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地方財政ダッシュボード

山梨県早川町の財政状況(2019年度)

山梨県早川町の財政状況について、2019年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

早川町水道事業簡易水道事業下水道事業特定環境保全公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2019年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2019年度)

財政力指数の分析欄

財政力指数はわずかに増加し0.20とほぼ横ばいとなっており、全国平均を下回る数値で推移している。要因としては、過疎と高齢化の影響により町内に中心となる産業が少なく、法人・個人を通じて大きな税収が見込めないことによる。定住、流動人口確保に向けた施策を継続的に進め、税収の向上を図るとともに、投資的経費の抑制による財政の健全化に努める。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は、前年度に比べ3.6%増加した。経常収支比率のうち人件費が27.1%となり、対前年度比1.3%増加した。その要因は、職員採用による給与・手当の増。物件費は16.9%を占め、対前年度比は1.0%と微増、公共施設個別施設計画策定業務等委託料の増加による。今後は人件費を抑制するため定員管理(現状2割減の40人目標)と人事評価の適正化に努めるとともに、事業の効率化による義務的経費の抑制に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口一人当たりの人件費・物件費の状況については、類似団体平均を大きく上回る数値で推移している。人件費は、人口規模に対して広大な面積を有する行政構造により、職員数が多くなっていることが要因。事務事業の効率化と効果的な職員配置により、人件費の抑制に努める。物件費は、高齢者が多数を占める住民の移動手段である乗合バス運行事業、地域活性化と観光産業育成のための町営施設指定管理事業等の業務委託が大きな要因となっている。施設の統廃合、運営方法の見直し等を進めコスト削減に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

給与水準は概ね97%台で推移しており、令和元年度は97.5%、類似団体平均93.7%より高い数値となっている。要因は職員の年齢構成に遍在性があることによる。今後は、地域の状況を考慮しつつ、人事評価の適正な運用により給与等の抑制に努める。(ラスパイレス指数現状-2.5ポイント、95ポイント目標)注:R01の数値は前年度数値を引用しています。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

町の人口は1,040人(R2.1.1現在)と規模は小さいが、370㎢と大きな行政区域の中に集落が点在している地勢上、行政効率が悪く人口千人当たりの職員数は46.15人と類似団体平均25.46人を大きく上回っている。人件費抑制の観点から、住民サービスの低下を招くことの無い水準を維持しつつ、事務事業の効率化による適正職員数での定員管理(現状2割減の40人目標)に努める。

実質公債費比率の分析欄

令和元年度の実質公債費比率は、前年度より0.4%上昇し2.3%となったが、類似団体平均7.4%を下回っている。上昇した要因は、平成28年度事業光ファイバ布設工事等に係る過疎対策事業債の償還開始による元利償還金の増加。また、地方債残高のうち過疎対策事業債が55.4%と大半を占めている。今後も過疎対策事業債等交付税算入率の高い地方債を活用しつつ、事業の選別により計画的な地方債発行とその抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

将来負担の状況は、将来負担額よりも充当可能財源等が上回っているため、算定数値は「無し」となり、類似団体平均を大きく下回り健全となっている。これまで同様大型事業の執行に地方債の発行が不可欠となってくるが、将来世代への負担増の無いよう、地方債の計画的な発行と抑制を図り、公債費などの義務的経費を削減していく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費の分析欄

人件費については、類似団体平均とほぼ同じ数値で推移してきている。令和元年度は職員採用等による給与や、手当等の増によりやや増加した。今後は定員管理(現状2割減の40人目標)と人事評価の適正な運用により、人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

物件費の比率については、1.0%上昇し16.9%となった。上昇の要因は、リニア工事関連の町道角瀬白糸線道路改良工事に係る業務委託、公共施設個別施設計画策定業務委託等の増となっている。また、乗合バス運行事業や町営施設指定管理委託については、経常的な委託であり大きなウエートを占めている。公共施設の統廃合や事務事業の見直しにより、委託業務の適正化と抑制をし、物件費の削減に努める必要がある。

扶助費の分析欄

扶助費については、前年度と同数値で平成27年度からもほぼ横ばいで推移し、類似団体平均を下回っている。高齢化率は45.9%(R2.1.1)と高止まり傾向が続き、今後も高齢者等の社会保障へのニーズが高まっていくことが予想される。必要な財源の確保と制度の適正な運用による医療費等の抑制に努める必要がある。

その他の分析欄

その他に係る比率は6.7%とほぼ横ばい、類似団体平均を下回って推移しており、繰出金が多くを占める。簡易水道事業特別会計や高齢化の進展による介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計への繰出金が多くを占め、今後も増加する見込みがある。受益者負担の観点から保険料、使用料の適正化を図るとともに、医療費等支出の抑制にも努める必要がある。

補助費等の分析欄

補助費については、11.8%とほぼ横ばいで推移しており、類似団体平均と比べてやや低い数値となっている。補助費のうち消防費等一部事務組合への負担金が41%、地域おこし協力隊等地域振興に対する補助・交付金が58.5%と大きな割合を占めている。地域振興のための各種団体への補助は不可欠ではあるが、補助金交付事業の適正な運用により、補助金の適正化と抑制に努める必要がある。

公債費の分析欄

公債費については、平成28年度光ファイバ布設事業に係る過疎対策事業債償還金の増加により、前年度と比べ1.0%上昇し14.3%と類似団体平均を下回っている。今後令和元年度緊急防災減災事業債等大型起債の償還開始や、公共施設長寿命化事業等に係る財源としての地方債の発行が見込まれる。地方債の発行には交付税算入率の高い過疎対策事業債等の活用に努め、計画的な発行により公債費の抑制に努める必要がある。

公債費以外の分析欄

公債費以外に係る経常経費は、前年度と比べ2.6%増加し、類似団体平均を2.0%下回っているが、人件費や物件費が高くなっている。委託事業等において費用対効果の検証を行い、緊急性・効果の低い事業の抑制を図るとともに、公共施設の統廃合等を検討し経常経費の抑制に努める必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

財政調整基金は、R1年度末現在551百万円でH27年度からほぼ横ばいで推移している。実質収支額は289百万円と増加、黒字となっている。実質単年度収支額は82百万円で黒字となった。これは赤字要素である財政調整基金の取崩が無かったことが主な要因。交付税や補助金などの依存財源の比率が高い本町にあっては、税収等の自主財源の確保が急務である。自主財源の確保を図りつつ、一層の歳出削減に努め、基金の計画的な運用管理により財政健全化を図っていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

一般会計をはじめ全ての会計で黒字となっている。一般会計ではその他収入の増加や、繰り越すべき財源の減少により実質収支額が5.2%上昇し黒字額が増加した。介護保険特別会計では、保険給付費の減少、繰越金の増加により実質収支額が前年度より増加した。国民健康保険特別会計では、医療費の増加により国保事業納付金が増加、それに伴い財政調整基金を取崩したことにより実質収支額が減少した。その他はほぼ横ばいとなっている。一般会計、特別会計ともに黒字ではあるが一層の歳出削減を図り、財政運営の健全化に努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

令和元年度の元利償還金は、平成28年度の過疎対策事業債(光ファイバ布設事業等)の償還開始により前年度から増加した。公営企業債の元利償還金に対する繰入金、組合が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等は横ばい。今後、公共施設長寿命化事業や町営住宅建設に対して地方債発行が見込まれるため、公債費は増加することが予想される。財源確保が厳しい財政状況の中で地方債の活用は不可欠ではあるが、新規発行の計画的な実施によりその抑制を図るとともに、過疎対策事業債等交付税算入率の高い地方債を活用し、将来世代への負担軽減に努める必要がある。

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

令和元年度の決算では、将来負担額(3,549百万円)よりも充当可能財源(4,326百万円)が上回っているため将来負担比率は「無し」、財政状況は健全と判断できる。一般会計に係る地方債の現在高は、令和元年度決算では2,400百万円であり、林道戸屋線開設工事、防災無線デジタル化事業、橋梁修繕事業等に地方債が充てられ前年度より238百万円増加した。今後、公共施設長寿命化事業や町営住宅建設が予定されているため、事業実施に当たっては充当可能財源の確保を図り、事業内容の十分な精査を行うことにより経費の削減を図り、地方債発行に係る将来世代の負担軽減に努める。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金全体

(増減理由)基金全体の残高は、平成30年度末から21百万円増加して1,748百万円となった。公有施設整備基金は11百万円増加し571百万円となった。積立金10百万円による増。森林環境保全基金は6百万円減少し19百万円、少子化対策基金は9百万円減少し15百万円となった。いずれも取崩による減。ふるさと応援基金は4百万円増加し14百万円、ふるさと応援金の積立が8百万円、事業充当取崩が4百万円。広域ごみ処理基金は14百万円増加し28百万円となった。財政調整基金、減債基金は利子積立を行ったが前年と同額となった。(今後の方針)保有基金は財政調整基金、減債基金の他、その他特定目的基金として13件の基金を条例の定めるところにより設けている。基金の運用に関しては、決算状況を勘案して余剰金が生じた場合は財政調整基金、公有財産整備基金を中心に積立を行う。公共施設の長寿命化対策に多額の経費が必要となるため、その財源として運用・管理する。長期的な視点では特定財源を確保しながら計画的に事業を進めることにより、基金に依存しない財政運営を目指す。

財政調整基金

(増減理由)財政調整基金は運用利子を積立、取崩は行わなかったため前年度末と同額の551百万円となった。(今後の方針)財政調整基金は、財政調整や財政需要への対応に必要な財源とすることを目的としているため、財政需要を的確に捉え、他の基金とのバランスを考慮して積立等運用管理を行う。積立や取崩の基準と目標金額を設定する等適切な運用に取り組み、過度な積立とならないよう努める。

減債基金

(増減理由)減債基金は、運用利子を積立、取崩は行わなかったため前年度末と同額の235百万円となった。(今後の方針)減債基金は、公債費の償還等に必要な財源を確保するための基金。公債費は地方債発行の増加に伴い年々増加傾向にあり、今後も公共施設長寿命化対策等の投資的経費の増加により高い水準となることが予想される。公債費支出が単年の財政運営に支障をきたさぬよう減債基金による繰上げ償還等を検討するとともに、必要に応じて積立等検討する。

その他特定目的基金

(基金の使途)森林環境保全基金は景観保全事業として森林整備事業、林業振興を目的とした森林組合への機材購入補助に活用した。少子化対策基金は子育て支援事業のための小中学校給食費補助、小中学校教材費等(教育に必要な教材費、校外学習経費)等の財源として活用した。ふるさと応援基金は観光振興のための奥沢登山道橋修繕工事、教育振興のための早川中学校美術室床貼替工事に活用した。(増減理由)その他特定目的基金全体では、前年度末残高から20百万円増加し961百万円となった。森林環境保全基金は寄付金積立が1百万円、景観保全事業・森林組合補助に6百万円の取崩を行ったため19百万円に減少。少子化対策基金は子育て支援事業の財源として9百万円の取崩を行ったため15百万円に減少した。ふるさと応援基金はふるさと納税の積立8百万円、観光振興事業・教育振興事業のため4百万円の取崩を行い14百万円に増加した。広域ごみ処理基金は14百万円の積立を行ったことにより28百万円に増加した。森林環境譲与税基金は森林環境譲与税交付額から事業充当分を除いた6百万円を積立、6百万円に増加した。その他の特定目的基金については、運用利子を積立し取崩は行わなかったため前年度末と同額となった。(今後の方針)特定目的基金についてはこれまでと同様に設立の目的に沿って運用管理を行っていく。公有施設整備基金は公共施設長寿命化の財源とするため、可能な範囲で積立、必要に応じて取崩を行う。森林環境保全基金・ふるさと応援基金はふるさと納税の拡充を図り、住民生活や観光振興のための財源とするため適正に管理運用する。少子化基金は子育て支援事業の財源とするため、可能な範囲で積立、必要な取崩を行う。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、類似団体と比べて低い水準にあるが、公共施設について令和元年度に策定の個別施設計画に基づいた計画的な施設の維持管理を進めていく必要がある。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、類似団体と比べて低い水準にあるが、地方債・退職手当負担見込額の増加により上昇している。今後についても普通建設事業等の実施に地方債の発行が必要となってくるが、将来負担の軽減の観点から計画的な地方債発行を行うと同時に、物件費を中心とした歳出削減に取り組んでいく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率、有形固定資産減価償却率のいずれも類似団体と比較して低い水準にある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は将来負担額を充当可能財源が上回るため「-」で推移している。実質公債費比率は、過去の地方債の繰り上げ償還や大口の地方債の償還終了に伴い減少後ほぼ横ばいで推移している。今後も大規模事業等の実施に際し財源を地方債の借入や基金取崩に頼らざるを得ないため、計画的な地方債発行と健全な財政運営に努めていく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2019年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2019年度)

財務書類に関する情報②(2019年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

山梨県早川町の2019年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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