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地方財政ダッシュボード

東京都八丈町の財政状況(2023年度)

東京都八丈町の財政状況について、2023年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

八丈町水道事業末端給水事業交通事業自動車運送事業病院事業八丈病院排水処理事業特定地域生活排水処理

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2023年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2023年度)

財政力指数の分析欄

基準財政収入額は町民税や交付金等の増により3.2%3,068万円の増となり、基準財政需要額においては消防費で増となったものの、土木費や社会福祉費の減により0.9%3,193万円の減となったが、前年度と同ポイントとなった。町税や交付金の増は、コロナ禍後の経済復興の兆しが見えたことが要因と推察している。人口減少と共に町税等は減少していくことが想定されるものの、徴収強化などで最大限の自主財源の確保に努め、無駄な歳出を減らしていくことで、財政の健全化を図っていく。

経常収支比率の分析欄

類似団体と比較しても良い比率となっているが、分母となる経常一般財源において地方税等の減収により総額1,855万円減小。分子の経常経費充当一般財源は職員不足等により人件費が1,120万円減となったが、新ごみ焼却施設建設事業の地方債返還開始により公債費が3,145万円増となるなど、658万円の減に留まった為、0.7%数値が悪化する結果となった。今後、物価高騰の影響により光熱水費等経費の上昇、ごみ焼却施設や既存公共施設の維持補修費の増加が見込まれることから、公共施設の統廃合を検討し、維持補修費、物件費等の削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

前年度より、15,279円増加している。類似団体平均を大きく上回っているのは地理的要因により島内各所に点在する保育所を直営しているほか、空港消防業務を受託しており、職員数が多く人件費やごみ処理施設、汚泥再生処理センター等の運営に係る物件費、維持補修費が大きく影響している。今後も人口減少により、悪化していくことが見込まれるが、職員の事務効率化をはじめ、施設の集約化を図ることでコスト削減に努めていく。

ラスパイレス指数の分析欄

在職年数が長い管理職や職員の退職、他会計への職員異動等の理由により、令和5年4月1日時点でのラスパイレス指数は1.7ポイント下がる結果となった。初任給は国の基準としており、昇格に必要な年限を長くしていた為全国町村平均・類似団体平均を大きく下回っていたが、令和5年度途中より人材確保の観点から昇格年数の短縮を行ったため、今後数値が上昇する見込みである。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数が全国をはじめ、類似団体の平均を大きく上回っているのは島内に点在する保育所の直営や消防救急業務のほか、空港消防業務を受託しているためである。職員不足により数値は1人分下がったが、今後人口減少に伴い割合は上がっていくことが想定されるため、事務の効率化を図りつつ、多様な行政需要に対応できる組織へ再編を進め、定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

令和1年度より少しづつ改善しているが、類似団体と比べ2.9%と大きく差が出る結果となっている。新規発行債を抑制し、元利償還金の額は減らしてきたものの、令和5年度に焼却場建設事業ほかで約10億円の起債を行い、令和6年度は歴史民俗資料館改修事業で新たに約5億円の起債を行う予定である為、実質公債費比率は上昇することが予想される。引き続き交付税措置のある起債を優先し、他事業において単独の起債を最小限に抑制することで公債費負担比率の分母を上げ、大幅な上昇とならないよう努める。

将来負担比率の分析欄

前年度に引き続き将来負担比率は0%となっているが、令和3年度から着手した焼却場の建設が完了に加え、令和4年から着手している歴史民俗資料館改修事業も合わせて、基金を9億3,500万円取り崩し、地方債も10億円近く発行することとなった。今後、老朽化に伴う施設改修等が発生していく可能性が高いため、施設の統廃合などを検討しながら、新規発行債や基金の取り崩しの抑制に努め、将来負担比率が上昇しないよう健全な財政運営を図る。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)

人件費の分析欄

保育所4施設の運営や消防業務の直営、空港消防業務受託等により他団体より職員数が多いものの、給与水準が低いことで類似団体とほぼ同規模の人件費となっている。職員不足等により経常収支比率は前年度と同程度だが、令和5年度より昇給や採用条件改定を行った為、人件費総額は今後上昇していくと想定される。機構改革などで適正な人員管理を検討し、行政サービスの質を落とさずに人件費の抑制を目指していく。

物件費の分析欄

令和4年度と比較して、物件費総額は9,801万円増額となっているが、経常収支比率は1.3%減少、経常経費充当一財等も5,868万円減少となった。都支出金の充当額増が大きな要因と考えている。類似団体に比べて施設数が多く、掛かる経常経費も少なくない状況に加え、今後、デジタル化によりシステムに係るコストで更なる増加が見込まれるが、コスト削減に取り組み同水準を維持していけるよう努めていく。

扶助費の分析欄

令和4年度に比べて比率は0.7%減となっているが、障害者自立支援事業等の充当特定財源が増えたことによる。制度上削減が難しい経費であるため、制度改正に注視するとともに資格審査事務を適正に行い、適切な給付に努める。

その他の分析欄

令和2年度に浄化槽設置管理事業が企業会計へ移管したことにより、5.7%と大きく減となっている。前年度と比較して経常収支比率が2.3%上昇したのは、都支出金の充当が減となったことが大きな要因と考えている。各特別会計への繰出金の歳出総額は1,887万円ほど減少しているが、以前として一般会計からの補てんに依存している傾向が強いため、段階的に値上げを検討していく。

補助費等の分析欄

公営企業会計への繰出金が前年度より35.7%(1億3,687万円)増となったものの、都支出金の充当額を増額したことを主な要因とし、前年度より経常収支比率は0.6%減となった。令和5年10月より水道代及び浄化槽手数料の料金改定を行い、経費削減を図ったものの、今後も公営企業会計への繰出は増加傾向にあるため、公営企業の経営健全化を進め、繰出削減に努めていく。

公債費の分析欄

厳しい財政運営が続いており、起債抑制を続けてきたことにより元利償還金が年々減少してきたが、令和5年度よりごみ焼却場建設事業の起債分の償還が始まり、公債費が1,403万円ほど増額となった。充当特定財源も1,742万円減となり、経常収支比率は1%増加、類似団体と比較して悪化する結果となった。今後、更に厳しい財政状況になると想定されるが、建設事業の平準化を図り、新規発行債を抑制していき、健全な財政運営を図っていく。

公債費以外の分析欄

全体として類似団体平均を下回っているが、人件費については削減できない経費となっているため、その他が増加してしまうと類似団体を上回ってしまう可能性がある。前年度と比較し0.3%減少、類似団体は0.7%増加となり、経常収支比率の順位は上がったものの、より健全な財政運営を行っていくためには、今後もこれまで以上の歳出削減を図っていく必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)

分析欄

標準財政規模が前年より1,616万円(0.04%)増、財政調整基金残高は前年同様であった為、標準財政規模比は0.01%減となった。実質収支額は公共施設整備基金の取崩しや地方債借入などにより2億8,340千円と令和4年度に比べて1億9,670万円増となっており標準財政規模比は5.04%増、実質単年度収支も実質収支と同様の理由で令和4年度に比べ2億6,461万円増となっており、標準財政規模比は6.78%増となっている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)

分析欄

令和5年度は全事業において赤字はないが、公営企業会計(病院事業会計、浄化槽設置管理事業会計、水道事業会計、一般旅客自動車運送事業会計)は実質、赤字が続いており、一般会計からの繰出金により赤字にならないよう補てんしている状況。公営企業会計は令和5年度に水道料金・浄化槽使用料の値上げを実施するなど経営改善に取り組んでいるが、いずれも一般会計からの繰出金に依存性が高くなっている。今後、一般会計の財政を圧迫していくことが懸念されるため、自主財源の確保、経費節減に努め、料金改定の検討を前向きに進めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

公営企業債の元利償還金に対する繰入金が400万円減となったものの、一般会計における元利償還金が1,400万円増となった為、元利償還金等は1,000万円増となった。算入公債費等は、特定財源の減や基準財政需要額に算入された公債費の減などにより、分子が3,200万円(9.1%)増となった。

将来負担比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

充当可能財源等が令和4年度に比べて5億8,600万円減となり、将来負担額においては公営企業債等繰入見込額、退職手当負担見込額などがそれぞれ減となったものの地方債現在高が3億7,700万円増となったため、総額8,100万円増となった。その結果、将来負担比率の分子は令和4年度より6億6,800万円増となったが、昨年に引き続きマイナスの値を取っているため、将来負担比率は0となっている。

基金残高に係る経年分析(2023年度)

基金全体

(増減理由)公共施設整備基金はごみ焼却場建設事業のため7億円を取り崩したものの歴史民俗資料館建設事業用に9,000万円を積み立て、ふるさと創生基金はふるさと納税分2億3,500万円を取り崩した。基金全体としては8億4,500万円の減となった。(今後の方針)今後の老朽化に伴う施設改修等を見込み、令和5年度にごみ焼却場建設事業により取崩した公共施設整備基金を取り崩し前の水準まで積み立てを目標としつつ、、交付税措置率の高い起債を優先して発行、バランスを図りつつ取崩しを抑えるよう努めていく。

財政調整基金

(増減理由)財政調整基金については前年と同額。(今後の方針)大規模事業のため、公共施設整備基金の取崩しに加え、財政調整基金も大きく取崩す見込みだが、近年の豪雨や台風による災害が多くなっているため、早急に対応できるよう基金残高10億円を確保していくよう、計画的な取崩しに努める。

減債基金

(増減理由)減債基金については前年と同額。(今後の方針)短期的には取崩す予定はないが、今後の金利変動等により、取崩して対応していく。

その他特定目的基金

(基金の使途)公共施設整備基金:公共施設の整備の経費に充てるため。産業振興基金:産業の振興の経費に充てるため。ふるさと創生基金:自ら考え、自ら行う地域づくりの経費に充てるため。人材育成基金:人材を育成するための事業に要する経費に充てるため。社会福祉推進基金:社会福祉の推進の経費に充てるため。教育振興基金:小中学校の教育環境整備の経費に充てるため。町立図書館基金:図書館の蔵書整備の経費に充てるため。(増減理由)公共施設整備基金:新ごみ焼却場建設事業の財源の為、7億円を取り崩し、歴史民俗資料館建設事業用に9,000万円増加。ふるさと創生基金:ふるさと納税分235,000万円を取り崩した。(今後の方針)公共施設整備基金:新ごみ焼却場建設事業のため取り崩した分を、改めて積み立てを行っていく。ふるさと創生基金:地域づくり事業の財源不足を補うため、計画的に取り崩していく予定だが3億円程度は確保していく。産業振興基金:農業、漁業、観光業、商工業へ充当予定だが、事業の剰余金等は可能な限り繰り戻し、現水準維持できるよう努める。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は東京都平均より高いが、全国平均より低く、類似団体の中でも低い数字となっている。前年度と比べて3ポイント減だが、令和5年度の焼却施設完成が大きな要因といえる。ただ、老朽化が進んでいる施設は依然多いため、長寿命化計画等に沿って施設を計画的に整備し、資産管理に努め、当該比率の増加を抑えていく。

債務償還比率の分析欄

これまで地方債の新規発行を抑制し、基金を積み立ててきたため、全国平均より低い比率を保っている。ただ、今年度は、焼却施設完成等により地方債を10億8,289万円発行、基金を9億3,500万円取り崩したため、前年度より73.4ポイント増となった。今後、起債発行を最小限に抑制し、適正な地方債管理・基金管理に努めていく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は令和4年度と比較し、地方債現在高が+6.37%(+3億7,680万円)、充当可能基金が△14.71%(△8億4,108万円)となったが、公営企業債等繰入見込額が△16.55%(△2億4,727万円)となったことにより、昨年度に引き続き0ポイントとなった。有形固定資産減価償却率については、老朽化している施設を多く抱えているため施設改修等の費用が増加傾向にあり、昨年度に続き今年度も類似団体と比較して高い比率となった。公共施設等管理計画に基づき計画的な改修、更新を行い事業を平準化しつつ、将来的な施設の統廃合の検討を行い、今後の健全な財政運営を図っていく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率はこれまで類似団体と比較しても高い状況であったが、0となったことにより改善された。一方、実質公債比率においては未だ高い状況となっているが、新規発行債を抑制したことで少しずつであるが低下した。令和2年度よりごみ焼却施設の建て替えや防災行政無線のデジタル化などの大規模事業に着手しており、令和3年度からは歴史民俗資料館の改修にも着手しており、令和5年度は地方債を10億8,289万円発行、基金を9億3,500万円取り崩した。地方債の元利償還金・準元利償還金が増額とならないよう、最小限の発行を抑制することで財政の健全化に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

東京都八丈町の2023年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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