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地方財政ダッシュボード

長野県阿南町の財政状況(2019年度)

長野県阿南町の財政状況について、2019年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2019年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2019年度)

財政力指数の分析欄

当該年度の財政力を表す指標。基準財政収入額を基準財政需要額で除して得た数値の当該年度を含む過去3ヶ年の平均値をいう。財政力指数が「1」に近く、あるいは「1」を超えるほど財源に余裕があるものとされている。人口の減少や全国平均を上回る高齢化率に加え、町内の産業も中小規模であること等により、財政基盤が弱く類似団体順位は平均値を下回っている。企業数の減少及び業績不振により法人均等割及び法人税割額が減少しており、大きな増収を見込めない状況である。定住を目的とした住宅新築補助や、企業支援として雇用奨励補助等の施策を充実させることで現在の税収を維持している。

経常収支比率の分析欄

人件費、扶助費、公債費等の経常経費に地方税、地方交付税、地方譲与税を中心とした経常一般財源がどの程度充当されたかを見る指標で、この比率が低いほど、普通建設事業等の臨時的経費に充当できる経常一般財源に余裕があり、財政構造が弾力性に富んでいることを示す。町村:70%程度まで妥当町村:75%超財政構造の弾力性を失いつつある町村:95%以上総務省財務調査官ヒアリングの対象人件費(前年比3.2%増)、公債費等(前年比0.5%減)、繰出金(前年比1.6%増)が増加したことにより全体では1.7%増加している。業務内容の見直しや、起債発行額の抑制などにより義務的経費を抑制する必要がある。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

町有施設の管理運営を指定管理者制度の導入や民間委託等により経営改善をしてきたが、平成25年度よりふるさと納税制度を開始したため、それに係る物件費分が増となっている。さらに、ICTを活用した教育環境の整備によりさらに物件費が増加することが予想される。また、令和2年度から会計年度任用職員制度が導入されることから賃金が廃止され、人件費(報酬)が15%近く増加する見込みであり、業務内容の見直し等行政改革を行い、人件費を抑える必要がある。

ラスパイレス指数の分析欄

「ラスパイレス指数」とは、一般行政職について、地方公務員と国家公務員の給料月額を、国家公務員の構成を基準として、学歴別、経験年数別に比較し、国家公務員を100とした場合の地方公務員の給料水準を示したもの。平成23年4月から国の給与減額によるラスパイレス指数の削減率より当町の削減率を国以下にとどめた結果、類似団体平均以下となってる。過去5年間のラスパイレス指数は以下のとおりです。H27:89.7(県下77市町村中71番目)、H28:91.4(県下77市町村中73番目)、H29:91.2(県下77市町村中71番目)、H30:90.8(県下77市町村中74番目)、令和元:90.8(県下77市町村中71番目)給与制度改革や働き方改革にあわせて更なる適正化を実施する必要がある。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

機構改革等組織再編による職員の採用抑制や施設の運営を民間委託するなどして、類似団体と比較して職員数は少ない状況であるが、県平均と比較すると多くなっている。今後、職員の新陳代謝等により職員数の増加が見込まれるが、多様化する住民ニーズに応えるため、職員の能力開発等を充実させサービス水準を維持していきたい。令和2年度から会計年度任用職員制度が導入されることから、人件費の増加が見込まれるため、職員数を抑えるために業務改善が求められている。

実質公債費比率の分析欄

地方税や普通交付税のように使途が特定されておらず、自治体に毎年度経常的に収入される財源のうち、公債費や公営企業債に対する繰出金などの公債費に準ずるものに充当されたものの割合。この比率が18%以上の団体は、地方債の発行に際し、知事の許可が必要となり、25%以上の団体(早期健全化基準以上の団体)は一部の単独事業に係る地方債が制限され、35%以上の団体(財政再生基準以上の団体)は、災害関係を除く一般公共事業債などの補助事業に関する起債も制限される。起債繰上償還及び発行額の上限枠設定などにより類似団体平均を下回っている。H19をピークに償還額は減少に転じているが、今後とも起債発行額の抑制を行い実質公債費比率の急激な上昇を抑えたい。令和2年度には、阿南学園改築工事が債務負担行為の1年目となり、過疎債や施設整備事業債の増加が見込まれることから、今後比率が増加することが予想される。

将来負担比率の分析欄

一般会計等の借入金(地方債)や将来支払っていく可能性のある負担等の現時点での残高を指標化し、将来財政を圧迫する可能性の度合いを表す指標。早期健全化基準:350%山間僻地で集落が点在する当町では、有利な起債を活用して町道建設改良事業を中心に生活基盤の整備を実施してきた。また、将来負担比率においても、交付税算入率が高い地方債の選択や、地方債発行額の抑制、繰上償還の実施等将来負担の改善策を講じているため、類似団体平均を大きく下回っている。これらの改善策を引続き実施し、将来負担の適正化を図りたい。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費の分析欄

昨年と同率となっているものの、令和2年度から会計年度任用職員制度が導入されることから現時点での試算によると少なくとも15%以上は人件費が上昇してくることが見込まれる。給与制度改革や働き方改革にあわせて更なる適正化を実施する。

物件費の分析欄

町有施設を民間業者等へ指定管理により運営を委託することにより、類似団体平均を下回っており、長野県平均も下回っているが、平成27年度から年々増加傾向にある。令和2年度からは会計年度任用職員制度が導入されることにより賃金が廃止となり、人件費が増加する半面物件費が減少することが見込まれる。ペーパーレス化を進めるなど物件費を抑制するための意識改革を図り、経費削減に努める。

扶助費の分析欄

少子高齢化が進む中で独自の支援策を講じているため類似団体よりも高くなっており、グラフでは平成27年から徐々に増加傾向にある。健康推進及び疾病予防施策により医療費扶助の上昇抑制に努める。当町では健康増進の一環として足裏からの健康をスローガンにふっとふっと事業を推進している。保育園児から高齢者まで幅広い年齢層で参加しており、扶助費抑制につながる施策として大きな期待をしている。

その他の分析欄

類似団体平均を大きく上回っている要因は、簡易水道及び下水道事業への繰出金が多額のためである。公営企業の財政健全化計画に基づく経営改善を実施することで、繰出金の抑制に努めているが、今後も各施設の改修事業による繰出金の増額が見込まれている。消費税率が8%から10%へ引き上げられたことに伴い令和2年4月の使用分(6月請求分)水道・下水道使用料金を消費税増税分値上げする予定である。

補助費等の分析欄

補助金の見直し実施により平成28年度から減少傾向にあったものの令和元年度では増加傾向にあるが、類似団体平均は下回っている。広域連合や一部事務組合等への負担金が今後増加することも予想されるため、補助金のさらなる見直しが必要である。

公債費の分析欄

平成19年度が償還のピークだったが、普通建設事業の見直し等により起債発行額の抑制を実施することで、公債費の経常収支比率を改善している。令和元年度から阿南学園改築工事を債務負担行為により行っている。財源が過疎対策事業債と施設整備事業債(一般財源化分)であるため、今後元金償還が始まる令和6年度に償還額のピークが発生する見込みである。将来の起債借入額を2億ベースでシミレーションしているため、突発的に資金が必要となる場合は基金の取り崩し等も検討する必要がある。

公債費以外の分析欄

繰出金が類似団体平均を大きく上回っている一方で、人件費が平均を大きく下回っている。そのため、公債費以外では、類似団体平均を下回っている。引き続き、公営企業の財政健全化計画に基づく経営改善を実施することで、繰出金の抑制に努めていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

平成27年度から補助事業が少なくなり歳入が減となったため、実質収支比率も減となっている。また、今後の人口減による税収や交付税減少等の財源不足に備え、計画的に基金の積み立てを行っており、財政調整基金残高比率は前年度と比べ上がっている。近年、実質収支比率は3~5%を維持しており、今後も歳入確保、歳出抑制等に努め、財政健全化を図る。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

近年は、一般会計及び特別会計において、それぞれ実質収支比率は黒字であり、連結実質赤字比率はマイナスとなっているため、引き続き、健全運営を目指す。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

平成19年度をピークに償還額は減少に転じており、交付税算入率が高い地方債の選択をしてきたため、実質公債費比率の分子額は年々減少傾向にある。公営企業における施設改修工事に伴い地方債の増加が見込まれる。また、令和元年度から債務負担行為により阿南学園改築工事(全体事業費996,000千円)を行っているが、その財源が過疎債と施設整備事業債のため、令和6年度あたりから公債費が増加に転じるため、今後とも起債発行額の抑制等を行い実質公債費比率の急激な上昇を抑えたい。

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

山間僻地で集落が点在する当町では、町道建設改良事業を中心に生活基盤の整備を実施してきたが、平成19年度の地方債償還ピークから地方債残高は年々減少傾向にある。将来負担比率においても、交付税算入率が高い地方債の選択や、地方債発行額の抑制、繰上償還の実施等将来負担の改善策を講じているため、年々減少しており、令和元年度もマイナスとなった。引き続き、将来負担の適正化を図りたい。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金全体

(増減理由)公共施設の大規模改修や長寿命化工事等に備えて堅実な積み立てを行っており、年々増加している。(今後の方針)財政調整基金、減債基金及びその他特定目的基金は、設置目的がそれぞれ条例で定められており、その目的に沿った積み立てを行っていきたい。積み立てるのみでなく、その目的に応じて積極的に活用していく必要がある。

財政調整基金

(増減理由)財政調整基金は、財政調整のための基金であり、将来の不測の事態に備えるために余剰金の積み立てを行っているため年々増加している。(今後の方針)不測の事態に備えるため、今後も堅実な積み立てを行っていきたい。

減債基金

(増減理由)減債基金は、町債の償還に必要な財源を確保し、将来にわたる町財政の健全な運営に資するために行っているもので、毎年利子分の積み立てを行っているため微増となっている。(今後の方針)町債の償還に備え、現状の積み立てを維持していきたい。

その他特定目的基金

(基金の使途)公共施設整備基金:公共施設の整備を推進するため社会福祉施設整備基金:社会福祉施設の整備を推進するため地域福祉基金:長寿社会に対応して、健康でうるおいのある高齢者保健福祉の増進を図るためふるさとあなん基金:寄附を通じた住民参加型の地方自治を実現するとともに基金活用による地域活性化を図るため市民農園基金:市民農園施設の維持管理のため町営住宅敷金基金:町営住宅の管理運営を円滑に図るためふるさと水と土保全事業基金:土地改良施設の機能維持、集落環境の美化など集落共同活動の強化に対する支援事業を行うため観光開発事業基金:阿南町観光開発事業の財政調整のため(増減理由)それぞれの基金の目的に沿って積み立てを行っており、年々増加している。(今後の方針)それぞれの基金の目的に沿って、堅実な積み立てを行っていくと同時に、必要があれば積極的に活用していく必要がある。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

当町では、平成28年度に策定した公共施設総合管理計画において、公共施設等の延べ床面積を20%削減することで、経常経費の削減を図るため、老朽化した施設の改修及び除却を進めている。有形固定資産減価償却率は、緩やかに上昇傾向であるものの、高い水準を示しているため、計画を改訂する中で、早期な事業展開が必要と考えられる。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、計画的な起債の借入及び償還、また基金の積立により、年々数値が改善してきている。引き続き、現在の運営を踏襲するなかで、地方税及び交付税の動向に注視し、適正な職員数の管理等を継続する。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

計画的な起債の借入と償還により、数値はマイナスとなっている。一方で有形固定資産減価償却率は、緩やかに上昇傾向にあるため、公営施設総合管理計画の改訂内容に基づき、今後の老朽化対策に積極的に取り組んでいく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率及び実質公債比率は、近年低い水準で横ばいとなっている。令和元年度から「障がい者支援施設阿南学園改築事業」により、合計で5.5億円の地方債を発行し、令和4年度から償還が始まるため、実質公債比率が上昇していくことが考えられる。このため、引き続き公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2019年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2019年度)

財務書類に関する情報②(2019年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

長野県阿南町の2019年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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