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地方財政ダッシュボード

島根県飯南町の財政状況(2018年度)

島根県飯南町の財政状況について、2018年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2018年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2018年度)

財政力指数の分析欄

人口の減少や少子高齢化(高齢化率H31.4.1時点:44.9%)などに加え、産業基盤も弱いため、類似団体平均を下回る状況が続いています。行財政改革による支出の節減、総合振興計画に沿った施策の重点化、税収をはじめとする自主財源の確保を進めることで財政基盤の強化を図ります。

経常収支比率の分析欄

前年度と比較して1.0%上昇しています。経常的な収入がほぼ横ばいであったのに対し、経常的な支出が維持補修費(-42百万円)、補助費(-31百万円)、繰出金(-22百万円)などは減少しましたが、人件費(+26百万円)、物件費(+37百万円)、扶助費(+19百万円)、公債費(+44百万円)などが増えたため、経常収支比率は上昇しています。また、類似団体と比較すると6.8%高く、公債費や補助費に対する同比率が類似団体と比較して特に高くなっています。同比率は年々上昇し財政の硬直化が進んでおり、令和2年度からは普通交付税の町合併に伴う加算分がなくなることから、引き続き、事務経費の削減や町債の借入額抑制、公債の繰上償還を実施し、類似団体と同水準となるよう改善に努めます。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均を上回る状況が続いています。本町の人口千人当たりの職員数は18.99人で、類似団体平均15.77人に対し3.22人多い状態となっています。職員数は、定員管理計画に基づき管理していますが、依然として人口千人当たりの職員数は類似団体平均よりも多くなっています。引き続き定員管理計画の着実な実行により職員数の管理に努めます。物件費は、観光交流施設の指定管理料や電算処理の外部委託費用などに多額の経費が必要となっていることから決算額が大きくなっていると考えられます。また、公共施設の老朽化に伴う維持補修費用も大きくなってきているため、今後も経費の節減に努め効率的な行財政運営を進めます。

ラスパイレス指数の分析欄

職員の給与については、人事院勧告、県人事委員会勧告に基づいて毎年見直しを行っています。今後も地域の民間給与の状況を踏まえ、給与の適正化に努めます。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

平成17年1月に合併を行ったことで、類似団体平均と比較し人口千人当たりの職員数が多くなっています。類似団体平均との差はほぼ横ばいですが、今後も定員管理計画に基づく職員数管理と内部組織の見直しを行うとともに、事業実施にあたっての事務管理の効率化を図り、住民サービスの向上を目指します。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率は、平成29年度には3カ年平均で9.2%まで減少し、類似団体平均に近づきました。しかし町合併後、平成26年度決算まで減少し続けてきた町債残高は、平成27年度から増加に転じ、また実質公債費比率も平成30年度決算でついに上昇に転じました。令和元年度にも光ケーブルや来島拠点複合施設の整備などの大規模事業が控えており、それらの町債の元金償還が始まる時期には、令和2年度の国勢調査の結果が普通交付税の算定に反映されていることになるため、町債残高を減らすための繰上償還の財源の確保は厳しくなってくると思われます。町債の新規発行の抑制などを行い、18.0%以下を維持することを目指します。

将来負担比率の分析欄

道路改良や公共施設の整備のために借り入れる町債の残高が、類似団体の約2倍あることなどの理由により、類似団体平均を上回る状態が続いています。平成30年度の地方債発行額は、光ケーブル整備(赤来地域)や来島拠点複合施設造成工事などの大規模事業の影響で前年度から約2.6億円増加し、町債残高も前年度から1.7億円増加しました。令和元年度以降も頓原地域の光ケーブル整備や来島拠点複合施設の建築工事などの大規模事業が続くことから町債残高はさらに増加する見込みです。将来負担比率は昨年度から0.8%の微減となりましたが、今後も総合振興計画等に基づく計画的な事業の執行や繰上償還を行い、町債残高の削減に努めます。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)

人件費の分析欄

類似団体よりも比率が低くなっていますが、公債費に係る比率が類似団体を大きく上回っている影響を受けていることが要因として考えられます。人件費に係る人口1人当たりの歳出額で比較すると、類似団体平均を上回る状態となっています。これまでも定員管理計画に基づく職員数管理などにより人件費の抑制に努めていますが、今後も適正な職員数管理を行います。

物件費の分析欄

公債費に係る比率が類似団体を大きく上回っているため、物件費に対する比率が低くなっています。しかし、人口1人当たりの物件費の歳出額で比較すると、類似団体平均を上回っています。歳出額で類似団体を上回る主な要因として、住民情報や税務・財政関係の電算処理を外部へ委託していることや、指定管理を行っている観光施交流設などが多いことなどが考えられます。

扶助費の分析欄

類似団体平均を上回る状況が続いています。平成18年1月1日に福祉事務所を設置したことによる生活保護費や、養護老人ホームに係る老人保護措置費などが類似団体よりも高くなっていることが要因として考えられます。また、児童福祉関係では、保育所運営費(委託費)が増加しています。扶助費全体について、全国平均の推移を見ても、今後も比率の上昇が見込まれます。

その他の分析欄

公営企業会計に対する繰出金と出資金に対する比率は13.9%で昨年から0.4%減少、維持補修費の比率も昨年から減少し1.0%(-1.0%)となっています。各会計への繰出と出資は、原則、基準に基づいて行っていますが、人口減少による料金収入の減少や維持管理費の増加により、赤字補填的な金額も増えています。簡易水道・下水道事業会計は、平成31年度に法適用の公営企業会計に移行するため、一層独立採算性が求められます。税収を主な財源とする一般会計の負担額を減らしていくため、経費の節減や料金改定などを進める必要があります。

補助費等の分析欄

類似団体平均を上回る状況が続いています。一部事務組合で実施している業務が比較的多いこと、各団体等への補助金が多額になっていることが要因と考えられます。補助金の交付にあたっては、補助金を交付するのが適当な事業か、金額は適正であるかなどを慎重に審査・判断し、必要性の低い補助金は見直しを行うなど、事業効果などを十分に検証して、補助金を交付することが必要だと考えます。

公債費の分析欄

類似団体平均を上回る状況が続いています。合併前後に道路や上下水道施設などの社会基盤整備を集中的に行ってきたほか、近年においても、新庁舎や防災行政無線、拠点複合施設の整備など大規模事業の財源として町債を借り入れ、その返済費用が大きくなっていることが理由として考えられます。繰上償還の効果で、町合併時と比較すると、公債費は減少してきていますが、依然として比率は高い状態で推移しているため、引き続き繰上償還の実施や新規発行額を抑制し、町債残高の削減を図ります。

公債費以外の分析欄

公債費に係る比率が類似団体を大きく上回っているため、公債費以外に対する比率は低くなっています。類似団体と比較すると、扶助費と補助費が特に高い値となっています。今後、町債残高の減少とともに公債費も減少していくと見込んでいますが、それに伴い公債費以外に係る比率が増大していくことも考えられます。全国的に増加している扶助費や老朽化している公共施設の維持補修費等、増大が見込まれる要素もあるため、総合振興計画等に沿った施策の重点化に努めることで、財政の硬直化を防ぐ行財政運営を進めます。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)

分析欄

●財政調整基金残高・・・基金残高は増減なし。前年度と比較して標準財政規模が12.4百万円増加(標準税収入額等+10.3百万円、普通交付税+5.6百万円、臨時財政対策債発行可能額-3.5百万円)したことからわずかに低下。●実質収支額・・・前年度と比較して実質収支額が12.7百万円減少、標準財政規模が12.4百万円増加したことなどから低下。●実質単年度収支・・・前年度と比較して単年度収支は31.5百万円減少しましたが、繰上償還額が50.8百万円増加したため実質単年度収支が19.3百万円増加したことから上昇。黒字を継続する健全な状態となっています。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)

分析欄

平成24年度末に住宅新築資金等貸付事業会計を閉じたことから、赤字決算の会計はなくなりました。平成20年度以降平成29年度までは、町債の繰上償還を実施しても財政調整基金及び減債基金を取り崩さない財政運営ができるなど収支改善が進んでいましたが、平成30年度は収支不足から減債基金3千万円を取り崩して決算しています。合併後10年が経過した平成27年度以降、町の歳入の約半分を占める普通交付税の町合併に伴う加算分が、令和元年度まで5年かけて段階的に縮減されていくため(平成30年度は縮減4年目)、今後はさらなる経費の削減等を行い、健全な行財政運営を維持する必要があります。国民健康保険事業特別会計の平成28年度から平成29年度にかけての比率の上昇は、平成29年度に県から交付された療養給付費負担金交付金の超過交付分を、平成30年度に精算還付する必要があり、その財源とするため翌年度繰越額を2千6百万円(H28は0.5百万円)となるよう調整したため比率が大きくなっています。

実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

カントリーエレベーターの元金償還(H30~)と庁舎建設などの大規模事業の町債の償還が重なったことなどから、「元利償還金」が増加しています。また合併前後に上下水道施設などの整備を集中的に行い、その財源として町債を借り入れてきたことで「公営企業債の元利償還金に対する繰入金」が高い水準で推移しています。町債残高は、町合併から平成26年度決算までは減少してきましたが、平成27年度からは増加に転じており、令和元年度からの光ケーブルや来島拠点複合施設の整備などの大規模事業の実施により、町債の年間償還額は、令和10年度までに平成30年度決算額から最大約1.9億円増加する見込みです(R1中期財政計画)。R1中期財政計画では、3カ年平均の実質公債費比率は令和7年度、8年度を除き、令和10年度まで18%を超えない推計ですが、今後も計画的な繰上償還や新規発行額の抑制を行い、比率上昇の一番の要因となる元利償還金の削減に努めます。

将来負担比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

これまで、繰上償還を計画的に実施してきたことで「一般会計等に係る地方債の現在高」は確実に減少し、平成24年度末に100億円を下回りました。しかし平成27年度以降、カントリエレベーターや新庁舎、防災行政無線、頓原拠点複合施設などの大型建設事業の実施に伴い多額の町債を発行しており、平成27年度以降、町債残高は増加に転じています。今後も、光ケーブルや来島拠点複合施設の整備などの大規模事業を予定しているため、町債残高は100億円を超えると見込んでいます。「充当可能基金」のうち特定目的基金については、各施策の財源として適宜取り崩して有効に活用しています。財政調整基金及び減債基金は平成20年度以降平成29年度までは、取り崩さず財政運営をしてきましたが、平成30年度は収支不足から減債基金を3千万円取り崩しています。また特定目的基金のうちまちづくり基金6千万円も取り崩しており、平成30年度においては財源の確保が厳しい状態となりました。歳出の削減にあわせ、国債など安全な手法での資金運用なども行いながら、普通交付税の減額などによる将来の財政需要に備えます。今後も計画的に繰上償還を実施することと、新規発行額の抑制を行うことで、将来負担比率を上昇させる要因の「一般会計等に係る地方債の現在高」の確実な縮減に努めます。

基金残高に係る経年分析(2018年度)

基金全体

(増減理由)国債等の有価証券として18億円を運用するなどして約29百万円の積み立てを行ったほか、ふるさと応援寄附金を約1億4,200万円を積み立てました。しかし一般会計の収支不足から、減債基金3千万円、まちづくり基金6千万円など例年にない取り崩しを行っています。基金全体としては、1億7,100百万円を積み立てましたが、2億8千万円を取り崩して必要な事業に活用したため基金総額が減少しています。(今後の方針)国債等の有価証券で、運用益を生み出しながら、必要な事業に活用していきます。

財政調整基金

(増減理由)増減はありません。(今後の方針)積み立ては行わない方針です。令和2年度には普通交付税が完全1本算定なること、また人口減少により交付税、税収ともに減少していくことが予想されるため、今後は取り崩す可能性があります。

減債基金

(増減理由)国債等運用益を3.2百万円積み立てましたが、一般会計の収支不足により町債の償還財源とするため3千万円を取り崩したため、基金残高は減少しています。(今後の方針)国債等の運用益の積み立てを行いながら、将来の公債費の削減のために必要な額は取り崩し活用していきます。

その他特定目的基金

(基金の使途)①まちづくり基金・・・町民の連帯の強化及び地域振興②ふるさと応援基金・・・ふるさと納税の寄附金を積み立て、まちづくりに活用する③ふるさとの森管理基金・・・飯南町ふるさとの森の管理運営に要する財源を確保し、森林を活用した健康の増進と休養に資する事業を行う④自然環境保全対策基金・・・本町の自然環境を後世に伝え、町民の健康で快適な生活環境を確保するための機能の維持と保全を行う⑤福祉基金・・・社会福祉に関する町民の自主的な活動を促進する(増減理由)①・・・まちづくり全体に関わる施策への財源として取り崩した。②・・・寄附金の増加により基金残高も増加した。③・・・ふるさとの森の管理運営のために必要な経費を取り崩した。④・・・彩りの森(志津見)の除草や植栽もみじの維持管理などのために必要な経費を取り崩した。⑤・・・増減なし(今後の方針)①・・・果実運用益を生み出すことを主体とする。②・・・ふるさと応援寄附金を積み立て、まちづくりのために活用していく。③・・・ふるさとの森の管理運営に活用していく。④・・・彩りの森(志津見)の除草や植栽もみじの維持管理などのために活用していく。⑤・・・社会福祉に関する町民の自主的な活動の促進のために活用していく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

平成28年度に庁舎を新築したことなどから有形固定資産減価償却率は類似団体平均より低い水準ですが、比率は上昇しており、施設の老朽化が進んでいます。人口減少による税収や普通交付税の減少、社会保障経費の増加などにより財源が減っていく中、全ての公共施設をこれまで同様に維持・運営していく費用を確保することは困難であると考えています。施設の計画的な更新や維持修繕、統廃合、複合化、多機能化を基本として、適切な施設の維持・運営に努めていきます。

債務償還比率の分析欄

一般会計において、地方債残高は約99億円(前年度から約2億円増)となっており、類似団体と住民一人当たりの残高を比較すると、類似団体が101万円であるのに対し本町は203万円で、約2倍の債務が残っています。そのため、債務償還比率についても類似団体より大きな比率となっています。計画的な事業執行により町債の発行抑制や平準化、繰上償還による町債残高の削減などに努め、類似団体平均に近づくよう取り組みます。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

類似団体平均と比較すると、、将来負担比率は類似団体平均より高く、有形固定資産減価償却率は類似団体平均より低い状況です。今後、本指標はグラフ右下に向かって推移していくと考えています。公共施設の計画的な更新や統廃合、複合化、多機能化を進めることにより、有形固定資産減価償却率の上昇をできる限り抑えながら、新規に発行する町債の抑制や繰上償還による地方債残高の削減などにより将来負担の削減に努めていきます。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は50%付近で推移していますが、実質公債費比率は平成30年度決算において上昇(悪化)に転じています。平成30年度、令和元年度は光ケーブル網の整備を、令和2年度には来島拠点複合施設の本体工事を実施しており、地方債残高はさらに増加する見込みであり、両比率とも上昇(悪化)する見込みです。今後も計画的な事業実施による町債の発行抑制や平準化、繰上償還により町債残高を削減することで、両指標の改善に努めていきます。

施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2018年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2018年度)

財務書類に関する情報②(2018年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

島根県飯南町の2018年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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