなったことにより、旅費をはじめとする各経費の増加も見込まれるため、今後は、より一層経費節減に取り組む必要がある。

扶助費の分析欄

全国平均と比較しても低い状況であるが、町の高齢化率の高さに起因する医療扶助の増加により、今後は増加傾向が続くものと思われ、町単独扶助事業の効果検証を行うなどの改善は引き続き進めていく必要がある。

その他の分析欄

その他については、国民健康保険や介護保険や下水道事業など特別会計への繰出金が主なものである。今後も各事業において、効率的かつ合理的な経費削減に努めるとともに、公営企業については独立採算の原則のもと経営努力する必要がある。

補助費等の分析欄

補助費等については、徹底した補助見直し等により類似団体平均と比較しても低い水準を保っている。近年減少傾向にあったものの、令和4年度は松山衛生事務組合加入負担金等の増加により前年度より0.8ポイント上昇した。今後も定期的に費用対効果を検証するなどして、廃止・見直し継続等のメリハリのある判断が必要である。

公債費の分析欄

町村合併時に整備した事業により地方債現在高が増加していたが、近年は公営企業債の元利償還金に対する繰入金を合わせても類似団体の平均水準以下という状況が続いている。今後も中長期を見据えた地方債の新規発行の適正化に努め、身の丈に合った規模の普通建設事業を進めることで、安定レベルの公債費負担を維持することとしている。

公債費以外の分析欄

令和3年度は、前年度と比較して全ての項目でポイントが下がったため、類似団体との差が縮まっていたが、令和4年度は過去5年で最も差が大きくなっている。普通交付税が歳入の大半を占め、財政的に脆弱な当町であるが、必要最小限の経費で最大の効果が得られるよう創意工夫し、住民サービスを低下させることなく質を高め、今後も経常的経費の削減に努めることはもちろんのこと、中長期的な視点で行財政運営の健全化に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

財政調整基金残高については、財源不足分の補填等に活用されていることなどから近年減少傾向にあるが、今後においても減少は続くと見込まれる。また、実質単年度収支についても、H28年度までは黒字を保ってきたが、H29年度以降は基金を取り崩しての運営となっており、依然マイナスで推移している。今後の財政状況についても厳しいことが見込まれるが、町の規模に見合った財政運営に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

特別会計においては、一般会計からの繰入金によって収支の均衡が保たれているのが現状である。浄化槽事業特別会計においては、令和5年度より地方公営企業法を適用したことで打ち切り決算となったことによる資金不足であり、令和5年度以降は前年度国県支出金が当年度の収入となるため解消される。今後も安定的な運営を目指すべく、事業の効率化や利用料金の適正化等を検討していく必要性がある。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

実質公債費比率は、3ヵ年平均では前年度より0.2ポイント低下し10.2%となった。元利償還額が令和元年度時から71,211千円の減となり、標準財政規模は令和元年度時より237,362千円の大幅増となったため、3ヵ年平均は改善した。単年度では、病院事業会計の元利償還が進んだことによる繰入金の減等により(A)は減少したものの、災害復旧費等に係る基準財政需要額の減等による(B)の減少幅が(A)の減少幅よりも大きいため、分子が増加した。引き続き借入限度額を遵守するなど起債の抑制を継続し健全化に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債の現在高においては、令和3年度は防災情報伝達システム整備等の大型事業が重なったことで借入額が増加し地方債残高も増加となっていたが、令和4年度の借入額は前年度と比較して676,800千円減少し、同時に借入額より償還額が上回ったことにより地方債現在高が減少した。今後においても普通交付税や充当可能基金が減少する見込みであるが、引き続き将来負担比率の健全化を図っていく。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金全体

(増減理由)基金全体で残高のピークがH28年度となっており、H29年度からは減少に転じ、その後は減少傾向にある。これは、予算編成時の財源不足分がH29から生じ、その補填のために財政調整基金の繰り入れが必要となってきたことと、近年の自然災害の増加に伴う復旧費に基金を充てたことによるものである。また、特定目的基金はReach-DSL設備撤去工事、B&G屋内プール改修工事、農業用水路等長寿命化・防災減災事業等の充当のため取り崩しを行っており、総額で減少してきている。(今後の方針)今後は、高齢化、過疎化により自主財源が乏しい上、町の主要財源の交付税が人口減少によって減収していくことから、厳しい財政状況が続くと予想され、基金による財源調整が必要となるため減少傾向が続くことが見込まれる。H30年度に特定目的基金を再編したが、今後も目的に沿った基金活用を行う。また、積み立て財源が予算内で確保できれば積み立てを行い、必要な事業執行が今後も続けられるように備える。

財政調整基金

(増減理由)一般会計の財源不足を補填するために繰り入れを実施し、R4年度は当初予算編成時の財源不足分の補填、補正や専決予算の財源としての取り崩しも行っているため、財政調整基金残高が減少した。(今後の方針)基金額は近年増加している災害への備えと、合併算定替え終了後の普通交付税の減少を見込み、財源不足に陥らないように積極的な積み立てを行ってきたが、予算編成時の財源不足が年々顕著になっており、今後は財源調整のための取り崩し額が増加すると見込まれる。積立においては、歳計剰余金と運用利子に加え残土処理場使用料より積み立てを行っているが、運用を定期預金に頼らず債券運用の額を増やすなどして少しでも積み立て財源の確保を行っていく。

減債基金

(増減理由)前年度同額となっており、基金の預金利息を積み立てた以外に増減はない。(今後の方針)現在繰上償還を予定しておらず、当面計画的な積み立て、取り崩しはともになく、現状維持の方針である。

その他特定目的基金

(基金の使途)町の事業執行に必要な特定目的基金がR4年度現在18基金ある。学校、福祉、農林、環境、防災などそれぞれの目的に沿った基金から、年間の予算に必要とする財源を繰り入れて活用している。(増減理由)R4に対前年度-123百万円となった要因は、防災減災基金(農業用水路等長寿命化・防災減災事業)-28百万円、まちづくり地域振興基金(交流拠点施設改修事業等)-10百万円、農林業担い手育成確保対策事業地域振興基金(高度林業機械技師育成促進事業等)-29百万円、子どもの成長応援基金(子どもの成長応援事業補助金等)-3百万円、肉用牛産地強化支援事業基金(肉用牛産地化支援事業)-1百万円、環境保全基金(一般廃棄物収集運搬車整備等)-63百万円、中山間ふるさと水と土保全基金(産業用道路管理補助金交付事業)-1百万円、国民宿舎基金(国民宿舎古岩屋荘出入り口ドア修繕等)-2百万円、消防基金(高規格救急自動車偽装・高度救命処置用資機材)-1百万円の取り崩しである。その他の基金は、事業内で収入があった場合及び運用利息を積み立て、事業執行時に取り崩しをしている。(今後の方針)今後、し尿処理施設解体工事による環境保全基金の減少や、農林業担い手育成対策事業の拡充による農林業担い手育成確保対策事業地域振興基金の減少、施設の老朽化に伴う整備・改修等による公共施設等総合管理基金の減少が見込まれる。今後の財政計画に沿った財源調整に活用するため各基金の取り崩し及び積み立て見通しを行い、計画的かつ適正な管理を行う。また、目的が終了した基金は適宜廃止していく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

平成26年に策定し令和3年度に改定した公共施設等総合管理計画において、老朽化した施設の集約化・複合化や除却により施設総量を縮減し、将来の更新費用を削減することを目的としている。しかし、有形固定資産減価償却率は類似団体平均より高い水準にあり、今後は計画の進捗管理や見直しを実施することが必要である。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率については、類似団体よりは高い数字となったが、県平均よりは大きく下回っている。今後は、大型事業実施に伴う将来負担額の増加及び基金残高の減少等の要因により数値は上昇していく見込みであるが、引き続き健全な状態を維持できるよう努めていく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

地方債の新規発行抑制などに努めてきた結果、将来負担比率は低下し数値に表れない状況が続いている。一方で、有形固定資産減価償却率は類似団体よりも高く、上昇傾向にある。公共施設等総合管理計画に基づき、今後は老朽化対策に積極的に取り組んでいくことが必要である。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は類似団体と比較して高いものの、将来負担比率はゼロとなっている。これは、公債費適正化計画に基づき普通建設事業に係る地方債発行の抑制効果が数値に表れている状況である。今後は、大型事業の償還開始により元利償還金が大きくなる見込みであるが、引き続き健全化に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2022年度)

財務書類に関する情報②(2022年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

愛媛県久万高原町の2022年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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